★光跡
関東のデータにて構成・左よりNHK1・NHK3・日本テレビ4・TBS6・フジ8・NET10・東京12チャンネル12
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NET>現・テレビ朝日 東京12>現・テレビ東京 *1975年前は系列局が整備されていない為○○TV系も控えます。
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▼玩具・レコード・本・他Qちゃん私物 41.7.10日曜日 夜7:00 光の国から、ぼくらのために!
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1966年7月の東宝映画13日公開作は ゴジラも真似した人気の若大将加山雄三 主演のゼロ・ファイター大空戦で、放映時期に、新聞でも宣伝されています。 特撮はもちろん円谷英二特技監督 同時上映は三船敏郎主演の怒涛一万浬
タケダは、武田食品と武田薬品と グループ内の違いはあるものの 薬よりは、子が欲しがるジュース プラッシーの宣伝に力入れ ウルトラマンやセブンも プラッシーの宣材に起用しています。 プラッシーとは、オレンジジュースで 果汁入りビタミン飲料を名のり この頃のファン●オレンジなどの 着色料ジュースよりは、親は好みました。 酒屋などで普通のコーラのようには 販売されていなく、ほとんどは お米屋さんで販売(配達)して もらって飲むしか無かったジュースです。 自販機もあったようですが、記憶には無く Qちゃんの家も、配達してもらっていて 帰マンくらいまで飲んでいたので お米屋さんに行くと、広告に ウルトラセブンなどが書いてある のを見るのが楽しみでした、1ケース 頼むとセブンのコップなどをくれました♪
販促物として配られたシール
プラッシー(PLUSSY) 1957年から発売。一般の販売が無く 自販機や缶の容器が、ビンより増えたので 80年代には関東では、ほとんど見る事が 出来なくなるほど減少したが 90年になるとウルトラマンの復活と共に ウルトラ世代などからの、声が高まり 98年に復活しコンビニでも買えるようになりました。 今もハウスウェルネスフーズ(旧・タケダ・フード)のニュープラッシーは買う事が出来る。 ウルトラ世代には、ウルトラマンの頃を 舌で想い出せる(若干違いますが(^^;)飲物 なので、ウルトラマンと共に販売を 続けてもらいたいジュースです☆ 出来たら凸凹ストライプのビンで♪
この頃のファンタの広告には後に 悪魔くん、キャプテンウルトラ ジャイアントロボに出演する子役の 桑原友美ちゃんが起用されています。
飲んだ後に舌を見ると、どっちか解ったほど 着色料が、まだ濃いものが使用されていて 唇全部が紫とかオレンジのまま遊んでる 子もいました(^^; 今は、そんな事は無く味も少しは違います が、時々飲むと懐かしい味です。 *最近ビン入りの復刻が発売された。
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1966年6月29日に来日したザ・ビートルズの公演を、7月1日夜9時日本テレビで放送 59.8%を記録し、7月2日には出国してくと言う~66年7月。 59.8%は単発の放送でも凄い数字ですが、紅白歌合戦他、単発で高視聴率が 出る事は、娯楽などが今ほど多く無い時代のTVには在りえる事でした。
しかし、其の8日後に30%後半の数字を毎週のように記録する 日本テレビ史に残る歴史的なこども番組が、始まります。 *ウルトラQは30%前半(平均32.4%)ウルトラマン平均36.8%
ウルトラQ206便消滅の翌週、日曜夜7時のタケダアワーは、制作と放送が ウルトラQとは違って同時進行の為に、ストック話数が足りない事や まだ放送1話が、制作1話では無かった事から1話が完成していなかった為に 急遽旧・杉並公会堂での公開録画放送 「ウルトラマン誕生」(白黒放送)を放送する事になります。
公開録画は、まだ着ぐるみショーのノウハウなどを、殆ど持っている所が少ない時代で 動物など、いろいろなハプニングが重なり、デュレクターである実相寺さんが 自ら実家へ逃げ帰ったと言ってるように、大失敗でしたが・・・ 子供にはウルトラQの怪獣に、さらに魅力あるレッドキングやバルタン星人、アントラー 謎の宇宙人ウルトラマンへの関心から、そんな技術的、演出上の失敗を軽く吹き飛ばす 34%の高視聴率を記録し、1期には欠かせない名監督の演出生命を救います☆ ラテ欄の出演は、会場に居るサプライズゲスト円谷英二さん、キャップの小林昭二さんが 書いてあり、主役の黒部進が無くて年功序列な記載も時代です。 7:30のオバQは、あい変らずマイペースで特別なプログラムで無いのがいい♪ 旧・杉並公会堂での詳細は>コチラへ☆
そして、いよいよ17日の日曜夜7時のタケダアワーに、カラー作品が登場! 製薬会社でも、田辺製薬の忍者部隊月光(新)や、隠密剣士に対して アニメで人気だった藤沢薬品の風のフジ丸より先に、大ヒット番組ウルトラQシリーズの ウルトラマンとして、カラーでタケダ、タケダ、タケダ~♪の映像に続く ウルトラQの文字~から~ウルトラマンのタイトルが、お茶の間に届けられました。
今度は銀幕のゴジラと同じカラーで、新怪獣が毎週見れる事自体が凄い事でした。 Y兄ちゃん(Qちゃんの近所の親戚、マン>セブンの頃小4.5年)は、かなりカラーTVを ねだったそうだが、ダメで・・・Qちゃんの家におもりを条件に見に来てた為 リアルタイムで、マン、キャプテンウルトラ、セブン、マグマ サンダーバードを逆に見る事が出来た。
フジ6時新忍者部隊は白黒ですが、6:30にはアメリカのバットマンカラーを 入ていますが、ウルトラQとの対戦(同時刻)は避けています。 日本TVも、対抗出来る番組巨人対サンケイ巨人戦のカラーを 30分だけ早く放映しているものの、ウルトラQ(今週からはウルトラマン)との対決は 避けQQタイムのオバケからだけでも 数字を貰をうとしてるのが、他の曜日との比較からも解ります。 この頃の野球中継は8時からが殆ど。 *隠密剣士1962~1965・新隠密剣士1965年4月4日~12月25日 少年忍者風のフジ丸1964~1965 新・忍者部隊月光は、同日曜フジTV6時より放送中
ウルトラ作戦第1号は見事に成功!タイトルのシリーズ継続(ウルトラQ)や スピンオフ(桜井浩子)などの効果で、視聴率34%と言う高視聴率を記録します。 放映第2週目は、人気怪獣バルタン星人の登場で、容姿だけでも魅力溢れる キャラクターなのに、ゴジラでは見れない空中戦を展開します! 飛ぶ事だけのヒーローは居ても、巨大な宇宙人同士が飛んで戦う画などは、誰もまだ 見た事が無く、Y兄ちゃんは凄いのが始ったと、この回で確信したそうです(^^; この日はTBSに巨人戦の放映権がある日なので、QQタイム後の 通常のプロ野球放送時刻からな為、チャンネル争いも無くお茶の間は平和だ ったかと思います♪
空傘番組にウルトラマン誕生の時の空の大怪獣ラドンを、再スタンバイしている(つまり7月10日はナイターは晴れだった)事がラテ欄からも解ります。 *空傘番組・雨天などで中止の時に用意する番組の事。*野球を見たがる父親も多い
侵略者を撃ても、さらに数字を上げ34.6%を記録! 第3話は、本格的な怪獣ネロンガとの対決と、ホシノ君が活躍します♪ 巨人戦は、日本TVで対広島、NET(現テレビ朝日)では南海対西鉄を放送 大阪が雨の場合に東映対近鉄と、同じプロ野球を用意しているのも面白い。 東映対近鉄は、当然東京で後楽園球場のはずです。*東映・後日本ハムF
少し時間を戻してウルトラマン誕生の13日前、燃えろ!栄光放映の翌日のラテ欄を 見てみると…ウルトラQの登場で、番組枠を変更したW3が最終回を向えています。 同じ7時枠のわんぱくフリッパーが6行なのに対して、わずか2行と言う扱いは 左のTBS、右のNETと比べても…かなり寂しい扱いに終わっているのが解ります。 しかし、この月曜7:30の枠にロッテが、次の週に送りこんで来る番組は 同じ手塚治虫原作の、特撮怪獣番組のカラー作品でした・・・ NET7:00は海賊王子(怪獣王子ではない)石森章太郎原作で、東映動画・NETと言う トリオが揃ったアニメで、主役のキッドは当時まだ子供の古谷徹を起用した作品。 1966.5.2~11.28 *古谷徹・その後、巨人の星の星飛馬、ガンダムのアムロを担当。
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ウルトラQの欠点を守る(補う)為、急いでやってきたヒーロー!
