★光跡

ウルトラマンが光の国へ帰り半年、それ以上に対象年齢を上げざる得なかったウルトラセブン
本当に理解されて行くには
放映終了後…数年の年月が必要でした。

 関東のデータにて構成・左よりNHK1NHK3日本テレビ4TBS6フジ8NET10東京12チャンネル12  

Y兄ちゃん、近所のの親戚

  NET>現・テレビ朝日 東京12>現・テレビ東京  *1975年前は系列局が整備されていない為○○TV系も控えます。

 ▼玩具・レコード・本・他Qちゃん私物  42.10.1日曜日 夜7:00 期待を背負った真っ赤なヒーロー

マルサンからマル

怪獣ソフビが売れ一見順調に見えるマルサン
キャプテンウルトラ放送中のS42.7.4日
マル(残)へ、お金が残るよう変更します、
この事自体、順風満帆の時にする行為では
無いですが、マル後も、他社のプラモを
意識し「プラモデルと呼べるのはマルザンだけ」
言うコピーと共に、マークにもプラモの文字を入れ
他社に表記使用禁止に強く出たのは、イマイ
田宮の技術がマルザンを超えていた焦りでしたが
ほぼ倒産まで、このコピーを使用していました。


マルサン潜水艦ノーチラス号(1958)が、国産初
されていたが
和工ダットサンと同時期の発売は
確実で、
塗料、接着剤などが、マルサンより
先行してる事などから
和工が先との声が大きく
マルサンは、外国製品のコピーから金型を起しているので

オリジナルブランドとして独占するのは
おかしいと業界内での批判が高まり、米にすでに
プラスティクモデルの表記の商品が
あった事で撤回しています。
プラモデル・現在は日本プラモデル工業協同組合所有の

登録商標であり和製英語。

42年9月最後の日曜日、宇宙を駆け回った
ヒーローキャプテンウルトラ最終回です。
ウルトラ最多の準備期間で在ったのもあり
前夜祭などは無くセブンにバトンタッチ☆
翌週放送のセブンの予告が流れたとY兄ちゃんは
言いますが、興奮したのは覚えてるけど内容は
記憶無いそうです(^^;
*Y兄ちゃん・近所の親戚

 

円谷の忍者番組と赤字対策

特撮トリックの映像へ元祖応用は、忍者映画
あった事からも、簡単なトリックで不思議な画の
表現が可能だった為、Q・マンは毎回撮る事に
赤字が累積するのを少しでも埋めるべく
円谷特技プロ(まだ特撮を売りな部分も名前の
ごとくあった)は、ビッチラ大忍法
プイプイ小僧(忍者小僧)を企画するも、ウルトラQ
放送中の66.4月からNETで忍者ハットリくん
始った事で、内容が似てる事で流れます。
その延長線に産まれたのがブースカでしたが
裏に赤影が来たのとカラー化の波から67年9月
放送を終了が決まると、1年のブランクから
ハットリくん忍者怪獣を連れて帰ってきます。
忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ
忍者ハットリくん(東映京都)1966.4.7~ 9.28
ハットリくん+ジッポウ(東映東京)1967.8.3~68.1.25

67.8.3

制作は赤影に発展した(ある意味テスト)
同じ京都撮影所で、今回のジッポウは東映大泉
言う事からも、Tプロの企画同様に10月11日に
登場する大型特撮番組への東映テレビプロの対策として先行させたのは、この次期にまだ白黒の低予算で制作している事からも解ります。

平均視聴率36%の驚異的番組ウルトラマンの後、セブンまでの繋ぎに
抜擢されたキャプテンウルトラは、準備不足や本格的特撮番組への初挑戦と
Q、ウルトラマンの後枠で、比較されると低く見える25%平均に終わりますが
キャプテンウルトラ後半から、次期枠作品セブンのNEWSは子供達の期待を煽り、遂に10月の編成トップを切って、ブラウン管に登場しました。
しかし…セブンクール星人格闘は無く、不自然なセブンの巨大化カットに
ウインダムも小型円盤相手と準備期間は充分なはずが、焦りが見える出だしの1話放送になります。

日曜夜はTBSの変らず人気のてなもんやと日テレのシャボン玉ホリデー
数字的には強いものの、フジテレビの6時枠のリボンの騎士は女の子や大人の女性にも人気で、マッハゴーゴーゴーは当時のスポーツカー人気から
幼年より小・中学生に強く、子供の数字は6時枠ではフジが握っていました。
セブン後7:30枠はウルトラマン後半からオバQを引き継いだ藤子アニメ
パーマンが健闘していました。ですが日本テレビの巨人戦ON人気でフジの日曜映画劇場もウルトラセブンからの高年齢層確保に東宝の特撮モノを抜擢したりしています。
*当時はテレビに映画を流す事に試行錯誤していた時期で、各映画会社が
映画界斜陽の時期と、テレビが右肩上がりの時に思案していますが
フジテレビの資本には東宝が入っていました。*ON・王、長嶋

怪獣ブームの旗印ウルトラマンの後を受けて登場したウルトラセブンには
まだ、怪獣ブームの次波を期待する動きは他社、他局にも見られ
セブン1話の翌日の月曜には、フジテレビがアニメながらブースカのような
可愛い怪獣ヤダモンを、7:30からは特撮番組怪獣王子の放送を開始します。
日本テレビ6時の丸出だめ夫ウルトラQ放映時期のS41.3~42.2
一応本放送は終了しているものの、キャプテンウルトラハック
引き継がれたボロットなどの実写ならではの人気から同枠での再放送を
継続し、ウルトラセブンの時期でも、そのまま放映してたので本放送リストと
記憶が合わない人もいるかもしれません(^^;
TBSはコメットさんをNETの魔法使いサリーが日曜のリボンの騎士以上に
女の子に人気が出てきたのと、裏に出現した怪獣王子に対抗する為にも
1クール後にストック分消化と(作品だけでなくフィルムその他)セットなど
カラー化とテスト撮影を挟んで20話(11月13日)と言う話数や月日的にも
半端に見える段階で、カラーにスイッチしています。 それらの背景の部分にも、TBSのウルトラセブンへの期待が窺えます。

第1話33.7%と数字は好調な滑り出しで、翌週の第2話は0.1%だけだが
上がっているのは、2話の内容ではなく1話が子供達の間で話題になった
前週の効果ですが…やはりワイアール星人の人気(なさ)からか?
第3話は、その内容に反して32.1%に落ち込みます。
視聴率1%が約70万人・単純計算で7万人増えて>119万人減っています。
*現在の個人視聴率は関東ローカルでは1%は約39万9千人で
世帯視聴率が17万ですが、この頃TVを個人1人で見ると言うのは少ないので
厳密な「数人」としたデータを出すのは難しい。

とりあえずの上下した目安的なデータとしても、コレはワイアール星人だけの
問題ではなく、当時はウルトラマンシリーズの1本では無い事から
ウルトラセブン単独作品の期待感と言うのが、TVに本格特撮番組ウルトラQが登場したインパクトと、怪獣と戦う宇宙人と専門チームが登場した
ウルトラマンのインパクトからしたらしたら、フォーマットがウルトラマンと同じだと言う期待外れな部分の方が大きかったようです。
Y兄ちゃんなんかも等身大のセブンの話だと思っていたらしく
もっと
キャプテンウルトラのようにロケットとかドンドン出てきて宇宙怪獣と
戦う話だと思っていたそうで、
キャプテンウルトラからの舞台変化と言うのも
タケダアワーの流れ的には、逆流を感じてしまった子供も居たようです。

*Y兄ちゃん・Qちゃんの近所に住んでいた当時小5くらい?の親戚で
カラーTVが自宅に無いので日曜夜は毎週来ていた(^^;

この頃のタケダの一押し商品ハイシー酒井和歌子をCMに起用。
ウルトラセブン放送中のCMも、若い女性をターゲットにしたハイシー
今だと考え難い秋>冬の時期にも白い肌の為にと言うイメージから
水着の女性などの夏の画CFを流していました。

マルサン(マルザン)のCMは、7時枠はタケダ1社提供なので
番組開始前6時台後半に流されていました。

42.10.11水曜日 夜7:30  飛べ!ジャイアントロボ!・光速とメガトンパンチ!

