【ソフビSTを中心に構成】  

                 


 
1966年
  
  ウルトラQ1月2日放送開始。
    
第一次5月(放映開始5ヶ月後)
    
ゴメス、ゴロー、ガラモン、ペギラ、カネゴン、パゴス
    
*ゴメス、ガラモン尻尾可動600個が初回ロッドのみ。
         
     第二次。ナメゴン、ゴジラ、バラゴン、大魔人

       
    
*プラス、ウルトラマンの初期 以下の↓前夜祭に
    登場したものはこれにプラスされて発売。

    ウルトラマン、ウルトラマン(大)科特隊隊員、バルタン星人
    ネロンガ、アントラー、レッドキング、チャンドラー、ピグモン
    ガボラ、ギャンゴ、ドドンゴ、アボラス、バニラ。

      
ウルトラマン放送開始7月17日

        

    
1967年 

    エビラ、モスラ、
    *ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘1966年12月17日公開東宝

       
 

快獣ブースカ、ブースカジャイアント(1200円)ブースカ特大(1500円)チャメゴン
   *ブースカ66年11月9日放映日本テレビ

       

    ギララ 
    宇宙大怪獣ギララ *3月25日 公開松竹大船

    ゴモラ、メフィラス星人・追加

       
    
    キャプテンウルトラ、キャプテンウリトラ(大)キケロのジョー、ハック、
    アカネ隊員、ケンジ少年、バンデル星人、バンデラー、ガルバン、
    ブルコング、メタリノーム。
    キャプテンウルトラ67年4月16日放映TBS

      

    ウルトラセブン、ウルトラセブン(ミドル)ウルトラセブン(大)
    ウインダム、ウインダム(ミドル)エレキング、エレキング(ミドル)
    ミクラス、ミクラス(ミドル)、ゴドラ星人、ゴドラ星人(ミドル)
    イカルス星人、イカルス星人(ミドル)メトロン星人
    ウルトラ警備隊員。

      

    ウルトラセブン放送開始10月1日

 
   マルサン>マルザン(丸残)に改名 7月4日

    ジャイアントゴリラ、ゴロザウルス
 *キングコングの逆襲67年7月22日公開東宝(同時公開)長編映画ウルトラマン
    (ジャイアントゴリラはこの年のアニメ版キングコングに合わせて
     発売されるも子供にはゴジラのライバルなどとして使用されてしまう。)

    

    キングジョー(ペダン星人ロボット)ユートム(地底ロボット)が追加販売。
  *2体はソフビ化により命名明らかになる。同時に怪獣を打ち切りメカのみに。

       

    ミニラ、(280円)ミニラ(ミドル250円)
    ★、発売リストには2種あり、現物は1種しか確認されていないようです。
    *怪獣島の決戦 ゴジラの息子1967.12.16東宝

       
    


1968年 

    ガメラ、バイラス、ギャオス 
    *大怪獣ガメラ1965.11.27大映
    *大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 1967.03.15大映

    *ガメラ対宇宙怪獣バイラス1968.03.20大映

    第一次怪獣ブーム(玩具)終了。
    ウルトラセブン、最終回。
    東宝も「怪獣総進撃」で、一応のピリオド。で、第一次怪獣ブームが幕。

    怪獣総進撃8月1日上映東宝(同時上映・海底軍艦改訂版)

■12月20日スロットルレーシング投資の
大損出をソフビのヒットでも単価が安く埋めれず倒産■


1969年

     4月4日ブルマァク設立

    静かな怪獣ブームにマルサン時代の金型で再生産開始。

    第一次、ゴメス、ガラモン、ペギラ、カネゴン、ウルトラマン、バルタン星人
    レッドキング、ゴモラ、ウルトラセブン、エレキング、ゴジラ、バラゴン。
    (計12体×各1080体)

    第二次、ネロンガ、アントラー、ギャンゴ、ドドンゴ、バンデル星人、バンデラー
    ガルバンミクラス、ウインダム、ゴドラ星人、ブースカ、チャメゴン。
      (計第一、第二24体×1800体)
  
    第三次 テレスドン、アギラ、ガンダー、パンドン、ボーグ星人、ギラドラス
    ウルトラマン(550円)ウルトラセブン(550円)
    ジャイアントサイズゴジラ◎(1500円)
     (以上ここまでてこの時期三次のものは新金型)*春の発売時期との記録。
     プラス、マルサンの金型の再販がされている。

    

    
    第四次
    クリスマス前 ミニラ(新金型)
    ガバラ (初回生産MS・ひょこマーク別工場のマーク)
    アンギラス、モゲラ、バラン、キングギドラ
    メカニコング(新金型)ゴロザウルス
    *ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 1969.12.20

