マグマライザーの研究所 |
光跡 |
マグマライザーのプロップはサイズ的には大・中・小の3種が
その為、大サイズと中サイズが混ざってしまっているのが マグマライザーは、おそらくクールでカッコイイイメージの
*サイズはグローブやブーツなど現状残る対比からの算出なので「約」です。
登場話・17話、20話、30話、40話、49話 *左右は進行方向(ドリル)に対して記載します。 使用イラスト・写真Qちゃん |
各部名称 例によって細かい名称が存在しないので、解説の為に仮に各部の名称を図で示し記載します。 図縦の赤いライン前をFユニット、後ろをRユニットと記載します。 ドリルのボディ側の図の薄いグリーンの斜め部分をビットと記載します。 図 黄色の部分をサイドポッドと記載します。水色の部分をフェンダーと記載します。 ピンクの長方形部分を接続ユニットと記載します。図●の部分を噴射口と記載します。 *基本修理改修より登場時をメインに記載します。 |
■■■■■大サイズ(約110cm)■■■■■ 図1 撮影的なコックピット図1●や自走(電動)的な変更から |
平らに置くとFユニットが前上向きで接続ユニット部分で上下方向に可動します。 ドリルは、全部で8段あり1段目と2段目にのみ穴が空けられています。 イエローラインは平らではなくてサイドローラー前の下の部分に折れがあります。 *細部図5 Fユニットは後方に向かい絞られていて上から見ればカーブしています。 *細部図2 マフラーは可動して・斜めに開いた形になります。図● 文字(TDF MR1)UGマークの位置が低い。比率的には少し中サイズより大きい。 操縦席の(窓)形状や角度も、中サイズとは微妙に異なりTOPが水平です。図1●● 大サイズは、基本アップ用でギミック用で、コンテナ内部などに見られます。 |
■■■■■■■大サイズ・前■■■■■■ 図2 ライトが中サイズよりも下側で、10時と2時くらいに在る。 |
マライザー大を前から見ると サイドポッドの中は、縦のスリッドでライトは無く、開口部の周囲にエッジがある。*細部図5 サイドポッドの左右が中サイズと逆で、なぜか?外側にアールのくぼみが在る。 バンパー折れスジが4時~8時辺りにも見える時がある。(塗装やライトで見えない) 砲塔●からドリルが近い。バンパーの2つの穴は操演(走行)用。 バンパーのセンターはパーツ結合で重なっている部分が在り、右側が左の上に |
■■■■■中サイズ(約90cm)■■■■■
図3 全体的なフォルムは、大サイズよりもカッコよく 噴射口が後方に長い。 マフラーが大サイズとの比較で長くて1本が細い。 バンパーの角度も急角度です。 フェンダーが少し長く形状も少し異なる。 接続ユニット部分周辺も、かなり異なります。 *細部図 |
平らに置くとFユニットのTOPが少し後方に斜め図3●で、対比的に屋根が低く 大サイズとの対比的に屋根が低く図3●●、逆にRユニットが高く見えて ドリル比率的直径が少し大きく、屋根からすると大より下の位置に着いています。 サイドローラーが、比率的に少し大き(前後に長い)くなっていてローラーの隙間が少ない。 61フロアもベローズとの比較で後方に長くリアに斜めの板が在る。図3● Aタイヤ、Bタイヤ共に大サイズより、比率的に大きいのでAとBの間が狭い。 U警備隊マークも左側で言うとFの文字後方よりも前に位置していて サイドローラーの右側の隙間が大きいくサイドローラー下のボディ形状が大と異なる。 バンパーの形状(角度)が異なり、大サイズよりも下に位置してAタイヤ寄りに付いています。 イエローラインが少し薄いカラーで、大サイズとの比率でチャック部分の角度が違うので 基本走行用モデルで、コンテナの外からの撮影で出て来るなどの自走モデルです。 |
■■■■■■中サイズ・前■■■■■ 図4 バンパーセンターの繋ぎ目ラインは少し右向きです。 |
ライトが大サイズよりも、上側で11時と1時辺りくらいに在る。 ドリル後方のチャックは砲塔辺りの11~1時近辺は略同じですが斜め部分が少し狭い サイドポッドの中は、縦のスリッドでは無くてライトが2灯ずつ在り、外側にアールは無い★ バンパーとサイドフェンダー前の接合部分形状が異なる。バンパーの2つ穴は操演用です。 左側のサイドローラーが内側に着いています。図4 キャタピラガードがベローズのパーツの下に入り込んで左右で繋がっています。 *サイドフェンダー前、側板エッジがハッキリ見える写真が在りますが埋められます。
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■■■■■小型サイズ■■■■■ 画1 ポインターの奥から迫る 画2 飛び人形ハサミの…マグマ |
