1971年第2次怪獣ブームから、変身ヒーローブームと言われるテレビヒーローが
ゴールデンタイムに数多く登場した頃、そのまでのりもの動物だった電動コイン遊具にも
テレビヒーローが多く起用されました。 
玩具、文具、薬局、電気屋の前や、デパートの屋上、エスカレーター横にまで
少しでもスペースが在れば置かれていた時代で
製造的には、71年後半から74年前半の大ブームの中での、約3年程がピークでしたが
その数多くのラインナップ種や形の跡を残す園です☆

     光跡

快傑ライオン丸☆ヒカリ丸


ちょと・・・怖いライオン丸と天馬ヒカリ丸のムーバーです。
他のヒーローと違い、ヒーローと一緒に
ヒカリ丸に乗ると言う感じなのが面白いムーバーです♪
子供はライオン丸の膝の上(前)に座るります。


反対側からは、ライオン丸マントの裏地
黄色が目立ちます!(ホントの裏地は黄色ではない。)
コインBOXが、ヒカリ丸の部分と雲?の部分に
埋め込まれてる感じなのも珍しいタイプです。 
ライオン丸の足の下は翼のようで、コインBOXの前が
前脚のようですが・・・天馬と雲の境が解り難いです(^^;
ベルトも実際にはで、手首から先も白ではなくです。


子供が乗る場所です。乗りやすいように右手
上げてるのかもですが?逆に乗り難い予感もします(^^;
持ち手はメリーゴーランドなどの馬と同じ、グリップが

馬の顔の横にありますが、座る位置と
足置きの位置との距離が良く無い・・・です(^^;


マントも、なんかべタとして番組のイメージとは違います(^^;
動力BOXは、すっぽり覆っていますが、後方右から
電源用コードが出てるのは同じです。


上のマントがリペイントで塗り潰されたのか?
2種あったのかは不明ですが、マントに番組名
書かれたバージョンも存在しました。

SUGIMOTOテレビ人気キャラクターシリーズ
杉本製作所

超人バロム1 


噂は、あってもなかなか確認されなかった
バロム1のムーバーです。
リペイントされていて銀ですが、本来は帰マンと同じ
ライトブルーだったと思われます。(カタログの写真だと)
腕のポーズは右はV3、左は仮面ライダーの腕と同じです。


ボディの部分は、おそらく本来もベンディングマシーンと同じ
NG版のやまぶき色だったと思われますので
登場時期は、放映の前とか同時くらいで
当時としては早かったと思われます。
下半身(足の形状)は、V3とほぼ同じなので放映年月からは
バロム1の下半身の型が、V3に使われたと言えそうです。
バロム1 72年4月~ V3 73年2月~
仮面ライダー(登場は2号後)と、バロム1の放映開始の
時期の関係が、コインBOXの新旧や、バロム1の動力BOXの
メインシャフト部分(赤い半円)から、想像出来ます。


腕と同じく、足もV3とは取り付けで角度を変えています。
後頭部も本来のバロム1のスーツではエメラルドグリーンですが

ムーバーはだったのかもしれません?
写真のV3のコインBOXは、仮面ライダーのモノなので
旧タイプですけども、手元の資料からもV3・バロム1共に
角型のストレート棒にBOXが載っています。


ベルト右にあるボップは、が逆だったのでしょうか?
銀色のホルダー(本来のスーツは)も、ちゃんと再現されて
いるのは嬉しいです♪
足載せ(写真右下)も胸の下から出ているのが解ります。


バロム1のオリジナル塗装が多く残る個体写真です。
後頭部は黒に、センター部分の▲三角部分(上でRep)が
濃い緑だったようで、ベルトもです。
ただ、耳のような角的な突起部分との塗り分けは
間違った黒いリペイントが、されていて残念ですが
ボディのカラーは、緑では無く試作時の
ライトオレンジなのが解る貴重なカラー写真なので
メーカーカタログの写真掲載は、明らかにですから
最初期に出荷されたタイプだと思われます。

ニチゴ(日本娯楽機株式会社)

新・オバケのQ太郎


リペイントですが、Qちゃんが懐かしい
Qちゃんのムーバーです♪
動力BOXは違うタイプも確認されてますので
やはり、旧作品の(少なくとも新の前)時期に
キャラ部分は在って、「新」の時にも使った
可能性が高そうです。
新・オバケのQ太郎
のステッカーが、ボディの横に
貼ってあるのがありますけども、65年~の「新」では
無い時期に使用してたものに、ステッカーや
部分的な改良を加えただけの可能性もあるようです。
*オバQ・情報・山田さま


