ウルトラマンタロウに登場するZATメカウルフ777です。 帰マンのMATビハイクル>AのTACパンサーと 地味な車輌から、一転してシリーズ中最も派手な車です。
巨大なリアウイングは、どう見ても実用的には アンバランスですが、実際はウルフ777の リアタイヤ上の凸部分(黒い所)から 左右に翼が差し込まれ、空を飛べる予定に 合わせて作られていたのが、放送開始に特撮との 時間的に折り合いがつかず断念している為に、垂直に 着けられています。(黒い所)の凹みは残った跡です(^^; *実車は、リアタイヤ上の凸部分の黒い所が 凹んでいて羽根用の丸い差込穴が3つあります。
前部からも、実によく再現してあるのが解ります。 モデルのリアウイングの厚みは、材質的に 仕方無いのですが…やはりスケールモデルとしては 厚すぎます(^^; *実車は、前輪の位置に対してボンネットセンターの部分が かなり出ていて、街中など曲る事が困難だったそうです(^^; 設定の車長6.1mの数字は、ベース車の4.6mに前と後を プラスした数字としては大きいですが 写真からの計算すると、約5.1mくらいはありました。
青島文化教材社 C.CコレクションシリーズNO.18 コールドキャスト製 H14年2月発売 4680円
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フロントウィンド上のルーフから突き出た2本は 誕生時点では、レーザー光線の予定だったのか? 先端にもっと細いパーツが着いていましたが 作中では合成に時間がかかる為だと思いますが 先端パーツが無くなります。火薬の筒からの砲撃で 使用されます。 後の設定上もミサイル砲とされています。 モデル的には、角度がルーフ上のパーツと白い先端が 同じ角度になってますが、実車は白い部分から先が 地面に水平の角度になっているのが正しい角度です。
最も実写とモデルが違うのが、ドアの ZATマークです。 実車のは大きさ重視にして いる為に、マークの下部分が無いのに対して モデルは、十文字のままのマークになっています。
放映当時は、タロウを象徴した存在の2台でしたが 2台同時に活躍する事は無かった。 777はラビットパンダのおかげもあってか? それなりにカッコよく思え、当時もモデロックは買った 覚えがあります♪*モデロック・簡単組み立て式のプラモ
ベース車輌
トヨタ・クラウン3代目・マイナーチェンジ後 1968.10~(角型2灯ライト)~1971.2 1988cc、4速MT、乗員5
最高速度 135km/h 駆動方式 FR 全幅1690mm全高1420mm全長4610mm
車両総重量1295kg
ベース車ナンバー多摩55 と・51-20
劇中ナンバーZAT00/17
発売時期からしてウルフ777のベースは 中古車なのと(なので)品川ではなく多摩ナンバー なのも、ウルトラシリーズでは珍しい。
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