宇宙ステーションV3の模型は、大・小2タイプと、各メカの発着口の
拡大部分2種(1種は未完成)作られました。
企画から放映前の準備段階で、作品の宇宙路線の大幅な縮小もあり
小サイズは略完成しますが、大型のV3(V1~2.3兼用予定)は未完成のままでした。
特にデザイン画では、上部(宇宙なので文字基本で)のUホーク2号の発着ドームが
シルバースター*と、重なるのを避けてるのに対して下側にしましたが
操演上の問題から、シルバースターと同じ上部に戻した為に
デザイン画の上部(アンテナのある六角部分)が、逆に下に取り付けられてしまいます。
*シルバースター・セブン準備段階で放送中のキャプテンウルトラの基地。
その為に、小型の方はデザイン画のままドームが下にあります。
V3の小型と大型は、かなり細部に違いが在り
イラスト化(ほぼされませんが(^^;)などは、どちらの部分を
採用するのかが難しいです。
ドームの違いは、放映に使用する事に決めた時点でも、明らかな為に
一応V2(小型モデル)が、ドームが下と言う表記違いになっています。
V2も大型のV3共に手書きは綺麗とは言えない文字で(^^:
小型はさらに3から>2に直した跡も、ハッキリ残ってしまっています。
大型の方は居住ブロックの上部にある太陽電池パネルも、素材など
試行錯誤中に宇宙路線が座礁した為に、未完成で
フレームの枠のようなモノが、在るだけでデザイン画からは遠い状態です。
*Qちゃん画では、成田さんの画的な太陽電池パネルにしてあります。
*ドームのUP開閉撮影は未完成でしたが、後のMATジャイロ発進UPに受け継がれます。
TDF・ステーションV3へのU警備隊マークの謎?
ドームの部分のUホーク2号発着場所に、U警備隊のマークが在るのは解りますが
後に登場するSホーク1号・2号にも、U警備隊のマークが。
コレは劇中赤ヘルでは無いV3の隊員が、ステーションホークを
使用してしまいますが
モチーフサンダーバード5号のように、Uホーク2号で往来するV3には
TDFの隊員は常駐しているものの
SホークなどスーパーメカはUホーク2号から乗り換えた防衛軍のエース
U警備隊が操縦(役者的にも)して、活躍する予定の跡です。
さらには、そのまま大気圏(地上)にまで、Sホークが降りてきてしまう事に
なってしまいエンジンなどの区別が消えてしまいます(^^;
Sホークのミニチュアも、2種存在していて、コレも大・小で
(*大90cm級・小45cm級)
翼の形や中ほどに在るリング状の形状などが、まったく違います。
小サイズは噴射部分に8本の花火を仕込む金属パイプを
基準にしている45cmなので
小型のV3との撮影では、V3が小さい模型に見えてしまい
遠近のトリックを使っても、おかしいので
Qちゃん画でもSホークは、V3より大きく描いています(^^;
V3の大きさ・ステーションホークの大きさの謎?
V3とSホークは、設定的に大きさなどのデータが無く、サイズが解らない
メカですが、幸か?不幸か?Sホークが大気圏内で
Uホーク1号と並んで飛ぶシーンがあります。
その為に残されたミニチュアなどから、見た目の対比で
設定42mのUホーク1号より少し短い、約35mほどなのが解ります。
さらにSホークのサイズを基本にV3の設定サイズは、六角の発進口の
アップ部分は完成していて、発進カットも撮影されていた事から
居住ブロックの間に3つある六角の発進口の中に
Sホークが格納される前程で、計算すると直径320m、高さ160mもの
巨大な宇宙ステーションと言えます。
*ただUホーク2号がドーム内に収まりきってしまうならば…
もっともっと大きい事になりますが、ドームのUP部分のフィルムは
無いので…、全収納なドッキングなのかは?なんとも言えません(^^;
元画をスキャンしてるのと、縮小した画素なので、見難い部分はご了承ください。