後姿も可愛いので掲載してみます♪
手の部分に足を置けたのでしょうか?(^^;
新・オバケのQ太郎の、Qちゃんは71年9月放送で
ミラーマンより早い登場と思われる部分が
コイン・動力BOXに見られます。

*当時プリマからソーセージが発売されていた為に
近所の精肉店前に置いてありました。
ソーセージは買ってもらって、シールを集めて
いましたが…もう乗りたがる歳ではなかったですけども(^^;


お腹横の文字「オバQ」は凸モールドになっていました。
Qの文字の中にカタカナで「キュー」と入っています。
頭も毛が3本あった(穴のみ現在)ようです(^^;(右上)

のりもの木馬オバQ 中村製作所

ゾーンファイター


流星人間ゾーンのゾーンファイターです。
噂は在っても、なかなか確認されなかったムーバーの1つです。
残念ながら左腕が破損していますが
他は、それほど問題なく塗装もオリジナルが
残っているところが多いです。


ムーバーのタイプとしては動力BOXや
コインBOX、足掛けの形からも
ウルトラマンAバロム1と同じですが
ファイターの部分の足の角度は、初期の帰マン以上で
膝の角度も90度を越えてエビ反っているのは
けっこう凄いです!(笑)


元々は右肩にブザーが着いてたようで
その記載がコインBOXにあり、右肩に4つの穴と
コードの切れ込み跡が残っています。
真後ろのこのアングルからでも足が入るくらいの
エビ反りです♪

アイアンキング


アイアンキングのムーバーです。
キャラ的にも、ウルトラマンや仮面ライダーより
置く方も、あまり選ぶキャラではないようで(^^;
数的にも貴重です。 乗る部分などは
ペイントが少しはげてますけども
オリジナルカラーが残る貴重な写真です。

胸の十字の突起などもライトブルーのメタリックで
目には、同色のラメがハッキリ残っている貴重な状態です。
ウルトラマンやライダーも目がラメだったと言う
方も多く、2種在ったのかもしれませんが
帰マンにもラメと思われる個体が確認できています。

作品的にはセブンが先なのは言うまでも無いですが
ムーバーアイアンキング(72.10.8~73.4.8)が先でした。

アイアンキング放映後の73年4月から、放映された
ウルトラマンタロウも、アイアンキングの型を改造しています。
資料や現存するモノからすると、セブンは後で
製造されているのが、コインBOXの下のパイプが
72年までは丸型でカーブ、73年からはストレートの角型
なってるので解ります。
*セブンの丸パイプは、現在では確認されていなく
帰マンやウルトラマンAより、当時現役で無い分少ないようです。

ニチゴ(日本娯楽機株式会社)

マジンガーZ


マジンガーZは、73年になってから多く作られた代表で
アニメより漫画ぽい感じの出来です。
ジェットスクランダー登場前と思われますが
ポーズ的には子供は飛んでる気分だったのかも?

科学忍者隊ガッチャマン・G1号


ガッチャマンは、試行錯誤時期なので箱が違うのか?
メーカーが違うのかもしれません。 フェイスバイザー
当時は在ったのかもしれませんが、現存するものには
無いので、イラストも省略して書いてあります。

情報をお持ちの方

未確認情報や、その他の写真をお持ちの方
本やカタログなどの掲載情報などがありましたら
BBSやBBS下のメールにて御協力くださいませ。
特に、タロウのミラーマンを探しています。
初代ウルトラマンも、帰マンのリペイントで無いと思われる
状態のモノを探しています。

*人物がNGな場合は、モザイクなど加工いたします。

キャラクター的には1971年~75年くらいを対象とさせて頂きますので
アンパンマンやセーラームーン、ガンダムなど80年以後のキャラは
現段階では
ウルトラマン関係のみで、お願いします。
また、
鉄腕アトムなどは、古いキャラですが80年や近年のモノ
だったりしますので、タイガーマスクも(未確認*)二世は
マスクやタイツのカラーが違いますので、注意して見てください☆


SPECIAL THANKS
仮面ライダー・仮面ライダーV3の★印写真
協力・新太郎様

超人バロム1・ハリケーン号・サイクロン号
ライオン丸マント文字
★印写真

協力・HTS様

ゾーンファイター情報協力・サマンサ様

バロム1・アイアンキング・他印の写真
協力・ロヒキアさん

 

 

 仮面ライダー 


仮面ライダー*帰マンが、ベンディングマシーンと同じく
ムーバーでも、この時期の特撮物では最も古くて
TOPでラインナップされています。
*仮面ライダーは2号ライダー登場後に製造。

