*号数などの名称は光跡のオリジナルで
公式の名称ではありません。
帰ってきたウルトラマンのスーツの光跡
編集的なバンク（過去のフィルム）や、過去のスーツの改造、撮影進行での修復もあるので
各〇号の登場時をメインに、話数も主に％が多いモノ（号）を基本に区分けしています。
★光跡
NG01号
●NG01スーツ
基本的には初代マンに２重ラインを入れたモノです。
背面は、かなり初代より赤い部分が多く、足の後面は赤い面積が多いのが特徴。
ＯＫスーツでは、無くなってしまう後頭部の２重ラインも書かれていて
背中の背ビレの横にも左右に2重ラインがあります。
*エラーなのか？この時期のスチールを参考にしたのか解りませんが
後頭部に2重のラインが入っているイラストが、後々も在ったりします。
このNG1号は初代のラインのままをベースに、グローブとブーツはセブン的なのを
装着してしまった為に、グローブやブーツに赤いラインが跨ってしまっています。
OKスーツでは、手袋やブーツの赤いラインは無いので帰マンのデザイン画は
この後に書かれたと言えると思います。 デザインの2次元・3次元の誤解。
←1号～のデザイン画に在るOKスーツの手袋と足の赤ライン。
*撮影も２話分が行われていて、サドラーとのスチールも存在します。
NG02号
NG02は、数度により改変されて
いるので、その全ての変化までは
NGでも在るので現状記載しません。
●NG02スーツ
NG01スーツに、カラーリングで首を銀に腰回りをさらに短パン状態に変えたりと
かなりツギハギされた試行錯誤のあるスーツです。
カラータイマーが後で付いた初代マンとの、胸の段差の位置の問題が出た帰マンで
タイマーの位置ち模様だけだと下にタイマーが、あるように見えてしまいます。
*初代マンは造型で追加デザインをカバーしていて、胸の段差部分はSアクターの胸より
下にあるので、タイマーは実はけっこう下に在る為にNG02の造り方だと
Sアクターの胸筋的には正しい位置なので合いません。
逆に言えば初代ウルトラマンの胸筋（段差）は、人間の筋肉的には下過ぎます。
2号スーツに似ていますが、繋ぎ目やカラー（赤）からしても違うモノです。
ただ可能性として、2号は確かにシワや繋ぎ目が多く、大幅に改造していれば
2号にした（なった）可能性は少しは在るかもしれません。
赤の部分もスーツの元の朱赤ではなく、真っ赤な塗料で塗られています。
模様のテストで、NG01に塗装した初期状態はスチールは残っていますが
本番の撮影には使用されていないようです。*何段階か改変した状態のモノは已む無く使用。
ＮＧ02追加編集的に、このスーツが使用されている解りやすい部分を追記します。
1話・アーストロン戦の後半部分、バンクのスペシュウム光線の他。
３話・格闘の途中を境にNG2と1号両方を使用。
スペシュウム光線・八つ裂き光輪の光学合成カットはNG02。
登場時、Ｃタイマーのアップなどの胸部分が、ハッキリ映るカットは１号スーツです。
スペシュウム光線、他のバンクカット以外の格闘シーンに、NG02が居る事から
特撮の初期撮影は、水をセットで使わない、対アーストロンや対サドラーとデットンが
先に撮影されたのが解ります。
単純にスーツ数で、カウントするとアーストロンは明るい青の時と、帰マン２体の
３度撮影してる事になり、きくちさんの大変だったと言う言葉の重みが少し理解出来ます。
SPECIAL THANKS ＮＧ02追加情報協力 Flankerさん
１号
造型的にはエラーではない赤線。
1.2話はセブン型ブーツ。
初代マン＞ 
●１号スーツ【１～10.13.14*15*話】*14.15話は両スーツ使用。
基本のスーツで、デザイン的には正しい帰マンのスーツです。
初代マンのカラータイマーが後付けのデザインに対して、タイマー有りでデザインしなおされた
胸部分の赤い模様の違いが、比べるとよく解ります。
胸の筋肉の脹らみは、セブンのような段差処理にして、そのラインにそった赤いラインを
取り入れていて、初代の腕の先までつながる流れるラインは、各部分に振り分けられています。
膝下部分の赤ラインも下側のみ丸く背びれも、お尻のかなり下まで銀が入っています。
ブーツや手袋を、セブン同様に選択したので、腕の赤ラインは手袋の口に合わせたラインになり
服の袖のような形に変更されています。
ブーツや手袋には、初代マンに無い←赤ラインが描かれていますが、後半手袋にはなくなり
無くなってしまいますが、デザイン画から造型される時には、デザインとして書かれた線です。
ただコレはデザイン画としては、色を入れる時のミスから産まれたラインの気がしますけども(^^;
セブンのブーツなどを銀に塗った塗り残しと言う事はありません。
*初期のイラストには、この赤いラインが完全な小ヒレとして立体的に書かれたのもあります。
