画1
画1・右斜め下方向が北になります。*右奥が旧・TBSです。 このA・B2つの建物を、此処では通称TBS会館として説明します。 外観の特徴としてAは側面に木に見える外壁が多様され Bは逆に奥上の塔屋が茶色で、木のように見える特徴が在ります。 *Aの中にTBSホールが入って居た事から通称TBSホールと言い AとBを区別した面もあります。正式には2つともTBS本社(本館)でした。
ウルトラマン
2話・侵略者を撃て
バルタン星人が分身する合成カットや、上の赤い柱のカット ハヤタが階段でスーパーガンを打つ合成カットも この建物の中が使用されていたのが、長沢浄水場の 取材からも解りました。 このビルは建設当時としては、大きなビルですが 外観的には窓が全面を覆う作りで、柱の補強?が 外から見えない内側に、不思議に配置されていました。 34話のキャプの後に在るのも、円柱の柱で Qちゃんも他局でしたが、タレントさんのTBSでの収録後に ロケに行く場合などで押してると、この中でお茶して待つ事は 何度か在りました。
12話ミイラの叫び
ミイラ人間の階段も同じこのビルです。 画面でも階段の左側に「5」の数字が見えるので 光線を放つシーンは4階と5階の間で撮影されています。 実相寺監督が見学されていたそうです。
15話・恐怖の宇宙線
ガバドンBが、寝てる様子をビルに 映る画を合成(OL)した。 避難もせず、人々に恐怖は無いけどうるさくて 仕事が出来ない様子が描かれいて、簡単な特撮ですが 効果的な、実相寺さんの合成でも好きなカットです。 もっと今のウルトラでも、このガラスの反射は使える 技法だと思うのですが・・・ *OL・オーバーラップ
右の木が育ってしまったので、少し左にズレた場所で 撮影しましたがガバドンBの合成部分は、もう少し右です。
33話・禁じられた言葉
科特隊と-*岩本博士が、巨大化したフジ隊員と 対峙する屋上は、TBS会館図のAビル●の位置です。 4人の奥に見える壁(建物)が、TBS会館Bの(間)側面です。 ビルに登る所は丸の内ですが、屋上はTBS会館で撮影されました。 *わずかですがBの方がAよりも(屋上が)高い。 *33話は、平田昭彦さんでは無く伊籐久哉さんが演じた。
上のカットの合成ラインは赤のラインで上の部分は特撮です。 当然スタジオで、フジ隊員の奥に見える建物はミニチュアや絵です。 つまり一番右のキャップは、赤ラインギリギリに立っていますので はみ出してしまう部分が、もしあると消えてしまいますが、演出や画的には あまり不自然に、他社作品のように安全過ぎる位置には立っていないのが 円谷特撮の凄いとこです。
このカットも、撮影は上のカットと同じTBS会館図Aビル●の位置です。 面白いのは、1つ上の合成ライン青で切っていて TBS会館Bの壁を消した画を作って、効果を出しています。 キャップら4人は、演出的に頭を低くしていますが 合成的には↑の青いラインに当たるTBS会館Aの屋上のラインから 上に出ないように撮っています。 こういう面白さ(凄さ)が在るのもウルトラQ・ウルトラマンだけの 特徴で、特撮の見方の1つです♪
上の合成カットに対して4人の俳優さんの リアクションを撮影している場所は、大別すると2箇所で 上の4人並ぶカットは図●の位置です 、略合成カットの 方向を向いていますが、太陽光の関係で顔が影になって しまっているので、屋上の影も右下方向です。(南が左) 屋上に出て来るカットのドアも、アラシ隊員右後のドアです。
合成カットの1つ中腰になった低姿勢の返しは、図●の位置に 移動して、図右下方向を向いているので、影が右奥に伸びています。 方向的に合成カットの角は見えませんが、上に書いたように俳優さんの 顔に太陽が当たっています。 背景の塔屋は画・図●(左の緑の部分。) 後ろの図ピンクL字型のトタンは、ゴミ箱?要らなくなった廃材などが 入っていたそうで、廃材の一時置き場として使用されてたようです。
22話・地上破壊工作
アンヌがビルの谷間を坂の方へ向かい、テレスドンが奥に 合成された画も図ABの間●で■方向を撮ってます。
Qちゃんが撮影した時は↓画★の右側黄色い所に増築した 部分が在ったので、★画の●部分の壁は引かないと映らないので 上の写真右手前にはBの建物の壁が来ていますけども その下の逆方向(東)を撮った写真★では、左に合成画と 同じ壁が、凹の奥(北側)に在るのが解ります。