    
    マグラー、ジェロニモン、ザラガス、キーラ
(新造形・あまりいい出来ではない)
    *70年発売とも言われていたが69年暮れの発売。

1970年
   
*円谷英二死去1月25日
    キングコング対ゴジラ、リバイバル上映3月21日

   第五次
   チビラくん、ポチポチ、ガキンコ、パパゴン、ママゴン
   ゴルバ、ベロベロ、ガリガリ
   ミラーマン(雑誌版450円)ミラーマン(雑誌版550円)
   PRチラシを商品に同封。
   マグマ大使、ゴア、鉄人28号。

        

      ウルトラマン(特大)ウルトラセブン(特大)

   *決戦!南海の大怪獣8月1日公開東宝

   ウルトラファイト130放送開始9月28日
  
 クリスマス(新造形ST)
 べムラー、ヒドラ、シーボーズ、ジラース、ゴルドン、ゼットン、サイコ、スカイドン
 ガマクジラ、ケムラー、ギガス、
 ペガッサ星人、プラチク星人、ダリー、べル星人、ラドン。
   *この時期のはケムラー、ギガス、ガマクジラなどリアルなタイプが多い
   *ウルトラセブンのメイキング的ドラマでガマクジラなどが
   制作前にマンの怪獣だからと置いてあるのは実はおかしい。

   

  

   

       ラゴン(特大)ゼットン(特大)ペガッサ星人(特大)
   ベル星人(特大)ウインダム(各650円)

   ジャイアントバラゴン◎(1500円)ジャイアントキングギドラ(1500円)
   ジャイアントドラコ◎(1800円)ジャイアントミクラス(1800円)
   ジャイアントレッドキング◎(1800円)ジャイアントバルタン星人◎(1500円)
   ジャイアントキングジョー(?円)ジャイアントゴモラ◎(1800円)
   (◎東京タワー付き、初期はタワーが四本足)

   
 ジャイアントガルバン、マグマ大使。
   ジャンボーX 550円(ジャンボーグA雑誌版)

12月 円谷プロ・TBSが、新ウルトラマン「帰ってきたウルトラマン」制作決断!
   
   ブルマァク1000万円で帰マンの版権を取得ほぼ独占。

         モスラ対ゴジラリバイバル上映12月29日

1971年
    
前作ウルトラマンが帰るから、別のウルトラマンが来る事に企画変更
   二重線のデザインになる

   帰りマン(ST350円)帰りマン(大450円)

   4月2日「帰ってきたウルトラマン」放映開始。

   以後毎週のように、前代未聞の全51話で41種のSTが発売される。
   *多過ぎるのでこちらを参照
→GO

      

   

   帰りマン、1500円、650円、550円、480円、450円
   350円、150円、100円、80円
   と、マンやセブンの時にも考えられないサイズ9種が発売。

   セブン、1500円、650円、550円、480円、450円
   350円、150円、100円、80円
   と、同じくこの時期に9種発売。
   マン、650円、550円、480円、450円、350円、150円、100円、80円
   と、8種発売。

   マット隊員650円、450円
   ウルトラ警備隊(新金型)550円

   

   ジャミラ、ザラブ星人、シャプレー星人、ヘドラ。
   *上の3体のマン・セブンの怪獣もこの帰マンの時期の発売。

      

      怪獣大戦争 ゴジラ対キングギドラ(改題版)3月12日上映

   ミラーマン、350円、450円
   
   ジャイアントアースストロン、ジャイアントツインテール
   ジャイアントタッコング1500円

       

   12月5日ミラーマン放映開始。

   ゴジラ・モスラ・キングギドラ地球最大の決戦(改題版)12月12日上映

1972年
   
 STマーク(玩具安全基準マーク)正式スタート、このマークがある玩具は
   この時期に近いかそれ以降の発売商品。

 

   ニセモノ、マン・セブン・ミラーマンなど発覚、新聞記事、裁判へ

   バルダック星人、スノ-ゴン、メシエ星雲人、ロボネズ、
   ササヒラー、ミステラー星人、キングボックル

  
   3月ブルマァク新社屋完成。

   ソフビ版権契約(プラモデルは万創)

   ウルトラマンA 750円、550円、500円、480円
   450円、380円、150円、100円
   ゾフィ750円、550円、500円、480円、480円、380円

   レッドマン650円、550円、500円、450円、150円
   ゴッドマン650円、550円、500円、450円、150円

    
   シルバー仮面1500円 
   怪傑ライオン丸650円、450円、380円(敵4体450円)

   ウルトラマンA 4月7日放映開始。
   レッドマン4月24日放送開始日本テレビ

   バキシム、カメレキング、ガラン、ギロン人、アリブンタ、ブロッケン。
   ガイガン
   *地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン1972.03.12公開東宝 
    同時上映「帰ってきたウルトラマン 次郎くん怪獣にのる」「ミラーマン」