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66年20号 少年マガジン 66年5月のウルトラQ放映時期の 少年マガジン!22日号に4月1日発表の 撮影会の写真を表紙にしたインパクトは 初めてウルトラマンを、コレで 知った人も多く、同時に各メーカーも 1度見たら忘れない強烈な主役の登場に マーチャンに乗り出すキッカケにもなる。
67年の9月号 ぼくら Qの再放送時期の表紙で、ガラモンの写真 だが、67年当時の子供にはカラーだと ピグモンに見えたかも?♪ Qの白黒作品であった事は TVは白黒が多くても、本はカラー じゃない表紙は、ほとんど無かったので アトムや鉄人などが掲載誌以外の表紙も 飾れたのに対して、ウルトラQは依頼が なく、講談社ですらウルトラマン発表前は マガジンが2回、ぼくらが1回しか無い。 もちろんウルトラマンは、比較にならない ほど多方面の表紙を飾っているのは 色の欠点と、主役キャラ克服に成功し ウルトラQ(作品単独)をも救っています。
ウルトラQのソフビも 平均視聴率32.4%の人気番組なのに 怪獣と言う化モノと、毎週違うキャラ であった為、初回生産は600個と言う 少数でした。 *視聴率1%が約70万人
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ウルトラQは放映開始後、予想を上回る大ヒットで平均32%以上と 今までのアニメ番組の大進撃を吹き飛ばしてしまった事は、とても凄い快挙でした! 普通は、そんな番組は延長されるのが当然ですが、早々とウルトラQ怪獣対決シリーズも却下して、次のウルトラマンの企画に入っています。 それはウルトラQには主役が居ないと言う欠点が在った為で もちろん万条目淳では無くて、キャラとしてマーチャンの主役と言う意味です。 番組もキャラの名では無く、国産初のアニメ鉄腕アトムの明治製菓 鉄人28号のグリコ、エイトマンの丸美屋、オバケのQ太郎の不二家のような マーチャンで大稼ぎしたヒット番組と比べると、暴れる悪の怪獣を 商品にする事に戸惑い、怪獣も毎週の変ると言う主役ではあるが ゲストでしか無い状態は、商品化には相応しいとは言えなかった。
66.4.1第1回制作発表撮影会・丸昌ブロマイド とにかく急いで1ヶ月程で用意された主役・ウルトラマンの発表が 4月1日に行なわれてから(雑誌などは5月号)主役を得たメディアは激変します。
放映前も講談社は、少しはQの怪獣を表紙などに起用してはいるものの TVの画面(当時は14.16インチ程度がメイン)で、スクリーンと違う大怪獣が子供に どう受け取られるのかは半信半疑で進行していた為に、ウルトラQの漫画も5月号からで殆どはウルトラマン放映開始後の掲載で、ウルトラQなのに・・・ 67年になってからの方が量が多い。
つまりウルトラマン(主役)の登場が決まった事や、ウルトラマンの人気の余波で ウルトラQも、やっとマーチャンで担ぎ上げられた物の方が多く ホントの意味のQの放映当時物と言うのは限りなく少ない存在しか残っていません。
よく出販は1期は、講談社が独占契約と言う省略された記載がありますが 実際には、ウルトラQの時期は集英社・少年ブックコミックス(66.6月になって) 光文社や小学館、少年画報の少年キングなども、ウルトラQを表紙にしたり 掲載していて、けしてウルトラQは独占では無かったのも、扱いに前例が無い 作品だった為だと思われます。 *独占と言えるのはセブンですが、それにはサンデーとキャプテンウルトラの 先制があるからなのですが…それはウルトラセブンの頃にて。 Qとマンを、今の認識で別けた上ではマルサンのソフビも、販権を貰いに行くと 「ウルトラQでマーチャンする所があるとは?」と、逆に驚かれたと言うのが 66年2月で、発売(と言っても初回半信半疑の600個のみ製産)したのが 5月になってからでしたが…その時期はウルトラマンの放映まで2ヶ月あるか無いかの時期なので、少ないQの怪獣を手にした子も1.2ヶ月で 番組が終わる事になってしまいます。
もちろん、この頃はウルトラQのシリーズのウルトラマンであったのですが そうせざる得ない程、Qとマンにはマーチャン的な差が存在したと言う事でもあります。 主役であるウルトラマンが、登場(発表)した事で、番組のマーチャンは 一機に動きだして、印刷、製菓、玩具などなど、ウルトラQのみの時期が嘘のような 爆発的な商品ブームが、怪獣ブームのさらなる燃料になり 記録的な個数を売り上げてて行く事で、それまでのアニメのマーチャンも 吹き飛ばす空前絶後大ヒット番組にウルトラマンはなります。
デラックスチョコ・名前には無いがウルトラマンの絵のチョコ
ウルトラQには、チョコもガムも無かったがウルトラマン発表でシスコが参入。 この当時は、メーカーのお菓子はちょとした憧れで 玩具などは上の贅沢品と言う感覚が、子供にあったので 子供番組には漫画とお菓子と言うのはPRを兼ねた重要なアイテムでした。 お菓子メーカーも、5~10円のおこずかいの子でも、貯めて買いたくなるように ラジコンや玩具の景品を用意し宣伝した。 シスコ・ウルトラマンチョコレート20円(流星バッチ・Uマン空ビ・ラジコン) シスコ・デラックスチョコレート(ウルトラマン) シスコ・ウルトラマン人形チョコボール30円 シスコ・QQチョコウルトラマン シスコ・ウルトラマンミルクチョコレート シスコ・ウルトラマンマーブルチョコレート シスコ・シスコーンオレンジシュガー(ウルトラマン)20円*セブン以後もずっと絵は変るが値段は同じ。 シスコ・ウルトラマン(ふーせん)ガム10円*ふうせんではなくふーせん シスコ・ウルトラマンガム(おまけ付)30円 シスコ・ウルトラマンキャンデー30円(おまけ付) ウルトラマン発表後の販権申請は、タビで有名な福助まで来たと言うくらい こぞって各社が押し寄せ、ウルトラQでは考えられないアイテム数になった事で 一時期心配されたカラーの制作費の穴を一機に埋めて見せた!
