ウルトラガンの研究室        光跡☆

ウルトラ警備隊が、常備している武器★1ウルトラガン」は
大きく分けて前期型(1~26話)と、後期型(27~49話)の2種類が存在します。
特に前半のタイプには、形や色の変化が在るので以下のイラストと文で説明します。
*作中ウルトラガンと言う呼び名は特になく ★2略、商品化もされて無いので
当時の子供は、光線銃とか
ウルトラ警備隊の銃と呼んでいました。  備考にて。

■各部名称 説明の為に各部名称を仮に示します。■



 ウルトラガンのデザインモチーフ・矢印後部突起図黒フィン上・下と略します。

 黄色い先端パーツを>銃口(マズル)
 銃口までの黒い円柱の棒状パーツを>銃身(バレル)
 銃身(バレル)後方のピンクの部分を>ハンドガード(被筒)と記載します。
 銃身上の板状パーツを>銃身ガード
 銃身途中のリングを>銃身ガードリングと記載します。

*話数の記載は放映話数で記しますが、御承知の通り、制作順とは異なりますので、変化の順とはズレ(逆上る)事があります。
また、全話で必ず全隊員ベルト下(右)が映るわけでは無いので、変化が最初に確認出来る
「話数」として記載していますので、全隊員が同時に別タイプの銃に変えていない事の方が多いのを御了承下さい。

ホルダー用と・アップ用

*左右表記は、構えた隊員から見た左右として記載します。

ホルダー用 

引金のリングが薄く、板状を丸くしたような形のタイプ。
ハンドガードの部分は、銀と黒が*存在します。
*個体2種ではなく、経過的に銀>黒と塗られた。
*例、ファンコレなど写真図解でよく使われるタイプ。

*名称(ホルダー・アップ)は造型的に見た光跡のオリジナル呼称です。


アップ用  

引き金リングに充分な厚みがあり、しっかり造形されたタイプ。
*例・ゴドラのカプセルに囚われたダンが銃底で叩くカット。
 アップ用はハンドガード部分


ただ、この2つも必ず名称のように、ホルダー用とアップ用(光線発射)に使われてなく、アップ用で無い物が、そのまま合成の撃つカットに使われていたります。

 

前期型(1~26話)(塗装タイプ・つや消し)

*以下前期型の画はアップ用ですがホルダー用も存在します。

前期型-01 

後部下にも、矢印モチーフの突起パーツ、フィンが在り
下だけが黒く塗られたタイプ。
フィンは、上下にシンメトリーでは無く、下はデザインよりも
手のホールド性を優先した形状になっています。
放映初期の若い回にのみ見られますが、ベルトやホルダーも
黒い為に、下のフィンの確認が困難です。

例・2話石黒亭のダン・小田急線で夫人を外に出すシーン他

     

前期型-02 

4話~ 01のフィン下部分を切ったタイプ。
早撃ちなどで親指と人差し指の間が、フィン下に当たる為
使用上の都合でカットされています。
切口は個体差で違い、ギザギザのモノも在ります。


例・4話などは、ダンが地下に行く似フルハシ(ゴドラ星人)を追う>地下動力室~ポインター車庫は上のフィンが黒く無いので、Uガンだけで言えば、先に撮影していて、マックス号の中や朝霧高原ロケは後で撮影したと言えます。
 


前期型-03 

後部突起上部も黒く塗られたタイプで~26話まで使用。

個体としては01~03変更で在って、別の個体が存在する訳ではありません。
また、6人全員がアップ用を構えた画は無いので、全隊員分のアップ用も存在はしてないようで、ホルダー用が、最低*7丁
アップ用は2~3丁だったのでは無いかと思います。
*7丁(7人)ダン役の森次さんが、免許を持っていなかった為に代役としてのKさんにも、U警備隊の制服や装備が用意されていた。*運転手としての代役。

