TAC
(Terrible-monster Attacking Crew )
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★光跡
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●TACマーク
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デザイン 高橋昭彦
TACマークの青と緑の謎?
TACのマークは、科特隊の☆と矢の色が逆転したエラー的な存在とは違う 明らかに2種のカラーのマークが存在します。 そのマークの経緯や試行錯誤、創意工夫の跡の研究です。
←は、1話から使われる青タイプ。
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マークのコンセプトとデザイン
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当初は、MATからTACへの初めてのバトンタッチを予定していた事からも MATマークのように円の中に文字を入れ、全体の形は「T」の文字を 連想させる横型のマークをメインにデザインされています。 ウルトラAの大きなコンセプト「銀河連邦」構想から 第1話のNGタイトル(準備稿)の「緑の星に生まれた子よ!」に あるように、緑の星=地球をイメージしたコンセプトカラーが在ったようです。 実際にはウルトラA(ウルトラマンA)は、タイトルや諸々の変更点が多く 地球で誕生したウルトラマンと言う跡は、北斗や南の紹介シーンに 少し残って見られますが、生まれたよりもM78から来たウルトラマンとして 描かれ、産まれる描写は次作のウルトラマンタロウに受け継がれます。 ですがタロウの産まれる描写は、後に子供のタロウが登場する事で疑問が 生じてしまいますが…其れは第6研究所にて。。。 デザイン画的にはTACのマーク緑で描かれています。 この理由の1つは、コンセプトカラーと共に特撮ファンには解ると思いますが フィルム時代の合成手法に、ブルーバック合成が在ったので 「青」は、合成素材になる可能性の在るモノには使い難い事情もありました。 初代ウルトラマンも、デザイン画の時点では赤では無く青の模様でしたが 合成の理由から赤に変更されます。 勿論、一般的に青いモノ(空や海など)は仕方ないのですが 人工物や作品のオリジナルとしては、撮影を考慮しないと使えない色でした。 この為新幹線や旧・全日空などの機体も敬遠される存在でした。 |
緑から青へ
ウルトラAと同じく
宣材の緑のマークを使用。
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しかし、ウルトラマンAの第1話のTACマークは青タイプで統一されます。 準備段階で、緑タイプマークが作られたモノを御倉入りにして 青に変更した理由の1つには、青い色の機体タックファルコンへの 経緯が在りますが… 最も大きな要因には、2期の予算で試行錯誤された制作方法の熟成で ウルトラホークも光線を、放映後は時間的にも辞めて火薬になり MATアローの攻撃は勿論、マットシュートの光線も火薬に切り替えたように 合成(35mmフィルム)の使用は、防衛隊の武器での使用度は抑え 怪獣と人物・街、ウルトラマンや怪獣の光線(アニメ)の使用に制限した 制作に留まった事でも、表現出来るのでマークやメカに青を制限する 必要がほとんど無くなります。 元々、科特隊、U警備隊、MATのマークにも青は在り ウルトラマンのカラータイマーも、青なので*白黒の合成マスクで抜く為に 小面積で、枠(ライン)に青が来ない工夫は在ったもののブルーバック合成以外の 合成で、結果的には予算や時間的にも出来てきたマン~帰マン・ミラーマンから 青を制限は解かれTACのマークはミラーマンの緑では無く 青に変更されます…ですが、その判断時期(変更時期)が遅く TACの代表メカ「*タックファルコン」は、第1話に間に合いませんでした。 *ファルコンに関しては、またタックファルコンの研究室にて。 ←ウルトラAのタイトル変更と共に、緑>青の変更も漏れ残っている跡の1つで 学年誌6月の付録表紙は、ウルトラAのままで横のTACマークも緑タイプ。 |
緑>青への変更時期は?