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41.7.4 月曜日 夜7:30 ウルトラマンのライバル ★以下細字・工事中 未編集
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アースがうんだ正義のマグマ~♪
マグマ大使は、ウルトラマンが怪獣を倒す 事に悩み怪獣墓場や供養の場面まで出す のに対して、悪のゴアが送り込む怪獣を 倒す為、この時点では迷いの無い正義の 味方として子供番組は有利な設定でした。 セブンでは、敵を侵略者とする事で解消を 計るものの、さらに迷うヒーローになって しまいます。ヤプールやゴーデスと言う ゴア的存在を、後に採用していますが ウルトラマンに、怪獣を倒す事は 大人の思う程、子供にはマイナスでは 無く、時々良い怪獣は倒さないウルトラマン こそ、本当に子供の好きなヒーローだった のですが、なぜかゴア的な設定に向いてしまいます。
キャラクター名
元々手塚作品のキャラ名は おもしろいモノが多く レオの子供、ルネとルッキオなども 寝ると起きるの逆だったりするので マグマの息子のガムも、提供のロッテ からの名ですが、後のウルトラマン ガイア(地球)に、変身する隊員の 我夢(ガム)も、アース(地球)が 産んだ(作った)ガムを、思い浮べる 世代も多いと思います。
マグマ大使放映の3日に、ウルトラQ 1本の大ヒットが、TV業界を変えると 言う書き出しで、造型の大橋史典さんに スポットを当てたマグマの宣伝記事が、アロンの写真付きで載っています。 *記事では、まだ怪獣大作戦となっている 後の怪獣王子の事も書かれています。 マグマは、低予算のカバー作で怪獣1体を 3~4話間使用する連ドラ方式を採用し 改造を受けて再登場さすなど、工夫しています。 セブンのパンドン、ゴモラやキングジョーも、2話で1体で、城や港に廻すなど何度か使った方法ですが、ウルトラマンネクサスでは、マグマの方式と同じ、数話で1体の怪獣が登場する方法と連続した話の展開を採用しています。
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70年代からの世代にはウルトラマンのライバルと言うと、仮面ライダーと言う人が 殆どですけども、66年には仮面ライダーは、まだまだ欠片も存在しません。 ウルトラQで、火が着いた怪獣ブームを、共に牽引し盛り上げたライバルは ピープロ制作のマグマ大使でした。 *アトム大使同様に主役の名前はマグマ キャラとしても、子供の話題としても、ライバルであると共に、マグマ大使は 円谷英二の弟子とも言えるうしおそうじ氏のピープロが、ウルトラマンよりも 予算の少ない事をカバーする独自の方式で制作し、逆にウルトラマンが 吸収して行く部分もある作品でした。 最も影響が出たのが、マグマ大使に対して当初は口の可動を試みたウルトラマンは マグマのような口が固定のFRPマスクに、途中から変更している事です。
もう1つはウルトラQでも無かった関西ロケを、マグマ大使は11月放映の ストップゴン編で、プロモーションと撮影のロケを兼ねるやり方で実現します。 画が新鮮であるのと、関西での人気上昇や遊園地などのお披露目が 歓迎と共に資金獲得に繋がる成功を放映中に出来た事でした。
ウルトラマンも、コレに続き翌42年1月放映の怪獣殿下で、地元大阪の放送局と 大阪に本社のある提供のタケダからのボーナスで、大阪ロケを実現 マグマの東大寺に対し、大阪城を壊す事で対抗しています。 マグマ大使は設定が当時なので、実際にある国会や羽田空港、遊園地、新宿、 などの有名な建物や、新幹線、飛行機などを壊すと言うリアル手法が使えました。 一方のウルトラマンは、近未来の設定なので(怪獣殿下を除き)有名な建物や 乗り物を出さないようにしています。 本物のインパクトとイメージの力は、U警備隊西へでの神戸タワーでも よく解かるように、ミニチュアのリアルとは別の効果を産みますので ウルトラマンより予算の少ないマグマ大使は、画面の外で そのライバルと競う術を駆使した、凄いライバルでした。 2期後はウルトラマンの舞台設定が、ほぼ放映当時の現代設定になるので 未来的な憧れの要素は減ってしまいます。
サンダーバードは、少しウルトラQの頃4月10日に溯りますが ウルトラマンやセブンに大きな影響を与えた英国の作品で、NHK(綜合)の 夕方6時からスタートしていています。本放送は50分1話での放送です。 *後に民放での再放送では1話分を30分枠の前後編で放送。
ウルトラQは全話がほぼ完成してからの放映なので、それほど影響を受ける事は 無かったのですが、イナズマ号などは多少サンダーバードぽさを感じます。 サンダーバード後10分でカネゴンの繭が放映されています。十数年経った今でも 愛されるカネゴンもサンダーバードも、この日の短い時間のから発信されているのは 不思議な偶然です。 ちなみに、TBS6時のてなもんや三度傘の人気は、後の全員集合のごとく大人気だった 事もあり、サンダーバードは、本放送では子供達にあまり浸透せず…
ヤマトやガンダムと同じく、翌年67年7月15日(土)からの再放送でヒットします! そのヒットの原因の1つと言われるのが、TBSが買い取り30分枠(1話を2つに分けた)に載せてすでに販売されていた、日本語の主題歌レコードを若干アレンジして再録した 御馴染の「サンダーバード~青く光る広い宇宙へ~行け風をまいて♪」の 日本語の歌が付き、イマイのプラモデルが発売された事が大きく影響しています。 *本放送は日本語の歌は無かった。・レコードは66年8月に発売・編曲と歌手が違う。 ウルトラマンは20話からビートルの発進を、サンダーバード2号のような斜めカタパルト からの発進に変更、消防車など脇メカなどにもサンダーバードの影響が見られます。 セブンは言うまでも無く科特隊に無かった、基地内部のメカ発進描写が追加され カムフラージュされた基地や、1号~3号や、宇宙ステーションなど、通信すると画面に 顔が映るパネルなどがサンダーバードの影響を受けています。
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時代的な影響
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鉄の身体が モリモリ伸びる!
朝日ソノラマ・ソノシートビッグX
収縮自在の特殊ゴムスーツを身にまとい マグネットペンシルの光で 巨大化して戦うビッグXと、アイスラッガー のような頭のロボットは、宿敵V3(号)。
朝7:10~7:40と言う時間、日本TVの おはようこどもショーの裏に放送されました。 東京ムービー初の作品でもあり 視聴率20%を超える人気番組で、全59話が制作されました。主題歌は後のマイティジャックの富田勲が担当し、玩具もイマイの プラモデルや、ブリキの歩行ビッグXに ビッグXが手に持つ印象のマシンガンや ライフルのブリキのおもちゃが売れました。 *実際は、そんなには持っていませんが(^^;
変身アイテムと言う案
マグネットペンシルは、厳密には磁力線 なので見えない事から、アニメでは 子供の目には光として表現しています。 ビックXのX型のクロスに輝き>全身を 光が包む様は、帰マンの変身にも、ビッグX のイメージ跡が残ったようにも見えます。
原作では、シャープの先から針が出て 5段階に等身からサイズを選んで変身 出来ます。*当時はシャープペンシルは 高価な物で、高級万年筆と同じように 売られていました。
S56年サン出販・版(1巻)
腕時計型通信機は、流星号や西郷長官 科学捜査局との通信は、もちろん タイムストッパーに、時空エネルギーが 満タン時には30秒だけ時間を止めれる 機能があるアイテムです。 *ウルトラマンでも、対バルタン、セブン での蒸発都市などに、他人は全て 止まる状態になる表現があります。 元は、手塚治虫原作のふしぎな少年の 大流行の台詞「時間よ止まれ!」の ドラマ(まだアニメは無い)での演技で 使用されています。
