ウルトラセブン
21話・海底基地を追え
画 ポインターが右から左に行きカーブを曲がって 立体交差を潜る(前)カットは伊豆スカイラインの 玄岳IC近くで撮影されています。
ICのカーブを、ポインターが(図●) 走っているカットは、図●から撮影していますが ICを出ないと撮影地点には行けなく、出ても当時の場所からは かなり木が成長していたり、車を停めるのにも厳密なポイントに 行くにも危険が伴うので、図●からズームして撮影した写真です。
図●の位置でズームを引いた写真です。 雲がなければ富士山が、左上に見えますが この時は雲が切れそうもなく断念しました。 もう1つポインターが、カメラ近くを上手(右)に走る 富士山バックの画は、図●の位置の道です。
図●から撮影した立体交差(左)が解る写真です。 図●からズームしていますが、草木が多くコレが限界でした。 奥に見えてるのは真鶴半島です。
*図の上方向が箱根・右方向が熱海。
伊豆スカイラインで一番高い799mの標高で 笹が多く風が強いので有名です。 セブンの画面でも左に映る小さな池は氷ヶ池と言われ 冷たい風で、すぐ氷が出来る為に冷蔵庫の無い時代は 氷の切り出し貯蔵に使われたそうです。
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世界が注目した駅
図● ポインター走行画面の右上に少し映る玄岳ドライブインです。 2004年に営業がストップし、廃墟のように なっていましたが、取壊しの予算のメドも立たないとの 噂から>今年取壊すとの話を聞いて 06年春に撮影してきましたけども 既にボロボロで立ち入り禁止になっていました。
花の形をした玄岳駅 1階は400人収容のドライブインとなっていた。
若い方は世代的にも、まるで知らないかも しれませんが…このドライブインの2階は 熱海高原ロープウェイ (通称・熱海サボテン公園ロープウェイ)の 玄岳高原駅でした。図● 1967年に出来た世界一巨大なロープウェイ(120人乗り)は 当時話題になり Qちゃんも見た、子供の「のりもの絵本」 などにも登場したり、子供番組やニュース映像に 登場していますので、60年代生まれの人には 覚えがある人が多いと思います。
下は熱海のサボテン公園(閉園)の「上ノ山植物公園」駅から 「玄岳高原」まで、全長2.678mを結んでいました。
画Q 当時の世界最大のゴンドラ(4線交走式) 現在小さいゴンドラで5~10名で、多いのが、30~40名ほどの タイプなので、いかに大きかったかが解ります。 さらに大きい(166名)モノが、その後湯沢などに存在します。 今ある普通のロープウェイから考えても、この輸送量は この場所には必要が無く、約5年ほどは維持されますが 運行停止になり、以後ドライブインとしてのみ営業。
北にある鷹ノ巣山トンネルが97年に 無料化された事で、熱海峠まで登って西伊豆に行く人が減り ドライブインも、営業停止になってしまいました。
ロープウェイの料金は・大人300円(往復400円)前後の 価格だったので、怪獣のSTソフビ1個分くらいで乗れましたが 小田急線の初乗りが20~30円の時代なので 安いとは言えませんでした。 数字的には今の3~4千円と言う 感じですが、感覚的には、800~1000円くらいだと思います。 旅行先なら出せる値段ですけど普段の足には考えられない額です。
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