小型サイズは、厳密に言えば2種類在るのでAとBとしますが…Bは、区分する程の ●小型サイズ・A(約20cm) 30話に登場、ロングなので…ある意味細部などは解り難いです(^^: 画1・のカットのポインターの模型が45cmサイズだと思われるので、他の小のカットからも *マグマライザーのプラモデルは番組終了後の1968年10月に新発売されます。 ●小型サイズ・B(約30cm) 1mサイズのセブン飛び人形(大)を使用していて、そのY字の腕の間に *セブン飛び人形は2種在り、比率は別にして首の角度が異なり腕の長さも大小で異なる。 |
■■■■■■マグマライザー・細部■■■■■■■ 図5 複雑な曲面の造形メカ。 画3 図6 図7 |
大サイズのイエローラインは平らではなくてサイドローラー前の下の部分に サイドポッドの左右が中サイズと逆で、なぜか?外側にアール図5●のくぼみが在ります。 その為か?大サイズはサイドポッドの後方に図5●の接続を補うパーツが在ります。 また厳密には、ダクト図5■左の周囲には小さな凸型のエッジが1周在ります。 ●光線・ライトから発射? 本来は図●の砲塔から発射させたかったのだと思いますが… これはボディカラーが他のメカのようなシルバーではなくて暗いので、単純に光学合成の また大サイズのライトは図5ライト部分の水色くらいの小さな段差が在り ●接続ユニット部分(横)図6 接続ユニット近辺は、複雑で見え難いのと大サイズと中サイズでも またキャタピラガードの図6●部分の凸部分(線)は2本水平にあります。
●接続ユニット部分(上) マグマライザーのボディは、サイドローラー後方から内側にカーブしています。 コレは、本来のマグマライザーの機能の為だと思いますが… |
■■■■マグマライザー・砲塔オプション■■■■ 図8 大サイズ2門 大サイズはサイドローラーが 図9 中サイズ4門 サイドポッドの中は修正されたのに |
30話のマグマライザーは、火薬の発砲が予定されて、砲塔のオプションが 大サイズと、中サイズで砲塔の数が違ってしまいます(^^:★ これはファンの人に言葉で説明して、実感出来ましたが つまり、合計2門のつもりで言ったのだとと思いますが その為、この30話は砲塔の数でも、大サイズと、中サイズがハッキリ解ります(^^: ●大サイズ2門・図8 太いパイプが左右1門、合計2門が追加されています。 大サイズのパイプ(砲塔)は後方に発火用の突起が上方向に出ています。 ●中サイズ4門・図9 中サイズは、大サイズに合わす為(?)やや雑ですがライト(下)のサイドポッド パイプは比率的には少し細く、内側のパイプは前から見るとサイドローラーの内側に この違いの為か?あまり砲塔は活躍しないで終わっています。 |
■■■マグマライザーの逆噴射★GOGOGO★■■■ 画4 何故か?砲塔から炭ガス噴射??? 画5 何故か?噴射口からビニールチューブ??? 画6 画7 えっ???小さッ、低ッ???
画8 〇
画9 ? |
マグマライザーのパーツに、後方に出たパイプを噴射口と仮名しましたが サンダーバードのジェットモグラのシーンを見てる方には、とくに ですが、そのマグマライザーの噴射口から何かが噴射したのを見たと言う人はいないと思います。 ここで、またM87が起きてるからです。 噴射ギミックの伝達ミスでマグマライザーは、後ではなく砲塔から噴射してしまいます。画4 しかも、炭ガスを噴射します。画4 これは、頭の中にジェットモグラが在ったか?と、もう1つのドリルメカ 轟天号は前から*炭ガス(co2) を出す冷凍攻撃(ムー帝国のメカを凍らせる)をします。 マグマライザーのドリルの先端には穴は空いてないので… 「潜る時に、噴射するギミック」をとの指示から… 前の砲塔から噴射して潜って行きますが…普通なら前に噴射したら反動でバックしそうです…(^^: デザイン的には、勿論ジェットモグラのように後方に噴射して潜るデザインで ・・・日本語の難しいところで「出す」と言うのは「出す」なんで メイキングのスチールを観ると、一応噴射口から出しては…います。 これは科特隊のベルシダーには、後方に噴射口など無いので、大サイズに潜る時に ですが、修正する時間は無かったようで大サイズのみに在る噴射ギミックを 大サイズは、前からピアノ線で引っぱらないと走行出来ないので…、特撮班はフレームの右から 自走可能な中サイズで、もう噴射はしてません(出来ません) 本来はドリルの2段目と3段目に空いた穴から吸引し、後方の噴射口に出して進むと言うのが ですが…何故か?前に轟天号のように冷凍光線を砲塔から発射し なんでやねん?と思ったスタッフも居ると思いますけども… せっかく造型的に造った噴射口から、噴射用ギミックのチューブを出すと言う… もし新たに再現されるならば、シッカリ後方に噴射してカッコよく潜っていく |