人間標本や、ゴドラ星人に捕まるダンも 牢屋から透明な筒型の中に (右画.左下)に捕まる表現が スーパージェッターなどから使われます。
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ビッグX・1964年8月3日~1965年9月27日TBS系
(原作・手塚治虫1963年~1966年少年ブック)
ウルトラシリーズは、いろんな作品に影響を与えてきました。 セブン以後から~平成ウルトラマンは、変身して巨大化したヒーローが怪獣と戦う 防衛チームが登場するなどのフォーマットは、初代ウルトラマンに習えばよかったの ですが、最初のウルトラマンはウルトラQに無い、巨大ヒーローとSFメカや装備を 1から創らなければ成らなく、他の作品からの影響を逆に受けている部分もあります。 1965年秋、新WOO(アンバランス前のフジTV用では無いTBS用)の構想が 旧WOOをベースに練り直され、その段階ではWOO+ウルトラQと言った感じで 年末に科学特捜隊ベムラーの企画段階で始めて、ウルトラマンのベースらしい形が 出来て行き科特隊のベースは設定構想に入ります。 主役は・・・まだ正義の怪獣ベムラーと言うリトラを人間体にしたような形でしかなく もっとメタリックなヒーローにと「ウルトラ問題研究会」が発足。 66年1月29.30日に入田浜の旧・TBS寮にてアイディアを絞り遊星人レッドマンの 設定構想で形になり、2月1日*ダミータイトルレッドマンの打ち合わせ(Tプロにて)で 水面下ではウルトラマンの構想が略固まります。 制作1話の台本が2月10日にUP 顔合わせが2月28日、制作1話撮影開始が3月16日(この時の放送予定は7月10日) 制作期間も無いが、構想も約2ヶ月弱とフォーマットが無くセブン後と違うのに短い。 *商標登録が済むまでレッドマンとした。
原作漫画はシャープペン
巨大な人形ヒーローを、ギリシャ神話などまで溯るとキリが無いですが βカプセルの元と思われるのは手塚治虫のビックXが、やはりウルトラマンの モチーフの1つとして真っ先に上がります。 ビックXの変身は、原作ではシャープ(太い万年筆)の注射により薬物で 巨大化しますが、1964年から放送されたアニメではマグネットペンシルの 先が光り巨大化変身する様子は、似ていると言わざるえない程です。 巨人のヒーローがロボットや強大生物と戦うのも、アニメはもちろん1963年から連載 された漫画ビッグXが既に演じていてウルトラQ「変身」のモチーフもビックXであるとも 言われます。*サンダ対ガイラは(1966公開)*アニメのビッグXは怪獣とも戦う。 同じ手塚作品の魔人ガロンの存在を上げる方も居ますが、ガロンはむしろガラダマの モチーフで、大きな隕石が破壊の魔人ガロンに、小さい隕石がそのコントローラーである ピックで、おとなしくなる様子は、参考にしたと思われます。 *魔神ガロン・冒険王1959年~1962年連載 特撮ではパイロット版・1960年ニッサンプロ版・1971年ひろみプロ版が2つある。
ウルトラマン誕生と言う題も、準備稿でNGになったものを前夜祭で復活させていますが アトム誕生やビッグX誕生など、手塚治虫が好んで使用したサブ題で 作品的な描写としてはタロウには誕生場面が在りますが 他のウルトラマンは誕生より登場なだけで、ビッグXのように誕生は描かれていなく ウルトラファンには、手塚ファンに言われると…やや苦しい部分です(^^;
捜査員723567号>科学捜査局員スーパージェッターの誕生☆
スーパージェッター(1965.1.7.~1966.1.20)も、視聴率20%後半をキープする 人気で、前番組エイトマンを引き継ぎ、丸美屋のふりかけおまけも人気になります。 主人公の捜査員723567号・通称スーパージェッターはタイムパトロールで、流星号に 乗り衝突して意識を失い20世紀に来てしまい、故障で還れない事から科学捜査局の 一員として留まり悪と戦う決心をする。 と言うのはマンの1話が参考にしてる部分は 少なからず在るように思えます。 さらにハヤタの乗っていた1話の小型ビートルの尾翼は流星号に似ていて、衝突相手の ジャガーのマシンの尾翼(センターにある)を足したようにも見え、小型ビートルでは 使用は確認出来ませんが、先端にフラシュギミックがありますが、ジェッターのコロナビーム(機体先端が光る光線武器)では?と言う声もあります(^^;
科学捜査局隊員ジェッターのヘルメットの額にも何時もは上げているバイザーが在り 短いアンテナを伸ばすだけで話せる腕時計型通信機を装備している部分も 流星バッチやセブンのビデオシーバーのモチーフでしょう。恒点観測員340号の設定も ジェッターをモデルにしてるとされ、半重力ベルトで物を引きよす能力まで モロボシダンも共有してしまっています(^^; *ネーミングでは帰マンには流星号は、そのまままで登場♪
ジェッターのコンピュター 科特隊のコンピューターは、この頃の実写の007やSF作品などの形より この時代のアニメ作品に登場する、コンピューター(アニメなので電気が点滅する 表現が簡単だった)に近く、ウルトラ警備隊のパネルよりアニメ的だったりしますが 科学特捜隊ベムラーから、実際に構想出来た時間は1ヶ月無かった事からすると 同じTBSのビッグXやジェッターを、特に参考にしていてもおかしくは有りません。
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41.11.9水曜日 夜7:00 怪獣ブームで産まれた友達の快獣と編成(局)の競争!
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ぼくは、ブースカぶー♪
朝日ソノラマ・10月30日発売 280円
カネゴンの登場と、QQタイムのオバQと ケロヨンよりも、表情やギミックの凝った 怪獣特撮作品として、ウルトラマンと違う 路線の開拓に、半年の構想&準備期間を 経て、難産のすえ登場した快獣ブースカ。 白黒だったので、Y兄ちゃんは見に来なかった為に リアルタイムではQちゃんは見ていないと…思う? ちなみにY兄ちゃんは見ていて好きだった ので、ソフビはよく持って来たが、円谷プロ の作品だとは大きくなるまで知らなかった(^^;
1966年5月31日火曜日・新聞記事
マグマ大使は、アゴンとゴアの円盤の写真 ですが、ゴアが怪獣を攻撃しています?(^^; ブースカは、着ぐるみ前の試作人形を合成 した検討用のスチールで、26回の予定で カラー作品と書かれています。
SF空想科学童話カエルのぼうけん ケロヨ~ン♪とバッハハ~イ♪は 子供の間では流行語になりました。 TV放送は、ブースカと同じ66年11月から 1966年11月21日~1970年3月28日 月~土。3年以上続いた人気番組です。
ブーフーウー(おかあさんといっしょ内) 1960年~1967年3月28日 NHK ブースカは、人形劇ブーフーウーと ツボから出てきた、アニメウメ星デンカを モチーフにしていますが ブーフーウーは、3匹のこぶたを アレンジした内容で、毎回番組頭では 小さい人形で、大きくなると着ぐるみになり 話がはじまります。大人には秘密♪ Qちゃんが、記憶にあるのは後半で 初めの人形を機関車の引く荷台に乗せ 走らせると、着ぐるみの世界に行くと言う頃 で、汽車の方がキャラより好きでした♪(^^;
わんぱくイルカ バンダイ 第1回玩具おもちゃ大賞ヒットセールス賞 第4回国際発明新製品展の金賞 仲間におとぼけビーバーとスイスイカエル があります。約20cm
サリーは、初の女の子向けの本格TV番組 だった為、怪獣ブームの土真中でも マグマの裏で20%を超える人気を誇った。
