☆一碧湖(いっぺきこ)

         光跡★ロケ地

ウルトラマン

10話・謎の恐竜基地

モンスター博士ジラースを育てていた北山湖として
伊豆の一碧湖が使用されています。
大小のひょうたん型の湖で、その大きい方です。
と、言っても直径
約300m程の小さい湖です。


 魚の大量捕獲に
*カーバイトをボートの上から撒いて大喜びする
西條さん中山豊さんのバックです*撮切り撮影で大きな湖に見えます。
図1
が背景・がボートの位置でちゃんが位置です。

*カーバイト水との科学反応でアセチレンガスを出し
昔は大量捕獲に使用されたりしました。現在はランプの
燃料や夜釣りの魚寄せで使用されますが、環境を考え捕獲には
ほとんど使用されなくなりました。

撮影用はドライアイス
なので当時から環境に優しかった♪

*撮切り・このカットの場合上手はボート乗り場図1 
下手は十二連島が映る為、画面いっぱいに撮り
フレームの外に継続した存在を意識させる手法です。

少年グラフの車を夜間(疑似夜景)停めてイデと久保記者が北山湖を見てたカットです。


少年グラフの車トヨタS800を停めてた現在の場所です。
イデ隊員と、女性記者が立っていた所です。 図1.2

上のイデ隊員頭上と、右上に少し見える小島が写真右上に見えます。
本当は、もう少し左からなのですが、木々が凄く湖面や小島が見えないので
なるべく近いアングルで撮影しています。
また、この日は水量が少ないですが黄色いラインまで撮影当日はが来ています。

画面は見れば解る疑似夜景ですが、この日はウルトラマン
第1話「ウルトラ作戦第一号」の放送が在るので、ビデオなど無い時代
19:00までに下田ホテルに戻っているので
7月の19時前ですから暗くなるのは待っていません。
 
一碧湖神社前の平らな場所で、なんとか車が入れられる所ですが
 現在は逆に一部の舗装路の為に、未舗装路が(川になり)荒れてるので
 足高の小型4駆などはいいですが
あまり、ココまで車を入れるのはお薦め出来ません。

舗装路だけでも北側からの道で行くには、かなりのタイトで
蛇行した道を行きますので、大型車は
図1右↓の駐車場から歩いた方が無難ではあります(^^;
さらに春夏は、
がかなり居ますので注意してください。

図2(図1近辺拡大)

またイデが流星マークを木に貼ったり、アラシがスパイダー
ジラースを喰い止めるシーンや、ハヤタが変身するシーンも
この辺り図2で撮影されていますが、木々の成長と言うよりも
その木々の下の緑が濃くなり過ぎていて、人が踏み込むのが
難しくなって居ますけども、ハヤタの変身カットのように左(湖側)から
光が入って来る感じは現在も同じです。


モンスター博士の屋敷に似た建物はありましたが
新しいのと、場所からして女性記者の後ろに湖面が
見えるほどの位置では無く、湖を1周しても
該当するような建物は、現在ありませんでした。
満田監督「ウルトラマンの夏」の中で東京の
との
つながりを書いていますから、別の場所なのかも
しれません。

ウルトラマン第1話放送日

謎の恐竜基地の一碧湖ロケはS41.7.17ウルトラマン放映
第1回目の日に行われました。
2泊3日の伊豆のロケで
宇宙から来た暴れん坊と同時撮影
されています。満田監督の
ウルトラマンの夏の中では
今だとQちゃんの車で、普通に走って1時間ちょとの所ですが
当時は下田から2時間もかかって居るそうで、有料道路が工事中と
ありますが…有料道路は
下田>一碧湖で伊豆スカイラインを使う事は
まず無いですから、伊東から北の部分の勘違いかもしれません?
工事は、していたのでしょうから、まだ
135号も整備されて無い所が
多かったのかもしれません。
*1泊目は下田の旧下田温泉ホテル(現・伊藤園ホテル)に
満田組は泊って2日目に一碧湖に向っています。