★ この合成カットは、一ツ木通りからとの記載も在りますが ★の右に当時在ったタンク↓画★が、見えないので通リからでは無く 凹みのタンクよりも西側から>図■方向を撮っているのが解ります。 また画★●のダクトは凹みの東西に存在していましたが Qちゃんが、この間に立たせて貰った時には増設と Aの建物がひさしのように出っぱっていたので西側は見えませんでした。 画★の●が、後にセブンのポインターが*出入りする図■の駐車場 出入口のシャツターのケース側面です。 *実際の駐車場では出入口で、ポインターは基地へ入るゲート(シャッター) として使用し、実際には外に出て画★●の坂を降りています。
★
科特隊のメンバーが奥と手前から集結した所も同じTBS会館の AとBの間で図●の辺りからTBS側■方向を撮影しています。 この時期はBの建物側の一部が*凹んでいて図●方向の角に 科特隊の下フレームの右下手前に見えるタンクが置かれていました。 *画★の右側黄色い所 またイデ隊員がマルス133を持って走るビル(壁)も シンプルでタイト過ぎるのですが、Aの建物■部分だと思います。
★ 画★●の坂下から東方向で、一ツ木方向を撮った写真です。 此方だと谷間の凹東側の四角いダクトがギリギリ見えます。
撮影した2003年には、この谷間はクルマの出入りには 使用されていないので、パイプ類や機材などが置かれていました。
34話 空の贈り物
人間も降って来るシーンで、イデ隊員が見上げる ビルの外観にも使用されています。 イデ隊員が立っていたのは、Aの建物東の一ツ木通リか 南面だと思いますが、画がタイトすぎて判断が難しいですが 窓にロールスクリーンが沢山降りてる事や、内容的には 南側かと思われます。
ムラマツキャップの居るカフェテリア(珈琲)もTBS会館です。 キャップの背中側に在るのが円柱の柱です。 何故?映し込んで撮ったのか不思議です?(^^: このカフェテリアは、Aの建物2階に在ったものだと思います。 確か5~6本同じ円柱が並んでいました。
TBS会館
TBS会館B北東角から南側を撮影。(2003年)
正式には本社(本館)は*TBS会館と呼ばれていました。 南はTBSホールを含むのでTBSホールとも呼ばれました。 地図などの記載でもTBS会館やホールと記載されていて タクシーでも、その名称で行く事が出来ました。 更に94年10月からは赤坂メディアビルと名乗りますが… 呼称としては定着していないようです(^^:
TBS会館(TBS本館)
1960年2月1日 起工式 1961年10月12日竣工式* Aが先に完成して続いてBが完成してる為に 完成年月日は、記載が難しいのですが*竣工式は 1961年10月なので1年8ヵ月後には完成しています。 テレビ局社側の第三次増築分(*Gスタジオ)も 完成し、総合局舎としての祝賀パーティーが 1961年5月1日にA建物のTBSホールで行われて いるので、その時点で建物Aは完成しています。 その時と思われる写真でも、まだBは外からも 完成とは言えない建築状態です。 *Gスタジオ、TBS最大のマンモススタジオで ザ・ベストテンの生放送に使用された。
また外観の素材に特殊なアルミ合金が使用され て居た事から、そのまま科特隊本部(基地)の 建物が特殊な設定に応用されたと思われます。 第一回軽金属協会建築賞・受賞
他にも、第四回日本建築業界会賞 第一回日本空気調和工学会賞を受賞した 当時、話題の建築ビルでした。
旧・TBS(テレビ局社)との地面差が、約2階分 低い土地に立っていました。 ウルトラのスタッフが、この建物をTBS会館と言い テレビ局社側を、TBSと言うのは旧・フジテレビでも 同じように、高いビル部分とスタジオ部分とが在り Qちゃんらスタッフは、スタジオや制作部の在る低い方を CX(フジテレビ)と主に呼んでいて、高い方のビルは 殆ど行く事が無かったので、通称・呼称としては解ります。
なかなか他では許可が出難いシーンや合成など 時間のかかるビルの場面に、貢献してくれたビルで ウルトラファンには、欠かす事の出来ない存在の ビルで、懐かしくもあり惜しい気持ちもしますが そういうビルが、赤坂に在った事を次世代の ウルトラファンに知って貰えれば幸いです☆彡
旧・住所 東京都港区赤坂5丁目3番1号
04年に取り壊され現在はありません。08年新ビル完成。
A building has disappeared in 2004 after photography.