正面タイプはTとAを逆さにした形。
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その鍵の1つは、TACのヘルメットに観られ、もう1つは、TACスペースの 水面から発進するハイスピード撮影の機体には放送画像でもTACマークが 無い部分に見られます。 特撮の造りモノに、やや先行してのドラマ班の撮影で 南夕子の当初のキャスト*関かおりさんの看護婦の衣装~から いよいよ制服での学校の校庭で「ウルトラタッチ」するシーンでは 北斗、南共にTACの制服姿で、本番での完全な姿は今は謎で解りませんが 残されたスチールには、持っている*ヘルメットにはTACマークが在りません。 *ファンには有名なキャスト変更で、撮影以外の怪我で降板 星さんに変更し、1話の撮影部分を再撮影している。 *ヘルメットの完成が制服で一番遅れる↓制服の項で。 TACスペースの発進時にマークが無いのも、学校での関さんとの撮影時にも ヘルメットマークが出来てないと言うよりも、北斗と南(関かおりさん)との 学校での写真では、ヘルメットの持ち方は付いてないのを隠し 意図的に正面を向けていない持ち方で、マークの部分を体に押し付け 横向きに持つ用に指示されている感じで、ヘルメットのカラーは 既に、後々のTACの*ヘルメットカラーオレンジなのでマークが無い理由は 緑>青タイプの変更、真っ最中としか考えられません。*色変更は制服の項で。 つまり…最低2つのヘルメットの色は決定カラーなのを準備できていますが 宣伝用に撮影したスチールでは、雑誌など多くの場所に使われる可能性が高く 写真の35mmでは緑か青かもハッキリしてしまうので マーク部分を見せないようにしています。 其処から考察すると、72年2月下旬に緑から青に変更されていると思われます。 |
再び青から緑へ
お蔵入りから陽の目を見る緑タイプ
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撮影が進む過程で、ヘルメットのマークも突起しているので落ちる事から 修復がくり返され、他もシールを貼ったモノが殆どなので、火薬や汚れで 貼り直していますが、最も大きなマークを要するタックパンサーが 現実に盗まれる事件が5月に起きます。 車は見つかりますが、無残な姿だった為にタックパンサー2号が 11話・超獣は10人の女? から登場しますが、このパンサーから サイドの大きなTACマークも緑タイプのマークになり、TACのダイオードケース他 などにも緑タイプが多用されていきます。 また、タックパンサー用にワザワザ緑の大型マークを急遽作ったと云うよりも 準備段階の緑の大マークを、登場させたと言う事で それは、初代パンサーもリアのトランクなどTACマークが痛んだ交換に 緑タイプのマークが確認出来る事からも解ります。 再度作り直すなら青にしたでしょうから…この5月のパンサー盗難事件が無ければ 緑マークは陽の目を見ないままか…もっと先の登場になったと思います。 緑マークが、ハッキリ登場するのは1つ前の第10話・決戦!エース対郷秀樹で TACのメディカルセンターの門に貼られたマークが、緑タイプのマークとして登場し 警備員のマークや、同・建物内の階段(マーク自体も門のと同じと思われる)に 緑タイプのTACマークが使われます。 デザイン画の緑タイプから、青タイプに変更し頑張って統一したものの ストックが尽き~準備段階の緑マークの在庫を使う事にしたと云うのが 1クール最後10~11話時のTACの財状だったと言うのが2種ある理由です。 梶隊員の7話からの新制服のマークも緑ですが、コレもマークから考えると 当初から用意されていた可能性もあるかもしれませんし… 毎回登場する隊員では無いので「変更時期」とは別な理由で 付けられていた可能性もあるのでマークの2種時期的な参考度としては弱い。
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デザイン
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■TAC制服 デザイン 高橋昭彦
←デザイン画では、赤と銀?のツートンカラーで描かれています。 コレだけ観ると、カッコよく見えますが…
やはりウルトラマンと同じ配色でウルトラ5兄弟を展開していくにも TACメンバーが並び5兄弟に画面が変わった時に 画として…重なりすぎている事などから 科特隊やMATにU警備隊のカラーをプラスするオレンジカラーに変更されます。
まだ、宇宙路線(タックスペースにのみ跡が残る)を想定している為か 赤には明らかに光沢の描写が在り、ブーツのカットラインも逆V字で 膝上は、*帰ってきたウルトラマンで実現しなかったカーブのVラインが 使われています。*詳しくは>空想工房Q
胸に2つ在る丸いモールドも、作品画面では金属パーツですが デザイン画では、ヘルメットトップのランプと同じモノが左右に描かれているので U警備隊の胸のランプが、2つ描かれていたようです。 ベルトも赤白のゼブラで、ガンホルダーも完成とは異なる形です。 同時期にデザインされたTACガンも、銀と赤のカラーでした。
胸下からバックルまでの赤いラインは、↓の背中に活かされていますが 前面には無くなります。