電気屋さんのヒーロー再び!

 

ナショナルキッド(松下電気)に続いて
月光仮面宣弘社が制作した東芝スポンサー
番組光速エスパーE.S.P~!変身します。
街中の電気店にディスプレイ人形や販促物が
あった事から、親しみやすいヒーローとして
子供の人気者になった事で、放送は半年でしたが
マスコットキャラとして、その後長く定着します。

光る~光る~東芝~♪今は聞きませんが、当時は、誰もが知ってるCMソングで、エスパーの歌と
共に、意味も無く歌ってる子供も居ました♪
Qちゃんも
エスパーの人形に、店頭で会えるので
買い物に着いっていったり、胸のマルいパーツが
ウルトラマンと似てる事や、ギロン星人
ポール星人の仲間だと思い、ウルトラと関連が
あると思い込んでた子供で、自分も
エスパーには、頑張れば成れそうな気がしていました(^^;


博士は後にミラーマン御手洗博士役に
三ツ木清隆くんは、後の
ZATの隊員になります。
主人公東ヒカル光る東芝♪を反対にした名前。

週刊少年まんが誌の大激突!

サンデー対マガジン

 

1959年3月17日に創刊した2誌は発売日も同じ
大出販社の看板として現在も発売されています。
キャプテンウルトラパーマンの原作の
連載も在り、日曜7時枠がサンデーに集中した事は、講談社(マガジン)側には驚異であった事から
ウルトラマンの次のヒーローウルトラセブン
独占的契約に両社動き、小学館に傾きかけますが…
日音がOKせず講談社独占的契約になります。
*日音・当時販権を管理していたTBSの子会社。
コレに対しサンデーは、事前に進めていたメディア
ミックスのジャイアントロボと契約!
仮面の忍者赤影(初期・飛騨の赤影)を連載中の
横山光輝(12話までは小澤さとるの共作)に
スケジュール的に無理な依頼をしてでも対抗!
マガジンも8マン桑田次郎セブンの漫画を依頼し連載しますが、子供には難しく巨人の星など大学生など年齢の高い読者からは、歓迎されない、中途半端な状態になってしまいます。

 

放映が近ずくと、両社とも表紙や巻頭特集を組み
週刊漫画激化時代の重要な子供の関心事として
真っ向勝負していきます!
と言っても当時100万部を越えてきたマガジン
巨人の星などのキャラ商品広告がサンデーに載ったり、その逆などアバウトな所もあった時代で(^^;
セブンも放送終了後69.70~に発売したセブン
幼年向け絵本の方が最も売れると言う年齢層の設定の不備が意外な収益になります。

*セブン放映中は、低年齢層には写真の怪獣を使うのを、怖がらせてはいけない配慮から避けて、イラストや絵を使用していたが、意外にも写真も
たのしい幼稚園層も受入れるズレがあった。

当時の子供の端くれとして言えば余計な配慮
確かにイラスト、漫画的な怪獣も、楽しく
受け入れていましたが、怪獣の怖さとかを質問してる大人の声を聞いても、子供は怪獣を恐怖の対象に観ている%は低く、カッコイイ憧れや友達感覚で、敵であるのにウルトラマンやセブンも好きだが、怪獣も好きと
 言う状態を、大人が理解しきれていなかったようです。

セブン撮影開始後、TBS夜7時に宣弘社東芝のマスコットキャラ
光速エスパーを、デザインしたあさのりじが雑誌少年に連載漫画を連載を
原作に、特撮番組として火曜日夜7時に登場させます。
キャプテンウルトラ放映中の曜日は違うものの、強化スーツにヘルメットで
キャプテンより軽快に光速で、空や宇宙を飛び活躍する姿は、制作中の
ウルトラセブンにも、意外な所から打撃を受けます。
ウルトラマン38話でのリアルな宇宙服を借りていたモノを
ウルトラ警備隊の制服と平応予定も…T宝との関係から難しくなり
運転手用の白手袋では、キャプテンウルトラエスパー的に宇宙には
対応出来ず、強引に演じたマックス号からの脱出くらいになってしまいます。
今見ても…あの装備で、宇宙をヒモで引くのは厳しい…と言うか無理です(^^;
2班体制の弱点で、特撮側が役者をピアノ線で吊る撮影は時間がかかり
スタジオの予定もキャプテンウルトラエスパーのようには行かないので
ウルトラホーク2号ステーションV3も収縮…宇宙路線はほぼ断念します。

キャプテンウルトラマン>セブンの繋ぎに急遽局が依頼し制作したのもあり
特撮の差はウルトラマンと比較されると明らかでしたが、ウルトラマン
怪獣、宇宙人、異次元生物や偽ウルトラマンなどパターンを打ち出した
作品で、そのバルタンに代表される侵略パターンを拡大したのが
セブンに成る訳ですが、1つマグマ大使に対しての配慮か?対ロボットと言う
パターンだけがウルトラマンはやりませんでした。
一方マン後半には、キャプテンウルトラが宇宙ステーションをメインに
宇宙を舞台に活躍する話に対抗し38話を制作しますが、蓋を開ければ
キャプテンウルトラはスタジオ劇のようなスタイルで、意識して38話を制作した程では無かった事から、セブン側の準備は、うさぎとカメのうさぎでしたが…
カメは着実に準備を重ね…鉄人28号の横山光輝を原作にロボットと言う
スキを狙ってセブン2話と3話の間にメガトンパンチを打ち込んで来たのが
ジャイアントロボでした!
 
キャプテンウルトラと同じ制作と思えない凄い特撮で、バックにも
セブン講談社(少年マガジン)に対抗し小学館(少年サンデー)を拝し
TVだけでなく週刊少年漫画戦争にも真っ向から挑んでの対決になります!

この頃のTBS6時のオバQは日曜7:30から移った枠で再放送も交えつつ衰えない人気なので、後枠の力を入れていたスカイヤーズ5に繋げたい所、フジは外国アニメポパイバットマンフィリックの3本で、7時の赤影に繋げる強力編成で対抗します。
NETはジャイアントロボの前6:15に悪魔くん(再が無いが再放送)を持って
来てるのは、主人公を悪魔くんGロボ共に、金子光伸くんが演じていたのや
他にNETで出せる作品が無い頃ですが、前者の理由はあまり子供には意味が無い時代でした。しかも東映(京都)の赤影にぶつける訳には行かず…
17話からは水曜から月曜へと変更になります。

Gロボはセブン企画段階に濃くあったスパイモノの要素が強く出ていて
主役の
U7と言うコードナンバーも強くライバル視した点で
腕時計が開閉する小道具のギミックまでもが似ていました。

制作第1話湖のひみつは、やっと怪獣らしい怪獣の格闘も在って予算と時間を使いすぎた1本で贅沢な作品で、次週の数字を0.4%だが上向きにしています。話に対する数字だけ見ると、スタート10月で一番悪いのが3話になってしまいますが、この3話の内容や怪獣が、6話までの30%台に留めてる感が数字の上下や7話からは20%台に下がってしまうので解ります。
やはり1話巨大化カットなどを詰め込んで見せたダイジェストのような話に
なってしまったのが引きずられ、セブン巨大ヒーローモノなのか?
(初回数話は等身大も在る)怪獣モノなのか?侵略の話なのか?
東宝怪獣映画からウルトラQを経て登場したウルトラマンの設定は解りやすい
のに対してラインナップ的にも、視聴者が理解し難く、対象年齢も初マン
キャプテンウルトラは、幼稚園前後~小学生低学年層がメインなのに対して
初マンからは、わずか半年の休みでキャプテンウルトラから、そのままの繋ぎの番組としては、内容の対象を一期に上げすぎている戸惑いから
前週の影響が強く出てる番組サーチ(%)になってしまっています。

1.2話の怪獣は商品化出来ず…全話で8体(STサイズ)しか発売されない。

42.10.22 日曜日 夜7:00  年末へ向けてGO,GO、GO!・・・?