1966年2月1日から放送された奥様は魔女 の人気を受けて、直に動いた2本の1本が 魔法使いサリーで、もう1本がTBSの コメットさん1967.7.3~1968.12.30でした。 コメットさんは、奥様は魔女と同じく OPまでアニメで作られたが、サリーより 後発なのに、最初は白黒でした。同じ月曜の忍者十番勝負の枠7:30からの放送で なんと両作品ともに鉄人28号の横山光輝 が、原作漫画を描いています。 今では考えられないですが 漫画とテレビまんがの週刊での競争が 激化してた時代の産んだ状態でした。
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ウルトラQが大ヒットすると、タレントでも漫画家でもそうですが他局も是非うちにもと 依頼するのが当然で、特に日テレはTBS、フジに子供番組で遅れをとってしまっていて 子供番組なんてと、映画や局も見下ろしていた時代でしたが、なにより民放は スポンサーありなのでアトム、オバQ、鉄人、エイトマンの関連商品の大ヒットの前には 見下す事は出来なくり、日テレも早く追いつく為にウルトラQの円谷プロの怪獣作品をと 怪獣番組の企画検討に入ります。 66年5月31日新聞発表では、マグマ大使、ウルトラQと共に3作品が揃うと言う記事で 快獣ブースカも紹介され、3作ともカラーになると言う内容で書かれています。*左参照 ブースカは4月10日のカネゴンの登場で、怪獣にもアイドル制がある事から オバQのように主役にした番組が可能と判断し、この段階ではカラーで進めています。 しかし、メインのウルトラマンが毎週消費される作品と、新怪獣に火の車になり ウルトラの大きな武器であるオプチカルプリンター1200は、TBSが所有していた事など 通常のオプチカルプリンターのカラー合成は、時間がかかるのと、精度や予算などから 白黒作品に変更されます。ウルトラマン終了の決断が迫る中12月のXマス商戦前に 快獣ブースカを浸透させる事も大事で、ドタバタがありながらも10月から1月遅れで なんとか12月前に放送される。日テレが用意した枠は…またしても手塚治虫のアニメ ジャングル大帝進めレオ!(フジ)の裏でした。*マンは12月に3クール終了を決定
比較でジャングル大帝と略される事があるがブースカの裏は、後番組の息子レオの ジャングル大帝進めレオ!であった為、同枠に入れた編成の作戦が当り ブースカの視聴率は、レオを追い越す人気番組になる。 ブースカを賞賛する文には、よくジャングル大帝に勝ったと書かれていますが ジャングル大帝は1965年10月6日~66年9月28日までなので戦いようが無く ジャングル大帝は、レオより上の平均20%超える人気番組で厳密には正しくはない。 実際はブースカは、続編レオでも苦戦していて11~12月は20%台は行かなかった。 しかし1月第2週から20%を超えが47話中で12本あり、3月で終わったレオの後も 4月19日から最終回まで20%超えは無いが健闘します。 親ライオンのパンジャが 相手だったら、おそらく負けていて、当初予定の26話で終わっていたかもしれません? この時代の子供番組では、逆もしかりですが、手塚治虫の虫プロに対抗出来るのは 円谷英二の円谷プロしか思いつかなかったと、後にフジの編成に居た方に聞きましたが それはウルトラマンも怪獣も円谷プロも他局には、そうとうな驚異であったそうです。
マジックベルト~マジックベルト~しめて~立つ~♪
画Qちゃん フジの6:55シンドバットの冒険は、短い外国製アニメでしたが何度も再放送された 人気番組で、マジックベルトを引くとポパイのホウレン草のように強くなる設定が人気で ベルトを引っ張ってお腹が痛くする子が居ました(^^; 当然Qちゃんもやりました♪ 敵が怪獣や宇宙人の時もあり、提供は明治でした。 コンバットは水曜TBSの8時からでした。Qちゃんは再放送でOPは好きでしたけども GIジョーなども買ってもらった事もなく、怪獣のソフビの方が優先だったので ヒット商品ですが…今でもあまり想い入れありません(^^;
特撮とアニメの間・着ぐるみキャラ
この頃のロックやエレキギターへの理解の低さと、ビートルズを誤解した記事などから ビートルズが武道館を、武道以外に使うと言う事で論争が起き、佐藤栄作首相や 武道館の館長正力松太郎(読売新聞社主)まで反対しました。 英女王から勲章を授けられたグループ言う、読売新聞社側説明でなんとか使用でき 東京オリンピック並の警官の警備の元、歴史的東京公演を行なったビートルズの後に なんと、この頃子供達に人気だった1匹のカエルが、その後すんなり武道館を 使用してしまいます。それはアニメでも特撮でも無いキャラの木馬座のケロヨンでした♪ *当時演奏の出来るホールは1000~2000人規模がほとんどで、1万以上の武道館は 唯一の世界クラスの屋内施設だった(現在の武道館約1万5000)
その後、あの武道以外の論争は、なんだったかの?忘れてしまうほどケロヨ~~ン♪が 使用した事で、大物歌手やイベントで使われる事になります。 劇団木馬座は、舞台がメインで子供の為の人形劇(今で言う着ぐるみの事)に 力を入れたカエルの主人公ケロヨンを、日本テレビの午前11時と夕方5時に 木馬座アワー(カエルのぼうけん)として放映、基本に11時の再放送が当日5時にある。 NHKに今も残る方式で、後にチビラくんなども同じ方式と言える類だと思います。 ケロヨンは合計11回も武道館に立つ。 ブースカはケロヨンのような着ぐるみの芝居と、カネゴンを1歩進めた特撮を混在させた ラインを目指しますが、今ではAタイプと呼ばれる初期の着ぐるみは足の長さがあまりに 短い為に、走る、座るなどの芝居がどうしても上手くいかずケロヨンの軽快な動きに劣り Bタイプで、デザイン的には足は細く見えますが、動きはやや改善されました。 しかし、ブースカは表情と生の人間との芝居に、台詞合わせが難しく撮影は楽では なかったそうです。それらを改善したチビラくんでは、手足はそのままに相手も人間は 少なくした着ぐるみ同士の設定にしたが、キャラとして形に課題が残ってしまいました。 その後、東映のロボコンは台詞のリップシンクに関係無い口が無いキャラで表情も少なくても違和感の無いロボットの設定で成功します♪ ただ着ぐるみが改善された訳でありませんでした。*リップシンク口(唇)の動きを合わせる事。 アフレコ時代には、殆どロボコン以上の進歩は無くブースカ!ブースカ!で、やっと 声優が現場で声を出し遠隔操作で口や表情を動かしCGプラスで成功しています。 またケロヨンは車好きな設定だった為に、画面にクラッシックカーや、フォーミラーカー など、さまざまな本物の車が登場する事で、ブリキの単なる車の玩具にケロヨンが プリントされたり、人形を乗せて販売する方式が、車から他の乗物などにも広がり 乗物玩具とキャラクター玩具の中間的な玩具ジャンルも広めました♪
ウルトラマンの人気は右肩上がりで、怪獣ブームは盛り上がりを見せている表とは 逆にウルトラマンは12月にとうとう滑走時期の短さなどからクオリティを下げるより 番組の終了を選択します。当然東映はもちろん他局はウルトラマンがアトムの ように何年も続く怖さから開放されるニュースを聞く事になり、フジTVは曜日は別ですが 怪獣ブームの両雄であるマグマ大使の延長を決定! ウルトラマン最終回の1週前に合わせて人気番組の1つわんぱくフリッパーと交代させ、7時に昇格させます。 *マグマ大使の契約は開始時期は26本。 わんぱくフリッパーは、記憶にあるのは再放送だと思いますが?何度も再放送される 人気番組で、この頃の子供にはイルカ=フリッパー、フリッパーと言えばイルカと言う程 名犬ラッシーと共に動物モノの外国ドラマの代表作でした。 また、この作品は意外な玩具を後押しする事になり、今では玩具メーカーNO.1の バンダイの基礎を築く事になります。 60年代産まれの日本だけでなく海外の子供も、ほとんどの人が持っていたか 知っている大ヒット玩具「わんぱくイルカ」(*左画像参照)が、この番組のおかげもあって、売れに売れ第1回玩具おもちゃ大賞ヒットセールス賞を受賞! 海を越えアメリカでも第4回国際発明新製品展の金賞を受賞してしまい 世界の子供が持っている!のコピーで、量産されます!Qちゃんも2匹持っていた(^^; パチモノでは無いですがわんぱくイルカなので、販権商品では無くイルカ=フリッパーと 言う新技を見せた事は、後のパンダブームや、えりまきトカゲ、などで他社も真似るが TV番組があった訳では無いので、多種出過ぎて商品が特出しきれませんでした。 NET(現・テレビ朝日)の魔使いサリー(1966.12~1968.12全109話)は、よく ひみつのアッコちゃんと比較されますが、69年までアッコちゃんは登場しません。 このサリーの登場と人気は、今まで女の子向けと呼べる子供番組が無かった反動で 大人気になり、男女の兄弟が居る家では裏のマグマとチャンネル戦争が起きました! チャンネル戦争*まだTVは家庭に1台で、ビデオも無いので本気のケンカになる。 日本TV7時あなた出番です。は、真面目な歌番組でザ・ドリフターズが、出演して いますが、この時期ドリフはバンドと、お笑い番組への出演と2種こなしています。 TBS7:30忍者十番勝負には、若き田村正和さんの名前も見えます。
