特撮超獣シリーズ
ウルトラA(エース)
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★光跡
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合体ヒーローの合体・ウルトラA
ウルトラファイターの頃から数枚書かれた ヒーローは、カラータイマーを中心に 十字の赤模様で、まだワイドショット型では無く スペシュウム光線ポーズです。 赤模様も帰マンと同じ2重線で書かれています。
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ウルトラマンAは、3つの企画書が合体して原型が創られました。 簡単に作品に投影されたヒーローに関する中心な部分を記載すると ウルトラV・地球と宇宙の生物を合体させた超獣が書かれます。 ウルトラハンター・北斗星司、南七子が「ウルトラタッチ」のかけ声での男女合体変身。 ウルトラファイター・ウルトラ兄弟5番目のM78星雲の使者。 この3つの企画書を合体してタイトルは同じですが 「ウルトラファイター」と言う1つの企画書が創られます。 逆に、この段階での作品と異なる部分を書くと、敵はヤプールでは、まだ無く「サタン星人」で 北斗と南七子の御互いの恋人をサタン星人に殺され、銀河連邦の*ファイターに 力を貰った2人が、腕に十字の印が刻まれている。 他は、略ウルトラマンAの形になっていてTACも登場しています。 しかし、この腕の十字によるウルトラタッチでの変身のままだと 同じ72年4月2日から放送されるバロム1が一歩先に子供の目に触れる事から あまり良くなかったかもしれません。 ウルトラマンA 4月7日~ *別冊少年サンデー(1972年6月号)の漫画「ウルトラマンA」 蛭田充。の表現には この感じが残っていてパジャマ姿の2人が宇宙のエメラルドに吸い寄せられるような表現で ウルトラマンAが2人を見下ろす画が書かれてその力を授かっています。 |
銀河連邦
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銀河連邦と言うワードは、ウルトラマンAの歌詞や雑誌などにも残る、当時の円谷プロの構想で ウルトラマンA、レッドマン、トリプルファイターを中心に、ミラーマンや、初代ウルトラマン ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、ゾフィーを入れたヒーロー連合の宇宙規模の組織名で 古くからあるアメリカのヒーロー、ジャスティスリーグやアベンジャーズ的な要素が モチーフには在ると思いますが、チーム的な感じよりも、グリーンランタンの設定 ガーディアンズ・オブ・ユニバース/グリーンランタン・コァの 宇宙全域を守る機構のような意味合いの方が強かったと思います。 銀河連邦は、あまり浸透せずにフェードアウトしてしまいましたが、もう1年粘れたら タロウ、ファイヤーマン、ジャンボーグAも加わり、良い展開が出来たかもしれないので残念です。
後のウルトラマンゼロのチーム・*ウルティメイトフォースゼロは、この銀河連邦のリベンジ的な 設定だと思います。*ゼロ・ミラーナイト・ジャンボット・グレンファイヤー・ジャンナイン *ジャスティスリーグ(1960年)・スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン グリーンランタンなどDCコミックのチーム *アベンジャーズ(1963年~)・アイアンマン、キャプテンアメリカ、スパイダーマンの マーベルコミックのチーム。
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ウルトラA
偶然かもですが、この時点の1話の題は 青いではなく緑の星に生まれた子よ!
