ウルトラマン80
桜ヶ岡中学校
1話・ウルトラマン先生・他
ウルトラマン80の1クールで、矢的猛が教師として 勤める中学校の外観・校庭は、東京都の某中学の旧校舎で ロケ撮影が行なわれました。 その後、建物や登場した門も新しくなっています。
矢的先生が走ってきたりした、現在の東側(図1.2右側)の道です。 80年(79)当時は、図1のような周辺なので 東側しか使いようが無かった感じです(^^;
新しくなった校舎です。窓も東側向きに建てられていて 校庭は南側に広くなっています。図2
図1
図2
ウルトラマン80の時間割
当時は急に1クールで、矢的隊員は教師を辞めてしまったので 見ていた多くの子供達が戸惑いました。 その理由は、いろいろ設定と教師の問題など語られますが ロケ地的な1番の理由は、オンエアが4月からと言う事が大きく 本当の学校として、建物が使用される時期になった事で放送が始ると ウルトラマンの影響は大きく噂が広まり、ロケ地も近隣から ネットが無い時代でも伝わってくる始末で、出演の生徒役の子供達も また本当の学校に行かなければならない 時期になってしまいます。 一方、矢的猛には、作戦室や、コックピット、特撮的な 合成などの絡みがあり、光線などない 普通の学園ドラマのようには、その時間を合わせる事が 4月後~には大変困難でした。 1クールも外観的なカットは、少ないので バンクでカバー出来ますが、内部をセットでやるとか 生徒の数を揃えるのも、予算を圧迫してしまい マーチャン的にもプラスの要素では無い為に 2クールからのメカや基地、怪獣を1話に2体出す回を 増やす方向に、シフトしていきます。 ただ教師を辞める理由の回は、子供に解る説明を 当時、入れるべきだったとは思います。
*実名は有名ですが一応伏せます。
They're children's small facilities, so the name and details aren't mentioned.
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ウルトラマン80
中学校
48話・死神山のスピードランナー
48話のマラソン大会で東京都にある中学校が ロケ地として使用されています。 場所の詳細は控えますが 教師偏の桜ヶ丘中学のロケ地とは異なります。
学校からのマラソンのスタートシーンは 校庭の東方向にカメラを向けて撮ってます。
上↑の画左上に見える高層建物です。 校庭のすぐ外から東方向に見えます。
画★
ゴールに向かい学校の校庭に入って来るカットは 北側方向にカメラを向けて撮っています。
逆に学校の外から南方向を撮った校門です。 入って右に見える体育館の側面下部分が 門越しに確認できます。
東方向からの体育館です。画★では側面下の四角い モールドが2つですが、4つ在るのが解ります。 抜けの画的な問題ですが、スタートは西に向かい ゴールは南に向かっていて、厳密には同じ ポイントでは無いのがドラマ的です(^^:
この回は、和泉中学校と、星雲中学と言う名前が 出てきますが、作中中学マラソン大会に使用された 場所が、何中学なのかは…よく解りません?
水沢又三郎のひみつ
この48話は、プロット的には教師偏のモノが ベースな話ですが、40話の山からすもう小僧がやって来た を書いた水沢又三郎さんの脚本で、43話も書いていますが 同じ小僧がやって来るタロウぽい話です。
水沢又三郎さんは、特撮ファンには有名な江連卓さんの *ペンネームの1つで、当時はスカイライダー、スーパー1 デンジマンを東映で書いてる事もあり、水沢又三郎を 使用しています。 キョ―ダイン、大鉄人17、バトルフィーバーJ、スケバン刑事 スケバン刑事、仮面ライダーブラックRXなど 東映や大映が多く、ウルトラマンは80の3本のみです。 *他のPNに龍達彦、海野朗、遠野海彦がある。
SPECIAL THANKS
ウルトラマン80・48話協力 メトロンハート様
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