ウルトラホーク・3号研究室 

光跡

図0

機体名の説明前置き

細部の名称が明らかでは無いので、左1~13を↓記載の名前で書きます。


1・機首レーザー、2・機首コーン部、3・機首下レーダー
4・ダクト(左右・穴、5・第3操縦席、6・第2操縦席、7・第1操縦席
8・翌上パイプ束、9・ボディ、10・主翼(左右)、11・垂直尾翼
12・水平尾翼、13・メインエンジン。
*また銀色は再現できないので薄い水色を選択しています。

図1

ホーク3号は全話の40%に、ホーク1号に続いて登場する機体ですけども
元々の設定からは、もっと後発の登場で、登場話数・時間の少ない
輸送用のサブメカとしての位置に在った事から、
プロップモデル
コックピットが、3つも前面に在ったりします。
急遽宇宙路線の大幅削減で、レギュラーメカ昇格したので
コックピットセットは無く、代用のコックピットセットも登場が遅れ
模型とは違う形のままで、最後まで行く事になったメカです。

しかし、独特のフォルムや活躍から、人気のある飛行メカなので
設定やプロップの謎を、
3号研究室にUPしてみます。

■■■■■Aタイプ■■■■■

 図2

図3

左・Aタイプ 右・Bタイプのダクト。

90cmサイズA・B

基本3号は90cm(機首レーザーまで)1種の2個体で、最後まで修理しながら
持たせ抜いていますので、まず其の2個体A・Bタイプを記載します。
*アイアンロックスなどの対比用に30cm以下の小モデルが3箇所特異的に登場しています。

■Aタイプ
発進時のバンクカットに使用されたのが、このAタイプの90cmモデルです。
発進時の撮影では、*航法灯が主翼左右の前・後に4つ、前面に2つ
尾翼上部に1つ着けられてていますが、主翼のモノは裏側に簡易的に
着けられたモノらしく、すぎに外されています。
*本来は右がで左が、リアが(裸ライト)ですが…左右共に3号は
主翼前が
、主翼後方角が緑なので…いろいろ間違ってます(^^;

Bタイプとの違い 最も解りやすいのは垂直尾翼サイド「3」の番号が
太くてBタイプと形状が異なり、やや数字も斜め(下が前)に記載されています。
主翼前部のボディとの接合部は、Bより上で綺麗ですが
垂直尾翼の後方の
辺は波うっていて綺麗では在りません。
メインエンジンの前側の整形の角度がBと違い、垂直尾翼後方下の
接合が・・・あまりよく無い。
ダクト上部に突起が無い.図3左がA、右がBタイプ
翼上パイプも、当初は6本×2=計12本設置されています。(Bは4本×2)

■■■■■■■Bタイプ■■■■■■■

 図4

図5

■Bタイプ
3話の現場に垂直降下するカット~以後登場しています。
撮影的には、*ギミック的に基地内部と略同時進行だったようです。
最も解る違いはAタイプよりも、垂直尾翼サイドの「3」の番号が細い。
主翼前部のボディとの接合部が、少し下にある。
ダクト斜め上に突起在り図3右ダクト前のボディ側にも段差とスジが在る。
*突起を成型したのがAでは無く、その後の話でも在りと無しが登場します。
 20話に突起が在るのが解りやすいカットが在ります。

機首コーン部の左側やや下向きのボディ寄りに凹みが在る。
第3操縦席下の*赤い航法灯が中央(Aはセンター)より少し左に着いている。
*発光ギミックは準備期間(バンク)後、オミットされたので
補修時に、左寄りだからか?銀に塗られてしまいます。


翼上パイプは、当初から4本×2=計8本設置されています。(Aは6本×2)
確認出来る範囲の当初から、垂直尾翼にダメージ(折・繋ぎ?)の跡が在る。図4

ホーク3号は結果的には、ウルトラマンビートルのように火薬噴射の
垂直降下は辞めて、着陸面を見せずにセット脇からエアーを噴射して
降下する表現描写になりますが、このBタイプには着陸降下の
火薬を試した跡が4つ在ります。図5 

以後この跡は完全に消える事が無く、Aタイプには無い為に
下面が映る場合は判別しやすいポイントです。
図5のように正円と言うよりもコゲ跡と凹みです(^^;