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ウルトラファイターからウルトラAへ 3つの企画書が合体した「ウルトラファイター」から、さらに1歩進めた 「ウルトラA」の企画書と制作メモが、本格的な制作用に作られます。 ウルトラAになって進んだ点を書くと、サタン星人から異次元人が超獣を送りこむになり 制作メモの段階では、異次元人ヤプールと記載されます。 南七子が、南夕子になり、変身アイテムの指輪も登場します。 他は放映作と同じと記載されて居るモノも多いですが、初期の台本では美川のり子隊員が まだ、小川いずみ20才と記載されていて、異なる訳でも無いですが梶隊員には鑑識のような 役割も記載されていたので、もっと捜査的な行動がTACには想定されていたようです。
指輪の変身 かなり、この辺りもアメリカのヒーロー「グリーンランタン」を、設定のモチーフにしている 感じが強いですが、元々の初代マンも、事故で命を救われて平和を守ることを誓う部分や 宇宙警察の存在、リングパワーの時間制限などが近く、セブンが自分の星では番号で言われる 組織の隊員の1人である部分もモチーフの1つと思われます。 逆に、後のグリーンランタン3代目では米軍の隊員が戦闘機の事故から ヒーローになると言うウルトラマンのような導入が使われています。 グリーンランタン・アメリカン・コミックス1940年~のヒーロー。 ガーディアンズ・オブ・ユニバース/グリーンランタン・コァ (宇宙全域を守護する超警察機構)に所属し警察機構(Green Lantern Corps)の 地球を含む地域、セクター2814の隊員で地球に*派遣された1人が指輪を使って変身 活躍するヒーロー。 *順序的には指輪(意思のようなモノがある)が地球に来て、人間を選び>後から加盟する。
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ウルトラ兄弟誕生
模様やコンバーターが違う絵のゾフィー
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ウルトラ兄弟 帰ってきたウルトラマンに、初代ウルトラマンとウルトラセブンが、帰マンの世界に 登場した事から展開し、印刷媒体では「ウルトラ兄弟」や「ウルトラ4兄弟」と言う 言葉の記載されています。 ただ、子供の認知度は高くは無く、TVで初代マン、セブン、帰マンが 仲間なんだと言う程度の認識の方が強い感じでした。
そのネックになっていたのは、やはりゾフィの存在で、ホームビデオの無い時代 1番上の兄が誰なのか?シックリ来ない状態で、当時の子供がウルトラマンの最終回の ゾフィを語る時は、もう1人のウルトラマンとか、光に国の使者などのワードで ゾフィの商品も無く、カード類にも殆ど登場しないウルトラマンなので名前を言う子供は 略居なかった状態だったと思います。
しかし、ウルトラAへの展開も考慮され、帰マン放送中の71年9月頃から 更にウルトラ兄弟は雑誌などに紹介されますが、ウルトラマン、ウルトラセブンが 写真なのに対して、ゾフィーは絵で、コンバーターの位置や体の模様も掲載事に まちまちで、ウルトラマン最終回のゾフィスーツとは違う姿でした(^^;
でも水面下では、次作ウルトラファイターの案、ウルトラ5兄弟が採用された事で 帰ってきたウルトラマンからウルトラAへのバトンタッチに組み込む案が進行していきます。
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帰マンからウルトラAへ
ウルトラ5兄弟登場のタイミング!と
タイトル変更のタイミング!
マット壊滅!へ
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本当のウルトラタッチ★帰ってきたウルトラマン・最終回
ウルトラマンAは、*初のウルトラマンシリーズが、制作的に同じ編成枠を継続した番組で どのようにバトンタッチするか?多数の案が考えられました。 *ウルトラQは放送前に略制作が完了し、当時ウルトラマンがウルトラQのシリーズで ウルトラセブンは東映制作のキャプテンウルトラの間に準備期間が在った。
科特隊も、U警備隊も、最終回には基地が攻撃されると言う*画が在りますが 帰ってきたウルトラマンの最終回は初のバトンタッチで、俳優のキャスティングからも 完成作品にも残っていますが「MAT壊滅」の案が最終回に使われます。 *U警備隊は画は双子山が爆破してますが台詞では開いてない矛盾がある。 残された資料に、MAT壊滅の最後にウルトラ5兄弟が出るストーリーとの記載案が残る。 バット星連合軍がゼットンを連れて来て、次郎とルミ子を人質に 国立競技場(作品では東京スタジアム)にゼットンが出るが 忠告の声(作中では初代マン)を受け、変身しない郷。 ゼットンウルトラビームを狙う作戦 MATと戦うバット星人>MAT基地に侵入>基地がマヒする。 心の声・ゆびわ形の宝石>最後の戦い。 と言う、略極秘ながら帰マン最終回と略同じストーリーなのですが ただ「ゆびわ形の宝石」と「ウルトラ5兄弟が出る」と言う事は 帰ってきたウルトラマンの最終回に、ウルトラA(ウルトラマンA)が指輪で変身し 5兄弟が揃う構想が、他の部分が完成に近い事からも決定稿に近い段階まで 進められて居たと思われます。
帰マン最終回の映像作品的には、ゾフィーは説明のみでウルトラ5兄弟の画は無く ウルトラシリーズでも異例な、ストーリーとは略関係ない特番やCMスポットのような形の 紹介シーンとして、ウルトラ5兄弟の画はAの1話の頭に付けられます。 この場面のズレも、帰マン最終回「ウルトラの5つの誓い」は、72年3月5日の 東京スタジアムロケ後、最後の下田ロケに7日~8日の1泊で出かけています。 当然~編集は、その後な訳ですから、マスコミのタイトル変更↓時期からも ウルトラA>ウルトラマンAの変更が無ければ最終回に5兄弟の画が見れたのかもしれません?