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NGタイプ
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NG・タイプ ヘルメットのベースカラーが、デザイン画と同じ赤いタイプです。
最も制作に時間のかかるヘルメットを、先に制作してるようですが 制服が出来て来た時には、制服が赤からオレンジへの色変更になった バランスから、ヘルメットもオレンジに色変更に出されてしまいます。
番組開始の番材でもTACチームはヘルメットをしていないので 結果的に、色変更でヘルメットの完成が最も遅れてしまったのが解ります。 TACマークのカラー変更(緑>青)直後に、ヘルメットベースも赤から 濃いオレンジに変更されたので、急遽撮影した北斗のスチールが 赤ベースのヘルメットに仮付けされた青TACマークの写真が残っています。 ヘルメットもTACガンも無く急がれた宣材。
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Aタイプ
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Aタイプ 1.2話のみ使用された、光沢のある生地に薄いオレンジと 銀とも言えるグレーのカラーの制服で、ヘルメットが濃いオレンジに 塗りなおされたOKタイプです。
照明や撮影に困難をきたす為に、わずか2本の撮影で急遽変更になった事は ウルトラマンAのスーツや、タイトル変更と共に厳しい放送開始事項の1つでした。 特にコックピット内の風防ガラス越しの狭い空間でのライティングでの反射を 逃がす・抑える術が無く初の光沢素材は短命に終わってしまいます。
ブーツはデザイン画とは別に、帰ってきたウルトラマンで実現出来なかった カーブのV字で、サイドに赤ラインが入ります。 グローブも、*オートバイアクションなども取り入れて行く予定だった事も在り しっかりしたグローブが、デザイン画に忠実なグローブが用意されますが・・・↓
*実際は1度のライダータッチと、北斗が3話でバイクを借りるくらいで TACのバイクとしては、殆ど活躍しませんでしたが仮面ライダーの人気に 影響された感は少なくと在ると思います。
Aタイプがメタリック的な理由には、ウルトラセブンの準備段階で 宇宙、海洋、路線の大幅減少してしまった事に、再チャレンジしようと言う 構想が、銀河連邦計画と共に在りましたが、タイトル変更など様々な要因から タックスペースと言う名前のメカや、ドルフィン(2号)と言う 海洋メカの跡が在るものの宇宙や海洋での活躍は その後の作品へと委ねる事になります。
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Bタイプ
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Bタイプ 3話以後~に使用されるタイプで、服のカラーがヘルメット濃いオレンジと ヘルメットの凸モールドの濃いグレーに近い、グレーとの2トーンに変わります。 AタイプのNG理由からも、ツヤの無い生地の制服です。 また、色とツヤは語られますがAタイプの手袋はウルトラマンAよりもゴツイタイプ だったので、袖がオレンジ単色だったAタイプに変わり、袖口にグレーの斜めの 部分が追加デザインされます。
Aタイプのグローブも使用される事も在りますが 基本的に、オープンフィンガーグローブ↓右に変更されます。 またBタイプへの変更に伴ない、隊長の制服はヘルメットに在る 黒いラインを胸のVライン↓左にも施されます。 ←Aタイプでのグローブは、上から指輪をするのは・・・かなりムリが在り 細かいスイッチなどを操作するにも不向きだったので、指出しが多くなる。 各隊員で色は違うので自由だったようです。北斗は基本黒を使用。
隊長の胸のVが黒に。 北斗隊員は黒。
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Cタイプ |
Cタイプ 青マークから緑マークに変更された11話から、ベルトのバックルに 緑タイプのTACマークが付けられます。
デザイン画からしたら、あまり良い変更では在りませんが モノとしては良いバックルですけども、照明の反射以外に 映り込みも在るので、U警備隊やMATのようにバックルにもマークを配しています。 それもタックパンサーの大型マークと共に、準備段階で準備した 緑タイプのTACマークの在庫が多かった証の1つです。
11話~なので、最も多い(長い)使用ですけども、イラストや紹介写真には Aタイプが、今でも使われる事が多く 多いのにマイナーな存在のCタイプです。
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タックヘルメット
図1
*以下・ビス(ネジ・ホックオス)を↑●の カラーで記載して、詳細ば場所は略します。
