旧・神宮プール・飛込み台 2017.4.29作成                  光跡★ロケ地

ウルトラQ

19話・2020年の挑戦

突然人が消える怪事件の1つで、飛込み台からのジャンプの途中で
男性が姿を消すシーンは、明治神宮外苑の
神宮プールに在った飛び込み台で撮影されました。
飛び込み台の右下の白いアールが在る壁は真上から見ると
飛び込みプールの4つの角が全て同じアールに作られていて、この1箇所は
スタンド部分に喰いこんでいる角で、出入口を兼ね備えていました。


何気なく飛込みを見ている男性は屋内スケート場東側外の
屋根の下に東向きに居ますので、奥の空に抜けた部分に
旧・国立競技場のスタンド屋根が右側に見えます。
良く見ると左奥に、少しスタンドの東側も見えます。
怪獣破壊シーンと比べたら特撮としては地味ですが
実際のロケ地としては、飛込みのプールまでは
少し距離が在るのと、女性も壁側を向いている
不自然差が在るのですけども、シーンとしての繋がりは
まったく自然に繋がって居て、演出と芝居と特撮
マッチング度の高さに驚く、特撮シーンです。

撮影時の1965年2つのプールが在る状態です。
左から屋内スケートリンク、屋外プール、飛込み用のプールが在りました。
プールの下側濃い四角い長方形の青い部分がスタンドです。

  

男が姿を消すくらいに映るカットのバックに
曲線カーブの屋根(旧・屋内スケートリンク)が映ります。


屋内施設の屋根自体は、フットサルコート
なっても残って居ます。
正面からも少し見えますが、写真は角度が近く面積も
多く見えるJR首都高速の北側から撮影しました。

 

明治神宮外苑水泳場・略歴
(現・神宮外苑フットサルクラブ千駄ヶ谷コート)

1916年、明治神宮外苑 水泳場(大正15年)
1930年、神宮プール開設(改・増築整備)
1948年、日本選手権水上大会(会場)

1963年、屋内スケートリンク増築

1964年東京オリンピック大会時は、当時の
国際規格としては小さい為に
隣の旧・東京体育館屋内プールで水球が
競泳や飛込みは、代々木体育館で行われました。


1997年、冬季のみ千駄ヶ谷コートとして営業開始~
2002年、神宮プール閉鎖、フットサルコートへ

現・神宮外苑 フットサルクラブ千駄ヶ谷コート

東京都新宿区霞ヶ丘町11-1

A pool changed to a football coat in 2002.

情報協力メトロンハート様 

 

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