ウルトラQ
東京氷河期
上野駅・前
2006年の上野駅舎です。取り壊しの話などもありましたが 現状ではリフォームされて、略同じ外観を保っています。 *70年代までは映画やドラマで田舎に帰るシーンでの 定番のロケ地で、東京や品川駅などよりも使われた所です。 Qちゃんも何度も撮影に来ていて 初めてムービーのカメラを廻したのも上野駅でした。
治男少年が座って、笑っていたアングルです。 当時は左の低い部分の窓2つと、高い建物部分に在った 細い2つの窓が、今は無くなっていますけども、よく見ると 左から3つ目の窓の隣の柱に、四角い跡が薄く確認できます。 *治男の腰掛けていた所も80年まで一部分が残っていました。
Qちゃん撮影のS62年頃(撮影は61年末?)の作品画像より リフォーム前の上野駅です。 消えた窓部分が、まだウルトラQの頃のように残っています。 絵葉書より まだアプローチが残る駅前の風景です。 *長島茂雄選手が、仙台遠征に行く時に車を停めたが 帰りは忘れて電車とタクシーで帰った為に、警察が保管して 届けた話は、一茂球場置き去り事件より有名でした(^^;
ユリちゃんと秀山記者が、カメラ方向に来る 御徒町方向のガード部分です。↓その後 その後の高架下です。記念碑が出来たり、変わっていますが 鉄道のガーター橋や架線柱などは、そのままです。
引きで見た、広小路側のエリアです。 ガード向こうが京成上野駅や西郷像の在る方向です。
ユリちゃんと秀山記者越しの上野駅の文字も 広小路側です。(正面の御徒町方向)↓その後 文字看板もJRになって、当時の上野の位置に 現在の駅の文字が、アングル的に来ています。 左の窓2つも垂幕で見えません(^^; 引きで見た広小路口側です。 明治16年(1883)年7月28日開業(上野-熊谷間)日本鉄道会社 大正12関東大震災で旧駅舎焼失 昭和7年現在の形の鉄筋駅舎が完成、何度か追加工事や 新幹線地下ホームなどの改築を経て 2002年大リフォームがされています。
バルンガ
国立科学博物館・上野本館
奈良丸博士が、昭和22年から勤務していた 科学博物館に、ユリちゃんが聞き込みに来て 出てきた外観として使用されています。
ユリちゃんが降りて来る画面サイズです。
明治10年(1877)東京博物館から教育博物館に改名し創立 明治14年東京教育博物館に改名 大正10年東京博物館に戻り 昭和6年東京科学博物館に改名 昭和24年現在の国立科学博物館になる。
奈良丸博士の勤務時は東京科学博物館(^^;
交通博物館ほどでは無いですが、動物園と共に時々子供の頃 つれて来てもらった所で、おさるの電車と共に 恐竜やへんなメカなどの展示は覚えています☆
東京都台東区上野公園 7-20 9:30 ~17:00 (入館16:30 まで) 金曜日のみ9:30 ~20:00 (入館19:30 まで) 一般620円 大学生420円 小・中・高校生以下無料
*料金は(2015年時)参考まで
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ウルトラQ
東京氷河期
15番線ホーム(旧15番線)
父の遺骨を抱えて帰る、治男を見送る万条目達3人が 居たのが、当時の15番線ホームですが… *作中では列車進行方向右側がホームで左が16番
2006年時の15番ホーム吊プレート
A A写真は2006年の上野駅平地ホームの15番線ですが 作中とホームの位置関係が、逆ななので ホームの番号変更や位置の変更などを調査しました。 上野駅だからと思いつつ…意外に、地図は在っても ホーム図は少なく大変でしたが以下のように判明しました。
上野は元々山なので、公園側の現在の1~12番線は 高架ホームと呼ばれ13~17(18~20)番線が 地平ホームと言う低い位置にあります。図の1-8番は省略 ウルトラQ撮影時期のS40年5月~から 高架ホームの広がりと、東北新幹線の地下ホーム 建設による現在までの地平ホームの変化を説明します。
ウルトラQ撮影時と、ほぼ同じ構成と思われるS36年の図を 参考にしたモノです。 ホームは黄色い○の中の数字 10~17番線が在り、旅客ホームより短い荷物ホーム(〒)が 3本在りました。 赤○の15番ホームは撮影時と同じ進行方向が ホームになっています。 この15と16番の間で撮影しています。 *上の緑の部分は、当時の高架の下に在った荷物1番・荷物2番 と言う線で、貨車ホームとも言われます。 *荷物ホーム3本に頭打してる線は上から荷物到着・留置1番・留置2番
次に入手出来たS53年の図だと平地ホームの番号が 12~20番になっています。(13はこの時期欠番) 荷物ホームの位置などからして、この時期の18番ホームが 撮影当時の15番ホームなのが解ります。 *15.16番ホームの間にあった荷物ホームは姿を消し 高架ホームの柱が出来ています。A右側。
東北・上越新幹線の開業で、S57~60年に19・20番線が 使用中止から廃止になります。 97年までは18番ホーム(旧15番)は、主に信越本線の急行に 使用されていましたが、長野新幹線開業で横川-軽井沢間が 廃線になり、長野新幹線に譲った為、18番も廃止になったので 新幹線コンコースのスペースの一部となり、旧15番の 撮影で使ったホームは残念ながら姿を消しました。
S62年頃のQちゃん撮影の映像から。主人公の1人の青年が ラスト国に帰るシーンで、当時の17番線のボンネット型の 電車を撮影したカットの右側に停まって居る、電車のホームが 18番線なので旧15番線になります。 ただ荷物ホーム分の スペースが物理的にはズレている可能性が在ります。
2006年の13・14番線間にある荷物ホームです。 残されているだけで、使用はされていないようですけども 柱なども、作中と同じ古いタイプの物が見る事が出来ました。
現在の17番線を出るスーパーひたちです。 その右側数mの所に旧15番線と、万条目やユリちゃんの 立っていたホームが在りました。
SPECIAL THANKS
情報資料協力さっちゃん教授 特に旧15番ホームの解明は、メールで何度もやり取りして頂いた さっちゃんの光跡大です。ありがとうございました♪
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