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41.1.23日曜日 夜7:00
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赤いマントをひるがえし~♪
不二家は、オバQの枠の後番組 パーマンを宣伝キャラに、そのまま起用 します。 ↑ではパーマンカードを集めて 宇宙ステーションコマを貰う キャンペーンを行なっています。 しかし広告や、お菓子はカラフルですが 番組はまだ白黒放送でした。(^^; パーマンキャンデー10円 パーマンキャラメル10円 パーマンチョコレートボール20円 パーマンピーナッツボール20円 パーマンチョコレート10円 パーマンガム10円 に、付属するカードで、宇宙Sコマと きせかえペンダント、おたのしみ賞の 品物が、各金額の切手を同封して貰えた。
TVヒーローの力 マーチャンの為にやって来た ウルトラマンが去った跡に、玩具や文具 カード、シール、沢山のマーチャンと言う 火種を置いて去って行きました。 やがて、それまでのアニメなどの ヒット番組には無かった・・・特異な現象が 全国各地の子供達に起きます 。 番組が終了してキャプテンウルトラ ~ウルトラセブンが終わっても 玩具やカードを手放そうとせず、飽きないで 捨てようとするママゴンと戦い、幾多の 魔の手からウルトラグッズを守り 愛してやまない子供が減らない現象です。 それどころか、数年前の玩具を買い 求める声すら少なくなかった事から 倒産したマルサンに変り、金型を 受け継いだブルマァクが、その子供達の 中に燻る火種を察知、数年前に終わった 番組の商品を販売しはじめる事になりす。 今の戦隊や他のヒーローでも、まず 考えられない事ですが…ひやかしで済む 数ではなくなる程、注文が殺到しだすと ウルトラファイトが放送され 本物の再燃としか言えない状態から マーチャンの為に来た ウルトラマンは、マーチャンと子供達の力で ブラウン管に帰って来る事になります。
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最終回前にキャプテンウルトラを意識した宇宙を舞台に宇宙ステーションまで出し 2体の怪獣に、新メカ2つの豪華版を持ってきたのも、ホントに悔しい幕引での バトンタッチする東映へのお手本でした。
いよいよウルトラマンが光の国に帰る時が近ずいて来ましたが、この時代まだ終わりが 何話か?なんて知る子は居ない訳で、この日の予告編で、楽しい時間の 終結を知った子供達は、愕然とする者、TV局に文句を言う者など それぞれ子供なりにパニックになったそうです。 Qちゃんは…最終回と言う意味すら解らなかったが(^^; Y兄ちゃんは「おわり?なんで、おわり?」と言ってたのは覚えているが…本人に 大人になって言うとショックは受けたけど、その後どうやって帰ったかも…記憶が無い と言う、大袈裟で無くQちゃんもセブンの時は、お先真っ暗?になったのでよく解る。(^^;
この時期はQQタイムでは無くなり、オバQは前の週3月いっぱいの26日を最後に 終わる…予定が、人気はまだまだあり日曜7時半から水曜6時に引越す事になる。(^^; パーマンは藤子作品で最も早くアニメ化が決まった作で、円谷プロ、虫プロの作品確保と共に他局が狙うは、オバQの藤子作である事からTBSが早急にアニメ化を決めた。 今だと不二家は、オリジナルのキャラのみのメーカーイメージが、強いと思いますが パーマンをオバQに引継ぎ不二家の商品キャラクターに採用し、もう1つケロヨンの キャラ商品も販売するような、当時はTVキャラを最も重要視したメーカーでした。 フジ7時のマッハゴーゴーゴーは、裏がウルトラマンでは相手がわる過ぎて14話からは 6:30に移動する。(その頃はキャプテンウルトラだが)裏の事もあり本放送はふるわず サンダーバードと同じく再放送で人気が出るが、今の*スピードレーサーから想像する 大ヒットでも無い(^^; *スピードレーサー、アメリカでのタイトル。 しかし、この車のボタン操作の特殊機能は、007の車と共にセブンの ポインターに影響を与えているのは放送時期からも解ります。
さらばウルトラマン(終)
ウルトラマンがついに負ける信じられない事が、この日の子供達の前で起きてしまう。 カラータイマーが消え、ウルトラマンが倒れるなんて言うラストは、考えられなかった… とにかくウルトラマンが死んでしまったショックは、TVのキャラなので非現実なのに 現実にショックだった。*現在の解釈ではウルトラマンは、まだ死んではいないとされる。 そのウルトラマンが勝てないゼットンを科特隊が倒したのも、なんか不思議な気分で もう1人のウルトラマン・光の国の使者が来てから、ウルトラマンとゾフィが還るまでは まばたきも、呼吸もしてなかったかもしれない程、入りこんでいたのは覚えていますが 再放送でも・・・Qちゃんはショックを受けてました!(^^; この最終回のエピソードで90年頃から、子供が夜空を見上げたと言うのを聞きますが Qちゃんも、Y兄ちゃんも見たた覚えは・・・再放送でもありません(^^; それよりもウルトラマンが死んだ事と、もう1つの命をもらえた事でいっぱいいっぱい だったと思いますし、ウルトラマンは、今でも変身と言うよりチェンジだと思いますから 毎回飛んで行くので、βカプセルで光の国から来てるような感覚があった為に 特に還って行くシーンは悲しくは無く、むしろよかった、よかった♪のラストとして 見ていました。キャプテンウルトラの予告は、Qちゃんは覚えてませんがY兄ちゃんは 記憶にあるそうです。 この日パーマンにも2人目のパーマン2号が登場しています。 *因みに本放送の日は全国的に雨でした。
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41.1.30日曜日 夜7:00 ウルトラマンが光の国へ還った後
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今日も、マグマは空を飛ぶ~♪
1967.1.21号
TVガイドは、子供向けの雑誌では無いが 逆に社会一般の関心度のバロメーターに なる1つの目安ので人気番組が表紙を飾ります。 ウルトラマンとマグマを、ライバルにした 表紙は確実に、業界や一般が怪獣ブーム での両雄に関心をしめしていた証ですが この2人が、表紙になったのは67年の1月で、怪獣人気が12月のXマス商戦のマーチャンで社会現象になった事で認めざる得ない状態になっていたのと、このUマン終盤にかけて、まだまだ人気が上昇中だった 時期なのが解ります。 *1週前は宇津井健 ほとんどは、有名な歌手や俳優が表紙 なのですがアトムが63年に起用され以後 3回、オバQ1回、ジャングル大帝レオ2回 W3.1回、悟空の大冒険1回と、キャラで は、手塚キャラが圧倒的で、ウルトラQは 無りません。 仮面ライダーやマジンガーZは 載っても、ウルトラセブンは載ってい ないので、メインキャラと社会的な現象 のどちらもが、一定のラインに無いと 採用されないのが解ります。