また、この跡が在る為か?ミサイルポッドの装着はBタイプが多く
バンクカットも在りますが、装着在りと無い
ホーク3号が同・飛行中に出てくる
要因の1つです。

■■■■A-00■■■■■

画1

画2

A-00
発進後、水を浴びる正面の3号画1と、出た後に下手に飛んでいく画2
3号の状態がA-00で、まだU.Gマークが機体側面に在りません。
水を使う事や警備隊マークからも、3号の最初の撮影なのは確かで
滝から出るカットと、発進直後のバンクカットが、まず撮影され
その後、基地内部のU.Gマーク在りのAタイプ発進が撮影されたと思われます。

*マークが無いのは…水中基地やハイドランジャーなどの水を使う撮影が
ストップされた近辺にやや強行したのかもしれません。


また、正面で水を受け止めるのを保持するピアノ線画1黄色線を、通す穴を
主翼左右前に空けていますが、この穴に>後に発進スタンバイ時には
航法灯のコードを通していますので、この画1.2のバンク機体はAタイプです。

U.Gマークが無いA-00でも、垂直尾翼には「3」の文字が在るのは
オープニング影絵など、3号として準レギュラーメカとしての活躍が
決まった証ですが、垂直尾翼後方の辺が発進ゲート内のU.Gマーク在りの
時点でも細かい波うつ状態のままなのはホーク1号の発進バンクに比べて
急いで、垂直尾翼を交換したなど
水以外にもスケジュール的にも、よほど急いだと思われます。

発進外側の撮影は、本物のを使用している為に画1水量を多く
アップで撮影し、画2は実際水は少なく、水蒸気に見せたスモークを
使用しつつ…にも目が行くので、かなり大きなセットを組んでします。

実際には、1話のウインダム出現セットの岩を手前に置いて
距離間を出しているので、組む規模としては…それほど大きくはありません(^^;

*バンクカット・シリーズ中に何度も使う(流用)為に、1度に撮り溜めしておくカット。

■■■■A-改■■■■■

 図6

A-改25話~


話数的にはB改の後の登場で、と同じ型紙から起こしたのか?
垂直尾翼の形が、B改と同じで元の尾翼の形とは明らかに変わります。
その尾翼の「3」の数字も小さく下に書かれているのも特徴です。


また水平尾翼の上に在る、垂直尾翼TOPの部分(主に後方側)が無くなり
水平尾翼とツライチになります。
サイドのU.Gマークが少し下に貼られているので、マークは交換されています。

■■■■A-改×■■■■■

 図7

A-改× 40話
バツと着けたのは、良い意味でガッツ星人との戦いで
*ボロボロになったA改を、墜落のカットに使用した状態(工夫)の機体です。


ただ、メインエンジンサイドがで、その前のボディ側の黒い部分が銀と言う
指示もしくは、指示の聴き間違いで逆のカラーリングになっています。
*垂直尾翼に大きな2つの折れ、主翼にも凹みが2箇所見られます。

機首レーザーが、黒く下に下がる。*厳密にはA-改より下がっています。
*曲がっている事からも、金属なのが解りますし、A・B共なので意図的に
危険防止に曲げたのかもしれません。ただの…墜落の跡かもですが(^^;

 ■■■■A-改Ⅱ■■■■■

図8

A-改Ⅱ 48~49話
48話で凹みをなんとか修復して再登場させたタイプです。
水平尾翼の上に出た部分、垂直尾翼TOPの部分が、少し元と違いますが
復活します。

*最終回に向けて、ホーク1号も分離機体しか無いので修復したところ
1つ手前の48話に間に合ったようで、特撮セットで星人や
セブンとの絡みは
元々サイズ的に弱い3号ですが…サービス的に48話には登場します。


機首コーンのボディ寄りの細い部分が黒く塗られています。
機首下レーダーが無く、メインエンジンが短くて、クビレていてサイドも黒い。

■■■■B-改■■■■■

  図9

B- 20話~
13話でも塗装的な補修は見られますが、20話で垂直尾翼の形が変わり
「3」の数字も小さく下に書かれます。
18話>破損したようで、21話でボディ右側面に大きな破損跡が、まだ残っています。
また24話で、完全に機首コーンのボディ側が細くなります。