1クールのSTソフビの敵怪獣わずか4体しかなく
クール、ビラ星人のように造型的に断念したものや
ペガッサのようにとして外してたり年末商戦
イマイサンダーバードに対し弾数不足でした。


いざなぎ景気で、豊かになりつつあったこの頃
円谷作品でも御馴染の山中湖の
ホテル・マウント富士の広告です。マイカーの
増加からも、ドライブで行ける距離をアピールしていますが、今からすると中央高速から分離して直ですけど
中央はもちろん、東名高速も無い時代の
タイヤや路面を考えたら、軽いドライブ感覚では
東京からでも、距離があります。(^^;
*東名・1968年4月東京IC~厚木IC 
1969年5月~御殿場IC開通

「子供が飽きた」は大人の言訳!

よく怪獣ブームの終わりの理由は、子供の飽き
書かれたモノが多いですが、部分的要素として
あっても大人の言訳で、メインのセブンでの怪獣と
ヒーローの格闘シーンの扱いが弱く
数字が下がるのも当然の展開でした。
もし、子供の飽きが原因なら、番組終了後も
子供が怪獣玩具を捨てず、カードを大事にして
怪獣に夢中になっていた様子や
ウルトラファイトの視聴者が次世代だけで
無い事の説明が着きませんので
ブーム終焉理由子供の飽きでは無い証拠です。

そもそも「子供=飽きる」と言うのも、そういう事も
あるだけで、ずっと1つ物で遊んだり大人と同じく
「お気に入り」も在れば、同じ本や映像を大人が
逆に飽きれるほど、繰り返し見るくらい、子供は
そのモノを気に入れば、本当に飽きはしないので
大人の偏見や言訳が、怪獣よりSFや妖怪に
心移りしたように書き、終焉させてしまっただけだと思います。

 

放映順番?と視聴者の期待とのズレ


第4話は3話を受け0.4%UPで32.5%を記録、5話にも0.4%さらにUPさせてる
事からも、宇宙人でも歓迎された内容なのが解ります。U警備隊の設定を
現時点で、今のような解説が載る本やソフトが、あまり無い子供達にも
規模や装備、メカや防衛軍でのウルトラ警備隊の位置や基地の構造などが
やっと解ってもらえる重要な1本になっていて、今でも人気の高い話ですが
この4話2話に位置した方が科特隊>U警備隊の違いや、ウルトラセブン
等身で隊長と話したり、後の巨大化も解りやすかったのでは?と思います。

数字と格闘

ウルトラマンからの*予算減少の対策の1つがクールチブルなどの着ぐるみ外の操演怪獣(星人)で、唯一格闘してると、なんとか言える存在はビラ星人ですが、今は異質な存在の凝ったギミックで人気ですけども、当時はエレキングゴドラ星人の次としては、子供が対セブンの相手としてカッコイイ怪獣では無く、操演怪獣は商品化もしにくい欠点があった。
*放映前の準備資金(作戦室・車など)は多いが、1本の予算は
初マンが赤字だった事から削減。
 *当時はヴィラでなくビラ星人。
運わるい事に、次週は巨大化も格闘もほとんど無く…結果的に逃がしてしまう
ペガッサ星人で、話は良くて、今は逃がすラストも異例で好感触ですが
カッコイイ怪獣とヒーローとの戦いの期待には、2話連続で遠のきます。
続く7話宇宙囚人303からは、やはり20%台に落ちてしまい…その7話
キュラソも、格闘無しどころかセブンも変身しただけのチラ見せ*で終わってしまいます。
以後30%の近辺を前週が良ければ上がり、受けなければ次週の数字が下がる現象が続きます。*ダンは身を守る脱出に変身するだけ。
リアルタイムらしいのはウルトラ警備隊西へ前編は、どんな話かも知らない
ですから数字がわるく>後編は上がっています。

1週間待って「ガッカリ!?」
Y兄ちゃんの記憶では、それでもセブンは楽しみで1週間ワクワクして待ち
TVの前でソフビ人形片手に喰らいついて見たそうですが
「変身してセブンが出たと思ったら終わっちゃた」のには、かなりガッカリした記憶もあるそうです。*おそらく7話キュラソの回
Qちゃんは、本放送でそこまでの記憶は無いですが、「アレ?」て思う回が
いくつか在ったのは覚えています。
侵略する死者たちなどもコップのアイディアは面白いものの、怪獣が出てこないので、番組の終わりが解らない変な呆然状態に成ったのは覚えています。
倒さないでもガバドンシーボーズのように、子供に解りやすい描写はペガッサアンノンには無く、でなく説明台詞処理なのは子供の戸惑いを産んだのは確かです。

      ラウンド2・ サンダーバードウルトラセブン

マルザンのとセブンの1クール目のミス

41.12~42.1年商戦でズレはじめた怪獣ブーム!

憧れのアイテムのTB秘密基地。当時買えなかったので
写真は再販です(^^; 高価でしたがブーム最高潮時には
値下げもしています。2200~1800~2500円

マルザンが危ないと言う10月の1話から11月
までのウルトラセブンの放送内容からも
歴史的Gシーズン(41.12-42.1)の42年12月
普通で考えたら2ヶ月前の新番組でウルトラQ
ウルトラマンの円谷プロの新番組ウルトラセブン
スーパーメカを、多種登場させたのですから
前面に押し出しても、おかしくないのですが・・・

ある種異例な現象が解り難いので、3件の
デパートS43年1月4日年初め広告を載せて
みました。 当然3つが口裏合わせた訳ではなく
子供と接する売り場の意見(Xマスデータ)を反映した広告内容ですが
終了した番組サンダーバードの方が、セブンより
メインなのが解ります。右上3枚参照

唯一大丸の広告には主役でないミクラスが見られ
銀座松屋怪獣では無いが恐竜TB3号と同じ
サイズで掲載されてる事からも、子供達はまったく
怪獣に飽きてなどいないのに、制作側や大人が
勝手に怪獣ブームの終焉を演出しているだけで
まだシリーズの全貌を見ない子供がセブン
期待しているたはサンダーバードのようなメカより
ウルトラQウルトラマンの時に出会った大きく
力強い新怪獣なのに、TBプラモ売上など
隣の芝生を気にしすぎ、お客である子供の欲する
1番の怪獣見失ってしまっては、番組の数字も下降するしか無かった…のかもしれません。


広告写真もイマイに似る…

マルザンが危ないの噂と怪獣ブームの読み違えからイマイ戦略へ傾いたウルトラセブン
そのメカのキャラ付けを、ハッキリ描く事が出来ず
TB3号のように宇宙のメカだったはずのホーク2号も、セットや乗る役者の人数などからホーク1号
宇宙に行けてしまい、事実上お役ゴメンに…
3号も後にTB2号のようにマグマライザーを運搬するが、メカの役割がTBほどハッキリせず、デザイン的魅力だけで、TBのような細かい特性のある活躍を魅力的に描写す出来なかったのは大きく
この年、各デパートを先頭に全国の玩具屋さんも
マスコミ玩具に力を入れる体制を取るが
どこもウルトラセブンより、驚く事に終了した番組サンダーバードをメインにしてしまいます。

