帰ってきたウルトラマンの設定            ★光跡

 

 

帰ってきたけど

別人?

●名前「帰ってきた」について
もちろんコレは番組タイトルであります。でも、それと同時に当時から~ジャックと呼ばれる1984年までは完全に
この作品の中のウルトラマンの名前としても使用されてきました。
他にも、ウルトラマン(1966)の方に「初代ウルトラマン」と着けてみたり、ウルトラマンA以後の作品内では
新ウルトラマン、ウルトラマン二世など、1ウルトラマンの名前としては存在していなかったのに、苦労しています。

放送当時の子供は、殆ど帰ってきたウルトラマンと呼んでいましたと思います。
少なくとも、Qちゃんの廻りはそう呼んでいました(^^;
少し大きな子供の本には、略して「新マン」とか「帰マン」と書いてある文がある事から
年齢で、そう言ぅていた人も居るようですが帰ってきたウルトラマンが多いようで、逆に初代ウルトラマン
ウルトラマンA後に、少し言う子供も居ましたけれども、やはり初代はただの「ウルトラマン」と呼ぶ事が多く
初代ウルトラマンと言う響きは、違和感がありました。

劇中でも、ただのウルトラマンと呼ばれていて、MATにしても初代マンと違うのは見れば解る?と思いますが(^^;
人間側の(MATと科特隊)世界で、当時はつながってるか?明確ではなく、セブン初代マン
その点を考慮して(ウルトラマンがじゃなく、スタッフが)地上に、降りては来ませんので
帰ってきたんじゃなくて、違うウルトラマンが来てる認識が、作品の中(MATなどに)存在したのかも
明確な描写はありません。ただ主題歌の歌詞などには、ウルトラマン(初代)が居た事を踏まえて
帰ってきた=地球に来たと言う意味に書かれています。

初期設定には確かに初代マンが、そのまま帰って来る設定があり、科特隊の元キャップ(老人)が出演して
言う台詞からのタイトル?と思わせる資料も残っています。*シーモンス、ゴラスにその跡が残る。
この時代ビデオも家庭に無い時代では、再びブラウン管に同じヒーロー(番組)が、帰ると
「続」とか「新」を付けたりしていますが、それよりも子供の視点からウルトラの国(星)を意識した
帰ってきたウルトラマンと言うタイトルは、当時はピッタリのタイトルだったと思いますので
後々からしたら、変?とか、タイトルを否定する声も解りますが、

タイトルに関しては、変とか思うよりはタイトル=主役ヒーローの名前と思わないでいいのでは?と思います。
ウルトラQにウルトラQなんて出てきませんし(^^;
こんな疑問がビデオ世代後の中に、起きる事すら当時の子供(Qちゃんも)は
想像しなかったですし、本当に当時の子供は文字通り帰ってきたの「心境」だった跡です。

ウルトラの父?

セブン上司?アストラ?

ユリアン、母、キング?

●ウルトラマンジャックについて
帰ってきたウルトラマンは、1984年の劇場映画後から、ジャックと言う名前が付けられています。
Qちゃんも含め、違和感のある世代も多いようで、帰ってきたウルトラマンだけ名前が無いのはおかしい
との理由からだそうですけど、そうするとウルトラの父母、キングも名前なのか疑問です?(^^;
ゾフィタロウの中でウルトラゾフィと紹介される時があったり、ウルトラ兄弟なのにウルトラが付かないのも
おかしいような気もして来ます? 
*84年の映画ウルトラマンゾフィと言う題はるが、その後の台詞では言われえない。
セブン上司も、絶対的名前なはずが無いと思いますから、着けるなら登場してるウルトラマン全部に
着けてあげた方が、統一感が出て後の世代にはスッキリして解りやすいと思います。

ウルトラの父の逆に、アストラは、放送当時からウルトラ兄弟に入れてもらいましたが「ウルトラマンアストラ」と
言わないのか?疑問で、いい難い感じもありつつ、ユリアンと共に、ウルトラが着かずに呼ばれています。
逆に主役の名前=タイトルでは無い帰ってきたウルトラマンのような作品は、浸透するとジャックで探しても
見つからない存在になるかもしれませんが、「帰ってきたウルトラマンのウルトラマンジャック」として
今も、帰ってきたウルトラマンと言ってしまっていますが、徐々に 当時世代にも、言われるようになるのでしょうか?

