ウルトラセブン
1話・姿なき挑戦者
★ 風来坊(ダン)がポインターを停めた所です。 道に撒く砂利の一時置き場のように使われていたそうです。 当時は画面でも解るように砂利も途中で舗装路では無かった。
本来は、もう少し左に振ったアングルなのですが ただの草木の画になってしまうので、右振りで近い画で撮っています。 現在も上↑と同じ方向から撮ると左に唯一広いスペースが 残っていますが、右の斜面の*木々が道より高く成長した為に 道は昼間でも暗く、奥の抜けの山並みも 草木が隠してしまっています。*図2↓
勿論、山並みは変わらないので木々の間からは 確認出来るのですが、写真では唯一風来坊がポインターの屋根に 座った時に重なり、尖った山↓が同方向に確認できます。
上カットでのソガ隊員の足の部分から左方向も 雑草が生茂ってしまっています。
図2 山の斜面の道から下側に生えていた木々が 道の高さよりも大きく成長し、現在は道が影で暗い状態です。
ポインター側からのアングルで カメラは長尾峠方向(図1参照)を向いています。 風来坊(ダン)が寄りかかっていた右の岩は 網が被されていますが、まだ露出しています。
神奈川県 足柄下郡箱根町・736号線
乙女道路
5話・消された時間
ポインターが走るラストの山道です。 箱根の138号(通称乙女道路)で 現在は木が伸びてしまい画面と同じ 撮影場所図3の●からは、道がほとんど見えませんので 図3の●に車を停めて同じ北方向を撮影しています。
図3 箱根の撮影では、今でも東京からの撮影隊は この道から上がると思います。図右方向が箱根(左方向が御殿場) Qちゃんも、箱根の撮影は何度か行ってますが ドライバーさんはココから上がって帰っていました。 東名の無い時代でも1号線じゃなくこの道だったそうです。 *この回用の撮影ではなく走行のバンクカットのようです。
|
U警備隊と脱出した警官や人々が巨大宇宙人(セブン)に 驚くリアクションのカットも、★(左一番上)の ポインター横の砂利の作業路坂を上がった所です。 メイキングスチールでは、このフレームの左に 木のイントレが置かれています。
現在は敷き詰め終わり、砂利が無いのは勿論 崖崩れや草の侵食で、上の写真のようになっています。 10年前は↓もう少し露出していました。 ★の写真は10年前。他はセブン45周年時。
★ ほとんど落石防止にセメントで固められていますが 岩肌が露出してる部分や、岩が落ちてる 撮影時に近い雰囲気の部分もまだありました。 *ダンや隊員が隠れる弾着の大岩はカポックの作り物。
★ ロングで撮影したロケの736号道です。 *写真下の白い道、仙石原側から撮影。
図1 箱根山南側のオレンジの道の 赤い部分あたりが撮影に使用された所です。 深沢仙石原線・県道736号と言う 長尾峠スカイラインに抜ける道です。
★ 10年前は、まだ道は明るく撮影時の オープンなロケーションの雰囲気が残っていました。 ★は10年前。他はセブン45周年時。
乙女道路・トンネル
1話・姿なき挑戦者
ポインターがトンネルから出てくるカットは 箱根>御殿場間の乙女峠に在る 138号(乙女道路)の御殿場側のトンネルです。図3● 箱根側のトンネル出入り口は、カーブが逆なのと ポータル近くの土砂防壁の面積が異なります。
現在は、センターに少しズレて黄色いラインが引かれ 左と上に看板が設置され、緑が防壁を覆っています。図3● 助手席の人にビデオで撮ってもらった走行中の 抜きコマなので、前車輌との距離や対向車との 関連から、なるべく近い位置での45年後の様子です。
トンネル内部を走行する映像は、どちらに向かった モノなのかは判定しにくく謎です?図3右下方向 現在の中の照明は、当時のものとは違う ライト(機器)になっています。 作品のトンネルが青いのは、オレンジの照明に 対してブルーフィルター(B・NO濃い)を使用した為。
静岡県御殿場市と神奈川県箱根町の境
神奈川県 足柄下郡箱根町・乙女道路
|