凶悪宇宙人☆ザラブ星人  

デザイン・成田亨  造型・高山良策 S・アクター青野武     ★光跡

ザラブ星人☆前半・後半バージョン

後半前半

ザラブ星人は、ウルトラマンの巨大ラゴンスーツベースに
頭部とブーツ以外は基本的ラゴンの跡があります。
腕や脇腹のヒレ、膝などのウロコに凸モールドを
追加し、もちろん背びれは無くなっていますが
かなり高山さんの所から、納品される時に時間が無かったのが
見える1体で、撮影の前半と後半でまったく色が違います。
*週1放送の大変さは高山氏の日記とオンエアなど見比べ逆算
するとよく解り、キングジョーの膝のパーツは付け忘れたまま
撮影が終わってしまったのは有名。

 

ザラブ星人スーツをオンエア順で見る。

科特隊本部に現れキャップとの会話前半バージョン
イデ隊員部屋に案内前半バージョン
フジ隊員に化ける後半バージョン
小型電子頭脳を持ってくる後半バージョン
ハヤタと宇宙でのビートル内後半バージョン
円卓会議場(小型電子頭脳持って)に来る。前半バージョン
ハヤタ絞まるベルトされた所前半バージョン

科特隊本部に現れキャップと会話するザラブ星人は
明らかに頭部パーツにも凸パーツのままであり
グローブも紫と紺のようなカラーなのが解ります。
オンエア順に見ると、撮影順が2種の色違いで解る
下半身がさらに前半バージョン内で変化しているが
フルショットばかりでは無いので、細かい撮影順までは
解りません。もちろん巨大化後は後半バージョンです。

背中~ヒップ腕の裏などには、ラゴンの緑が残っていますので
少し考え難いですが、顔にまで緑凸パーツのまま撮影されてる事
からも、背中を下にして緑のラゴンスーツの上からザラブ星人の
カラーを塗装したとしか考えられない配色で
頭部新パーツ左後にも、合せる為か?緑色が使われています
コレは撮影終了後の3面写真の段階でもまだ背中は緑のままです。
*後半バージョンでも胸下前のが残っている段階もある。

腕パーツは、ウロコやヒレを外しただけでなく2の腕から
先を全部交換してる可能性もあり、グローブ側ではなく
腕の袖口のチャック部分が、巨大ラゴンとは別の部分にあります。

 

☆ラゴンスーツへ

 

☆ニセウルトラマンスーツへ

ザラブ星人前半は、頭部口の青ラインから上が
FRPで青線以外をラテックス、口をふくむ青線内部が
ウルトラマンと同じ赤いスーツ地*で出来ています。
*ニセウルトラマンの後頭部や首部用に調達した生地
納品が時間がもっとも無いのが解るのが顔のある頭部
パーツの塗装が済んでいない段階で撮影されてしまって
いる事で、口の下の貼り付けによる凸パーツはラゴンと
同じ緑のままなのはよほど最終チェックする時間さえ
無かった証です。頭頂にもフックが付いたままになっている。

には等身大の時には、出ていて巨大化で引っ込んでいる
赤いパーツがありますが、成田さんの原画には無く
撮影後の3面写真も外されていて無い事からも体の部分では
なくヘッドホンのような翻訳器で、小型電子頭脳と言う
のもいらないと言う為の物なのでしょうが、ハヤタとの会話
では小型電子頭脳を持ってる時と、無しで会話していてハヤタは
ウルトラマンでもある為ひじょうに解り難くなっています。
*アンテナがあると言う文もありますが耳上部のV型のヘコミの
スジに照明が当ったものの錯覚。

成田さんのデザインだと口の下の銀部分はVネックの
ような*オレンジラインですが、薄く描かれた(消された?)
緑の凸パーツが足され、現物では後半バージョン
ような塗装ならば頭部パーツとボディがVネックより
うまく融合していて作業工程やセンスまでが画面で見れて
しまいます(^^; 

頭部パーツは脇の下から*赤部背中の
センターで結び固定されています。*赤は説明の為(^^;

前半後半

グローブも巨大ラゴンの水かきを取ったもので
爪?のようなとがった形状なども、そのままで
キャップとの会話シーンではアップで映ります。

遊星から来た兄弟☆?

画面だと少し解り難いですが、原画にはハッキリ
瞳の除き穴に向けての集中線が描かれています。
その後宇宙的な表現として集中線は、ゼットンの胸上
ウルトラセブンの耳のデザインに先に使われますが
完成マスクでは、ウルトラアイウインダムの目
受け継がれます。
目だけのデザインで言えばセブンは、ウルトラマンより
ザラブ星人の兄弟とも言えるかもしれません?

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