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MATからTACへ
「マン」がプラスされたの余波
地球防衛軍とは?
地球防衛軍壊滅から>TAC誕生へ
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MATからTACへ 帰ってきたウルトラマンの最終回で、画としては解り難いですが MATは一応、台詞上では基地がマヒしてMATアロー1機になり、事実上「壊滅」しています。 ウルトラマンAも、また1話にはTACは無くて防衛軍が対応し、*TACが設立される形の 防衛チームのバトンタッチになり、2作品はハッキリ分かれた別世界に成ってしまいます。 *TAC・北斗と南が入隊する部分も、経歴(前・職業)からしても弱いのですが テストを2人だけ受ける間の時間経過が描かれて無いので 新防衛チームなのに、他の隊員が先輩風を吹かすような台詞がシックリ来ない部分が在ります(^^; もし、MAT壊滅から>TAC設立の描写が、もっとハッキリ描かれ 帰マン最終回に次のウルトラマンAが、一緒に登場出来ていたらタイトル事に 別世界のシリーズではなく、違ったウルトラマン世界になっていたかもしれません。 タイトルを越える防衛チームは、ティガ>ダイナまで無く、メビウスでは この壊滅ありの歴史の中に、全防衛チームが同じ世界に(やや強引ですが)設定されます。
10話・決戦!エース対郷秀樹の中では、美川隊員の台詞に「MATのファイルで~」と 言う同一世界にMATチームが存在したのが、窺え、郷(偽)も、「地球防衛軍」が 壊滅したと言う言い方になっていますが、コレもMATの壊滅の置き換えと思われます。 また3話で、南隊員をかばう美川隊員は「私もTACに入隊した頃は~」と言う台詞がありますが 北斗、南に対して他の隊員も先輩度を出していますけども、作品上ではTACが誕生したのと 北斗・南の入隊は、それほどの時間を感じる事は出来ないので、この2つの美川隊員の 台詞からするとMATに居た隊員だった構想が窺えますが、キャスティング的にも MAT隊員が脱隊・殉職しないと総入れ替えの説明が、つけにくい大人な事情も窺えます。
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ウルトラAから>ウルトラマンAへ
5月号表紙のウルトラA(右・拡大)
ふろくのウルトラAはがき。
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マスコミのタイトル変更時期!
台本も6話までが「ウルトラA」で印刷され、主題歌まで「ウルトラA」で収録されますが 玩具の商標で「ウルトラA」は使用されていた為に「ウルトラマンA」に変更する事になります。
急遽、歌やオープニング、アイキャッチ他、印刷物なども変更され 学年誌などの3月号で既にウルトラAとして出ていたと言う記載は多く在りますが 実際には、4月も越えて~1年生からの全学年誌5月号になっても 表紙や付録に、まだ「ウルトラA」の名前で紹介され続けていました。
6月号で、やっと略「ウルトラマンA」になりますが、一部マンが押し込められたような 字もあり、一部のふろくなどに6月号でもウルトラAの文字が残っています。 3ヶ月間は使われているので、子供の目にも「ウルトラA」は、完全に触れていますけども 時代的に…あまり「マン」の変更に気づくことも殆ど無く 子供の間で、新しいウルトラマンの話題は出ましたが、マンが在ったか無かったか? あまり覚えていません(^^;
タイトルとヒーロー名
帰ってきたウルトラマンは、作中ではウルトラマンですが後にヒーロー名はジャックと 追加設定されますけども、ウルトラマンAは、ウルトラマン、ウルトラセブンに続き タイトル=ヒーロー名だったので、5番目の弟の名前もウルトラAから>ウルトラマンAに 変更された事になりますので、台本の台詞なども全て変更されました。
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