*Qちゃんは、ライダーもよく覚えていますが
もう乗る歳ではなく…新幹線やSL・車は乗った
覚えがありますが、キャラモノはほとんど観てました。


仮面ライダーのムーバーフルサイズショットです。
まだ、コインBOX横向き(帰マンも同じく横)
下の棒も丸パイプの曲げ形です。
乗ってから、自分でお金を入れたい子供の手には、遠くて
その後縦向きにする事で、10数センチ近くなります。

左手が拳で胸元にあるのが解ります。右手の角度が
前からと後からで、黒いので凄く違って見えるます。
やはり、帰マンと同じ土台にコインBOXのバーが
曲りながら装着されてるタイプで、下の動力BOX
底にはコマがあり、乗り降り用の階段も残っています。
*動力BOXの初期は角がありますが、後に安全の為に
前後の角が斜めににカットされたタイプになります。

セブンと同じで、左右にも動くので、停まった状態では
(この場合左足)が、外に出てるように見えますけども
斜めに停まるので、ランダムに角度は毎回変ります(^^;


子供の持ち手は、セブンのムーバーと同じで
初期に見られるタイプです。
*マフラーが、後ろまであるのはいいですが
耳も赤くベルトの前のタイフーンが無くて
ベルトも黄色いのは・・・今見ると凄いです!(^^;
*リアルに言えばマフラーは前に下がり
背中には羽根の
模様がある


ベルトタイフーンが動力の源になっています?(^^;


ベルト部分を下から見た写真です。
タイフーンは無く、空洞なのが解ります。
足置き(緑の横棒)もまだ鉄板タイプではありません。

ニチゴ(日本娯楽機株式会社)

仮面ライダーV3

  
仮面ライダーV3のオリジナルペイントです。
目は、やはりコレも緑のラメ粉塗装です。
エリとグローブはで、胸のグレー(顔と同じ)とは違います。

 
ボディのグリーンも、青が強い緑
ブーツ以外の赤ラインは、緑の塗装の上から塗られています。
ベルトのホッパーはグレー単色なだけですが
ベルト右のボックスは、ココだけの為に銀色で塗られています。


再生中で下の動力BOXは、上の仮面ライダーのモノで
キャラのV3だけがハメこまれているので、向きが逆です(^^;
*コインBOXは本来キャラの右前にある。
この動力BOXは、がある初期タイプですから

V3の物では無いと思われます。
それに、V3は73年なので、コインBOXが丸パイプで
曲ってるのも存在しません。


白いマフラーの表現が、ステキなアングルです♪
色はリペイントなので、上のオリジナルと異なります。
黄色いベルトも、オリジナルカラーでは無いと思われます。
上のライダーも黄色いので、時期的に

オリジナルでも、あったカラーなのかもですが???
V3は、右腕が前なだけだと思っていましたが
明かに左よりデッカイので、コレも別のキャラから
左右をパーツとして、譲り受けての型で量産コストを稼いだ
パターンだと思います。

体のポーズは、帰マンやセブンと同じ基本形体です♪


触覚は折れていますが、残ってる部分はベルトと同じ黄色です?
ホッパーの部分も半円ですが、よく出来ています♪

ハリケーン号よりも、V3の方が先に出ていますけども
何のポーズなのか?盆踊りのようです(^^;

ライダーと同じくベルトのWタイフーンが無いのが
ムーバーとキャラの特徴からは、辛いところです(^^;
V3は放映と、ほぼ同じくらいに出てきたようで続編の人気
安定度が解ります。

ニチゴ(日本娯楽機株式会社)

ニチゴの電動のりものシリーズ

サイクロン号(仮面ライダー)


サイクロン号のリペイント版です。
カタログだと、当時のカラーはではなく黄色が強いクリーム色でした。

タイヤはV3ハリケーンと同じで、本物のゴムのタイヤを使用していて
FRPなどのタイヤではありませんでした。
ハンドルの形も、V3のハリケーンと同じようです。
ヘッドライトは反射板になっていて、センターのマークは
シールやペイントでは無くモールドになっています。
↑右・サイクロン号の後からの写真です。

マフラーの出口は平らで穴は空いていません。 


風防は、ネジ穴のようなものが4つあるので
コレもハリケーンと同じ、クリアパーツだったようです。

ハンドルのグリップや、タイヤもよく解るアングルです。
*カタログ写真だと風防は青いクリアです。

シートやタンクの大きさも解ります。
マフラーも6本ちゃんとあり、メーターも凸モールドで
造型されています。

ハリケーン号(仮面ライダーV3)