水平尾翼の上に在る垂直尾翼TOPの部分(主に後方側)が無くなり
水平尾翼とツライチになる。
メインエンジン側面もシルバーでは無くグレー。
機首レーザーが黒く下に下がる。*厳密にはA改より下がっています。

A改と判別しにくい角度も在りますが、下側に4つの跡(図5)が見えるか
その跡の為か?A改よりもB改の方にミサイルポッドが装着される違いがあります。

■90cmサイズ・小サイズ

 

図10

わずかに登場した小型プロップ。

90cmサイズしか基本無かったので、巨大化した怪獣(宇宙人)と絡むと
身長の半分も機体が在るために、基本的に絡ませずに撮影しています。
*機首レーザーが金属パーツで尖ってたのも、絡み少な要因かもしれません。
唯一、最終回(前)でアイスラッガーを、演出上セブンに拾わせる為に
パンドンの前を横切るカットで、そのプロップサイズがよく解ります。

小サイズ1
21話・アイアンロックスの巨大対比に、1カット飛ばしたモノは
移動していてピントが定まらないのですが、画像の暫定比較では
約25cmくらいなので、コレはマルサンプラモデルでは無いかと思います。
大和が大きいにしても艦橋からしたら、同じく1号(プラモ)も…小いさすぎます(^^;
大和の艦橋は甲板から約30mと言われますので、艦橋の3分の2の
大きさが3号に無いと…なんですが…

*ホーク3号 全長19.5m 全幅12.5m 乗員3名

小サイズ2
26話でギエロン星獣との絡みに約40cm弱のサイズが登場します。
おそらく21話に間に合わなかった、小サイズだと思われます。
32話でも、散歩する惑星からの脱出用に1カット使用していますが
26話のと同じモノで、あまりピントを合わせていません(^^;
因みに脱出時忘れられたダン以外の5名が1つの操縦席に乗っています。

47話の登場カットも26・32話の未使用カットと思われます。
28話~ホークは1号3号共に、プロップが使える状態に無かったのが
放送回で見るをチェックして貰えば解ると思いますが
本来は、32話は90cmモデルを飛ばしたかったと思いますけども
復活と言えるモデルは、最終回に向けて修復したモデルが間に合う
47話まで事実上登場しません。(ボロボロのA-改×は40話の墜落シーンに出ます)

■墜落と尾翼の傷跡

図11

ジェットビートルも、激しい戦闘や操演の速度で(狭いスタジオも在り)
よく墜落したそうですが、ホーク3号も作中の墜落シーンと言う意味では無く
撮影時の墜落により、プロップのダメージは回を追う事に多く見られます。


ホーク1号は形状的にもバランス的にも、上下そのままで墜落していたようですが
ホーク3号は、形状的に3分の2の確率で尾翼に負担がかかる墜落で
機体のバランス的に、左図11-1・2の上にボディが在るので重い為
切れて落下する場合、左図3の下側よりも上の1.2側が下になってしまったそうで
尾翼の変更や、大きな傷跡は1号と違うバランス的な苦労の跡です。

■主翼形状の謎?


図12

ホーク3号の主翼の形状は、イラストなど2D・模型など3D共に
大別すると後方がまっすぐな形と、ボディセンターに向かって
V字になっている2タイプが存在します。


結論から書くと左の図12のまっすぐな「形」が、3号の主翼の形です。

と、書くと、真上などからの主翼後方がV字形状の写真が在る。 と
思う方も居ると思います。 

逆にカメラに詳しい人は90cmのモデルと言うと…
既に解ってる方も居ると思いますけども、簡単に次ぎで解説します。

図13

前側から撮ると斜めに映る翼後辺。

カメラのレンズは、基本50mmの標準レンズで、直径50~60mm
くらいが平均です。
90cmのモデルを俯瞰で撮るには、脚立などに少し登って
2m~2.5mから撮ればフルサイズ入る感じですが
其処に、人間の面白いとこで、怪獣や人間でもフルサイズの中では
顔の方を、クルマや電車、飛行機でも前(先頭)に半無意識
意識を置くものなので、上からのV字に映る原因は図13のように
カメラ(レンズ)が、3号の機体を90cmを5cmレンズで
前方向・図13の前側から撮ると、後方の高さに違いの在る辺が
人間の目よりも、斜めに見える(映る)のが原因です。

