シャンプーボトル

光跡

ミラーマン

 

サンスターから発売されていた
ミラーマンのこどもシャンプーです。
シュリンクも破けてないので、中の液も
1972年の空気も、入ったままです♪
*ミラーマンは、ソフビのデットストックが多いので
今は逆にシャンプーボトルの方が高価だったりします。

凹凸のある造型に、目の凹部の小さいシールを
貼っていたり、キャラ的に模様が少ないまでも
他のボトルより省略の少ないミラーマンの頭部です。
ポリ容器なので、塗装の喰いつきがわるい為に
ジャンボマシンダーと同じように、シールで
色の表現をする事が多いです。

頭の大きさは違うものの(^^; 左手以外は
同じ大きさの体で、ライダーと同型から
応用して作られているのが解ります。
サンスターは、ダリヤと2分してキャラモノの
シャンプーボトルを発売、1966年の
マグマ大使から
おもちゃシャンプーの名前で、発売するも
ウルトラセブンに続いて、帰マンも販権は
ダリアに行ってしまいましたが、仮面ライダーが
大ヒットした事で、ネーミングも
こどもシャンプーに変更、続く特撮ヒーローに
ミラーマンを発売しました。

*1966年マグマ大使の前は、のりものなどの容器はあります。

グローブやブーツのライン位置は、違いますが
手の握りや、足首の形状も同じです。
TV画面のミラーマンは、手を胸の前でクロスするポーズですが
ダリヤのコノ時期の帰マンシルバー仮面
そのX形の腕の形なので、左腕のみ胸に着けた違うポーズに

なってます。その後のウルトラマンAも、ダリアはXポーズです(^^;


仮面ライダーからは、商品名はこどもシャンプーになり
76年までは、凸文字をサンスターは採用します。
*1977年からは、背中に印刷文字のシールタイプに変更されます。

右のおしりに180g200円・太腿裏にC円谷プロ
文字が、四角フレーム内にあります。
*グラム表示とmlの表示違いが、各キャラによって存在します。

使うには、サンスターのキャラは
ほとんど首から上を、引っこ抜くタイプです。
最初に買ってもらったのがウメ星デンカだったので
肌色の頭部だからか?凄いショックを受けた覚えがあります(^^;

中は普通のネジ式キャップが、もう1つ在り
それを廻して、シャンプーの液を出します。
*ミラーマンはシュリンク状態なので、モデルはライダーです(^^;
両方とも液がありますが、ライダーは懐かしく
何度も嗅いだので、少なくなってきています。

左から、オットーくん(おはようこどもショー)
ミラーマンウルトラセブンDX仮面ライダー
Qちゃんは、この中ではオットーくんとライダーしか
当時は使っていませんでしたが、並べると
変身ブーム時期に、ヒーローはソフビを意識した
サイズにしているのが、よく解ります。

 

サンスター(株)
1946年創業、元は自転車ゴムチューブの会社から
歯磨きの金属チューブを開発。
1950年4社の合併で
サンスター(株)を設立。

 

株式会社ダリヤ
1958年ダリヤ工業株式会社に。
1968年に
株式会社ダリヤ
に変更。


 有名なダリヤ
(ダリでも通じた(^^;)の、角がキャップの
鉄腕アトムシャンプーボトルは、まだダリヤ工業の時期で
1968年後の、ダリヤの商品は
工業が付かない。

ウルトラセブン

 

サンスターのウルトラセブンシャンプーボトルです。
リアルタイム放送の時は、ライバルのダリアから発売
されていましたので、このセブンのボトルは
71年の販売で、帰マンの時期です。
アイスラッガーなどは、ソフビ大などを参考にした感じですが
独自に、セブンのデザインを解釈して、造型した感じは
アゴのサイドラインなどが、大胆で面白いです。

*帰マンはダリアが販売してしまった為、ウルトラファイトの
後半ライブ放送や、再放送、帰マンとの共演があったので
発売された、商品シリーズ的には異例なリリースです。

程度は良く激安でしたが、目とビームランプ
シールは無かったので、復刻のアルミシールです。
凹凸がある為に、珍しくプロテクターは塗装です。
その為にボディラインも、シールではなく塗られています。
DXのみの販売だから、手間がかかってノリが悪い塗装も
出来たのでしょうけども、箱以外にマントや付属品がある訳では
ないのに、腕の可動だけで通常の2倍以上の価格400円
ソフビの値段に食い込む価格なので、かなり高かったと思います。
帰マン(ダリア)や、ミラーマンより製造数も少なかったと思われます。
Qちゃんもダリアのセブンは覚えていても
サンスターのセブンは、売っていたのも覚えていません(^^;


