ウルトラQ
鳥を見た
2006年 三郎少年が、船を盗んでやってきた浜の小屋があった所です。図● 弓ヶ浜は海水浴場として有名な場所ですが、撮影をした浜の端の方は 写真だと解り難いですが、弓の形状から当時~06年は砂と言うより 小砂利が集まって石も多くある為、海水浴に適さない場所なので 怖いくらい40年以上前の姿をそのままに残していました。
2016年 06年4月には、松の木周辺の高い場所は砂利では無くて 砂が多く在りましたが、2016年5月に行くと土でも入れたのか? 緑の草が茂っていました。↑上の写真が略同じ10年後です。
2006年 三郎が小屋で寝る前に小屋の後ろから海方向を撮影したアングルです。 画面と同じ松の木も成長はしていますが健在です。
2016年 上の写真も、松の木周辺を同じアングルで10年後に撮影しています。 緑の草も驚きますが海の砂浜も綺麗になっています。
図
三郎が上陸して、手前カメラ方向に歩いて来る画も 小屋の後方から右に振った高い場所から撮影しています。
三郎を追ってきた大人の舟が停まるバックの岩場方向です。図●右下 三郎が小屋に入る抜けのバックにも見えます。
嫌がる三郎を連れて行こうとする大人に、クロオが反撃して 逃げ帰る大人達に「ざまあみろ」と言う時のアングルです。 手石港の先の弁財天岬図左下が、向こう側に見えます。
撮影の場所☆撮影する場所 ウルトラQやセブンの頃は、どうだったのか解りませんが Qちゃんが知ってる頃、この弓ヶ浜の図●の場所は撮影の場所ではなくて 撮影する場所(カメラを立る場所)として有名で、夏の放送の画などで スイカ割りなど海水浴を楽しむ人の画を撮りに2度ほど来てます。 砂浜だとカメラの重さで沈んだり傾いてしまい撮影が困難な為。
ウルトラQでは三脚も勿論まだ重いでしょうし、カメラも35mm なので、重い事情と作品イメージが合い、使ったのだと思いますが セブンの場合は入田浜よりさらに南にある弓ヶ浜を使う理由があれば 鳥を見たの経験上、選択したロケ地だと思います。 長くロケ地は監督の証言からノンマルトの使者>弓ヶ浜でしたが 真市くんとダンが居た浜としては、入田浜が正解ですが 2コ1を1つにした工夫を、理解して貰えればベストです。
余談ですが、セブンの2つのロケ地ではパラソルが違うのも おそらく現地調達で、制作側はなぜか?浮き輪とか ビーチボールは用意するのですが、パラソルは海のロケで 持って行った事がありません。 *現場のスタッフは、カメラや照明などの技術と 監督、助監督、プロデュサーなどの制作に2分されています。
石廊崎
弓ヶ浜の南半島最南端の観光地で、ダン、フルハシ、アマギ、ソガの 4隊員のオフショットが、幾つかのメディアで公開されています。 アンヌ…オフなので、ひし美さんが居ないのでだいたい解りますが(^^: 人間牧場の時で、夜間は全隊員・隊長も登板シーンが在るのですが アンヌ隊員(単独)のパーティシーンは入田浜の屋内で日中に 撮っていますので、その間に石廊崎までバスで行ったそうです。
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ウルトラセブン
41話・ノンマルトの使者
ノンマルトの使者の砂浜は、画面を見るだけでも戦いが終わった 後半の部分の一部は違う場所で、2コ1の撮影場所なのが 解りますが、その砂質の違う方は弓ヶ浜で撮られています。
上の画は解りやすくズラしていますが、弁財天岬図下を *テレフレで隠す為、パラソルを使用しています。 時代劇などで、向こうに近代的な建物がある時などにも 団子屋の軒とか大和傘などで、同じく用いる手法で 今回は入田浜にイメージさせる為の工夫の1つです。 *テレフレ・TV放映上のフレーム>カメラを覗いたフレームと 放送ではレンズやカメラなどで厳密には誤差があり放送より 広くフィルムには記録されています。
石を投げていますが、入田浜でやるには石を拾って 撒いておく必要がありますけど、この弓ヶ浜ならば 沢山落ちているので、工夫とは逆の跡を残しています。
ダンが寝る横にも大きな石が転がっていますが コレも別に演出上必要でもなんでもなく 弓ヶ浜の図●の場所には点在しています。 ダンやアンヌも、みなさん曇りで陽射しが無く朝なので 寒くてセーターを着ていますが、画的には パラソルを立てています(^^;
この図●の場所は、~06年には海水浴場のメインでは無いので 大きな石も点在し、砂も荒く、海草が打ち上がる場所でした。
この場所では弁財天岬などが、繋がりで困らない為にも 抜けの水平線は写さないように撮影していて アンヌが膝に砂を落すカットも、綺麗な波打ち際のラインですが 砂と言うより小砂利なので、ひし美さんは膝が痛かったのでは? と思います(^^; よほど時間が無かったのは、全体的に想像できますけども 丁寧にも砂利を落す所をアップにして いるのでラッシュで、少し後悔したかもしれません(^^; *ラッシュ・現像後に最初に映写して見る事。
遠目だと砂に見えますが、アップで撮ると 図●の場所はこんな感じです。2006年
1泊の距離と現場の配慮(作戦)
そもそもラストの浜には、ダンとアンヌ以外の隊員は 台本には書かれていませんが、作品画面には 石投げする、他のU警備隊の3人が居ます。 コレは伊豆のロケは今でも1泊したいくらいの距離なので 登板表と宿泊の都合で、2日目に他の隊員の出番を作ったのは 後半でも一泊できる為の出番のようです。 夜の宴の為もあったかと思いますが(^^; 勿論、他の隊員は入田浜に行っていないので…逆に考えると ダンとアンヌが急に走り出しても、後を追ってきたり ダンが真市の母と話してる所に、3人も来る方が自然かもですが 台本には無いので…追って来ません。 *登板表・出演をシーン事にした表。
ポインターの登板ロケ地
ポインターはシリーズ後半の*2本撮りには、性能的にも頭から 伊豆に出動させていません。 *制作41話の水中からの挑戦と ノンマルとの使者。 ノンマルトの分は黒川と三浦半島で 撮影しています。セブン暗殺計画を含む(38~40話) 飯島組の3本では、ダンの予定は(変身したまま十字架なので) 空きますが、ポインターとフルハシ隊員を多く使っている調整も あっての事のようです。 *制作41・伊豆ロケが初日で、先だったのでノンマルトが 放映と逆の制作42話で2日目。*ポインターは故障が多かった。
SPECIAL THANKS 協力 メトロンハート様
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