更に詳しく解説しても、専門的すぎると…解り難いと思うので
簡単に「斜めによる斜めに見える」トリックのプチ体感実験を
次に書いてみますので、やってみて下さい☆

図14

真っ直ぐが斜めに見える原理。

ノートでも本でも90度の角が在る物で、誰もが長方形と言う
板状のモノを、体のセンターに持ち奥を斜め下に傾けます。>左主翼の再現。
3号の主翼は30度ですが、30~45度くらいでも大丈夫です(^^;

人間の目は、左右に2つのワイドですが、レンズは単眼なので
片目を閉じて、向かって左の辺(図赤線を、主翼の後方ラインと
観たてて~真っ直ぐに見ます。
そこから、なるべく板を動かさないように~頭(目)を
機首方向、右側にズラします。>と、真っ直ぐが斜めに見えるはずです。
頭の固い方は、そう?と言うかもですが…(^^;
要するに、体から遠い赤辺の角が、体に近い手前角より遠くに見えるのが
まっすぐな「形」でも、90cmモデルを、2~2.5m離れて単眼で観ると
V字に見える(映る)原理です。

それでもな方は、逆にモノとしてV字だった場合は
まっすぐに映るトリックは無いので、21話で3号が海の上を飛ぶシーン
真上から主翼後方が、まっすぐに映るシーンが在るので
チェックしてみてください。
*ただ残された小サイズの図面は、主翼後が少し斜めに書かれていますが
登場カットが少ないのと、同・図面の他の箇所がモデル立体化で
異なっているので、主翼も図面通り立体化されたかは不明です?


■ミサイルポッドの種類
*ミサイルかどうか?は別にして主翼下に装着された
発射される描写の火薬(曳光弾)の管をミサイルポッドと便宜上記載します。

図15

図16

01型(13話--17・18話は13話バンク使用カット


13話で、ホーク3号ホーク1号と共にミサイルポッドを主翼下に
装着して、攻撃機としての面を備える事になります。
当初は
、もう1~2サイズ上のプロップも造り、翌上パイプ束からの
攻撃機能として装備し、輸送の積み降ろしなども描写する
予定だったようですが90cmサイズのみで進行する事での
工夫の1つとして、以後
主翼下のミサイルポッドを使用します。
その為、発進時のホーク1号と、3号を選択する理由(違い)は
略無くなってしまいます。

かなり大きく、図16の先頭部分以外の後ろ側は魚雷の流用パーツなのは
明らかな形なので、サイズ的にNGになったハイドランジャーの大サイズの
アップ用魚雷かと思われます。


また先頭部分は、センターからズラした位置にパイプが在る
マシンガンのような形状で、前寄りの主翼側(内部)に細い補強バーか?
発火用のコードのようなモノが見えます。
イラストは部分の解説上解りやすく、先端側をダークグレイにしていますが
実際は、全部黒1色です。主翼に装着されてる取り付け部分のパーツも
3つの穴が在り、何かの流用パーツと思われます。図16

図17

02型(26話)


黒い筒型で、小さく短いパイプ状になります。
半分から後方の先端が尖っていて
前半分の中に先端が入っているような形状です。


02型は、上手く機能しなかったのか?26話での3号(ソガ・アマギ)は
突然消えていなくなってしまいます。

図18

03S型(40話)


小型プロップに着けられたモノで、黒では無く銀で塗られていて小さく
主翼のかなり外側に装着されています。

90cmサイズとの画的な形合せの目的なので、火薬は発射しません。

図19

図20

03型(47・48話)


筒が02よりやや細く長くなり 後方に主翼接続パーツが在ります。

また01型、02型よりも、機体のセンター内側に着いているのが特徴で
一応02型からの改良型と言えるミサイルポッドです。

02型よりも、少し機体センター寄りに装着されてる事からも
ミサイルポッドは、01型は見せるも何も大きく見えますが
02>03型はサイドからの撮影で、主翼に隠れて見えないように
しているようです。旋回その他で…見えますが(^^;

 

かなり主翼にシッカリ固定されているのが解ります。図20

図21

04型(最終回-攻撃タイプ)