TVまんが商戦242年12月歳末~43年1月

玩具の歴史的にもTVマスコミ玩具の威力を轟かせた
歴史的ゴールデンシーズン41.12-42.1>以下Gシーズン
41年・年末~は、ウルトラマンサンダーバードの玩具の対決でした。
ウルトラマン金字塔と呼べる記録でしたが…横を見ると
最大はイマイサンダーバード(TB)の方で、ウルトラマンがNO.2だったのは
翌年42年の第2ラウンドにTB側に着く者が多い事からも、ハッキリします。

左・松屋 右・大丸 下・松坂屋の新春広告(1.4日)は玩具をメインにしています。

上野松屋のおもちゃ大会

ウルトラマンサンダーバード前はマーチャンを上手く取り入れては
いませんでしたが、TV界玩具界にとっては、一変する出来事が
41年12月~42年1月歳末商戦お正月Gンシーズンで置きました。
それまでのTVマスコミ販権物は、お菓子が主で単価も低かったのが
本放送終了後の番組サンダーバードのプラモデル(イマイ)が、戦略的にも
大成功の特大ホームランを出してしまった事で、その後ウルトラセブン
多くの作品に影響を与える事になります。

 67年・TB2号だけで200万個が売れた。

小松崎茂氏の画にもなる着陸直煙のカットは、今でも大迫力
対するUホークは機体に噴射装置などを仕込めずに迫力が無く
着陸脚が在るのかも解らないなど、光線の出る位置や搭乗方法など
緻密なメカ描写の
TBとの差は・・・冷静に見れば大きく在る。


イマイの戦略のメインは、同じキャラは1種・1つ出せば済ましていのと違い
同じ2号でもサイズや価格の変化をつけて多種ラインナップして来た事で
マルザンもスタンダードの怪獣ソフビに対しても小、大、特大など、その戦略に
続くも、金型は経費がかかっても、組立て無い無着色部品を梱包して出すだけのプラモの早さは怪獣ソフビに勝ります。

マルサンソフビも、自分で塗るらくがきシリーズなるモノまで出させますが
塗装品があるので、あまり売れず…サンダーバード大量生産に勝てず
42年も、サンダーバードラインナップに、動力ギミックなどを加え増やし
対するキャプテンウルトラのプラモは、TVの反響や登場メカからも
広げられず…次作セブンへの期待と制作会社への注文に力が入れられます。
ウルトラセブンは、それに応えサンダーバードを意識したU警備隊のメカで
マルザンも、サイズを1キャラ(メカ)に対してA、B、Cとサイズ違いを用意しま
すが…すでにマルザンキャプテンウルトラの頃に危ないと囁かれるほどで
イマイのような体力ある戦略的ラインナップにまで育てるが…もう無かった。

マルザンSOS! 

 

マル時期キャプテンウルトラの広告は少なく
上は67年11月頭まで使われた広告、セブンの放送は始っていても、まだプラモ発売前の時期。

    パノラマセット1800円

大人気TB2号を中心にした豊富なラインナップと
高価なクラスへ導くイマイ戦略は革命的でした。

唸るように、お金が入ってきたと言うイマイ
チビッ子秘密基地1200円をなんと10100人
プレゼントするキャンペーンを行い
当時の太っ腹行為は、かなりメーカーのイメージ
UPになったそうで国内は元より海外でもヒットした
サンダーバード商品を、国外輸出する弾みにした。

 

他社が簡単に追いつけない程成長した精密造型の田宮
の星マークは、企業イメージとしても1歩先を行った。
どの
少年誌サンダーバードを無視する事は出来ず
マーチャンと映像の相乗効果が、
ハマッタ時の威力は
脅威でした。右・
少年キングS47.12.3号今では無い事で
1頁めくると
マルザン広告がある。1月OX号プレゼント!

対するマルザンは元祖プラモデルメーカーの意地
に拘り、プラモデル明記をさせない他社への
強い姿勢はみせるも、120万部を越えて来た
少年マガジンに広告をうてず、マガジンには
懸賞プレゼント画像で、昔からのパイプと経費を
おさえれる少年画報・少年キングにカラー広告を
掲載している、サンダーバードの特集や絵物語
同載する雑誌で、イマイ側の懸賞が豪華だったり
して逆効果にさえ見え、田宮、アオシマ、大滝など
後発プラモメーカーとの精密差は開く一方でした。

マルザンの少年マガジン懸賞頁、初期のセブン玩具が
ほぼ出揃っていますが、数はイマイには遠く及ばない。
その上プラカラーを買わす為に、意図的に成型色を

オレンジ水色など銀から遠い色での発売は
子供には
意地悪だった。

戦う前についていた勝敗・・・

67年に続いて68年の第2ラウンドで、前チャンピオンイマイサンダーバード
対するセブンは、ソフビとプラモが、マルザンの主力ですが
放映開始が10月と言う、この頃の準備期間には不利な時期の上に
プラモよりは準備に時間のかからないソフビも、出せる敵怪獣が
わずか4体クールチブルは形的に、あまりラインナップ出来なかった。
その上放映されたセブンは、初マンよりブランク期間の半年よりも
上回る年齢層を対象とした為に、ソフビよりプラモで挑戦するべきでしたが…
この頃は、今のように番組放送前や同時に玩具が発売されるのは
まず無く、放送後に発売されるのが普通でした。

初マンセブンの関係だからソフビはセブンは数点は早く出せていますが
金型制作
に時間のかかるプラモは、とても間に合って居なかったと思える。
歳末に、なんとか間に合ったプラモの出来も明らかにイマイの技術が格段に
上を行っていました。
各デパートはマルザンが危ないと言う噂や体力の無さを考慮しなくても
メインはセブンではなく、サンダーバードを選択していたのも、残された
資料だけでも充分に解ります。
さらにイマイの1種に対するバリエーションの多い戦略は、それまで
1キャラ(メカ)1アイテムで出し駄菓子屋売り低価格の小サイズを
出せばいい方だった流れを、小さい子供も大人も作れる各サイズを出す
戦略は、流れを大きく変えるモノでした。

68年までのリリースで一番人気のTB2号のバリエーションがあります。
中サイズ-66(250円)
バージル2号-
67(50円)
特大-
67(600円)
フリクションイージー-
67(800円)
ラジコン-
67(4500円)
コンテナセット-
67(850円)
コンテナ1.2.3.4.5.-
68(各100円)   
パノラマセット1-
67(1800円)
パノラマセット2-
67(1800円)
小-
68(100円)
-------------
秘密基地-
67(2200円)
チビッコ秘密基地-
67(1200円)

66年の中サイズ2号後は、67年だけで9種の関連プラモをラインナップ。
68年で16種もの2号のバリエーションを揃えたのは、特に大型店舗や百貨店には大好評で、大量注文に結びつきます。
一方怪獣ソフビの生産が注文に追いつかない状態は、店舗やデパートの信用に関する事で、1アイテムが売り切れでも同じ2号の入った高い商品が、売れるなど意外な効果まで出た
安いプラモを買った子も大きい高いサイズに憧れを持ち、1つずつランクUPして買ってくれる状態を、マルザンも習うのですが…

マルザンプラモを価格順に追加したのが以下の通りが初期ラインナップ

・ウルトラセブン-A 600円
・ウルトラセブン-B 100円
 *は2番手のラインナップ
・ウルトラセブン-C 50円
*低年齢の広告以外から途中で消える。Bに次いで短く少ない

・ウルトラホーク1号スーパー450円
 *初期はスーパーの文字が無い。
・ウルトラホーク1号-A 350円

・ウルトラホーク1号-B 100円

・ウルトラホーク1号-C 50円


・ウルトラホーク2号-A 350円
    *2番手の広告に文字だけで予定とある。
・ウルトラホーク2号-B 100円


・ウルトラホーク3号-A 500円
     *広告(文字だけ)は先行したがポインターAと同時期
・ウルトラホーク3号-B 150円
  *Aより先に発売
・ウルトラホーク3号-C 50円


