TAC ・マシン
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★光跡 |
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タックビル(TAC・ビル)
*正しいくは「ダッグ・ビル」ですが、ここ10年程は正式なダックビルの名前で 統一されていますけども、当時の子供はTACビルと呼んで、印刷物や 商品名にもTACビルが在るので、ココでは当時の呼び名を残す意図からも TAC(タック)ビルと記載します。 *ドリル左右のボディに在る黒い凹部分(ロケット弾発射口を含ね)を ダクトと記載し、後部の半円刑の同黒い凹も同じくダクトと記載します。 また黒ダクト内の黒い発射口6門を解りやすく黄色で示しています。
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■大サイズ(地上走行・地底アリブンタ戦) |
画1
画2(尾翼下げ)
画3(尾翼上げ)
画4
画5
画6
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地上走行の横からのカットで走行し、アリブンタに火薬攻撃を仕掛ける1台で 直接アリブンタに揺すられるシーンに使用されています。 ボディサイドの翼は、前方向に開閉ギミック支点と思われる柱も見えますが 作中的には、翼を展開する事は無く後方の翼も下に降ろしています。画2 また主翼も、支点軸のような跡が見られますので画4 おそらく可動出来たと思われます。 ドリルのボディ側上部には発光ライトが装着されていますが ボディの輪郭よりも外に出た大きいライトなのもこのサイズの特徴です。画1 キャタピラも走行可能なモノですが、アリブンタに揺らされた時には ボディと分離しそうになる事からも、上からボディを戦車のキャタピラに 被せてるようで、地上でもキャタピラの位置がセンターになっていません。 ボディサイドの下の黒い模様も12個+1個(最後尾・大)在ります。 操縦席後方サイドの丸窓や*TACマークは、貼り付けてあります。 *美川隊員が地中で外に出た1:1サイズの部分には先頭下部にも TACマークが在りますが模型には在りません。 操縦席の窓はフレームが在り、クリアパーツで内部に発光ギミックが 在るのも、ボディ前方左右上部から3×3の6門のロケット発射口画1から 発射するのも、このモデルと中サイズだけで 銀のボディより1段低い*ダクトの最上部に横並びに3門ずつ在ります。 *この黒い塗装も光沢なので凹みが解り難く、厳密に言うと中サイズよりも 上センター寄りが広く、銀部分の厚みが少なくて、下の外側辺が直線的で 中サイズのダクト形状とは微妙に異なります。 ドリル周辺のボディ側(ライトが在る部分)の周囲の四角い凸パーツ画6も ドリル側の辺が照明で見えなかったり、単純にドリル側への凹スリッドと 解釈される他、誤解の多い箇所ですが、ドリル側から遠い部分に凸パーツが *11個1周~並んでいます。 *配列としては12個で12時の位置にライトが在るのでマイナス1で11個。 このドリルが着くボディ部分画6の面角度が中サイズよりも フラット寄りな角度なのも大サイズの特徴なので、横から見るとやや狭い。 後方部分画5も、確認出来ると言えるのはこのサイズだけで リアのボディ上部に半円型のダクトが在り縦にスリッドが在ります。 他のサイズは映らないので解りませんが、このサイズには後方のダクトは 単に半円型の凹みで、ダクトのフレームに凸のようなモノは在りません。 ボディ後方の四角いパーツの後方面の角左右に画5は、尾翼の可動軸が 見られますのでギミックとしては画2>3備わっていたと思われますが 作品的には、1本のみの出演なので 大サイズのモデルは翼を展開しませんでした。