後姿は初代マンと比べ、やはりパンツ部分が･･･前姿よりカッコわるい気がします。(^^;
後頭部の赤も初代マンは、各部に活きている矢印↑のデザインで、ホントに綺麗ですが
（Cタイプの全赤後頭部は、やはりデザイン的にはNGです。）
帰マンは何をイメージしたのか？フットボールの楕円的な後頭部で、足の後側も前の延長で
初代のデザインを引き継いでいない部分です。1号の背ビレは腰の銀部分が下まであります。
ただ、初代マンもデザイン通りに、足の後側は商品化されてるモノが少なく(^^;
ブーツは短い横にチャック有るものが1・2話のみで使用され、赤いラインの真後の位置に
チャックが在る使用の膝下まである高いブーツに、その後は変更されます。
初代マン登場の38話でも、このブーツを初代マンに履かせてる為膝下赤いラインが
ほとんど見ない状態になってしまっています。
*19話OPのトランポリン撮影では１号スーツを使用し、肘と足に黒テープが巻かれています。
２号
●２号スーツ【11.12.14*15*16話】
一番見分けやすいのが、膝下赤ラインの下側が鋭角になった事と
初代マンのデザイン後に着けた、胸の場所を参考にしてしまった為か
カラータイマー位置が高い所に着いてしまっている点が、すぐ見分けがつく点です。
赤模様基準で胸部盛り上げ加工とタイマー距離は同じ。＞胸段差を1号より下にした為。
*左1号・右2号
首は、たるみがあり後頭部の赤いラインも、サイドから見ると１号と違うＲを描いています。
腹部の銀部分の面積が広がり、中央の銀部分は下に長くなっています。
タイマーの位置が、やはりおかしかった為か？２号スーツは使用度が少ないです。
3号
●３号スーツ【17～29.31.34*話】*34話は3.4号両方。*27話手袋の赤ラインが無い。
帰マンの代表的な特徴となってしまったインパクトを持つ背びれが大きく着きます。
膝下の赤ラインが膝上まで来て、かなり太い面積になっている為にポーズによっては
ブーツの中に、ラインの一部が入ってしまいます。
背びれに二重ラインがあるのはこのスーツのみ。
首のには2号と同じくたるみがあり、後に修復されますが、マスクの境に修理の跡が見えます。
腰の後辺りの赤が広がり背面からは少しかっこよくなくなっています(^^;
マスクはとても綺麗で、目の位置角度も初代マンに近く美しくウルトラマンです。
覗き穴も横長に綺麗に空けられています。*これはNGのマスクを付けたモノかもしれません。
4号
●４号スーツ【30.32.33～39話】
首の銀前部分が丸くなり（銀が狭く）スーツの繋ぎ目＝赤銀の境に近い形になる。
マスクの目の角度は、少し釣り目になります。
その為3号より4号が帰マンらしと言うファンも多い。
*この丸首とタレ首は最後まで一定しません。
右肩付け根のシワは、きくちさんの癖や構えの方向の為か？いつも左よりシワが寄りますが
このスーツは特に、胸と上腕部の銀の部分の境にある、赤い部分が左右の違いが目立ちます。
上半身の赤い部分が、かなり面積アップしていて、カラータイマーの左右の銀部分なども
５号
●５号スーツ【40～44*話*51話】
もっともパンツ（腰部の赤）が、小さいスーツです(^^;
首の繋ぎ目の丸い筋が目立ち、下のライン銀部分が3号の垂れ下がりに戻ります。
後頭部の赤ラインも、４号までと異なりヒレだけが赤になってしまいます。
*ヒレの上の方に亀裂が登場時（最初）からある。
マスクが、やや左に傾いて着いてるので、右をいつも見てる感じに見えるのも特徴です。
ブーツとグローブの赤ラインが無い事が多いスーツ（組合わせ使用）でもあります。
*43話で右肩に亀裂が入る事から 43＞40＞42＞41の撮影順と思われる。
（43と40話は同じセット）
*44話に少しだけ6号が使用されています。
６号
●６号スーツ【44*～48*～51*話】
4号と同じ丸首に戻り、赤い前かけ部分のセンターに縦ラインが目立つのが特徴です。
44.45話の一部だけはグローブラインが復活しています。（旧グローブ使用している為
後頭部の赤ラインも、背びれ以外は首元付近に脹らみがあり
頭部の上部が、かなり角張りがあり内山まもるさんの漫画に似ています(^^;
マスクは、右に傾いていて目のサイズが少し大きくなっています。
さらにマスクのセンターフィン（トサカ？）よの最頂部分よりも
後頭部のスーツが少し高く着いています。
*44話は5号がメインの現役ですが少しだけ6号も使用しています。
*48話も顔の斑点が消える演出の為にヤメタランス戦は６号スーツ
ササヒラー戦は５号スーツ（投げられた後はバンクカットを使用しています。）
*最終回はビルの炎から出た後は、破損したのか？＞５号スーツを使用しています。
*スーツアクターのきくちさんは７つのスーツと言ってらしゃいますが
それがNGを入れたものかラストの5・6号の同時使用で７と思われたのかは解りません。