現・ 赤坂Bizタワー
木通リ側・1階部分
TBS会館後に出来た建物です。 高さ179.3m、地上39階・地下3階
2005年2月着工~2008年1月竣工~、順次入居 2008年3月、赤坂サカス(エリア)グランドオープン
SPECIAL THANKS
マン33話・A48話・T42話・情報協力・Kさん
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*2003~年に解体され現存しません。
図
図1 図の上方向が基本北側で下が南方向になります。 南側がAとしてるのは、少し先に建築されたビルだからです。
TBS会館Bの角から旧・TBS側(西)を撮影。(2003年)
正式には、旧・TBSとTBS会館を全て(図1全体)を 東京放送総合社屋と言いました。
ウルトラセブン
38話・勇気ある戦い
ダンとフルハシ隊員が、走って来るビルの谷間も TBS会館のA・Bの間を使用しています。 一ツ木通リ側から、旧TBS方向に向かっています。 谷間の上に少し見えるのが、タロウ42話で映るブリッジです。 ダンが登って来る坂は、マン22話で逆から映っている 坂で★★ この時にもう★の部分の広くなっている 場所(タンク置)に、建物が出来ているのが解ります。 左側のシャッターが第1話で風来坊の運転するポインターが 基地に入った(ロケ的には出た)当時のTBS会館駐車場の 出入り口です。
2002年のTBS会館A・B谷間>一ツ木通り方向
ダンが崩れたビルの破片を受けるカットも、同じ谷間の 旧TBS側(西側)のBのビル側に*外階段が在り、その途中から カポック(破片)を落としています。 手前の鉄パイプは、その外階段の手すりです。 *谷間の地上から(建物が斜めの敷地なので)3階分くらいから 出入り出来るコンクリートの階段が在りました。図■■の間
破片に埋もれたダンを助けるフルハシ隊員のカットは ロケ地的には戻って、坂の下側一ツ木通リ寄りに 移動して撮って居ます。上の画は明るく(増感)してますが ダンを上から撮った外階段の下だと、左上の抜け(明かり)が 無く、更に暗い画になってしまうからだと思います。
ダンが変身する病院の屋上も、TBS会館Bの屋上の北側です。 左奥に映るビルが霞ヶ関ビルです。
SPECIAL THANKS セブン38話・変身カット情報 STさん・アース星人さん・TDさん・777さん・Kさん
帰ってきたウルトラマン
37話・ウルトラマン夕陽に死す
郷隊員が変身の為にジャンプするのも TBS会館(屋上)で撮影されました。 上のカットは図●の位置を地上から撮影しています。 *図■塔屋の上かとも思ったのですが、↓の人形を落下してる 部分の壁も全て同じパターンで、角の模様の感じや 下半身が略見えないので、団さんの安全的にも図●です。
順番は前後しますが、上の人形落下>変身のカットも Aの建物南東の角で、図●から落としています。 南側に落とせなかったのか?人形用意で立ち位置が ズレたのか?ロケ的には目線方向的には違いますけども おそらく南側にはクルマが在ったりしますので 落しにくい状況だったのではと思います。 よく見ると左の壁も↑の郷隊員が立つ壁と同じ パターンで出来ています。
郷隊員の足越しの下の風景は、図●図K●辺りで TBS会館Aの南側です。図Kの水色の■の 位置には、まだプレハブが在った時代です。 タロウ~レオくらいにプレハブの位置に クルマで入るゲート(高速の料金所のような)が 整備され守衛所が設置されています。 ただ、この足が団さんの必要は無いので… なんとなくズングリに見えますけども、 主役の安全も大事です♪(^^:
図K
上の足越しに見えるTBS南側の当時の様子です。 Tの位置にタクシー会社が在り、白屋根黒ボディの 車輌が並んでいます。 黄色●が上の左角に在る建物です。 その右に青いプレハブが在り、当時搬入口と言われた 道を挟んで、逆屋根の建物が郷隊員のブーツ先に 見えます。図Kの●の位置にセブン16話で ポインターが停まっていました。 そのポインターの直ぐ前(映らないギリ)に 当時の守衛さんが居た、電話BOX■のような箱が在り その脇からS字に上がる階段が石垣上に伸びていました。
ウルトラマンA
48話・ベロクロンの復讐