■作品スケール 作品スケール的には、背景のビルとの対比で 驚きの約4階ほどの高さを誇りますので、模型の比率では 約12mの高さで、全長が36mほどの設定を超えるスケールで… 驚きは在るものの一寸カッコよく、誤解のネーミング TACビルの「ビル」の元かと思わせるサイズ感が在るのが大サイズです。
設定・全長25m 幅16m 高さ・非公開? プロップとしては90cm級ですが、それよりも~ドリル先端までだと 画像からの算出では約1m前後の巨大サイズです。
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■中サイズ(主に地上走行・地下) |
画7
画8
画9
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中サイズは、ドリル付根上部に電球が在りますが、大サイズと違いボディの 輪郭に略納まり、電球面が=ライトのレンズ面になっていて、ドリル淵まで 青いラインが在るのが特徴です。画7 ドリルが着いてるボディ側の 部分画6●が在る面部分の角度が、大サイズよりも角度が在るので 言い方を替えると横から観ると、その部分の長く見えます。画2>8 地上に降り…翼を格納した(見えない所で)後に カメラ方向に走行してくるのも中サイズで、地下でも単独カットが在ります。 火薬発射も出来て、ライトと操縦席の電飾も大と同じく点灯します。 更に*ゾフィが地上に持ち帰り置くモデルです。 *ゾフィが置く時も尾翼が…ある意味ちゃんと無く丸窓も無いのですが ギミック的な畳まれたのでは無く、攻撃で破損(修理)したのか? 同型サイズを2機造る途中のモノなのかもしれません。画9 またボディ形状も、正面から観ると画711時と1時近辺が少しフラットになり ダクト上部輪郭ラインが、そのまま中央まで延長されて無いのも特徴です。 地下でも正面のカットが使われますが、大サイズとは点灯している ライトで区別でき、ライティングで大サイズとの形状の違いが解ります。 比率的な意味でも、大サイズよりもボディ横幅は狭く、ダクトが縦長に 面積が広く、後方の噴射口の径が大きいのも特徴で、厳密に言えば 操縦席部分など上部も丸みを帯びていて、前から観ると少し細い感じです。 地上ではワイヤー引きより、モーターで自走しているようです。 作品サイズとしては、大サイズより先に登場しますが 建物比だと2階程の高さしかなく、高さ6mの全長18mくらいのサイズで 登場しています。 ゾフィの身長比では、高さが約2.5mなのでドリルが短いのを 別にしても全長約7.5~12mになっています(^^; ゾフィの身長だけで言えば、身長40mでTACビルが全長25mなので 大型のモデルを置くのでちょうど良いのですが…(^^; このプロップ的には45cm級で高さ約20cm、全長50~55cm程です。
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■飛行用モデル |
画10
画11
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何処からか空を飛んで来るタイプで、ドリルが短くボディ形状が 他と異なりダクト部分画11小さく上にしかなく 同ダクト面画6がドリルに対して、殆ど斜めでは無いのも特徴的です。 皮肉にも、翼を展開してるのはコレだけですが… 逆に、翼を収納(可動)するギミックは無かったようで 設定的な尾翼の収納としては画11の矢印のように 下の外側に畳みボディ側の凹に収まります。 また飛行時のカットが引きで逆光ぎみなので解り難いですが ボディサイドの主翼は、大型サイズなどの格納状態に見える部分は シルバーですが、飛行カットの同ボディの底などより明らかに濃いので 尾翼と同じく青かったかもしれません?
