現・台場公園・近辺

第三台場貯木場(*通称・台場貯木場) 第三台場史蹟公園

  光跡★ロケ地

ウルトラマンタロウ

現・台場公園

1話・ウルトラの母は太陽のように

画1
光太郎が上陸して、球根を植えた所は
第三台場に続く堤防の図1です。
当時図の水色のT字型大型船発着浮桟橋を造り始めた頃で
まだ画面の小舟用の浮桟橋
図の白い線*残っていました。
*修復や再生は繰り返してると思います。(^^;

  画2
夕方に光太郎の遠方に映るタンクは、豊洲に在ったタンク図2
左の遠方に2つ見える建物は、晴海に在った日通倉庫図2です。
難しく説明するとキリが無いので、簡単に豊洲のタンクの奥に
晴海の倉庫を映し込むには、単純に東(図右)より、西(図左)
からで無いと映らない事からも、撮影場所は砲台跡寄りです。


現在の豊洲ふ頭角と、晴海倉庫跡が入るアングルです。図1.2
レンズの違いは在りますがと同じ現在のアングルです。
現在も画面の黒松の奥に映る木が残っていますが、写真だと
解り難いのですけども手前の花が咲いたスペースは
97年~の公園の整備で出た石垣の破片や大きな石が集積され
その上の残土に草が生えてる状態で
地面が上がった
(逆に其の木が沈んだ)ように見えてしまいます。
*この花が咲いたスペースは、偶然にも囲われ立ち入り禁止に
なっています。…立入るにもボコボコなので無理なのですが(^^;
図2タンクは92年には在りますが97年には姿を消しています。
豊洲ふ頭・石油、石炭などのエネルギー基地でしたが
1997年の
開発整備計画により、その役割を終え現在は
築地市場移転に備える状態です。

図1
小舟用の浮桟橋は、昭和3年に砲台場を整備し台場公園としたが
陸続きになる前なので、エンジン付きの小舟やモーターボートで

往復する為に、堤防部分に設置されたモノです。
その前の砲台場時は、防衛的にも裏側の図1の斜め右上に
低い石組みの船着場から物資、弾薬を運んでいました。

タロウ後~に
図1水色*T字型の大型船発着浮桟橋が3つ出来き
海上保安庁の大型測量船のバースとして使用されますけども
レインボーブリッジの工事で廃止撤去され、現在は図の桟橋は
何も在りません
*台場北の黄色の舟付場は半壊で残る。
小舟用の浮桟橋も東3つは無く、T字工事用の仮設が在る。

*T字桟橋は20m級のサイズで、比較に現在の立体駐車場図1P
等倍で入れてます、その南北の
が略地図の縮尺で20mです。

画3
夜間撮影のZATが攻撃しながら走る小舟用の*浮桟橋は図1
公園への遊覧用の船が縦(図1の場合)に着けられ、上陸した所に
小さな待合場が在り、ジュースなども売られていたそうです。
光太郎が花を植えた西に見えるパーゴラのような木材や小さな
小屋は待合場の直ぐ西に在りました。

*最も使用されたのと同時に、整備され他よりも少し長い桟橋でした。
タロウの画3に映る小舟用の浮桟橋は約12mですが
光太郎が上陸に使った?と思われる画1バックのは
図1左上で
逆に短く、71年4月の航空写真には無く、レインボーマン*に映る
海運仮設事務所へのアプローチかもしれませんが、かなり近い
時期の撮影と推測されるタロウ1話撮影時には、海運仮設事務所は
まだ無かったようです。台場時代の船着き場方向は更に地面が低く
70年代には使われて無かったそうです。
*愛の戦士レインボーマン1972年10月~、34話・放映5月25日
*
ウルトラマンタロウ1973年4月~


現在残るT字桟橋跡です。
写真奥の水際(右)に見えるのが、ZATのメンバー走っていた
足元に見える石組で、現在も半分くらいは点在して残っています。
走っていた場所は図1からの間です。
の写真下の舗装部分がT字桟橋へ続いていた跡です。
大型船は、江戸時代の埋立てなので浅瀬が在る為に桟橋にでは無く
堤防の地面に逆W字に前2つ、後2つを係船金具(ビット
)に固定して
居た残りで、他も略現存しています。

大型のT字桟橋は、航空写真だと71~75年の間に東が出来て
~79年にセンター2つ目、84年には3つ在りますが
レンボ―ブリッジ
93年が出来て、~97年には撤去されてます。

ウルトラマンレオ

34話ウルトラ兄弟永遠の誓い 

(2020.8.1作成)

画L1

ダン郷秀樹マスクをウルトラ念力で外すシーンは
お台場の第三台場跡の図3図1で撮影されています。

ダンゲンが歩くカットのゲンの後の
第三台場跡にある石碑で「昭和二年八月建設 東京市」などが
記載されている四角い石碑です。

ゲンの間に見える遠くの建物は図3側にある芝浦の建物です。

図3

画L2

の顔にエフェクトをかけたバックのに芝浦の建物が見えます。
*石碑は郷の体で隠れています。
その下の図3の部分は、大きな画面で見ると解りますが
第三台場跡と芝浦埠頭の間に在る品川第六台場跡です。

つまり3人が歩くカットと、のバストショットは同じ方向を
撮影していて、団さんの身長が高い為に、カメラの高さだけ上に上げて
撮影しています。

 ススキは刈られていますが、生える場所です。

ウルトラマンタロウ

現・台場公園

53話・さらばタロウよ!ウルトラの母よ!