背中はボディラインの白は、ありませんけども
プロテクターは、塗装されています。
インは、前部分が凹の中に塗装がされ、背面側のラインは
逆に他の文字記載の都合から、凸で表現されています。
「サンスター」の文字は、ミラーマンより大きく

「ウルトラセブン」の文字は、正規のロゴデザインなのは
少し驚きです! 右太腿裏の円谷プロはミラーマンの

横長と違う、マルCが上にある2段になっています。
DXだからか?内容もミラーマンより10多い190gです。
 

サンスター「こどもシャンプー」(おもちゃ容器)年表
★>まだおもちゃシャンプーと言う名前の頃。
キャラ物は仮面ライダーよりこどもシャンプー
 *名前左の数字は月
*TVキャラの男の向けの80年代を中心の年表。他にNHK幼児向けキャラや
女の子向け、のりものなどがあります。


1966.10★マグマ大使150円*TVキャラ1号、足帯び付
1967.7★ロボタン150円
9★パーマン150円*体も肌色・ビニールマント付
1968.2★パーマン2号150円*全体ダークブラウン・ビニールマント付
5★グズラ150円
8★怪物くん150円
11★ドカチン150円
1969.5★ウメ星デンカ150円
12★モーレツア太郎150円
1970.1★タイガーマスク180円*ビニールマント付
1★ムーミン・ノンノン180円
1★ひみつのアッコちゃん180円
1★あしたのジョー180円
1★チビラくん180円*パンツ?青、目のシール上目使い。
1971.2★いなかっぺ大将180円*ニャン子先生付*素っ裸
4★ウルトラセブン400円DX(腕が可動・箱入)*放映当時はダリヤ。
6★みなしごハッチ180円
11★オバケのQ太郎180円*首?から2分割
12仮面ライダー180-200円*発売時期が長く値段が異なる。
12仮面ライダー400円DX(STより10g多く腕が平手で可動・箱入)
1972.2ミラーマン200円
4樫の木モック400円DX*箱入
5カバトット200円*トットのメダルケース付・青ぽいのと、グレー2種
5ゲゲゲの鬼太郎200円*ビニールチャンチャンコ付
8魔法使いチャッピー200円
11オットくん200円
1973.3ガッチャマン(G1号)400円DX*マント付・バイザー青クリア
5人造人間キカイダー200円
5マジンガーZ 200円*全身グレー・形はわるいが売れた(^^;
7ウルトラマンタロウ200円
9山ねずみロッキーチャック・ロッキー250円
9山ねずみロッキーチャック・ポリー250円
1974.2タイガーセブン300円*頭部濃黄・体青
5ハイジ300円*頭部はピンクぽい肌色・体黄色
5.ペーター300円*頭部はピンクぽい肌色・体黄色
7仮面ライダーV3 300円*頭部赤・体緑
8ウルトラマンレオ 300円
11魔女っ子メグ300円*頭部赤・体オレンジ
1975.3 フランダースの犬・ネロ 300円
3フランダースの犬・アロア 300円
5ロボコン300円
7ゴレンジャー(赤レンジャー)300円
9グレートマジンガー300円*ブレーンコンドル脱着*頭部グレー・体青
11ゲッターロボG300円*頭部赤・体は青
1976.1UFOロボ・グレンダイザー300円
3母をたずねて三千里・マルコ300円
3母をたずねて三千里・フィオリーナ300円
5タイムボカン(メカブトン)300円*車輪(黄)回転・ボディ青
7宇宙鉄人キョーダイン(スカイゼル)300円*全体赤・頭部翼塗装
7宇宙鉄人キョーダイン(グランゼル)300円*全体青
9大空魔竜ガイギング300円*全体紺と青がある、角は黄色
11トッポジージョ300円(頭部肌色・体赤-青2種)
▲77年から背中の文字が凹凸じゃなくシールになる。
1977.1 ポールのミラクル大作戦・ポール300円
1ポールのミラクル大作戦・ドッペ(犬)300円
5惑星ロボダンガードA300円*頭部赤・体銀・凹凸が多い傑作
7ヤッターマン(ヤッターワン)300円*鼻の上にベルがあり多色。
11ロボット110番(ガンちゃん)330円*全身朱・耳別パーツ
1978.1一発貫太クン330円*ムーブアイ・頭部肌色(オレンジ)・体青
6SF西遊記スタージンガー・ジャンクーゴ330円*凹凸が多い傑作
11ガッチャマン330円*ST
1979.2ウルトラマンタロウ330円*リアルタイムではなく再燃の影響
2ウルトラマンレオ330円*リアルタイムではなく再燃の影響
7ザ・ウルトラマン330円
9仮面ライダー(スカイ)330円*全体緑・マフラー付
6電子戦隊デンジマン360円*赤・青のみ
8ウルトラマン80 380円*何故か瞳(黒)大きい。
11 デンジマン・ダイデンジン380円
1981.1仮面ライダースーパー1380円*ボトル小さい・胸、ベルト銀
5新・怪物くん380円
10Drスランプアラレちゃん380円
1982.1機動戦士ガンダム380円
4Drスランプアラレちゃん・ガッちゃん380円*赤い帽子
7逆転イッパツマン・逆転王380円
1983.8新・パーマン380円
10科学戦隊ダイナマン380円*赤・青のみ
1984.2 パーマン380円
2パーマン・パー子380円
4キン肉マン380円*赤のショートパンツスタイル
10超電子バイオマン380円*赤・青のみ
1985.2ゴジラ380円
4新・オバケのQ太郎380円
7キン肉マン・ロビンマスク380円
9電撃戦隊チェンジマン380円*赤・白のみ
11新・ゲゲゲの鬼太郎380円*全身ベージュ・髪部(茶色)が外れる。
1986.2 トランスフォーマー380円
4ドラゴンボール・孫悟空380円
10超新星フラッシュマン380円*赤・青のみ
1987.1 オバケのQ太郎-2 380円
4トランスフォーマー2010 380円
7光戦隊マスクマン380円*赤・青のみ
10ウルトラB 380円
1988.5 超獣戦隊ライブマン 380円*赤・青のみ
11世界忍者戦ジライヤ400円
1989.2電脳警察サイバーコップ・ジュピター400円*体グレー頭赤
7 高速戦隊ターボレンジャー400円