■ボディカラー 序に、ボディカラーは基本銀で後方のボックス型の部分は ツヤが無く、グレーに近く1トーン暗いカラーで 青は、濃い紺色のように解釈されがちですけども コレはウルトラホーク1号の青>紺と同じで照明の影響なので プロップ的にはライトブルーです。
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■小型モデル
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画12
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ゾフィが地上に持ち帰る時の飛び人形が、Y字の間に挟んで (厳密にはカメラ裏側で固定)飛んでる時の小型モデルです。
飛び人形から逆算すると、プロップ的には約12~15cmくらいで *上昇するカットよりも下手の横向きの方が TACビルは、よく解ります…意外に(失礼)良くできていますので 本来はロング用で、TACファルコンのサイズ他に合わせた モノなのかもしれません? このカットだけ用ならば、ゾフィに合わせてラフでも良い感じですので(^^; *画12は下手向きを上にして居る画です。
TACビルの設定、全長25mは…このカットからなのかもしれませんが 置く時には、作品スケールとしてはTACビルはゾフィのブーツと比較しても かなり…ちじんでしまいます(^^;
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■万能戦車と青銀メカの宇宙路線
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ブルマァク・プラモデル「タックファルコン」 800円 主翼が短いデザイン画似のファルコンで 宇宙の背景の箱絵で、↓主翼が作中的な ファルコンに近い金型を、別に造って居る 部分にも、放映前の変更が見えます。
ブルマァク・プラモデル 「タックファルコン&タックビル」 1000円 宇宙では銀ベースの赤が>赤>黒に 映りやすく、また空バックには青より赤が 撮影的には良かった。
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帰ってきたウルトラマン後半で、殆ど出来なかった*宇宙への舞台拡大は 続編ウルトラマンAの企画初期、ウルトラV、ウルトラハンター ウルトラファイターにも、宇宙生物+地球生物の怪獣や、銀河連邦構想 アンドロメダ宇宙軍、など「宇宙」を盛り込む予定からも 北斗と南(十字星)の2人変身ヒーローモノで地球主の話になりました。 *MAT・スペースアローや宇宙怪獣の登場のみで、メインステージとして 宇宙で展開するまでに行けなかった。 其処で宇宙で活躍する大型のメカとして、同じ青銀のタックファルコンと 地球や他の惑星でも活躍出来る水陸両用で飛行も出来る万能タンクとして ダックビルが、様々なサイズのプロップ他、操縦席(窓枠・その外部分) キャタピラを含む1:1サイズのボディの一部分が制作されますが 宇宙路線と海・海底は、時間と予算から縮小…結果的にはTACスペースも 宇宙にも行かないで終わり…素人目にはもったえないような 贅沢な感じに映りますが、TACビルの再登場は無く 宇宙路線はウルトラマンタロウへと*バトンを託します。 ウルトラセブンでも、MAX号の観測ロケットなど大きなモノを製作しても 宇宙は照明と当時のブラウン管と受像機(TV)の問題から、映りに対する 放送局の見解があり、水・海底は時間的に、週1本の作品ペースでは 大変難しく、ウルトラシリーズでは何度もチャレンジしている部分です。 *タロウ初期企画、ウルトラマンスター、ウルトラマンジャックでも 宇宙路線が書かれ、当初は光太郎も地球に帰れない宇宙の旅で 命を落としタロウになるくらいで、アンドロメダやマゼランなど、ZATメカの プロップは造られOPなどに映るものの活躍は出来ず、レオでも水と宇宙は 準備段階(放送前)のMAC基地や1.2話の津波に留め、マッキー1号他 放送開始~レギュラー撮影では、宇宙、海・海底はセーブされます。 メモ他、半分推測ですが歌詞にも在るドルフィン1・2号はTACアロー説の 他に、タックファルコンが、タックスペース(>スペースがアロー)では 無かったか?と思えるような跡は在るのですが…確定する前に 宇宙路線と海洋路線は、御預けになり~映像的に青銀のメカの母船 スペースマミーが、宇宙に行って活躍するのは、TV(受像機)の進化も 重なって~ウルトラマン80まで待たなければなりませんでした。
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■ネーミング |
カモノハシ
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正式には、ダックビル(duck bill)=カモのくちばしと言う意味になり ダックビル(duck bill)は、カモノハシで通じる場合と通じない場合が 在るそうで、ウルトラファンが海外で、カモノハシをduck billと言うと Why?! Japanese people!となる恐れがあります(^^; カモノハシは正式には「Ornithorhynchus anatinus」と言い 英語では「platypusesか、platypus」と呼ばれる事が多い。 では、何故ダックビル(duck bill)の説明に=カモノハシと 書かれているのか?探ると…オーストラリアに移民した一部の人達で Duck-billed Platypusを略して、ダックビル(duck bill)とも 呼んでいたので、その略語から「カモのくちばし」だけを頂いたようです(^^; 日本人はTACビル?ダックビル?で考え、オーストラリア他、海外の方には 形的に「カモのくちばし?」と言う、形的に疑問の多いなんとも不思議な ネーミングのメカになっていますが、唯一TACが名前に着かないのも 完全に1度は、お蔵入りだったメカを、プロップや操縦席など 既に投資していた%が高い為、復活させたメカなのが解ります。
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