有名な話ですが、元々はタロウの初期の仮名がジャックで(11の技を持つ)10周年記念番組なので
マイティジャックの数字がよく無かった事や、ハイジャックを連想させるなどの理由からNGになった名前でした。

 

 

●初登場と帰り方(最終回)について
登場>1話の事もよく聞かれますが、帰マンは唯一透明で登場して戦いまでします。
そして郷秀樹の体(人間の)が無いと実体に成れないと言います。
これはセブンとは違うのは明らかです、初代マンハヤタと同化する前に地上に
降りた事がなく難しいですが変身を解く時に分離実体化してる姿はあります。
さらに、帰マンと心で会話をしたりしますがこれは初期の方だけで後半はありません・・・
帰り方も先に書いておくととMATには別れは言わず次郎くんに別れをつげ
郷秀樹と分離せずにM78星雲に帰ります。

さて?郷秀樹はどうしたのでしょう?と言う意見や仮設を沢山頂きますが
公式にはなにもこの疑問が明らかになるものがまだ無いので
Qちゃんの仮設ですが、ハヤタと違うのはは死んだ後に乗移って居る事と
その死は自らの意思の行動の上でウルトラマンがタッチしていない死です。
ハヤタは事故ですが1方がウルトラマンである事は大きく違う所だと思います。
変身は初期はではなく帰マンの意思が行って居た事があるので変身が意識的に
出来るようになった時点(の直前)に郷秀樹は死んだのかもしくは
完全同化したのでは無いかと言う考えです。最後分離しない(できない)
理由はそれくらいしか設定ずけれない気がします(^^;

作品的に言えば帰ってきたウルトラマンウルトラマンのリメイクの面も
当然持っていますが、セブンとしてのの面も持っていて特に前半で初代マンをモチーフに
した話はやりつくし、後半星人が出て星人が巨大化するのや怪獣を操るのは
セブン的要素が濃いので初登場マン的に、最終回セブン的になって混ざってしまった
だけでメインライターマンセブンに対する思いが初登場はマンと違う形を模索し
帰り方もセブンと違うようにしたいとの裏にその2作品に対する意識が強くあった結果
逆にその両作品の設定部分が根底に流れてしまったのだと思います。

 

●スポ魂について
帰ってきたウルトラマンはスポ魂を取り入れたとかスーパーマン的な
初代より人間ウルトラマンなどと言われます、その事に対するいろんな
意見や質問も頂くのですがQちゃんはスポ魂的要素はむしろ少なく流星キックの特訓
イメージが星一徹がちゃぶ台を1回ひっくり返したのと同じでインパクトが、あっただけだと思います。

全51話中で郷はほとんど特訓などせず戦いますし
17話までは普通のウルトラマンですが18話からはブレスレットを手にし
スーパーマン的で無いどころか超・超人ヒーローに成りある意味最強のウルトラ戦士
になっていますから弱くもなければスポ魂がベースなのも1分のイメージが
拡大した捕え方だと思います。 ブレスレットが無ければ・・・弱いのかな?(^^;

ウルトラブレスレット

 

ウルトラスパーク

ウルトラランス

●ウルトラブレスレット

初代マンは、過去のヒーローのようなマントや銃などの武器を体の外に持たず
光を武器にしたヒーローでした。
セブンは体の一部であるアイスラッガーを、投げるもののやはり体の外に身に着けてない
宇宙人として描かれ、ウルトラアイやカプセル(怪獣)は、メカと言い切るには
少し苦しい感がありますが、ウルトラマンβカプセルだけはメカの要素が強くマンが
持ってきた物と言えると思います。