主翼左右に3本・3本の6本が、装着されている
最終回の気合いバージョンです。


本数分…効果が画面に在ったかは微妙ですが、気合いは伝わります(^^;
今までの黒ではなく、前半分がグレーで、後方側が銀のカラーですので
他のパーツの流用なのかもしれません。

図22

04型(最終回-消化タイプ)


アンヌ隊員が消化に使用するタイプで、6本の前センター位置に
1本消化スモーク用を装備しています。
図22の色は、
本来*では無く銀なのですが、イラストだとホークの機体と
同化してしまう為、位置やサイズの為にで記載しています。

画3

■滝・水と砂の表現。

ホーク3号発進時に、内側から滝の奥の扉が開くカットは
水を使うと、透明なビニールが在るような感じだけで
上手く「滝」を表現出来ない為に、白砂に砂を混ぜて砂時計のように
横並びに落して、外から照明をあてて表現しています。

2号の発進で外の上が、光で真っ白なのと同じく、ビートルには無かった
内側からの発進描写は、科特隊白鳥後~更に発展した
シリーズ独特のメカ・発進描写として発展していきます。

  図23

ステーションホークも後付けのミサイルポッドを装着。

 図24

機首から上部クリアパーツが操縦席に変更。

科特隊小型・先行偵察機(小型ビートル)も、三角ビートルに
名前が残るものの実現出来なかった機体で、両小型機の
構想は、
MJビブリダーに受け継がれます。

■3号と4号?・設定ダブりの謎。

●偵察機・旧・ホーク3号
当初「ホーク3号」は、後のステーションホークとして
登場する機体図23の名前でした。*この機体を仮に旧・3号と記載します。

この機体は、図23の機首部分ので書いた所が、コックピット
2座席(2人乗り)の偵察機として書かれていました。
そして、今でもステーションホーク1号の設定の全長は、とか不明
記載されています。
…何故?不明かと言うと、42mのホーク1号と並んで飛んでしまう
カットが在る為に…数字で示すのが難しい状態になっている為です。

そこで、*初期の前に在るコックピット部分図23左前の青い部分を
搭乗者のサイズから約2mとして、旧・3号の約140cmサイズの
プロップ写真のサイドから、比率で割り出すと~約20mになります。
…そう、ウルトラホーク3号の設定サイズは19.5mなので
まさにピッタリと言える数字です。
*旧・ホーク3号は機首部分に、コックピットが在り
クリアパーツで造られていますが、ステーションホークに変更時に
機首部分に塗られ、上部のクリアパーツ部分の
後方を覆う形
図24で、上の方をコックピットとして位置ずけています。

 

 

大型なのに小型?輸送サイズの謎?

 

図25

プロップからの比率計算だと、ホーク3号は約52m

●輸送機としてのホーク?号
御存知のようにホーク3号には、輸送機として活躍する側面が在り
マグマライザーを輸送するシーンが在ります。
その場面が最も3号の設定で、ファンが疑問視する所で
マグマライザーの全長は24mと公表されています。


このマグマライザーのサイズは、プロップサイドの写真比率で計算して
プロップの窓サイズから、25m前後に出来ていますので
設定の数字で問題在りません。
問題なのは、19.5m3号の機体で24mのメカを*格納して輸送するのは
小学生が考えても不可能だと言う事です。

そこで作中のホーク3号は、3つの操縦席(人が乗る場所)が在り
どう見ても、マグマライザーよりも、見た目は大きく見えるので
同じく画像の比率で計算してみると、約52mくらいは在る事が解ります。
作中のコンテナが格納出来るか?は、微妙なサイズですが
少なくとも19.5mよりも、輸送には問題ないサイズです。図25

…ただ、今度は42m1号と並んだ画が在るので、1号よりも大きな
機体で在る事と、偵察機と言う旧・3号の肩書きも残ってしまったので
修正しにくくなってしまっているようです。
ですが…1号との画は別にしても、マグマ輸送サイズに修正する方が
コレからの子供たちが見るには、良いのでは無いかと思います。