☆ウルトラマンとシャンプーボトル☆

 
1966年初代ウルトラマンは、バンダイがスプレータイプの
なんとか顔に見える、筒タイプの立体容器を発売。
サンスターのTVキャラは1966年はマグマ大使のみ。


1967年ウルトラセブンは、サンスターでは無くダリヤから発売。
頭部の目の上がキャップになっていて、アイスラッガーを持って
TVのダイヤルのように、ひねって開けました。
長くウルトラファイト時期まで発売された為に、Qちゃんも
3個も買ってもらった。(1つはY兄ちゃんの手元へ)

サンスターは、しばらく藤子キャラや、まんがの販権モノを出す。

1971年帰ってきたウルトラマンも、ダリヤが販権を獲得した為に
時期としては、放映から年が経っていたが、ウルトラファイト
セブンライブ編が、放映していたのもあって
ダリヤセブンと重ならないように、デラックス(DX)のみ
サンスターから発売されますが、腕(肩)は可動ですけども
価格があまりに高く(400円)、あまり売れませんでした。
しかし、人気の出てきた仮面ライダー2号を発売*大ヒット!
ミラーマンの販権も、当時としては早く取得シルバーゴールド
メタリックグリーンのシールを採用して(価格は20円UP)
意気込みは見せますが、ライダー程は売れませんでした。
*ライダー1号・2号と別けた、腕のラインのシールが、ST版にも
確認されていますが、エラーなのか?別物として売られたものかは謎です。

その後DXは、モックガッチャマンが発売されます。
ただDXはソフビの価格より、ある意味高いので不振に終わる。
*モックやガッチャマンは未発売などに終わった、他の型の流用と言う説もある。

1972年ウルトラマンAも、販権はダリヤに行ってしまう。
71.72年変身ヒーローブームに、帰マン、ウルトラマンA、シルバー仮面
月光仮面(アニメ)を、ダリヤに取得されたのでギャグ系を出します。
72年後半は、ラインナップに詰り、初の女の子向けチャッピーを発売。
おはようこどもショーのオットくんまで出す(^^;
*ちなみに、Qちゃんはオットくんを何故か持っていた。

1973年73年はオイルショックで、ダリヤがあまり出さないのもあり
現役ウルトラマン初のタロウを発売。キカイダーマジンガーZ
売れます! この時期まだ仮面ライダーが売れている。
後半も、ライダーの続編V3と、ウルトラマンレオもを獲得!

以後、しコンスタントに毎年TVキャラを発売、女の子向けも
キャンディキャンディがヒット!1キャラで3バージョンが発売されます。
1979年・79年には、第3期ブームを察知、いち早くタロウ、レオを発売
ザ・ウルトラマンウルトラマン80も、発売する事になります。

 

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