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■ヘルメット・ベース ベースは、MATのヘルメットと同じ「HIROTAKE・ARAI*」製で 当時のHAブランドのジェットヘル(オープンフェイス)です。 ステッチ(年代で異なる)からするとR-6Mが近いと思われます。 *1973・新井弘毅商店、株式会社リミテッドは、 荒井弘毅、株式会社、株式会社に社名変更、現在の有名なARAI。 過去3防衛チームでは、金属の銃を持ってバイザーを上げる時の破損が 予算、時間共にロスする事も在り、初めての帰マン>Aへの連続放送で 準備期間がタイトな事からも、宇宙路線の消滅に近い縮小と共に 唯一、1.2期でバイザーの無いヘルメットがTACでは使用されました。 またMATに在った隊員の番号も、緊急時にヘルメットを貸し借りが出来ない 事から、時間がロスする為に、TACでは番号は廃止されています。 デザイン画でもバイザーは在りませんが、TACのマークが*制服にも無いので *撮影直前に、図1●センターにマークが着けられます。 *11話~ベルトのバックルに、其れまでの丸形の上かも強引に着けられます。 *NGになった1話のスチールでは、マークの無いヘルメットを持っています。
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A02タイプ
図2
図3
図4
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A02タイプ
1~10話に主に使用されるタイプですが、10話まででは無くて Bタイプの予備として修復され、その後も、少なからず使用されています。 話数が進む事に、B・Cタイプに譲り姿を消して行きます。 何故02かと言うと、最初の1つはB型だったのですが チーム全体としては、このAタイプを先に使用してる為にA02タイプとしています。 *詳しくはBタイプにて記載します。 図1●のネジは、ベース状態ではジェットヘルのサンバイザーを着ける ホックのオス↓★が、着いていましたけども、外した穴を埋める為に ネジを装着して、同オレンジで塗装しています。 ただヘルメット部分とネジ(金属)の材質が異なった為に 当時の下地剤や塗装では、ネジの塗装が剥がれやすく 北斗と南用は、特に北斗は何度も図1●が塗られ画面でのオレンジ率が 高いですが、他の隊員は金属の銀の場合が多いのもAタイプの特徴です。
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TACマーク TACマークは青のタイプで、色の面積や銀凸モールド、色の濃さが 異なるモノが在り、B01より少し小さいです。図1● 奥>手前への傾きや、左右にも歪んでしまっているのが 観られ事からも、固定が弱くヘルメット全体からは 突起しすぎていて、持ちにくそうな部分です。 ヘルメット・マイク マイクネジ図1●は銀のままの状態がA02では殆どで カラー指示が無い為か? 塗装後にマイクを装着した為に A02では銀が殆どです。*右側には、このネジは在りません。 *元々もビスが在る場所のようで、右側は外され パテ埋めされてるようですが、Bタイプ後の南隊員と今野隊員のには 元のと銀が2つ見える(塗装してあると見えにくい)事が在ります。 MATの耳パーツからの収縮マイクは、役者さんのジャンプなどで 伸び出てしまった為に、回転可倒式に変更されています。 *左に在る為、2話で北斗がアローから「パーティ」の話をする時は 上手を向いていますけども、逆側から マイクを降ろすのは、フィルムが裏焼きな証拠で 科特隊から続くコックピットの左右反転の技術の跡です☆ チンカップ TACのヘルメットには、チンカップ(*アゴの先端保護パーツ)が在ります。 図2のように、4つの穴が空いてますが、B01の最初の1つは穴が在りません。 *消防・救急隊のヘルメットに見られる。
アンテナ・ランプ 3つのアンテナが着いていますが、全部の先端は球状で 白に塗られています。 耳部分のパーツは下方図1●でネジ止めされ、アンテナも少し収縮するので 時々左右の長さが違う事もあります(^^; 上部センターのランプは、MATの電球よりも見栄えは良い グリーンになっていますが、TACマークと重なり特に活躍しませんでした。
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図5
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B01タイプ 11話*~、Aタイプの傷みから各隊員に追加された新しいヘルメットです。 特徴は図1●のネジが、ホックのオス↑★のままです。 *11話でも北斗・南がB01を被りますが、南が自転車と戦うのはA02で 12話にもA02タイプが出てくる境の話数で、B01に移行しますが メンテナンスサポート的にA02は、その後も登場します。 ですが、A02に書いたように、ヘルメットの完成は撮影的に遅れていた部分で まず最初に完成させた1つは、*使用的に~その後のBタイプでした。 1.2話のみ使用された光沢の制服で、TACチームの居る作戦室に置いてある シーンに、後を向けて…あまり映してません1つが見られます。 同・制服との写真でも、少し色の濃いBタイプが置いて在る事でも解ります。 番宣スチールでもAタイプの制服で、北斗が1人(1個)被っていますが 宣材ハガキのTACチームは全員ヘルメットは着用していません。 なので…全体的にチームが所持するのは、明るいオレンジのA02タイプが初で 画面でも1話の作戦室の机上には、ヘルメットが並ぶはずですが・・・無く まだ完成していない為に、数カットだけ間に合った1つ(B)が置いて在ります。 出撃の自動ドアのカットは、完成後に作戦室内より後に撮影されています。 *この最初の1個は図1●はネジで、B01後半に編入され北斗が使います。