   ウルトラマンAの超獣は6体のみしか(確認されてる数)発売されず
   原料を使うので、星人やAより少し小さいサイズで販売されました。
   帰マンの放映時のマスコミ販権モノの記録的販売数からの激減で
   けっきょく、初回の6体のみに終わった。
   リストはコチラ→
GO

          
  ミラーマン1500円、750円、650円、550円、380円、150円、100円、80円

   キティファイヤー、アイアン、ダークロン、マルチ、ザイラス、インベラー
   ゴールドサタン、ザイラス、ノア、カメレゴン、ビッグアイ、スフェノドン
   キングザイガー、350円


    
ウルトラの父 550円、380円
   タック隊員 750円、550円

   トリプルファイター550円、450円、150円
   グリーンファイター550円、380円、150円 
   レッドファイター550円、380円、150円
   オレンジファイター550円、380円、150円
   サット隊員男 550円、150円 サット隊員女 550円、150円
   怪人ダークマン、ゲラン、ブレーカー450円
   トリプルファイター7月3日放映開始。(ブルマァクの1社提供)

   緊急指令10-4-10-10隊員480円

   ゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘7月22日リバイバル上映

   ゴジラ電撃大作戦(怪獣総進撃)12月17日上映

   ファイヤーマン、ソフビ独占契約。メカはポピーへ
   ジャンボーグAは万創へ


1973年

   ファイヤーマン1月7日放映開始。
   ジャンボーグA1月17日放映開始。

   ニセモノ事件裁判勝訴!1月25日

   円谷一死去2月9日

   ゴジラ対メガロ3月17日上映東宝

   ウルトラマンタロウ750円、550円、480円、450円
   380円、350円、150円、100円
   ウルトラの母 550円、480円
   新ST(ポーズ付きで小さくなる) ウルトラ兄弟 各300円
   兄弟のセット販売各種発売。

   怪獣は金型7種作られるも販売見送り。(中止)
 
   メガロ350円、150円 ジエットジャガー850円、150円

     
   ウルトラマンタロウ4月6日放送開始
   レッドバロン(7月4日放映開始)450円、380円、150円
   鉄人タイガーセブン(10月6日放映開始)450円、100円

 

 

ウルトラQは、まだ怪獣・怪物などは玩具として
売れるとは認識されていない為、放送後
版権取得で、少数生産から始まる。

 

 

 

 

 

ウルトラマンも放送中にはわずか12種の
販売のみ(ST・ピグモンは同じ)


1カ月で200万個の販売!
ウルトラマンだけ(単体)で3ヶ月で
30万個1日3600個が売れる大ヒットに!

 

 

ウルトラQのオヤジで、英二さんが言う1本
モスラの映画が、南海の大決闘。

 

 

ブースカは、放映初期の着ぐるみが
丸い顔のタイプに変更になると
ソフビまで新しくなる。A>Bタイプ

 

 

終了前に2体だけが、追加され14種に。
ゼットンウルトラマンは、まだ出来ない。

 

 

キャプテンウルトラは、隊員を多く出すが
失敗、ウルトラセブンでは1人のみに戻す。

 

 

ウルトラセブン、8種が先行販売され
2体のロボットが追加されるだけでした。
怪獣ブームは下火でマイティジャック
などに期待がかかる。

顔が赤いウルトラマンは、セブンと間違い生産。

 

ウルトラQのオヤジで、英二さんが言う1本
キングコングの映画が、キングコングの逆襲

 

 

有名なキングジョーですら
怪獣図鑑などが無いに等しい時代では
ペダン星人ロボットと言われたいた。

ソフビ化が無ければまだ
この2体はペダン星人ロボット
地底ロボットだったかもしれない?


 

 

 

68年はガメラシリーズが、3体出たくらいで
なんとも寂しい。

 

 

 

同時上映に海底軍艦を持って来るなど、東宝も
メカものへの移行。

 

マン・セブンの再放送の影響で、子供達が
怪獣ソフビで、再び遊び始める。
恐る恐るの再販売を開始…
売れ行きからも再燃は本物!