・マグマライザーA    500円  *マグマライザーは全て放送終了後詳細・最終回にて
・マグマライザーアタック 250円
・マグマライザーB    150円
・マグマライザーC    50円

・ポインター A350円
  *3号Aとビデオシーバーと同時期に発売(2段目のラインナップ)
・ポインタースカイライン250円
  *発注書には逆に(B)だけ・放送終了後の発売
・ポインター C50円

なんでもセブンプラモ67年発売との記載もありますが、67年は短いです(^^マグマライザーなどは、ほぼ番組終了後の発売です。*
マルザンイマイの戦略に習ったつもりが失敗してるのは大、中、小では無く
A、B、Cを採用した事で、サイズ的意味を持たないのに順番の意味を持ってしまう記号は、ポインターにはが無い事や、事実上
セブン
と2号のは飛びだすバネのギミックが原因(危険)で、すぐにラインナップを離脱しA>Cの順番になり広告に書いてあるアルファベット箱には書いてないので子供は混乱しました。
発注側に良いと思われたが、特にはメカの名前の一部との誤解を生んだ。
3号も発売順的にはが後なので、発注側もが漏れたとカン違いを起した。
1号のスーパーも後付けな為、箱に当初は文字が無く赤丸文字を追加後に横文字の帯び型をプラスするが、箱のサイドと正面でSUPERスーパーの2種のロゴが在り、分離合体を強調した分離途中の箱絵を採用した為に、ホーク1号と別のホーク1号スーパーと言う機体が存在する(登場する)誤解も発生。
後手後手になってしまった混乱ぶりは、売り場の対応としてはかなり酷かったそうだ。資料的に見てもABCがちゃんと機能したのは6種の内1号の1種のみで、スーパーの混乱を考えたら酷かったと言われても仕方の無い真似に終わって1種1個+駄菓子サイズと変り無い結果になってしまった事は、自覚があるようでポインターマグマライザーのBに位置する価格サイズは放送後の発売でネーミングを付けてラインナップしています。

*マグマライザー発売の詳細や再放送ウルトラマンでのCMは↓最終回の項目にて
 A・C箱に水陸両用車と入れていました。
左・マルサン時代のマガジン懸賞頁、サンダーバード参入激化前の穏やか
な雰囲気が紙面からも伝わる。
 ポインター自体発売は3~4月と遅く、今の人気からすると考えられないが、当時のスポーツカーブームの中では子供番組の車でしか無く、あまり売れずに番組ほぼ終了期にAのパーツをモーターからゼンマイにして価格を下げて発売した為(B)にあたる価格だが、サイズはと同じでスカイラインの名前にしてAの増産が、もうストップな事もありBとは言わなかった。ポインターは飛行設定を断念後も、この頃は水陸両用の肩書きを残していた為にホーク2号の後半の登場とポインターの水陸両用を依頼してるそうですが…水と言うより宙と言う感じのホバー走行がブラコ星人の回に用意されたのみでした。

*以下改修中・ 43.1.2曜日 10:00  ウルトラセブン正月特番!

遅すぎたアゴンと王になれない王子

フジ7:30 

怪獣王子セブンと同じ67年10月からコメットさん
裏にフジテレビが送り込んだ怪獣モノのはずでしたが
当時は確かに怪獣、怪物、恐竜、妖怪などが混同され
怪獣本来の怪しい獣とした解釈の中に置いた大人は
多いが、明らかに子供の目には恐竜でしか無かった。
日本特撮製作で、ピープロがサポート鷺巣富雄さんが
監修してますが、恐竜の名前やその他の設定もおかしく
制作費はウルトラマンより多い破格の1本700万
カラーの35mm*大橋史典さんの仕事も高山さんが
カバーしていましたが追いつかず、視聴率も
コメットさんに及ばなくスポンサーが降りると同頃
制作体制が崩壊26話で打ち切りになってしまいます。
マグマ大使ウルトラマンと牽引した怪獣ブーム
対し、援護どころか…怪獣の名前を語った事で
ブームの陰りをイメージ作りしてしまったかもです?
なにより支持した子供が居なかった訳では
無いですが、少年ケニアの域を脱しない古い印象で
ロケット変形のマグマのような、子供夢見る部分も
 少なく、恐竜とか怪獣の名前の問題以外に
怪獣に対する対決や破壊イメージのズレは大きかった。
*日本特撮株式会社・Pプロでマグマ大使を製作した

東急エージェンシーが、海外販売も可能な制作会社と
して京都に設立した会社。社長・大橋史典
第1話は2倍以上の
1600万も使ってしまい
1本も完成しない内に、スタッフが降りるなど
京都に4つのステージとブルーバックの撮影所まで
 作ってみたものの
怪獣王子のみで解散になる。
*7話から一部16mmを使用。

DVD・販売キング

怪獣アゴンは正式には幻の大怪獣アゴン
1月2日から5日までの4日で全4話が放送
されますが、64年の日本電波映画制作
読売TVの放送が見送りになり4年後に放送された為
関沢新一の監修・脚本だが、この時期白黒で古臭く
ゴジラの劣化版で近年ソフト化やCS放送がされたが
今見るとかなりダレてしまい…
ウルトラシリーズの褪せない凄さを痛感します。
コレも怪獣王子と同じく、監督・造型の大橋史典
責任は大きいく、この時期の放送は怪獣ブーム再び
のつもりが古いイメージを残しただけで
アゴンの魅力や迫力は造型以外には感じられない…

 

日本テレビ6時の丸出だめ夫も、64年から少年マガジンに連載された森田拳次
漫画を東映が実写化し、キャプテンウルトラハックへ発展するボロット
子供に人気得た作品で、この時期の放送は「再」と無いが再放送なんですが
本放送と同じ枠な為、再放送と思ってない子も多く、大きくなってからの
記憶時期の誤差の元にもなった(^^; 
本放送時には最高27%を記録、主題歌三百六十五歩のマーチ(水前寺清子)
80万枚の大ヒットとなり番組を見てない大人でも誰でも知っていて
街中で歌われチータ(愛称)は子供にも浸透する(ワン・ツー・パンチはサブ題)
69年になって高校野球の入場行進に選ばれ、同年レコード大賞大衆賞を受賞
本放送は66.3.7~67.2.27なので、むしろ再放送の影響が大きい。

同6:35~45冒険少年シャダーは10分の変則枠の帯番組(月~土)のアニメで
形式的には日本テレビの後の円谷作品チビラくんの先輩にあたる。
戦え!オスパーとびだせ!バッチリに続く第3弾で26週の全156回放送された
SOS富士山少年ケニア的な富士の洞窟から復活したシャダー少年が超能力と
光る剣マジックナイフでゴースターと戦う、ドラマ性がハッキリしていた為に
子供にはチビラくんウルトラファイトと違い、帯びで観るのが厳しい形態でした。

新春こども大会・ウルトラセブン

 
 
TBSの2日は新春こども大会の第1部として本放送中のウルトラセブン1.2話
再放送、子供達へのプレゼントと本放送を見逃した補習も兼ねた数字UPも狙いで
しょうが、この時期のウルトラセブン1.7・1.14前後編への決戦に全てを
賭けています。 第2部は同じ日曜7時台枠のパーマンで3本で構成しています。
このこども大会にマルザンCMが流れたと記憶してる人もいますが、違うと言う
方も居て、地方で提供が違う
(放送自体無い)形式だったのかもしれません。

43.1.3水曜日 夜6:15 東映の切り札妖怪のエース登場!

動画と特撮両輪の東映の大進撃!  