   
後期型(27話~最終回)鏡面仕上げタイプ

後期型には、アップやホルダー用は存在しません。


後期型

全体の金属が鏡面仕上げになっているタイプ。
27話~の後半、最終回まで使用されたタイプです。

ハンドガードは銀(未塗装)のみで、厳密には形状も違う。

後期型は、前期のような試行錯誤の変化は無く
フィン上部の黒い塗装が、剥れてしまうなどエラー的な変化のみ。 

前期型との違いや例は、下の項目に記載します。

前期・後期型の違い。

1.最も違う部分で解りやすいのは引き金の形で、28話の700キロを突っ走れ!では、金属のアタッチメント
       先端に装着したまま、引き金のリングに指を入れて、ダンがクルクル回す強度がありますが
初期型のホルダータイプでは、不可能なアクションでした。

       2.先端の銃口・金色パーツは凹部分も深く、幅も異なり凹溝後方に細い凸ラインがある。

       3.ボディ(グリップ上)左右にある凹みのモールドは、初期は略長方形で、後期は前後ろが尖った形状で上下幅が狭く深い。

       3.後期の銃身ガードの前接合は、綺麗なフラットで、後方のハンドガードの接合は
       パーツの厚み分だけ上に出ています。(初期型はフラット) *前の方が良く外れたそうです(^^;

       4.後期の上部フィンも、先端が前方向に少し出ていて、つけ根の部分の厚みが前期型より厚い。

       5.ハンドガード下の部分や、グリップ上部の形状も異なり、左には引金リングの上に*丸い凹みがある。
       *造形上のものか?リング内に本当の引金を作ろうとした跡にも見えます。


  6.のグリップの突起も、前期型よりも高く、厳密にはグリップもやや細くて長いのですが・・・
後期型でも個体差もあり、略同じと言える物も在るので、製造的な差で意図的な変更では無いようです。

7.グリップも左は上部に山▲が在り、右はやや山が低いようで前期と異なります。


ガンホルダーとの関連
ガンホルダーは、前期アップ用を基準に造られているようで、アップ用の方がホルダー内部まで収まっています。
    個体差や隊員差、時々にも寄りますが、通常(ホルダー用)のUガンは平均して1~2センチベルト上部より上に出ています。

       前期は、引き金とグリップの間に固定ベルトを通してホックで留めてています。
        留め方(隊員・時々)でも、Uガンの収まりは変化はりますが、その分を引いて見ても
        ホルダー用とアップ用とにも違いがあります。*ホルダー用のネーミングは抜かない(構えない)飾り的な意味。

      
       後期型は、引き金のリング中に、ホルダーの固定ベルトを通している事が多く見られます。
普通の銃では考えられない留め方ですが、ホルダーに対して奥まで(下)前期型より入らなかったようです。

トリガーガード?引金?

のグリップ部分にある突起が、引金では?とも思えますが・・・すぐに押せてしまう部分に在るのは、銃として可能性が低いので
安全装置なのでは?と思います。 勿論、プロップ的には突起部分でしかなく・・・指のホールドに
少し役立っているだけで、設定的には謎の部分です。

備考  ★1月世界の戦慄では、ウルトラ警備隊では無いクラタ隊長ウルトラガンを持っていますが、演出上
ホルダーに銃が無いのを見抜く為に、ゲストメカ(銃)にはアップに絶えるホルダーが無かった為と思われます。

1栄光は誰のためにのラストに、青木隊員が使用するウルトラガンはダンのモノだと思われます。

★2タカトクより、一応ウルトラ警備隊の銃と言えるモノは出ていますが、他のピストルの流用品で形は異なります。
後部のフィンのみ、前期の01型を上下共しっかり再現している部分は驚きの造りです。

★3「盗まれたウルトラアイ」では、アタッチメントなしで火薬発砲していますが、後方からの撮影だった為で
銃口先に火薬を直接仕掛けています。 店内の照明を落とすのに使用。


ウルトラガンアタッチメント


アタッチメントA(火薬使用)


銀の筒に黒い帯模様があるだけで、銃口パーツより
内径が太い。

銃口奥から外にリード線が、出されているので操演さんが
着火(発砲)する方式。

13話でダンが使用。


アタッチメントB(火薬使用)


金色の筒状パーツで、1本後方に筋堀がある。

銃口パーツより内径が狭いので
後方に銃口パーツが見え、同系色なので実物より長く見える。

28話ダン 41話、フルハシ、48話、ソガ、キリヤマが使用。
41話では、アマギ隊員も所持していいるので2つ存在したと思われます。

 

 

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