北斗が幻?のベロクロンの出現に 避難を呼びかける所も、TBS会館A図●の位置です。 短いレンズでアップですが、上手方向に振った時の右奥に AとB間のブリッジの白い階段(タロウ42話★)が見えます。 *上の北斗の上に在る影は画1のAに在る「TBS」文字の影で 別カットでTBSと解る文字部分も映ります。
北斗が機動隊に詰められるカットで、抜けのビルの奥 北斗の頭の上くらいに見えるのが東京タワーの一部分です。 北斗が立っているのは、同じく図●の位置で、図のA 黄色い塔屋側から撮って居て建物内からのカットも同塔屋です。
竜隊長達が、北斗の混乱状態を制しに来たカットは 同じAの屋上の図●の位置に移動しています。 右に映っているのが図Aの緑の塔屋部分で 図の上から下方向(北>南)を撮影しています。 機動隊8名とTACがフルメンバーなので、広い場所に 移動したのだと思います。 このロケは印刷物などでは新宿スバルビル屋上と なっていましたが、TBS文字、A/B間のブリッジ 東京タワーなどが映る事からも、TBS会館の屋上です。 メイキングスチールも数枚存在しますが、いずれの周辺模様も TBS会館屋上でしたので、スバルビルの記載は誤りです。
ウルトラマンタロウ
9話・東京の崩れる日
前半の崩れるビルの1つ(1部分)のロケで TBS会館と旧・TBSの間が使用されています。 画は解りやすいように警備員が出て来てない コマですが、右のTBS会館A・Bの間図■から 出てきますので、TBS会館側にUPします。
奥の右下に小さく見えるのが、当時の鹿島ビルで 上に少し見えるのが、TBS会館(ホール)Aから 旧・TBSへの連絡路(通称ブリッジ)です。 図左■くらいから撮影しています。
写真は旧・TBSが無くなった後のTBS会館A側から。
42話・幻の母は怪獣使い!
聖子(ロボット)が立っているのは建物B図●の位置で 左側がAの建物なので、AのBの間が人のサイズからも よく解ります。このBの角はウルトラマン33話の 巨大フジ隊員の右耳の位置の出っ張り凸の上に立っています。 右上に一ツ木通りの外灯(球体)が映っているので 地上の一ツ木通り東側歩道辺りから撮影しています。
★ このカットはAの建物図●からBの図●方向を撮っています。 AよりBの方が少し高い(屋上レベルで)のが解ります。 マン33話では左の外で、AとBを屋上で結ぶ このブリッジはフレームで切っています。 ↑は、そのブリッジの東側の柵越しに撮影しています。 立ち位置としては、厳密には●から西方向にズレています。
後輩の島田が、母の姿の聖子ロボットに対峙する1つは Bの屋上の塔屋西側に移動しています。 TBSなので、花嫁衣裳の人に銃を構えた人が居ても 通報する人居ないと思いますが、それも在るかもですが?(^^: 午後になるとBの塔屋の東と北の面は影で暗く(黒く) なってしまうので、島田の衣装や髪の色からも 背景の塔屋に太陽が当たってる方が良いためだと思います。
島田側から聖子ロボットを撮ったカットは図●と■の 2箇所で撮影しているのは、遠景のビルがまったく違うので 解りやすいと思います。 上の聖子が振り向くのは北側図■の位置で、カメラは北方向を 向いていますし、島田も東側の出口から角を曲がって来ます。 放映では先ですが。太陽光からすると時間的には屋上で 最も後に撮ったと言えます。 島田の構える銃越しのカットや、又抜きのカットは西方向で 寄りのパンでは、マン35話の煙突★や電波塔も映ります。
銃の構えが良かったのか?島田タツオ役の松坂雅治さんは 後にウルトラマンレオで、マックガンの腕前が隊員一の MACの白土隊員として出入りは在りますが40話まで活躍します。
ウルトラマンレオ
13話・大爆発!捨身の宇宙人ふたり
ゲンが宇宙人を追って走るビルの谷間も TBS会館の間図●で、図左から右へ走っています。 ↑で左下に映る白い鉄骨は、タロウ42話で映る★の A・B間のブリッジの一部です。
バイブ宇宙人を後ろから撮った上のカットは、図のB●の左 画1の■の右上の部分で、旧・TBSとTBS会館の間です。 ロケ地的には繋がりの方向は、おかしいですが 南方向(図上から下)に走っています。
警官が到着してゲンが停まるのが、図■辺りで バイブ星人が回転するのが図■の少し下です。 パトカーの停まっている場所が、略セブン16話で ポインターが停まっていた場所になり、反対側から 撮影したカットになります。
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