  

紙面でもセブン側からすると不運が重なる…
ゲゲゲの鬼太郎セブンを押す雑誌少年マガジン
居た事は、アニメの方が紙面的に有利な事が多く
写真はカラー掲載が、まだ難しいのと予算がかかり
輪郭などを加工したりトリミングするのも手間で
時間が必要でした。

大伴昌司の欠落

なによりウルトラセブンには大きい事態が1月の
大決戦1.7・1.14を前に、ウルトラマンで怪獣の内臓
を図解にしたとして、円谷英二、円谷一両者を怒らせ
円谷プロ出入り禁止状態に、大伴昌司が置かれて
しまって居た事は、今となってはセブンの大痛手で
大伴のホームとも言えるマガジンにセブンが来たのに
腕が振るえない事で、今だ初マン帰マンはあっても
セブンの怪獣の内臓図解は存在しないし
*真似たパチ的なのはあるが酷い(^^;
その他、紙面からの援護射撃が出来にくい状態は
宇宙ロボット(キングジョー)や、ハイドランジャー
マグマライザーを、続々登場させる1月攻勢にコレほど
不利な条件は無く、またライバル社や局にしては
特撮の大柱を倒す絶好の期になってしまった。
どちらも子供を想う気持ちからの誤解で、対象年齢
子供との距離が定まらないセブンの1つの必然だった
のかもしれないが、当時の子供の1人として言えば
ウルトラ世代は、ほぼ怪獣の内臓図解歓迎
背中のチャックに気ずき始めた子も、引き戻すほどの
効果があった。制作サイドが子供の子持ちを把握出来てなかったとしか…言わざる得ない。

上は怪獣(生物)で無いのと水面下(のつもり?)で
大○さんが、掲載している2体ですが情報先行
出来ない状態の為、放送後の子供が忘れた頃に掲載
されていて、表向き玩具化で名が着いたはずの
キングジョーが堂々と掲載されているのは、水面下で
名前を落とした番組のフォローを大○さんが金○さん
との連絡で着けた事が、ほとんど透けて見える…(^^;
他にもU警備隊のメカなど大○さんの仕事と解るのは
在るが、いずれも時期が番組より後になるも、この頃
サンダーバード牙城を崩せる可能性のある人材で
仕事は認めているのでMJの頃には、出販社など見え
すいた水面下での大○さんの動きもスルーしている。
*表向き?には、光瀬氏が2体でマグマライザーが  大伴さんですが指示の入れ方も文字も同じ(^^;

大伴昌司

東宝から円谷プロ創立後もフリーだが毎日にように

文芸部に通い
Wooアンバランス(ウルトラQ)
の企画に関り、金城さんと息が合った事から
日本SF作家クラブの立ち上げにも関与した人物なの
で、星新一、平井和正らの凄いメンバーを引き合わせ
怪獣、宇宙人のプロフィールの詳細な設定や図解など
30分番組では謎のまま終わってしまう部分を協力に
サポートし、子供達に伝える編集者の1面もあり
怪獣ブームにはTV番組にも出演しブームを盛り上げ

た。少年マガジンには円谷プロとの関係もあって
66年~72年まで企画構成作家として居るが、セブンの時期には出入り禁止になってしまっていた。

妖怪のエースはテスト生

悪魔くんを実写でテレビ化した東映が、同じ水木しげる原作の
ゲゲゲの鬼太郎を制作費の安いアニメでフジ6:15分からの15分番組として
送り込んできます。NETの悪魔くん再とぶつかるのを避けるには6時からでも
いいのですが、まだまだTBSのお化けオバQの人気が強かったのと報道を
動かす事は困難な事もあるものの、普通同社で同原作者は真裏にはしないので
再放送だから出来る実写悪魔くんに対してのアニメのゲゲゲの鬼太郎
テストで、再放送分の弱みは悪魔くんにあるものの鬼太郎がそれに
勝てないようでは、エースには成れないハードルでもありました。>後に30分に拡大
7時の赤影へのバトンタッチにもなる落ち着いた時間帯でもありましたが
アッと言う間に他作品を上廻るエースへの階段を駆け上がって行く事になります。


当然「ゲ・ゲ・ゲゲゲのゲ~♪」のフレーズが、耳に浸透する前で若干消極的な登場でした。しかしウルトラセブンとの違いは鬼太郎昭和8年からの紙芝居から
借本墓場鬼太郎を経由して1965年少年マガジン墓場鬼太郎で登場
*65年から連載と書いてあるのもありますが実際は読みきりで3回だけの掲載。
67年から連載11月アニメ化決定の為に墓場鬼太郎からゲゲゲの鬼太郎に改題
同時にガロ鬼太郎夜話と言う借本時代からの年齢層が上のファンにも
藤子漫画も年齢層の変化はあったが、それより縦幅の広い配慮を忘れなかった。
*借本・ビデオレンタルのようにビデオを買うのは高価なのでレンタル専門の
本屋を借本屋と言い、借本屋のみで読める漫画などの本があった。

*ガロ64~02年青林堂が刊行した当時は珍しい大学~大人対象の月刊漫画誌。
放映された鬼太郎水木しげる作詞、いずみたく作曲「ゲ・ゲ・ゲゲゲのゲ~♪」で瞬く間に子供から大学生の心を捕えて、平日夜6時に2桁は無理と言う定説を破壊10%越えを果たしてしまう。この現象とセブンの数字の降下は別なのですけども… 怪獣ブームの終焉妖怪ブーム到来と言う見方に傾いていきます、その裏にはセブン前後編の高い予算で出た数字と、安いアニメの予算の数字の比較が見えます。

忍者トリオは確実安定のカラーテレビの使者

同3日7時には東映京都からの赤影・第四部魔風編がスタート!怪忍獣の使い手が
登場し、黄金の仮面を争奪する最終篇は、3部に続き好評な怪獣(怪忍獣)が
登場し最終回六大怪獣包囲陣まで活躍する事や7:30NETのGロボからしても
妖怪と怪獣は共存出来る存在で、何も子供が喜ぶ(数字の取れる)アイテムを
1つ消す必要は、まったく無かったのだが…

赤影は最終的な編成はブースカの裏でしたが、事情を知らない関西テレビ
当時はウルトラマンに対する裏番組を予定…当然そんな事になると
キャプテンウルトラの裏になってしまうので、ブースカに標的を変更するも
意外な怪獣(快獣)に苦戦、怪獣の人気を再認識し1部の掴み的な忍者らしい
怪獣(怪物)千年蟇の後も怪獣登場を決定、忍者アクションや怪忍者
円盤などなど、天こ盛りな内容は、軽快なオープニングソング♪と共に
子供の心をガッチリ掴み平日夜の7時に、プロレス枠の裏で平均して20%前後の
安定した数字を取る人気番組でした。
後々セブンと比較されるのが多いのは、赤影マスクウルトラアイ
特に子供の玩具やふろくでは似ていた事で、赤影のマスクで「デュワ!」
着眼ポーズをする子が多く、さらに赤影も両手の2本指をに構えると
仮面中央の宝石から光線を出す(まったく同じポーズ)や、仮面のスコープ
機能とダンのウルトラアイの機能などが似ている部分が多かった為に
ブースカよりもライバルにあげられたがラテ欄的にはブースカがライバル。
*当時は「デュワ!」と言う子はまず居なく「シュワ」とか「ダー」とか
 様々で、まだ掛け声を活字で認識していない。

 
安定した人気の赤影は様々なキャンペーンを期間事に展開。本放送後の再放送も
人気は衰えず1年以上経った69年7月には
飛びだす冒険映画赤影なる立体映画まで制作される。通常放送中~後でもTVの再編集が多い中の異例な映画で、劇場で配られる赤影マスク(右)も森永チョコボールのタイアップの提供が付く安定した人気を保っていた。
コビト赤影チョコで毎週先着1005名に赤影ベルトが当るプレゼントと
さらにラベルの赤、青、白影3人(枚)で1組で赤影手帳、3組で赤影マフラー
5組で、赤影ひみつ時計(15円切手同封)と言うWキャンペーンを展開。

43.1.7日曜日 夜7:00  起死回生・関ヶ原の前後編!!

