科学特捜隊・日本支部所属機 SE-105 通称「白鳥」
白鳥は、主翼左右のメインエンジン2機で主に飛行し
後方に4機の小型補助エンジンが在ります。
*主翼全体に、小型エンジンを配置したかったようですが
制作時間や、火薬の発火時間などの問題から
左右2つだけになり、デザイン的には少し寂しいです。
プロップ的には、2種存在していて違いが在ります。
当初の設定はビートル的な大きさだったようで、操縦席のセットは小型です。
逆に登載タンクのSL-77の操縦席セットの方が広いと言う矛盾が、画面に見られます。
船体の窓も操縦席のセットにはサイドの3連の窓跡が在りますが、埋められていて(^^:
プロップ前方には、メインの窓らしき四角い凹部分が在りますが、コレも窓としては
科特隊の人形などを配する事はされずに、ハメ殺し状態のままです。
先端中央にある小さい四角も、操演用ピアノ線取り付けの跡だと思いますが
現在ではデザイン的に、解釈される事が多いので書き込んでみました(^^;
白鳥の機体は単純なようで、かなり複雑な形なので
ラインを把握するのが難しい機体です。
ボディも大きなアールを描き、コックピットの上が高くなり
サイドもSE-105の文字の上下で、傾斜が変わります。
上と下の面としての角度も異なります。
機体全体も前方向に細い幅になっていますので、遠近方で後方を細く書かないとならず
前方向から奥行きのあるアングルを書くのは難しい機体です。(^^;
主翼も半分外側は、後方に斜めに着いていますので
翼の着き方も、絵的な技術には反するので、さらに難しいです…(^^;
主翼に着く小さい垂直翼き的*な
前の突起も2段階の角度になっているので、主翼もボディに垂直には
着いて居ないのが解ります。
*発射台ではボディ下部のラインに合わせているので、主翼に対して
斜め上を向いている。
色は本来は白に黒ラインですが、照明のタングステンの色を入れたアイボリーに
見える時もあるので、個人的な趣味で少しアイボリーに傾けています♪(^^;
スーパージェッターの流星号も、新幹線(0系)も、なぜか真っ白より
Qちゃんは、ややクリーム色の方が好きです。(^^:
黒いラインも明るい部分は濃紺にしてあります。
カラーテレビとカラーフィルム
この回の頃には、初期の怪獣に黄色いペインティングをして
カラーTVを意識してた事態から 制作時間は無くても、番組は大ヒットなので
高感度(ASA)の高価なフィルムも使えて、完成状態(オンエアでの色味)や
露出も判断が出来る事からも、キーラもサイゴも、宇宙がバックなのに
ダークなカラーなのはラスト近い進歩です。
ホリゾントも、逆に明るく電球以外の描かれた星も在り
スタンダードな宇宙ではなく、とてもチャレンジングな紋様が書かれています。
イラストのカラーとレイアウト
Q星のセットは赤土系なのですが、絵的にはキーラのカラーを活かして
イエローを強くしています。
ウルトラマンと白鳥が白系なので、宇宙の黒も少なく紺やブルーを。
メカとキャラ2つのレイアウトポジションは、帰マンのマルイのプラモMATアロー1号の
箱絵から梶田さんの絵の配置を、モチーフにしてみたのですが…?(^^;
実際にはウルトラマンとキーラは、帰マンとアーストロンより、
キャラとしてはやや弱いタッグで白鳥も、機体に赤が無いのもあり
メインメカのマットアローの存在には届かない為、
サイズなど幾多の要素で調整して描いています(^^;
元画のイラストボードがスキャナーより大きい為、カラーコピーを
スキャンしてるのと、このサイズの画素なの見難い部分はご了承ください。