竜の伝説

ネス湖から持ってきた卵のジラースとは関係無いですが
怪獣や竜が居る雰囲気がある湖なのは確かで
伊豆の民話の中では、一碧湖の主赤牛は娘やに化け
人にわるさをしたり、釣り人が湖に光るものを
たぐり潜ると、二つの目を光らせた竜がいたと言う伝説や
災難を除く為、僧侶が雨を呼ぶといわれる
八大竜王
小島に納めた事で
赤牛の悪戯が治まり、雨の恵があるように
なったとの説があるからか、一碧湖には数箇所に
鳥居
点在しています。

 

 

 

ウルトラセブン

41話・水中からの挑戦


ウルトラ警備隊が、モーターボート2隻を
*伊集湖の画面奥に走らせるカットのアングルです。
図1.2
に行けば、ファンには直に解るくらい島の位置関係が
 ハッキリしていますが、水量と季節で緑も違います。


ダンとアンヌがボートで快走するカットは
図1の白い→の場所で、Qちゃんはの陸から
撮影しています。
*放映画面は湖上からの撮影

コレも約300mの直径しか無い一碧湖では、光の方向を
考えるまでも無く、モーターボートが速度出して
画面の背景で撮影出来る場所はココしかありません(^^;

写真はズームで寄ってるので解りずらいかもですが
現地で見れば、雰囲気は感じる事が出来ました。

*一碧湖の本来のボートは小さい湖なので手漕ぎボート
スワンボートのみで、モーターボートはありません。
撮影用のモーターボートは、東京から陸送しています。
ノンマルトの使者と同時撮影であり、最終回前の満田監督の
ダンとアンヌの関係の前フリの1つであると共に
ボートを奮発してくれた
制作主任高山篤さんの為にも
2人がボートで飛ばすカットは必需カットでした♪

図1

マン10話セブン41話は満田組のロケですが、セブンの方は
カット数が多く、時間が足りなくなっています。
事前のロケスケジュールでも、おそらく解っていた事で
 設定的には湖を2コ1
(2ヶ所で1つに見せる)
日帰り出来る
津久井湖と、合わせて撮影しています

アマギ隊員が湖に入るカットは図2の位置です。
作品的には、2隻のボートは湖中心に出て行ってるので
別の場所なんだと思いますが(^^:
撮影的には、岸からカメラが撮りやすい図2位置に
戻ってきているのが、左に覗いてる岩でも解ります。
*カメラが揺れないカットは、制作1話の
ゴムボートと同じく、まず陸地です。

上のカット06年時の水量が在る時の写真です。
この場所は、アマギ隊員は警備隊1身長も高いですが
実際には…足が着いたそうです(^^:

2016年の少し引きで右に小島を入れた写真です。
偶然、その近くで竿釣りをしてる方が
ゴム長を履いて立っていたので、比較してみましたが
アマギ隊員なら肩が浸かるくらいだったかもしれません。
もちろん、もっと深く潜る演技をしていますし
合成のパラシュート降下や、爆発しない爆弾の輸送よりも
湖面の見えない所に飛び込む方が勇気が要ります。
一応、ボンベは相模湖の黄色いペイント消火器と違い
エアは出たそうです(^^:

一碧湖

伊豆の伊東市大室高原の標高150mに在る火口湖で
湖面に天城の山を映す事から、伊豆の瞳とも言われる湖。
周囲4㎞(ひょうたん小込)ほどで与謝野晶子の歌碑もあり
500本の桜が春には咲きます。
実際でも釣りで有名な湖で、吉田地区の水田の源とされ
昭和41年北米のブルーギルが放流されNEWSになりました。
へらぶなやブラックバスも釣れます。

図1右下の小さい方は、沼地になっています。

    図1一碧湖のボートのりば

*伊集湖伊豆の伊と集まる湖と言うネーミングだけあって
撮影時間が、伊豆であまり確保出来なかった為
一碧湖とTプロから近い
津久井湖と多摩川の3箇所で
1つの伊集湖が撮影されています。

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