V3ハリケーン号も、タロウと同じ大型の動力BOXで
73年のモノです。この時期は上下だけでなく左右にも
動くようにした事で、コインBOXが(タロウも)
遠くなったので、コイン投入から動くまでに
時間差を設けた為に、早く飛び乗った子は「あれ?」
「動かない?あっ!動いた♪」と言う経験をしました。

*写真手前のは、アンパンマンのBOXで、ハリケーンは
奥の右前にありますが、このBOXは後年50円タイプの
モノに変更されています。


リペイントされたハリケーン号です。
明るいですが、当時は1つ上のサイドからの写真のように

番組カラーに近い紺色でした。
↑右・ハリケーンの前からの写真です。
サイクロンよりも、ハッキリ停止時に斜めになっている事からも
上下運動にプラスして左右にも動くようになっていたのが解ります。


ニチゴ(日本娯楽機株式会社)は、キャラの
のりものの販権を取得しリリースしていました。
製造は、日本エンジニアリング
バイクはアクマイザー3のキャリバー号シリーズも
3台(分離状態の色違い)ありました。

  
サイクロン号と並ぶハリケーン号
こんな光景が、デパートの屋上などにあったかと思うと

不思議に嬉しい気分なれます♪
他に、月光仮面(アニメ)のムーンライト号もバイクだけの
ムーバーとして確認されています。

ジェッタ―マルス


ニチゴの電動のりものの中のジェッタ―マルス
サークルランドまんがシリーズNO.4です。

  丸いパイプの中で、まんがのキャラと一緒に乗るタイプで
直接キャラに乗るムーバーとは少し違いテーマ音楽が
流れる使用でしたが、全体的に大きいので
現存してる事が少ない為、貴重な写真です。

*ジェッタ―マルス1977年フジテレビ系

ハゼドン


乗る場所とキャラが、違う杉本製作所的な
ハゼドンのムーバーです。
当時の世代しか…しらないキャラかもしれません(^^;
名前のように「ハゼ」で、今のサンライズ
母体の1つ・創映社の作品1作目がハゼドンなので
ガンダムの御先祖のような作品です。
*創映社・東北新社の子会社でも在った。
杉本製作所製 *ハゼドン1972年フジテレビ系

みなしごハッチ


昆虫物語みなしごハッチハッチで、ハゼドン
同じ杉本製作所製のムーバーです。キャラに向かい合い

乗る少し小さい子向けのムーバーです。

昆虫物語みなしごハッチ1970年フジテレビ系
ムーバー的には新・みなしごハッチ74年のヒットを受けたモノ。
杉本製作所製

ピコリーノ


日本アニメのピコリーノの冒険からピコリーノと
ジュリエッタです。

  ピコリーノが乗ってる動物がジュリエッタ
めんどくさがりやのおばさん猫と言うキャラです(^^;

樫の木モックと間違えられますが、同じピノキオベースの
アニメで、キャラとしては帽子が違い蝶ネクタイが特徴です。
ピコリーノの冒険1976年 NET系(現・テレビ朝日)

形的には、杉本製作所製ぽいですが?杉本製作所製には
樫の木モックがラインナップされていて、データには
在りません…ニチゴのサークルシリーズにも似ています?
データを御存知の方は是非御教授ください。
 

存在が確認されたムーバー
*( )は番組の放映開始年月
掲載以外に写真などで現存から確認されたモノ
シルバー仮面・ジャイアント(71.11)後半登場
ミラーマン(71.12)
ウルトラマン
(*帰マンの色変?)
ポインター(U警備隊)
月光仮面(72.1)*アニメ版
ムーンライト号*月光仮面アニメのバイクのみ。
デビルマン(72.7)
ウルトラマンA(72.4)
トリプルファイター(72.7)
*杉本製作所
オレンジファイター(72.7)*杉本製作所
レッドファイター(72.7)
*杉本製作所
*グリーンファイターはカタログ未掲載?
キカイダー(72.7)
アストロガンガー(72.10)
*杉本製作所
突撃ヒューマン(72.10)
サンダーマスク(72.10)
科学忍者隊ガッチャマンG1号(72.10)
おんぶおばけ(72.10)
マジンガーZ(72.12)
ジャンボーグA(73.1)
ウルトラマンタロウ(73.4)
ロボット刑事K「帽子・服」(73.4)
デビルマン
海のトリトン

未確認ムーバーキャラ情報(カタログには作品写真や文字のみ)
スペクトルマン(71.4)
レインボーマン(72.10)
かいけつタマゴン(72.10)
ジャンボーグ9(作品名はA)(73.1)
後半登場
ロボット刑事(ジョーカー)(73.4)
イナズマン(73.10)
仮面ライダーX(74.2)
風雲ライオン丸*カタログ写真有

 

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