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図6
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Cタイプ A02やB01よりも、オレンジが赤に近いタイプです。 ただ固体としてはA02とB01で、その色変更がCタイプです。 カラー変更について。 Bタイプは20話~少し濃い色になり25話で更に濃く 31話からは、更に濃いオレンジ>赤に近く変わっていきます。 塗り重ねや、塗り間違いでは無い程変わっているのは デザイン画では、制服も赤に近かった為にA型は制服の オレンジに近いカラーにしていますが、元々ウルトラマンAや TAC(アローの色や基地など)、制服は科特隊とU警備隊の ハイブリットなので、ヘルメットの赤はU警備隊のヘルメットの赤い部分が コンセプトだと思われますので、Bタイプが赤に近くなっているのは 制服合わせでは無い元々のコンセプトに寄せていると思います。
TACマークも気持ち小さくなります。
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隊長用モデル
図7
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01型
2話のみに登場するタイプです。
前側左右に在る黒い~ラインの左右に銀のラインが無くて *つや消しで太い黒のみが入っています。 2話のタックアロー操縦時に見られます。 *コックピット(特にアロー)が狭く、照明のアイランプの反射が MATの白いヘルメットより目立つ為に、当初はつや消しが塗られたようで 北斗などのヘルメットも、この部分には反射防止のスプレー(ロウ)が 何度も、吹き付けられています。
つまりヘルメット登場の撮影順としては、隊員全員の数までの完成が遅れた為 バンクとして使える、操縦席のシーンが1話よりも先に撮影されています。 スチールでは、01型の隊長が、美川隊員とTACスペースに 乗っているシーンも在りまが、線が変更されたのとMATアローの流用ですが あまりに、そのままのコックピットだったので、お蔵入りになったようです。
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図8
図9
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02型
黒ラインの左右に細い銀が入り光沢になったタイプで 1話から~使用されています。
ヘルメット全体に在るグレーの凸モールドのカラーも、01>02型で 少し調整され01型は濃いグレーで、02型(他の隊員のA02型)は 少し薄いグレーに調整されています。
フィルムテストも北斗、南は隊員服姿前のシーンや南隊員の交代が在ったので 隊長の撮影したフィルムで調整されたようです。
また凸パーツが緑ぽく見えるのは、タングステン照明とフィルムの関係で 実際のカラーは、グレーです。
MATの隊長機カラーは、特撮と別班体制だとズレが生じる事が在るので TACでは廃止されますが、作戦室やファルコンの操縦席が、あまりに凄いモノが 出来たのでヘルメットには、隊長としても差を画的に追加したそうです。
TAC作戦室は、その後のZAT、MACの作戦室に流用され TACファルコンの操縦席も、ZATのスカイホエールや、他の円谷作品に 流用されるくらい凄いモノが作られました。
隊長は、出動してもアクションよりもマイク使用度が高いですが 時々、降ろしてないで喋ってた?と言う事が在ります(^^;
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図10
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03型
他の隊員と同じオレンジが濃くなったタイプで変化も 他の隊員のCタイプと同じです。
TACマークも、他の隊員と同じく気持ち小さくなります。 厳密には、TACマークの形や取り付けも変更されていてマークの丸部分が 下の辺より少し下に出ていて、裏の上にネジ2つが見えます。
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図11
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後側
後ろの下に三角の銀が塗装されています。 01型の後は確認されていませんので、色的に…前の黒ラインの左右に 銀が入るのは02からなので、後ろも02型からなのかもしれません。
後ろの三角銀は02よりも03は少し細く上下に長い。
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