上野駅☆周辺     写真2006年3月

光跡★ロケ地

ウルトラQ

東京氷河期

上野駅・前


2006年の上野駅舎です。取り壊しの話などもありましたが
現状ではリフォームされて、略同じ外観を保っています。
*70年代までは映画やドラマで田舎に帰るシーンでの
定番のロケ地で、東京や品川駅などよりも使われた所です。
Qちゃんも何度も撮影に来ていて
初めてムービーのカメラを廻したのも上野駅でした。


治男少年が座って、笑っていたアングルです。
当時は左の低い部分の窓2つと、高い建物部分に在った
細い2つの窓が、今は無くなっていますけども、よく見ると
左から3つ目の窓の隣の柱に、四角い跡が薄く確認できます。

*治男の腰掛けていた所も80年まで一部分が残っていました。


Qちゃん撮影のS62年頃(撮影は61年末?)の作品画像より
 リフォーム前の上野駅です。
消えた窓部分が、まだウルトラQの頃のように残っています。

      絵葉書より
まだアプローチが残る駅前の風景です。
*長島茂雄選手が、仙台遠征に行く時に車を停めたが
帰りは忘れて電車とタクシーで帰った為に、警察が保管して
届けた話は、一茂球場置き去り事件より有名でした(^^;


ユリちゃん秀山記者が、カメラ方向に来る
御徒町方向のガード部分です。↓その後

その後の高架下です。記念碑が出来たり、変わっていますが
鉄道のガーター橋や架線柱などは、そのままです。


引きで見た、広小路側のエリアです。
ガード向こうが京成上野駅西郷像の在る方向です。


ユリちゃん秀山記者越しの上野駅の文字も
広小路側です。(正面の御徒町方向)↓その後
 
文字看板もJRになって、当時の上野の位置に
現在のの文字が、アングル的に来ています。
左の窓2つも垂幕で見えません(^^;

引きで見た広小路口側です。
明治16年(1883)年7月28日開業(上野-熊谷間)日本鉄道会社
大正12関東大震災で旧駅舎焼失
昭和7年現在の形の鉄筋駅舎が完成、何度か追加工事や
新幹線地下ホームなどの改築を経て
2002年大リフォームがされています。

バルンガ

国立科学博物館・上野本館


奈良丸博士が、昭和22年から勤務していた
科学博物館に、
ユリちゃんが聞き込みに来て
出てきた外観として使用されています。


ユリちゃんが降りて来る画面サイズです。

明治10年(1877)東京博物館から教育博物館に改名し創立
明治14年東京教育博物館に改名
大正10年東京博物館に戻り
昭和6年東京科学博物館に改名
昭和24年現在の国立科学博物館になる。


奈良丸博士の勤務時は東京科学博物館(^^;

交通博物館ほどでは無いですが、動物園と共に時々子供の頃
つれて来てもらった所で、
おさるの電車と共に
恐竜やへんなメカなどの展示は覚えています☆


東京都台東区上野公園 7-20
9:30 ~17:00 (入館16:30 まで)
金曜日のみ9:30 ~20:00 (入館19:30 まで)
一般620円 大学生420円 小・中・高校生以下無料

*料金は(2015年時)参考まで

ウルトラQ

東京氷河期

15番線ホーム(旧15番線)

父の遺骨を抱えて帰る、治男を見送る万条目達3人
居たのが、当時の15番線ホームですが…
*作中では列車進行方向右側がホームで左が16番

2006年時の15番ホーム吊プレート

  A
A写真は2006年の上野駅平地ホーム15番線ですが
作中とホームの位置関係が、逆ななので
ホームの番号変更や位置の変更などを調査しました。
上野駅だからと思いつつ…意外に、地図は在っても
ホーム図は少なく大変でしたが以下のように判明しました。


上野は元々山なので、公園側の現在の1~12番線
高架ホームと呼ばれ13~17(18~20)番線
地平ホームと言う低い位置にあります。図の1-8番は省略
ウルトラQ撮影時期のS40年5月~から
高架ホームの広がりと、東北新幹線の地下ホーム
建設による現在までの地平ホームの変化を説明します。


ウルトラQ撮影時と、ほぼ同じ構成と思われるS36年の図を
参考にしたモノです。 ホームは黄色い○の中の数字
10~17番線が在り、旅客ホームより短い荷物ホーム(〒)
3本在りました。 赤○の15番ホームは撮影時と同じ進行方向が
ホームになっています。 この15と16番の間で撮影しています。
*上の緑の部分は、当時の高架の下に在った荷物1番・荷物2番
と言う線で、貨車ホームとも言われます。

*荷物ホーム3本に頭打してる線は上から荷物到着・留置1番・留置2番


次に入手出来たS53年の図だと平地ホームの番号が
12~20番になっています。(13はこの時期欠番)
荷物ホームの位置などからして、この時期の18番ホーム
撮影当時の15番ホームなのが解ります。
*15.16番ホームの間にあった荷物ホームは姿を消し
高架ホームの柱が出来ています。A右側。

東北・上越新幹線の開業で、S57~60年に19・20番線
使用中止から廃止になります。
97年までは18番ホーム(旧15番)は、主に信越本線急行
使用されていましたが、長野新幹線開業で横川-軽井沢間
廃線になり、長野新幹線に譲った為、18番も廃止になったので
新幹線コンコースのスペースの一部となり、旧15番
撮影で使ったホームは残念ながら
姿を消しました。


S62年頃Qちゃん撮影の映像から。主人公の1人の青年が
ラスト国に帰るシーンで、当時の17番線のボンネット型の
電車を撮影したカットの右側に停まって居る、電車のホームが
18番線なので旧15番線になります。 ただ荷物ホーム分の
スペースが物理的にはズレている可能性が在ります。


2006年の13・14番線間にある荷物ホームです。
残されているだけで、使用はされていないようですけども
柱なども、作中と同じ古いタイプの物が見る事が出来ました。


現在の17番線を出るスーパーひたちです。
その右側数mの所に旧15番線と、万条目やユリちゃんの
立っていたホームが在りました。

SPECIAL THANKS 

情報資料協力さっちゃん教授
特に旧15番ホームの解明は、メールで何度もやり取りして頂いた
さっちゃんの光跡大です。ありがとうございました♪

 

 

 

 

 

          

Copyright(C)2002- KOUSEKI・Qchan 不許複製

inserted by FC2 system