天下の青年 1967年4月3日~7月10日 大正時代の柔道部を舞台にした 学園もので、教師役に原田芳雄 森次晃嗣と菱見百合子の他に 牧れいさんも出ていました。
キャプテン・ウルトラ放映開始日の朝刊。 キャプテンも主役キャラが弱いのが解る。 コスチュームキャラとしても、月光仮面 や、光速エスパーなら小さくても 主役キャラの写真も入れて来たでしょう? 泣いてたまるかは、渥美清*1本時で、ナイターと1週交代の放送。 *冬季は主役がWキャストでした。 太陽のあいつは、誰がみても太陽の季節 を狙ったドラマで、矢吹渡と恵とも子が 主演、1話に1人のゲストスターが出るドラマでした。 4.27から始まるTBSの広告。
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ウルトラマンがゾフィと還って行った同じブラウン管には、26話の半年予定だった マグマ大使が怪獣ブームの波にのり1話完結じゃ無いストーリー転回で 怪獣の個数を減らす事やアニメ合成の多用で合成にお金をかけない 低予算(ウルトラマンより)制作体制で延長の契約に成功。 放送の長さは確実にウルトラマンに勝利した。*この時代はまだゾフィーでなくゾフィ マグマ、フリッパー後の8時枠天下の青年には、後のウルトラセブンの 主役とヒロインの森次晃嗣と菱見百合子がTV初出演しているが まだラテ欄に載るような役は貰えていません。 6時台もポパイや、宇宙エースは20%を超える人気SFアニメでマグマ>フリッパーと 月曜の子供はフジテレビが独占状態だった。
ウルトラシリーズの新作、東映東京撮影所のキャプテン・ウルトラが始まる! *この頃はQとマンを完全分離状態が全てではなくQシリーズ内にウルトラマンがあった。 今ではウルトラシリーズ第3弾とか書かれますが、この頃は2弾目ともとらえられ シルバースターから発進するシュピーゲル号は、3つに分離合体するギミックで 人気になり、後にウルトラホーク1号にも採用される。 ロボットハックもブースカ系のぬいぐるみキャラなのだが喋ってドジなハックにも人気が集中し、今でもファンが多く、後のロボコンに繋がる要素を多分に含んでいました。 QちゃんはY兄ちゃんにキャプテンはウルトラマンみたいに成れないと聞いたショックと バンデル星人が、とにかく怖かったです(^^; フジテレビも6時台から、巻き返すラインナップを揃え、てなもんやの年齢層より下を 狙っていますが、リボンの騎士は女の子や女性層を得た為20%を超えたが TBSが、まだまだ日曜日は強い。
42話・幻のサブタイトル
マグマもキャプテンウルトラを意識して舞台を宇宙にしていて「マグマ大使対ジギラ 宇宙の対決」がラテにある。このサブタイトルと登場怪獣は後の公表されたものと順序 と共に違う為マグマの謎になっていますが、現在のリストをただ順番に並べると 「マグマ大使とバルザスの激闘」が4.17放送になってしまい、24日放映が 「マグネット怪獣ジギラ現わる!」と違うサブ題になっているのは、この時期予算UPで 次回登場怪獣が後半に出る(レオの円盤シリーズでも採用)形を取った事で 生じたミスで、現在このラテのサブタイトルは幻になっています。 ウルトラマンもキャプテンウルトラを意識して最終回1つ前に宇宙を舞台にした 作品を放映、最終回の敵宇宙恐竜ゼットンもウルトラではやらなかった、ハッキリと 宇宙人が攻める道具として送り込むと言うマグマの方式(マグマ大使はゴアが地球を 自分のもにする為に怪獣を送り込む)を、初めて最終回で使っています。 *ガラダマ、魔人ガロンと同じく破壊か侵略かの目的がよく解らなく?セミ人間自体は 攻撃(侵略)行動が無い謎の部分が味になっていたのと、ガラダマモンスターは 生物では無く一応機械でした。 星人が侵略兵器に怪獣を使用するのは、セブンでは制作1話エレキングから多用し セブンもカプセル怪獣と言う、ゴアと同じくコントロール化に置いた存在に怪獣を 位置してる事でも、ゴジラで可愛そうとして描いた円谷の怪獣を、防衛隊やヒーローが 葬る結末に、対応した手塚サイドの設定は…やはり凡人には浮かびません。
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41.7.3日曜日 夜7:00 遠方からの使者!
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キング~コングは友達だ~♪
この当時は、怪獣の王様と言われた キングコングの放映開始。 朝刊に写真 と言ってもアニメ(絵)ですが、を掲載し 援護する関連新聞社。 不思議と、ウルトラマンのように レコードや再放送を何度も見たわけでは 無いのに、このキングコングの歌の フレーズは、今でも頭から離れないで 残っています♪最高視聴率22.2% ジャイアントゴリラと言う名前で、この アニメに合わせたソフビが発売されるが 東宝のキングコングの逆襲などが公開 され、子供はみんなゴジラなどと戦わせ て遊んでしまいました(^^;
黄金バットは、ウルトラマンと同じ 製薬会社提供ですがTVアニメ化前から 長く存在するキャラであった為 ガムはロッテ、キャラメルはフルヤ から発売されると言う、少し変った 販売方法でした。(^^;
imai(イマイ)が、子供番組のキャラを 積極的にプラモデルとして発売した時期 で、おそ松くんやチビ太、戦えオスパー なども商品化しています。 おそ松くんと遊ぼう!100円 チビ太50円 戦え!オスパー100円 他にも、スーパージェッターやコマンドJ ひょこりひょうたん島、遊星少年パピイ オバQや、イヤミもプラモにしています。
この時代ですでに、昔懐かしいキャラと して原作・永松健夫氏と1話の内容と 設定を、当日のラテの頁に写真入りで 黄金バットを紹介しています。 まだ70年くらいまでは、東京でも紙芝居 屋さんは来ていたので、 黄金バットも、見る事が出来て 上手い紙芝居のおじさんのは、ホントに 面白く、この時代は東京でも(少なくて もQちゃんの区は)コウモリが夕方に なると来るので、それも偶然なんですが 利用して喋る迫力は、アニメより凄かった のが印象に残っています。 台詞の中に出てくる黄金バットの 「私は不死身だ」不死身だ」は、他のごっこでも不死身と言うフレーズは、印象深く よく使用していました♪
ブルース・リーのグリーン・ホーネットチラシ。
帽子にアイマスクだけで、バットマンと ロビンよりも、子供には地味に見えました。 Qちゃんも、再放送でバットマンは 見ましたが、グリーンホーネットは 雑誌のバットマンの仲間に書いてあった 絵でしか、子供の時は知りませんでした(^^;
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42年になってウルトラマンとマグマの牽引する怪獣ブームは、ますます盛り上がりを 見せ、日本テレビの快獣ブースカも42年になると20%を超えはじめた事で NETは、今よりさらに局の体力としてはラテの左側の局よりは弱く、自社制作では無い 外国モノのキングコング(アニメ)と、ターザンを用意する。 *この頃は怪獣、怪物、化者、猛獣などの境が、今よりあいまいだった。 怖くなんんかないんだよ~♪と、友達怪獣をアピールした番組だがブースカの時間は 外して7:30にしている。同局は66年9月に終わった忍者ハットリくん(実写)を6:15に 再放送しているが、オバQの時間からズラしていて、忍者怪獣ジッポウの助けは この年の8月まで待たないとなりませんでした。 キングコングと同時に新・カラーターザンは、1918年から35本も作られた映画のTV化で 有名なワイズミュラーではなく、ロン・エリーが演じ、69年まで放映され人気でした。 怪獣ごっこをしていても、ぶら下ったりすると「ア~~ア~ア~!」と言ってた 子供は70年くらいまでは沢山いました。 そしてウルトラマン終了の4月に、もう1つの円谷プロのこの頃の柱快獣ブースカには 京都からの刺客がカラーの看板を背負って、4月5日フジ7時の枠に入ってきたのが 仮面の忍者赤影 です。よく赤影とGロボは、ウルトラセブンと対比し書かれますが まぎれもなく赤い影が狙って来たのはブースカ!です。