光の欠片は子供達の中に確実に
存在したのを認識。


 

 

3次以後は、新金型でマルサンが未発売の
怪獣まで登場する。
ブルマァクの怪獣群が増えていきます。

 

 

 

東宝も新しい層に向け
ゴジラシリーズを、年齢を下げて新作を上映。

チャンピオンまつり1回目
コント55号・巨人の星など同時上映。

 

 

 

マグマ大使も66年作品だが、4年後の時期に
再放送で製品化 鉄人28号も再放送。

 

 

 

ウルトラファイトで完全に
ブームに火がついた!
ウルトラファイト自体着ぐるみを
引っ張り出し映像を間に合わせ
130本を越える人気番組になる。

 

ウルトラだけで15体の新造形と
本放送をしのぐ勢い。

 

 

 

 

 

岡野商店の「怪獣ブロマイド」発売と
同時に5千万枚完売状態。

 

 

子供達の声と玩具メーカーの声が
円谷プロTBSを、ついに動かす。
子供達は、これ以上無いNEWSに歓喜。

 

帰ってきたウルトラマン
版権交渉は番組放映前に行われた。

 

ソフビだけ見ても解るように
他のメカなどのプラトイも
マン・セブンもこの時期に最も
発売されていて最盛期と
言える時期は実は帰マンの時期。

   

玩具、文具、出版、菓子、衣類
正式認可だけで200種以上になり
契約金1億5千万を超え500億円を
超える産業になる。

 

怪獣ランド(遊園地)の構想も上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東宝も年末年始、春、夏に
特撮モノのリバイバル上映をつづける勢い。

1日5万個の大増産へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変身ブームにソフビも
頭部のマスク脱着可能なモノが多くなる。
ウルトラマンAでは最も異色な変身になり
2人がバイクに跨るなど
かなりライバルを意識している。

版権取得に多くのメーカーが
参戦しブルマァク
帰マンの7倍もの金額を投入する。
怪獣・ヒーロー人気が
帰マンの時代に金額的にも
7倍になってる証とも言える。

美センより高い東宝が、撮影に使えたのも
この辺の収益の影響もあったようです。

カタログなどに試作品が見られるものもあるが
販売されたという確認は今の所なく
復刻ブームで、近年バラバの新型が発売。
その後、型が見つかり新発売?される。

 

 

 

 

ミラーマンの商況が立ち直らないうちに
ウルトラファイトの後番組
トリプルファイターの制作にブルマァク
 乗り出す。週10分×5本は
1時間番組に等しく無謀な方向に向い出す。

オイルショックでソフビ原料も便乗値上げ。

ジャンボーグAは
ジャンボーグX(雑誌版)を
発売していたものの万創へ権利が行く。

73年3月ウルトラマン再放送
フジTV夕6時月~金曜*地区により異なる。

4月帰りマン再放送>マン
>セブンTBS夕6時月~金曜

7月ウルトラQ再放送
TBS10時30分月~木曜

A後半よりさらに低年齢化でスタート
したタウルトラマンロウは、好調だったが
スタンダード(ST)サイズのソフビの変更や
怪獣が1体も出ないと言う
情況に子供の怪獣離れに拍車がかかる。

 

 

1974年

   ウルトラマンレオ450円、350円、250円
   カネドラス、カーリー星人、ケンドロス、ベキラ、ギロ星獣、ロン
   (各300円)STより小さい。

   ウルトラマンキング250円
   アストラ250円

   メカゴジラ350円
   ゴジラ対メカゴジラ3月21日公開東宝

       

       電人ザボーガー(4月6日放映開始)450円、150円、100円
   ウルトラマンレオ放映開始4月12日
   猿の軍団(10月6日放映開始)ソフビセット850円

1975年
   サイボーグメカゴジラ1800円
   メカゴジラの逆襲3月15日上映東宝
   ウルトラマンレオ3月28日終了。

1976年
   UFO戦士ダイアポロン(4月6日放映開始)750円、350円 その他ロボット
   超人ビビューン (7月6日放映開始)主役3体各750円
   
1977年
   キングコング対ゴジラ、リバイバル上映3月19日


   
10月31日ブルマァク倒産。

 

ウルトラマンレオではやや小さいSTサイズの
怪獣が6体だけ発売されるが
タカトクと450円サイズの競いになる。

 


ポピー(バンダイ)の超合金や
合体ロボのブームに押され
ブルマァクもZ合金などで
メカゴジラなどを発売し
UFO戦士ダイアポロンも
300万個売上好調だったが
ロボッ子ビートン、
合身戦隊メカンダーロボが伸び悩み
スーパーカーブームなどの煽りを受けて
第三次怪獣ブームを目前にブルマァク倒産。

 

  

 

参考文献

マルサン-ブルマァクの仕事 くらじたかし 文春文庫
ウルトラ怪獣バリューブック 元山 掌 (株)グリーンアロー
怪獣大図鑑 元山 掌 (株)グリーンアロー
怪獣・ヒーローお宝鑑定カタログ 朝日ソノラマ
グラフィクゴジラ 講談社
僕らのウルトラマンA 辰巳出販
メーキング東映ヒーロー2 講談社

 宝箱へ戻る→ 

再放送の光跡

 

   

戻る

inserted by FC2 system