*説明の必要は無いと思いますが、マグマライザーを降ろす
 コンテナ2種のアップは、映る部分のみ造られたモノで
 機体として全体は無く、プロップでは在りません。

図26

直前に書き換えられた機体番号UH?>UH-3

●UH-4?
ホーク3号のプロップで、まだ操縦席も完成してない写真が残っています。
そこでは、機体の垂直尾翼の3が前のめりに書かれ
主翼の番号も斜めになっています。
そこから修正して~
もう1つ、完成?直後のAタイプ主翼下部に文字が、まだ完全に
記載されて無い写真も残っていますので、とりあえず主翼下部の
見えない部分なので、バンク撮影を急いだ跡として残っています。

その時点のAタイプの主翼上部は、翼外側に合わせ書かれていますが
撮影直前~に、書き換えられている事は確かで
主翼右を見ると、透けた元の文字からは斜めの文字を直しただけかとは
思いますが、左側の「-」の部分は…明らかに「-」以外の
文字だったように見えます。
どの時点で、宇宙路線の縮小が決まったのかプロップ的には謎ですが
3号では無かった機体では在りますので…1度、別の文字が書かれた
可能性は在ると思われます。

Egパーツのシワよせ

図27          画4

■Egパーツの謎?
ホーク1号以外の後部エンジンの噴射口は、ホーク2号・3号
ステーションホーク1.2号、ウルトラガードまで
2号のパイプの数の違いは在るものの、略同じ噴射口です。図27

デザイナーの画でも一定していない部分で、制作的に火薬描写なので
造型的には任せた部分なのかもしれませんが、ホーク3号A・Bでも
微妙に違う部分で、機体全体でもシワ寄せを感じる部分でも在ります。

そこでホーク3号の完成順を追うと、垂直尾翼や主翼後方が綺麗で
エンジン部分も綺麗で、作中の状態とは微妙に違うEgパーツの付いた
完成近いAタイプの機体のスチールから…見ると
パイプを埋め込み、火薬テストなど時間の掛かる部分ですから
内部を、すでに在る他のメカから移植したようで
容姿的には残念ですが、垂直尾翼の後方が波うち、主翼後方も
完成近い状態時より良く無い状態で、発進画4する事になっていますので
余程、急いでいたのが解ります。

 

上下に3つも操縦席が在る巨大飛行機・・・

旧ホーク3号も、ホーク1号と共にプロップとは多少異なる。

コックピットセットの利用は1号の頁にて>GO

 

■11話まで登場しないコックピットセット。

ホーク3号の模型のコックピットは、飛行機としても異例なタイプで
  仮に第1~3操縦席としてますが、実際は探査用や
マグマライザー
ハイドランジャーなどの輸送メカ搭乗者の乗る場所だったようですけども
急遽レギュラーメカに昇格した為、コックピットセットが出来てない
プロップ2つのみの発進になってしまいます。

3号の操縦席が、やxちと映るのは11話ですが、そのコックピットも
旧ホーク3号*ステーションホークのモノを断念して使用しています。
それは製作費は大別すると、準備資金話数1本分の予算が在り
準備用は、作戦室、クルマ、制服、通信機を観ても
ウルトラマンより多いのは明らかですけども、1本(1話分)の予算は
赤字だったウルトラマンの反省から、セブンはセーブされているので
壊す建物や、合成などは、時間的な予算からも、ウルトラマンより
激減しているのも、ウルトラセブンの特徴で、クール星人などの
吊り怪獣や、等身大セブンの回、などが予算セーブ案として
考えられていました。 なので放映開始後に、新たなコックピット
セットを造る予算を捻出する事は難しく、視聴率の低下からも怪獣の出ない回まで在る為…

旧ホーク3号のコックピットを、なんとか3号用として行けないか?と
内部を少しずつ工夫して、模型に在る他の2つの操縦席は目を瞑る形で
ホーク3号は、旧・3号の操縦席で11話から~最終回まで操縦されます。

*旧・ホーク3号の操縦席は、機首側ですが
コックピットセットは、上部側のセンターピラーが在る形で
ある意味、風防の形状的に機首の形と大きさは、模型では可能でも
役者2人が座るサイズで制作するのは、予算・技術的に
大変困難な為に、セット側から位置を変更されたと思われます。


因みに、ステーションホーク(1号)も、同・コックピットセットの
内装を工夫して使用していますので、どちらも
ホーク「3号」の切替の跡が残っている形なので
本当は時間と予算が在っての、宇宙路線も、輸送機が濃い4号も観てみたかったところです

            

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