ウルトラマン
32話・果てしなき逆襲
梅が丘
このロケ地は作中の動きの順に番号で紹介します。
① 図①ハヤタとパティが乗った科特隊専用車が降りてくる坂道。 ① 図①今は、スッカリ住宅地になっています。 ちょうど奥の坂と空の境辺りから梅が丘の開発地域になります。
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② 図②科特隊専用車を停止させた十字路。 左上の小山にガードレール図●が見え、車の中からのアングルで 画面奥にハヤタが走って行き、右に曲がります。 ② 図②現在は「梅が丘」の信号が在る交差点になっています。 住宅で奥の小山に在るガードレール図●が見えませんので~ ② 図②の小山ガードレール図●が現在見えて、なるべく近い角度から 撮影した写真です。 草木が生えてますが 道やガードレールは、そのままです。
⑤ 図⑤ハヤタが遠くの様子を覗い、科特隊本部に警戒態勢を 指示する所です。鉄塔が在る雑草の生茂る小山です。 ストーリー順だと④なのですが、③と④は同じ場所なので⑤とします。
⑤ 図④現在は鉄塔の廻りに住宅が密集していて同じアングルからは 撮影出来ませんでしたので、近い場所からの撮影です。 作中は写真左側の奥から撮っていますが 鉄塔も何度か増築、補強されているそうです。
横浜市・青葉区梅が丘
西八朔、北八朔町の一部を、東急が開発していた 造成地をロケ地として使用した為、映っていない場所には 工事用車輌や資材が在ったそうです。 1966年11月6日「梅が丘」(94年までは緑区梅が丘)として新設登録。 32話・放映1967年2月19日
SPECIAL THANKS 32話情報協力メトロンハートさん
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③ 図③ハヤタが駆け上がり、後でパティが息切れしながら 上がってくるセメントの階段。まだ左右にススキや 雑草が生茂る小山でした。 この雑草らは、勿論ザンボラーの暴れる特撮セットと 合わせたチョイスで、何も無い造成地の土が広がっていると 火災が燃え広がずに沈下するように見えてしまう配慮です。 ③ 図③現在は、住宅が左右に建ち下水工事の関係で マンホールが踊り場に設けられています。
④ 図④は③と同じ階段の下で、パティが何故か?急に 気を失って居る所に流星バッチに連絡が入るカットです。 ロケ地的には、パティは既に半分ほど階段を 上がって来ていましたが、位置も階段の一番下に 突然移っていて、本来おかしいのですが…(^^; 長いビートルの 攻撃シーンが間に在るので、一応繋がっています。 ④ しかし少し手すりが一番下に行く程低くなっていて おかしい…?状態になっていました。 写真のように、階段の青線部分が約30cmなので 手すりの高さが32~33cmと、子供でも低すぎる 機能しない状態になっていました。 図2 当時は造成地なので。撮影を見てた人は見つからないと 思いましたが、少し離れた所に古くから住んでる方が 居ると聞いて尋ねると、階段の前は通っていたそうで ①の右側の山は②の専用車奥と同じく、伐採後は裸山の土で 雑草が生えてたのは、④の方の小山だと解りました。 更に、手すりの事も聞くと図③④に住宅が建ちだした頃に 急すぎるからと、図2の水色の部分を緩やかにした為に 図2のように緑の手すりが、低い状態になってしまったそうです。 もう1つ近くに図①②の間の赤線同じような階段と手すりが 在るので、そちらで同じアングルで撮影してみました。 ですが理由を聞いて、作中画像と照合してみると やはり似た方は、手すりは同じ高さですが 傾斜は少し緩やかなのが解ります。 改修が必要な程に急階段だったので、科特隊員のパティが 息切れするシーンとして成立し、後にウルトラマン80 45話でオマージュされる事になった場所でした。
17話・無限へのパスポート
ブルトンの力で不思議な現象が起きる中 長い階段を、イデ隊員が登るシーンの合成ベースも 梅が丘(前の造成地)です。 シーン的にイメージの強い上の画を載せましたが ロケ地としては、上からの少し寄りのカットだと 手すり4つが合成の繋ぎ内に、確認出来る事からも 図赤では無く、図③の階段の方です。 今は、左右に住宅がびっしりですが・・・
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