帰マンにセブンが持ってきたウルトラブレスレットは、ブレスレットの型ではなく
後にウルトラスパークと名前がつくβカプセルに羽根とアンテナが着いたようなものでした。
これは片手で上にあげる構えのポーズからも、Qちゃんは帰マンのNG変身アイテムだった
と思います。 βカプセルより強力に見えるフラシュも組み込まれて居ますし
ファイヤーマンのファイヤースティックや、ウルトラマン80のブライトステックも
βカプセルに弓矢(アロー)の羽根を着けたようなデザインです。

帰マンの時期には、まだβカプセルもウルトラアイもマーチャン的に成立する小道具ではなく
おまけ的に着く子供にも「おまけ」にしか見えないものは、多少は数が少ないまでも
ありましたが、ほとんどの子はマーブルチョコジューCの筒をβカプセルにしたり
ウルトラアイなどは、8の字型の銀のマーブルチョコ(ただ覗き穴?があるだけなのに)などを
目に当て「デュワ!」とか言ってる子が多かった時代です。
変身アイテムが玩具商品として子供達に与えられるのは、ポピーの光る廻るのCMで全国の子供を
トリコにした仮面ライダーの変身ベルトです。
友達がある朝ベルトを着けて遊びに来て驚いたのを覚えてますし、1日中着けたまま遊んでる子も
居たほどですからβカプセルなども、売れたのではと今では思いますが・・・
マンやセブンは外国へ映像そのものを売る方に意識され、マーチャンによる部分はセブンで
ある程度メカなどがマルサンとの関係で、流れが出来つつありましたが倒産により
帰マン放映開始時には、セブン後の再放送でも「怪獣」が売れると言う所からの流れなので
変身アイテムより帰マンの2重ラインなどに意識があったようです。

ウルトラスパークが、普段はブレスレットに変形して帰マンの左手首に着きますが
この変形は少し苦しいように思えます(^^; 当時ギリギリ、ウルトラマンが身に着けても
子供が許せるアイテムが、ブレスレットだったと思います。
ブレスレットと言う言葉自体が、時代や年齢的にも初めて知った気がします。(^^;

Uスパークからウルトラランスの変形は納得行く変化と言えます、コレはUスパーク
ままでは格闘武器にはなら無いからなのは撮影的解ります。設定としてはビームに
対するミサイル攻撃のような物質を直接当てる意味が考えられます・・・
変形は納得の範囲でも、あまりウルトラマンらしい武器に今でも見えません(^^;

ウルトラクロスはランスの後が十字架の型で、撮影的にはランスがヤドカリンと共に
消滅し、ドラキュラスで制作しただけなのですが、剣としてより槍を突くより投げ刺す
攻撃と言うのはヒーローとしても特異です。
ただ槍と解釈するよりも、MATアローやウルトラマンの体のデザイン、U警備隊
マークなどに使用されている矢(アロー)を、特にランスはイメージしていて槍に見えても
帰マンにはアローだったのでしょう。
翌年放映されたレッドマンではウルトラクロスレッドアローと言う武器でそのまま使用されて
いますので、帰マンの初期設定やマンやセブンの武器の名の候補として出ていても不思議では無いと思います。
   参照2放映72年>レッドマン   参照2玩具>レッドマン

ウルトラディフェンダーは、なのですが盾として防具や跳ね返しより噴射したイメージが
強くインパクトがありすぎて1回しか登場しません。
セブン登場後、初代マンのその後の回での登場を想定しての差別化の為か?決め技として
光線に変化(ブーメラン状が多い)や、爆発など、スペシュウム光線よりはるかに多く
使われますが、当時の子供も遊びにスペシュウムや、アイスラッガーのポーズはしても
ウルトラブレスレットを使う真似をした子はかなり少ないと思います。
Qちゃんの廻りには少なくとも居なかったですから、威力に反して人気のある技?には
残念ながら成らなかったようです。
他にもダムの崩壊を塞ぐなどの魔法的な使用が、され特撮にはいいアイテムなのですが
シリーズ1リアル感(当時に近い意味)のある帰マンには、合わなく続くでは設定から外され
てしまいますが、その設定はタロウの世界が実らせてます。

次回・撮影プロップとしてのウルトラブレスレットをスーツの項目に準備中。

       

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