講談社マガジンも68年正月にウルトラセブン
特集でバックアップしていたが…大伴さんの手に
よると思われる緻密な図解は出入り禁止の為に
TV放映から時間が空いてしまう、決戦日と同じ
1.7-1.14の合併号(上右)は、なんと120万部
越えて来たマガジンで、U警備隊西への内容とは
ほど遠いウルトラセブン大遊園地と言う特集に
なってしまっている。。。

まだ宇宙ロボットと紹介されるキングジョーと
マグマライザーも、撮影前に胸の
カラフルな色や
横の
黄色いラインが、入れられるが白黒画面では
あまり効果は無かった。


時期ブームは妖怪か?メカモノか?の頃に
ウルトラセブンはメカで迎え撃つが…
この頃は不利な要素としてカラーTV
普及には、もう少しの年月が必要で、対し
年齢層を上げたデザインとカラーリングが
マグマライザーハイドランジャーも、カラーでは
渋いカラーと質感が魅力的でも、当時の白黒TVで
見た子供には、魅力が半減だったようです。
*68年12月のセブン終後にやっとカラーTVが100万台を突破。

制作予算と脅威のゲゲゲの鬼太郎


セブンと同じく鬼太郎も、また東映動画と資本
系列のNET(現・テレビ朝日)以外でのフジTV進出の
任を背負いながらも、予算の無い白黒作品での
戦いに勝利しなければならないTV時代の中
なんと10%越えで驚いていた関係者が、さらに
驚く20%台どころか20%後半にも迫る勢いで
裏が弱いとしても数字上だけではGロボをも
上回る大活躍に、メカ対妖怪の決着も見えて来るか?
と言う時に、まさに間髪を入れる
髪の毛針攻撃で28.3%を叩き出す。

コレに対してU警備隊西へ前編の28.5%とそれ
までの最低を記録、前後平均でも29.8%と30を
越える事が出来なかった事は、スポンサーの膝元の
撮影の回に通常より予算をつぎ込んだのは明らかな
大作が…一言で言えば悔しいが敗戦に終わる。
何より悔しがった1人は、大伴さんだったでしょう
もし、前宣伝セブンの層のレベルに対応した
紙面からの援護があれば、前編の数字は上がって
最低限の平均30は維持出来た可能性は大きい。

テスト生だと思って「墓場」が付く事を理由に
蹴ってしまったN○Tは、その理由をゲゲゲで克服し
大エースになってしまった事は、今でも悔やんでも悔やみきれないでしょうし、むしろゲゲゲがポイントに
なってしまったのは見るが無かったとしか言えない


ゲゲゲの鬼太郎の予算と比べ特撮や怪獣に対する
関係者の考えが、大きく変わって行く空気感
もう2度と巨大ヒーローモノを作る事は出来なくなると セブンのスタッフに思わせるのに充分でした。

TBS1月スタート番宣・スカーレットを大人にアピール

奮闘!ウルトラセブン砧・神戸の大決戦!

ウルトラ警備隊西へは前後編で、Sアクターが上西さんでは無く後の帰マン
きくちさんが演じたのはファンには有名で、長く上西さんが神戸に等身の撮影で
行ってたからなどの変な理由になっていました。*上西弘二・セブンのスーツアクター
もちろん等身のシーンは無く、行っても無いのでスタッフを含めた集合写真にも
上西さんもセブンも映ってはいない。

*ただ英二さんは集合写真には映って居ないが少しの時間だけ行っている。
話数貯めの時間稼ぎもありますが、なによりセブンへの期待の大きさに対して
1クールでの20%台からの脱却と予算削減で対象年齢引上げのドラマ強化案と共に
特撮セットの予算カットは大きく、ほとんどセブン何も無いセットで戦う事に
なってしまっていました。 ウルトラマン怪獣無法地帯で怪獣の予算捻出に
セットをただの土にした方法で、チブルペガッサ、クールではビラ星人とメトロン星人で建物を

置きますが、破壊出来る建物は高価なので(撮影もハイスピードでフィルムを喰う)
ダンボールの物まであった程切り詰めていました。
そのイメージ払拭の為にも神戸港の大セットが必要と判断、東宝砧のステージ

借りて別班体制で1本の映画を撮る姿勢で臨みます!!!
しかし…対象年齢の定まらない余波やセブンへの理解の低い状態*のままは
前の回が面白ければ次の数字がいいと言う、シリーズとしての勢いてもらえるけてない毎回1からの判断を仰ぐ状態だった為。前話V3から来た男
31.6%より、U警備隊西へ前編は下の28.5%に3%も落ちてしまう。
つまりV3の評価がU警備隊西へ前編へ降っているのは、後編31.1%がった。*まだ兄弟でも無い別作品のセブンの第1話は初マンのような名前や

地球に居る理由、ハヤタが変身する説明に対し
ダンの謎の疑問は1月28日の
地底GO!GO!GO!までの、3ヶ月も子供達には解らないのは今ではシリーズの

1本で、後々本などで知る事が出来ますが
初マンからスライドした小さい子供には
不親切な構成で、この時点では
ウルトラマンに依存したマイナスの部分でした。

後編の数字が上がったとはいえ…別班を組んで起死回生を狙った期待の前後編
しては、少ない数字の28.5と31.1%に終わってしまいます。
コレはキングジョー(まだ名無)自体ジャイアントロボを意識し、合体を
プラスしたのはいいですが、アニメなどのパーツが合わさるロボットの描写は
すでにあり、合体時間が長すぎてしまった。なによりキングジョー自体は強くなくビラ星人アイアンロックスと同じく、セブンが弱い芝居をする事で強く見せるだけで1兆度の火の玉で大型船を溶かすでも、ウルトラビームを押し戻す光線を出すとか、大阪城の如くタワーを破壊するなどロボット自体の強い演出が何も無く、U警備隊の説明台詞やセブンによって強くしてもらっているだけなのと
ジャイアントロボフィンガーミサイル目からの光線など多彩な武器の方が
魅力的だったので、当時はキングジョーと言う名前が無くても気にならない程の
後々人気がUPしたキャラで、Gロボスーツの重量感の方が巨大ロボとして上でした。

描写も東宝のステージ*を借りた事で、美術からの借物で神戸港を豪華に見せても
破壊する訳にいかず、キングジョーが持ち上げた大型船もセブンが制して
降ろすなど、せっかくの前後編も子供が期待する大暴れでは無かった!
防衛センター*タワー(大・小)は制作しているが壊れる物ではなく突堤に
ある小さい倉庫1つを壊すのみの暴れ方でしか無いのは、大人の目は港に並ぶ
セットや船で誤魔化せても、子供の感性で見るウルトラアイには通じない!
意識的でなくても、本来のお客さんを舐めた分歯止めにもならなく
その後も数字は降下していくのは当然だったのかもしれない…
セブンが好きだからのフォローでは無いつもりですが、本当はよく出来ていて
この時点でもよくやっていますが…後の兄弟と言うキャラや防衛隊の規模から
設定と混同して同じか上と見るファンも居ますけども、
ウルトラマンサンダーバードTV特撮番組では別格中の別格で、桁が違うので比べられては

ひと堪りも無いのが本当のとこ。 *この前後編だけ東宝のスタジオで撮影された。
*タワーの大は、その後MJ号のドックに白く塗られ再利用されています。
*怪獣殿下の合成カットは20以上に対しU警備隊西へはわずか2カットのみ

  