最終回で、光太郎が逃げる(誘き寄せる)シーンで
バルキー星人の攻撃の弾着に使用されたのが図1です。
画面奥に見えるのは図2に在った*晴海ゴルフセンターの
ネットです。

1話と同じく火薬の許可的な問題で、作中的には1話も
オイルタンク側で、最終回も晴海倉庫の延長的な場所として
撮影されています。

*
晴海ゴルフセンター・後の東京スポーツセンター1999年4月閉鎖。
右に見えるコンクリートの筏杭は、貯木場の木材が陸(防波堤)に
打ちあがらない為のモノで、仮面ライダーのOPやEDに登場した
モノですが、2000年過ぎに解体が進み03年には姿を消しています


現在は貯木場では無いので、筏杭は無いのは勿論ですけども
写真だと解り難いですが、奥のも大きく育ち、高層ビルが建ち
左に半分見えてるも、フレーム上まででも12m程あるくらい
大きく育っていて、全てが巨大化した画なので(^^;
ゴルフ練習場のネットの奥行と手前に残る石畳岸を入れ込むと
引いた画じゃないと1枚で紹介出来ないくらい変貌しています。

東方向の遠くにタンクが見える方へ走って行く道は図1
上の写真左に映る木の下に見える道を東方向に走っています。

また西方向に向かう時の背景には、船の科学館が見えますが
現在はフジテレビ他、沢山の建物が建っていて隙間にタワーが
見えるポイントは在りますが、同アングルからは不可能でした。


バルキー星人を倒し、光太郎と健一くん2人で
並んで寝ている所は、図1です。
当時は水際に長い草が生えていて、傾斜が
解り難いですが、対岸の様子からもこの場所です。
まったく同じ場所が、レインボーマンでも
少女に変身を見せれないシーンで使われています。


また同シーンの光太郎と健一くんのバストサイズの寄りは
抜けに筏杭などが見えるので、同じ場所ではなく
抜けの画の為に、移動してるようですが
画がタイトなのと、同条件が揃う場所は複数在るので
厳密の場所は解りませんが、第三台場砲台跡なのは
確かだと思います。

図2

ウルトラマンレオ

36話・飛べ!レオ兄弟 宇宙基地を救え!


長官を乗せた黒のクラウン(3代目後期)と、ゲンが運転する
マツダ・カペラ*が、急に?カーチェイスを始めた所が図2
北に向かって走行しているバックに写真が見られます。
現在はのぞみ橋の南側に分断された為に使用されていません。

内田隊員アトランタ星人に、*無許可で変身したのが
図2の辺りで、タロウラビットパンダの背景にも映る
貯木場と隣接した木材加工置き場でしたが、現在は貯木場の
役目が無くなって、図1のT型桟橋に停泊していた海上保安庁
船が接岸する場所になっている為、一般の立入禁止区域なので
現・のぞみ橋図2の間に出来たから撮影しています。
写真右岸に見える建築中の辺り~南が、図2のゴルフ練習場
が在った現在の様子です。

*内田三郎隊員・演じた成川哲夫さんは、特撮ファンには
御存知の
スペクトルマン蒲生 譲二役を演じ、変身時には
人工遊星ネビュラ71の許可が無いと変身出来ませんでした。

また1度目のダミー作戦で、マックロディが走るのが
図2から南方向に走っているのが少し映り、背景に晴海の
建造物が見られます。

*マツダ・カペラ・初代1970~、カペラはEgがレシプロも在り
ロータリーエンジン(RE)搭載を表わす、テールランプは
丸型4灯でしたので、ゲンが運転していたのは
ロータリ―のカペラ
(RX-2)なので、MATビハイクル
UGMスカウターの間に、RE車がMACにも在った事になります。

2ローター・12A(573ccx2)馬力120ps

以後のGシリーズ(72.3~)からはへッドが丸型4灯
テールは六角4灯に変更。

SPECIAL THANKS 

情報協力 1話・6番目の兄弟さま

情報協力 53話・6番目の兄弟さま、メトロンハートさま

情報協力 レオ34話・36話、メトロンハートさま

 

    

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