ウルトラQ
19話・2020年の挑戦
突然人が消える怪事件の1つで、飛込み台からのジャンプの途中で 男性が姿を消すシーンは、明治神宮外苑の 神宮プールに在った飛び込み台で撮影されました。図● 飛び込み台の右下の白いアールが在る壁は真上から見ると 飛び込みプールの4つの角が全て同じアールに作られていて、この1箇所は スタンド部分に喰いこんでいる角で、出入口を兼ね備えていました。
何気なく飛込みを見ている男性は屋内スケート場東側外の 屋根の下図●に東向きに居ますので、奥の空に抜けた部分に 旧・国立競技場のスタンド屋根図●が右側に見えます。 良く見ると左奥に、少しスタンドの東側も見えます。 怪獣の破壊シーンと比べたら特撮としては地味ですが 実際のロケ地としては、飛込みのプールまでは 少し距離が在るのと、女性も壁側を向いている 不自然差が在るのですけども、シーンとしての繋がりは まったく自然に繋がって居て、演出と芝居と特撮の マッチング度の高さに驚く、特撮シーンです。
図
図は撮影時の1965年2つのプールが在る状態です。 左から屋内スケートリンク、屋外プール、飛込み用のプールが在りました。 プールの下側濃い四角い長方形の青い部分がスタンドです。
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男が姿を消すくらいに映るカットのバックに 曲線カーブの屋根(旧・屋内スケートリンク)が映ります。
屋内施設の屋根自体は、フットサルコートに なっても残って居ます。 正面からも少し見えますが、写真は角度が近く面積も 多く見えるJRや首都高速の北側図●から撮影しました。
明治神宮外苑水泳場・略歴 (現・神宮外苑フットサルクラブ千駄ヶ谷コート)
1916年、明治神宮外苑 水泳場(大正15年) 1930年、神宮プール開設(改・増築整備) 1948年、日本選手権水上大会(会場)
1963年、屋内スケートリンク増築
1964年の東京オリンピック大会時は、当時の 国際規格としては小さい為に 隣の旧・東京体育館屋内プールで水球が 競泳や飛込みは、代々木体育館で行われました。
1997年、冬季のみ千駄ヶ谷コートとして営業開始~ 2002年、神宮プール閉鎖、フットサルコートへ
現・神宮外苑 フットサルクラブ千駄ヶ谷コート
東京都新宿区霞ヶ丘町11-1
A pool changed to a football coat in 2002.
情報協力・メトロンハート様
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