レッドキング・1代目

ウルトラマンセブン撮影ステージの関係で
ヒーローと対決する怪獣は、*1体と言う規制があった為に
2度の登場共にトーナメントで勝ち進んでウルトラマンに敗れる怪獣です。
コンセプトは、ウルトラマンワールド版のキングコングをイメージした為
キングコング対ゴジラのコングのような、コミカルな動きや仕草が付けられました。

ウルトラマンのカラーが、ハッキリ出た宇宙人と対峙する怪獣で
その後ジラースやギャンゴ、などにも伝承し
本家ゴジラシリーズにも、コミカルな人間的仕草が導入される事になります。

*特撮ステージの狭さから怪獣2体とウルトラマンの3ショットは殆ど動けない
状態になる為に、対するのは1体に制限された。 
ガッツ星人との3ショットは外での
撮影なので、3ショットが実現するのは
帰ってきたウルトラマンの初期に
東宝の広いステージを使用した
対デットン・サドラーやツインテール・グドン
まで見る事が出来ない。

レッドキングのフィギアなどは、足の太さが強調されたモノが多いですが
実際のスーツは、それほど太くはなく、角度によっては
かなり細くも見え、けっこう足長です。
腕は逆に、人形などの造型よりかなり太いので
Sアクターの腕は
脇の下側を通り、肘から先の部分しかほとんど動かせず
上腕部分は、体にホールドされた状態にあるので
なおさら可愛い動きに見えてしまいます。
コミカルと融合して、その事もプラスに働いています(^^;


除き穴もスーツの肩と比較すると、低い位置にあるのは
腕がそれだけ太く造られ、肩の付根上部分はSアクターの顔のすぐ
横にあるので、目の位置
(怪獣の)
長身の
古谷ウルトラマンと合わすのも、苦労する怪獣でもありました。


(瞳)は動くギミックで目線を作り、表情を出す事でコミカルな演出にも
効果を加える為にクリアドームに目玉は入れたものの、単体出演の怪獣とは違い、

敵の怪獣やウルトラマンと絡むので、目線を合わす
操演の難しさから、1代目は断念
2代目は、ホールドした白目
(電球)
になってしまいます。

シルバーキング時代から、金色
(光沢無し)のカラーにした為
ウルトラマンとの同一画面の露出の心配から
凹部分に
青のカラーカネゴン同様に入れられているのも
1代目の特徴ですが、ウルトラマンのと露出調整が
大丈夫な為
2代目には青のカラーは体に無く
さらに金に光沢が加えられたゴルドン登場に繋がります。


水彩画・B4イラストボード
元画のイラストボードが、スキャナーより大きい為、カラーコピーを
スキャンしてるのと、このサイズの画素なの見難い部分はご了承ください。 

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