4月に間に合わせて来た日テレ期待の番組は、ブースカがオバQ的キャラだった為 ウルトラマンのようなヒーロー要素は弱く、むしろ戦いから最も遠いキャラだったので 紙芝居のヒーロー黄金バットに、白羽の矢を立てアニメ化しています。 Qちゃんの記憶にあるのは、再放送だと思いますが(Y兄ちゃんは見に来て無いとの事) ナゾーよりも、黄金バットの笑い声の方が怖わくて半分も見てないかもしれません。 *ウルトラマン人気に引っ張られ前年66年12月公開の実写映画も公開されたが 実写だと骸骨は、まだ白黒受像機(TV)が多いと怖い事からもカラーアニメになった。
イマイ・TB2号250円
セルアニメの後半はアジアで制作する事が多かったですが、国内生産が当然の時代に 第一動画という会社を作りで、海外(韓国)に作画作業だけを依頼して低予算で 黄金バットと、妖怪人間ベムは制作され…まだ日本の方が丁寧だったので解散に… お菓子はロッテとフルヤが発売するが大ヒットには成らず、時代はカラー作が増えるのと 共に、ウルトラマンの頃から経済成長を迎え、ハガキも7円から30円に上がるなど TVのマーチャンも、お菓子よりも怪獣ソフビや鉄人やビッグXのイマイのプラモデル 民放放送に合わせて発売されたサンダーバードやマッハ号などの メカプラモなど玩具が、こども番組のマーチャンの主流に変貌してきています。 雑誌などの広告も、キャラクターのお菓子からTVキャラのプラモデルなどの広告などに 移行していた為、黄金バットはソフビやプラモデルにマッチするキャラやメカが無く マーチャン的には、この古さが響いてしまいます。
巨大な新聞広告(画像よりも下にさらにネット局の説明が在る)を 大塚製薬が出している事でも、手塚アニメに負けない意気込みが窺えますが 65年発売のオロナミンCは、値段も銭湯が32円、牛乳が20円の時代に100円もしたので、あまり子供の口に入るモノではありませんでした。 その後オロナミンCは、コンちゃんこと大村崑をメインにミラーマンや巨人の星を 商品PRに起用しますが、コンちゃん降板後は本物の巨人の選手のCMが長く定着する事になりました。近年はアイドルに移行し仮面ライダー響鬼、カブトも起用していますが 番組限定の方式です。 *他にもアタックNO.1・天才バカボンを起用。 *よく簡単に10倍の物価計算説を出す人が居ますがオロナミンCが1000円になってない 事でも解るし、ソフビが3500円感覚だったら買ってもらえるはずがありません(^^;
↑日本テレビは、アメリカからフジテレビのバットマンに対抗して グリーンホーネットを、火曜日7時から放映、スーパージェッターの漫画を書いていた 久松文雄の冒険ガビオテン島の裏にもって来ていますが、20%を超える人気のアニメと バットマンよりキャラとして弱いやや大人向けの Gホーネットは、ふるわなかった。 バットマンのロビンにあたる相棒のカトーは、後にウルトラマンレオにも影響を与える ブルース・リーが演じていますが、この頃はまだまだ有名では無く、この作品を知るのも ほとんど燃えよドラゴンの後の人気で、編集された電工石火で知った人が多い。 この役名の為か?カンフーと空手の区別がつかないからか?今でもブルース・リーを 日本人だと思っているアメリカ人も居ます(^^;
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怪獣ブームの頂点の余波
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67.4.22日(土)公開広告4.20
日活が怪獣ブームに追いつかんと制作し た外貨獲得の怪獣作品。 ガッパの公開日には、すでにブームの リーダーのウルトラマンは居ませんでした。 同時上映が猛獣狩マルガと言う猛獣と人 が、ジャングルで戦う外国映画なのも この時代は、まだ怪獣、怪物、獣や 妖怪のカッパなどが混在していて ウルトラマンや、子供が描く境界線と 大人の区分けに差が観れます。 怪獣や恐竜、ネッシーまでも引っ張り だされたブームでもありました。
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怪獣ブーム頃の映画は、よく映画だけで比較されますけどもウルトラQ、ウルトラマン マグマ大使などの影響を受けて、他局と共に東宝以外も動きだしています。 ウルトラQの1月の放映で東宝は別にして、まずはQ放映前にもノウハウがある大映が ガメラをカラーで、ゴジラのような対決方式にした「ガメラ対バルゴン」と「大魔人」の大映東京と大映京都撮影所の制作映画2本を4月に同時上映しました。1966.4.17 ウルトラマン登場後も、8月に「大魔人怒る」を送り出すが、まだこの時点では他社は 怪獣映画の制作ノウハウが無い為、Qやマンのレベルの高さに銀幕に登場させる レベルのモノが出来ない。 *アニメは外国にもあるが着ぐるみはなかったのが響く。 12月になってやっと、大映と同じく東京と京都で、東映が「怪竜大決戦 」東映京都と 「黄金バット」実写1966.12.21東映東京撮影所の同時上映で公開する。 しかし本家の円谷ゴジラ「南海の大決闘」1966.12.17と時期が重なる。 大映も「大魔人逆襲」1966.12.10を、公開しているがガメラ1本の間に3本作れる利点は あっても、子供には怪獣とは認識されず、全怪獣の本などにも載らない無い事もあった。 怪獣ブームを牽引するウルトラマンの人気は、12月~1月に売れた玩具やグッズの 効果もあって、ついに30%後半から、2月26日禁じられた言葉で40.7%を記録する! しかし…この頃にはもうウルトラマンは残り6話のカウントダウンに入っていた… もちろん、まだ知らない局や撮影所もある。 *以前はアトムの40.3%が子供番組最高 そして3月26日ラスト3話目小さな英雄で、多くの怪獣が出ると言う少し大袈裟な 予告でしたが、内容は数体でもウルトラマンの最高視聴率42.8%の栄誉を貰う。 この数字は、前週の予告と禁じられた言葉で多くの宇宙人が出る前フリが効いて 怪獣軍団が登場するとの話題で持ちきりだった結果で、内容はその期待からは やや劣る怪獣の数でした。 しかし大爆発5秒前の29.4%以外、全て30%超える怪物番組に、TV映画、子供モノ 怪獣を下に見ていたような映画会社や各局も動かざるえなく、お菓子とはケタの 違う単価の玩具の売れ行きに、映像業界はその特殊技術の高さとノウハウが無い事に 今頃気ずかされます。やっと松竹までが「宇宙大怪獣ギララ」1967.3.25公開 日活も「大巨獣ガッパ」1967.4.22を公開 大映はやや余裕で約1年かけて飛べるガメラの利点を生かしてウルトラマン対バルタンのような「大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス」 1967.3.15を公開する。 東映はアニメだが「サイボーグ009怪獣戦争」1967.3.19を公開(東映こどもまつり) 67年春の怪獣映画は、数多く公開され発展が期待されますが 牽引するウルトラマンの人気絶頂の中で離脱は 社会的にも大きい損失だったかもしれません。
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そこ頃ウルトラマンの帰還が決まると同時に、ウルトラマンのマーチャンの資金と 半年と言う時間も貰って、離脱しなければならなかったウルトラマンの悔しさを エネルギーにし、全ノウハウを活かした新番組の制作が水面下で進められていました。 まだ、ウルトラアイと言う名前で・・・
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