■■■マグマライザー・デザイン変更とパーツ■■■ 画10 車輪やキャタピラが無い筒状に白とオレンジで 図10 NG後にロケットに改造するも、プロップも 画11 マグマライザー第1案コンテナを、そのまま使用 画12 ドリルを外して、プロペラを付けてみた…なんでや? 画13 4輪が回転して選択出来、バンパーに縦スリッドが 画14 1分の1の前側と後方側のタイヤパターンが異なり 画15 フェンダーは無く、噴射口も変更されますが 画16 第1案の撮影的な走行の問題からプラスされた …ですけども |
●マグマライザー第1案(画10) マグマライザーの初期デザインは、ロケットのような円柱形でした。 このオレンジは科特隊の服では無くて、サンダーバードのジェットモグラを この白とオレンジのメカは造型も進行していて、NG後にマックス号に搭載されて居ると言う と、言うか無駄にしない係の満田監督が使ってくれているのも、1分の1サイズの *宇宙観測ロケットのプロップは、活躍を予定されていたマグマライザーなので マックス号側として、作られた発進部分(内部)画11も、後に大幅な改造を経て その為に画11は、あまり船からのロケットの発進する場所には見えません(^^: また、このNGマグマライザーの前部分も、後にプラチク戦車の一部分として …そのプロペラで地球防衛軍の戦車を突風で巻き上げるとかも、ありません… ●マグマライザー第2案(画13) かなり作中のマグマライザーに近くなったデザイン画ですが、前タイヤは 作中でモロボシ・ダンが爆弾をセットして隠れる1分の1(?)のタイヤが 画13は左右で計8輪と言う事だと思いますが…奥の右側の車輪は見えるはずですけども ベローズ側のキャタピラも、間に61式戦車のボディなどが無い細い感じです。 *ジェットモグラは日本名で、英国ではMOLE(モグラ) ●マグマライザー第3案(画15) 第3案で、前は作中のような左右2輪ずつの計4輪になりますが 第3案で砲塔が付きます。これは特撮的な演出が入って来た部分で サイドローラー周辺も異なり、イエローラインもサイドローラー前は ベローズのTOPも、ザックリ言えば三角に書かれていて造型のような マフラーも、ハッキリ書かれますが…マフラーなのか?は造型のようには解りません。 後方の噴射口は、サンダーバード2号の噴射口ような凸凹のスリッドが入っています。 ●宇宙タンクとデザイン変更とパーツ(画16) 第1案は、観測用ロケットとプラチク戦車に転用されたように元々は宇宙で活躍するメカで ですが宇宙路線のストップから、ホーク2号の垂直変形ロケットもオミットされ ですが、第1案に追加された画16には、マグマライザー第3案にも無い つまり、観測用ロケットとプラチク戦車以外にも、宇宙タンクのパーツは マグマライザー第3案に強引に付加えられてしまいます。 強引と言うのは、勿論前から見たらフェンダーの横の張り出しは単純に抵抗になり壁です。 *細かく言えばフェンダーの下にボディカラーの細いラインが在るのも |
■■■マグマライザーのネーミングと機能■■■ 画17 画18 ライザー(riser)の意味としての機能は? 写1 写2 |
マグマライザーのライザー(riser)の意味自体は、高く、上げる、蹴上げと言う意味です。 ただ建築用語ですけども、垂直に通るパイプを通す事や、其処からのモノとしても だとすると、画17ジェットモグラのように本来は下部のキャタピラなどは、地上に残して それと言うのも…円谷プロのプロップ精度としても?と思う箇所が大サイズで見られます。 …つまりアップ用のメカなのに隙間が大き過ぎる。 元々写1の時のフェンダーは、完成形の外に貼り付けるような、デザインなので 画19 と言う事は画19の赤いラインから分離して、画18的にジェットモグラのように そもそもの白とオレンジのデザイン画10の時には、ジェットモグラと同じ |
■■■最終回のアナログ・マグマライザー■■■ 画20 最後に突入したゴ―ス星人の基地は |
マグマライザーは、最後の最後に地球を救います。 地球を救ったのはマグマライザーの…大サイズです。 ですが、プロップ的には走行シーンはバンクカットで マグマライザーのフェンダーには砲塔が2門が装着されたプロップだからです。画20矢印 ですが、自走は出来ない大サイズなのと…画20までで、其れ以上マグマは姿は見せて無いので その後、突入して(という事になっている)行く先の地底ミサイルは |
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