がんばれ!MATサブ 

MATサブ 2話16話だけに登場したMAT潜水艇です。
MATアロー1号のようにメインメカではなく
 あまりスポットの当らないメカですが、とても良く出来たデザインで
全ウルトラマンシリーズでも、特異なデザインのメカだと思います。

窓や左右タンクのサイズ、後部のハッチもリアルな感じで
後ろの左右にある、50年代のアメ車テールフィンのような造形
フロント上部の4つのダクトも、とても考えられていてリアルな感じにデザインされています。
細部も、タンクホルダー横のコの字のフックや、ハッチのT字取っ手
フロント上部にも用途は謎?の突起が付いていたり、細かいパーツにも役割を考えさせられます。
ただアロー1.2号などは、武器の発射口などが1期の防衛メカより、しっかりデザインされているのに
急遽Z弾魚雷を艇底に戦闘機かのように、装着されてしまっていますが…
コレは向き出しなので底を当てたら…危なすぎる装備になってしまっています。(^^:
またテールフィン横の黒いラインなどは、ミニチュアやイラストでは忘れたれたり
として書かれてたりしますが、ちゃんとしたデザインです。


名前のMATサブは、サブマリン(潜水艦・艇)からののサブ
サブウェイ(地下鉄)と同じ「下」(海の下、道の下)と言う意味です。
本来はMAT海底基地へ、隊員が往来するメカだったようで
MATジャイロ1とか2が無いように、MATサブMATマークより大きい機体番号
隊員番号予定で貼り付けた数字で、プロップの個体数が2サイズ2機だったので
そのまま、科特隊の特殊潜航艇S号や、U警備隊のハイドランジャー1.2のように
配備されてしまい、隊員がどうやって海底基地に行くのか?のまま
描写されずに終わってしまいます。

海底基地と言う場所自体、子供へのカッコいい秘密基地へのアピールは有るものの
リアルに海底にある意味や、実用を考えたら地上のドラマ部とのコンタクトには
地上施設も後で追加されてしまうくらい、不利な場所でした(^^;

惜しいのは、MATサブもマーチャンで商品化されなかったにしても
最後のクールに、もう1度くらい出して欲しかった気がします(^^;


水彩(一部アクリル)・A4イラストボード
MATサブのボディはホワイトなのですが、怪獣とウルトラマンの存在が強いので
タングステン(照明)の黄色を浴びた薄いクリーム色にしました。
タッコングは怪獣のイメージから、簡単に海中に見えるのですが
ウルトラマンは青影で書いて白を残すと、地上ぽくなる為
全体に薄く青を入れて、手袋を振り上げた時の
水中のネジレ感
そこからの
泡漏れで、なんとか海中に居ておかしく無い存在に出来ました(^^;?
さらに、現実には変なのですが・・・特撮のカメラ前に水槽を置いて
ガラ(石膏の破片)を沈めた、立ち登る泡を書き込んでみました。
 
 

元画をスキャンしてるのと、縮小した画素なので、見難い部分はご了承ください。 

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