フラワーカードを送ると先着で20万個(名)にステレオカップが当り
カードを捲って当ると毎月1000台
*パトロール車が当るWプレゼントを

森永コーラス3月1日~8月3日に展開。*バンダイ、ハンドルリモコン

TBSはサンダーバードの21世紀プロのキャプテンスカーレットを1月9日火曜日夜7時からエスパーの裏で放送開始!大人がTBのプラモを買う現象をみこんで
「子供よりオトナが興奮」と言うキャッチコピーを付けて番宣しています。
日本テレビ6時のブースカが制作局で初の再放送42.10.23日~から~43.9.23で毎週火曜日に放送されていました。ブースカ再放送最終回のラテはに掲載。

43.3.30土曜日 夜7:00  巨人の星放映スポ恨ブームの序章

ガメラ宇宙怪獣バイラススティングレイ
セブンでも目指した海洋冒険モノの要素を入れ
潜水艇などが登場するものの、バイラス水中怪獣
と言う肩書きで、宇宙海洋を両立を焦った部分は
セブンと似てしまったが、この4作目から流れた
ガメラマーチはTVで怪獣の格闘が見れなくなって
来たの対し大歓迎された♪
妖怪百物語は大映の妖怪モノ3部作の1つで同時公開
されたが、怪獣のファンと妖怪のファンの重なる
部分は少なかったようで、メカモノより妖怪
選択した大映だったが、次作東海道お化け道中
引き上げてしまう。
セブンはこの3月から月に1回新作敵怪獣(星人)と
言えるモノが登場しない予算削減に出て4月
戦車の改造怪獣ではデザイナーが離脱5月
侵略する死者たちシャドウマンなどは子供には
ただの人で、6月盗まれたウルトラアイも何も
出ない状態に…ついに10%台に落ち込んでしまう。
7月第四惑星の悪夢もSF色は濃く後に人気を得る
怪獣は出ず…マーチャン的にもマルザンのソフビも
1月攻勢のキングジョーユートムを最後に
1体も作られる事は無く収入源の1つが消える。

実は3月北へ還れ!ではウインダムが操られる事で
怪獣が無しをカバー、対象年齢を下げたコミカルな
描写が受け、前作ガブラセブンの手に乗る回と共に
皮肉にも2本だけ30%に一時的に回復している。
この時点でセブンの対象年齢の変更(下げる)のが
なされていれば本放送後半の数字は持ち直した
可能性は高いが…今日ある大人にも人気のある作品
にはなってない事は想像出来るので…なんとも
複雑ですが…この時点でも子供からの
信号を見逃しているかスルーしてるのは確かです。

当然マガジンの表紙や特集頁から、セブンは遠く
なり…1月決戦の敗北が寂しく効いてくるのが
少年マガジンを、数ヶ月分並べても感じとれる。
巨人の星放映枠も、後に大変な事になる…

ウルトラマンの頃の66.10~66.12に放送していたロボタンは、丸出だめ夫
森田拳次原作でウルトラセブンの頃67.1~68.9に再び放送(再放送ではない)
30分2話形式で全104回の208話と言う長期間で広告代理店の*大広の制作と言う表看板だが、実制作は吉本興業のスタッフや京都の映画スタッフによる関西発の番組でした。*大広・元近畿広告株式会社、広告業界ベスト5に入る大手。
ロボタンアイス(ソーダ味)も、凄く長い年月売られていたのでアイスのキャラと思っている世代もいる(^^;
 

3月30日土曜7時に野球漫画の金字塔

巨人の星が、よみうりテレビよりアニメで
登場、1週間のオンエア分と漫画連載頁の量のバランスの問題もありましたが
ゲゲゲの鬼太郎の成功からも実写じゃなくアニメで66年からの連載分の量がある
巨人の星を土曜の7時に編成したのは、当然V9躍進中の本物の巨人の中継が
その後にある事と明日の日曜日に(まだデーゲームが多い)子供連れの集客を
狙った編成で、すでに漫画の人気はマガジンのスタイルを変更させ漫画界の流れ
も変えるほどで、フジTVのタツノコプロの第3段おらぁグズラだどもライバル
少年サンデーの飼い獣で最高21.5%をも記録する番組でしたが、ほとんど
標的にはしていないもののアニメの怪獣でも怪獣人気の火は消えてはいない。
現実の巨人軍ON人気のパワーをリンクさせた巨人の星は現に放送されるや
大人気で、グズラは保護され水曜の枠に直に移動しタツノコのドカチンに変る。

 

 

 

 

 

ウルトラシリーズと共に長く日曜夜に放送された泣いてたまるかが31日に終了
最終回男はつらいは、飯島監督山田洋次脚本で後のフジテレビの
男はつらいよから、松竹の看板映画に発展する。
ウルトラセブンは、後に傑作と言われる1つ超兵器R1号だが…ドラマ性はUPしていくものの壊す建物格闘も腕が動かず上西7頼りで20%台から、もう上がる事は無くなってしまっていた。 同7時枠のパーマンも一時35.6%もの数字を取るが、不二家の売上的にも、4月で怪物くんへとバトンタッチの時期に入っていました。
スティングレイは、フジテレビの64年の再放送ですがこの時のラテでは
潜水艦スティングレイになっています。
海底大戦争 スティングレイトニーの海底大戦争など多種タイトルが変って
あまりヒットせずサンダーバードの前の作品にしても荒い部分が目立った。

ウルトラセブンのみなもと

 

スペースアドベンチャー海洋冒険モノの要素を
強くして怪獣路線からの脱却を目指した

ウルトラ警備隊(右上)から…巨大ヒーローへの
方向に傾いて行き、侵略者と戦う話に落ち着く。

  
ブーメランが怪物を切断しシュルシュルシュル
~パシッ!と手元に戻ってキャッチする武器と
しての爽快感はマリンが先でした。
駄菓子屋に売ってるブーメランがマリンのように
返って来ないので、練習が足りないと思い込んで
アイスラッガーの真似をして縦投げしても
ぺタッと落ちてつまらないと言う想い出を
持つ人も居るのでは?>Qちゃんの事ですが(^^;

ウルトラマンの頃、裏ので次作の検討に入った頃に戻ると今からすると意外かも
しれませんが、セブンでもメインライターを務める金城哲夫は次回作には
もう怪獣モノをやりたく無いと表明、局側からの説得を受け…特にこの頃は
TBSの社員の円谷一の意見で、侵略をメインに自然界の怪獣は外す中間ラインに
落し所を持って行き、追加で初マンのβカプセルを応用した怪獣カプセル
ピンチの時に使うアイテムとして承諾、ほぼ完成作の形態になりますが
金城さんは、宇宙家族ロビンソンスパイ大作戦のようなようなモノをやりたいと言う思いは強く、セブン前半のラストカットはスパイ大作戦のラストカットで
車が奥に行くホークやポインターで拘るが…数本で消え、スパイ大作戦
スパイも後に怪奇に変り怪奇大作戦へ形を変え活かされます。

ロビンソンの要素も宇宙移民団ペガッサシティ恒星観測員
環境測定ロボットキングジョーに、3話の宇宙の孤島散歩する惑星
モデルB-9(日本名フライデー)もUトムのモチーフとして見る事が出来
宇宙漂流者も、言い方を変え風来坊としてモロボシ・ダンの名刺代わりになるが
実際の設定は恒点観測員340号なので、風来坊(漂流者)では無い矛盾が出来て
しまっています(^^; 

恒点観測員も地底GOGOGOの段階で消えて数字の設定のみに

宇宙家族ロビンソン(1965)米(1966)日本・TBS
宇宙移住計画でロビンソン一家は宇宙船ジュピター2号はの重量オーバーで
軌道を逸れ未知の惑星に着陸、未知の生物らが登場する冒険モノ。

スパイ大作戦
(1966)米(1967.4)日本・フジ
007と違うチームで活動し変装や最新のアイテムを駆使して指令を実行する
テープの消滅やラストカットなど決め事を設けたカッコ良さがあった。

セブンの解説には必ずサンダーバードメカの影響があると1行程入っていますが
影響なんて言う感じでは無いと思いますけど…他にも企画段階ウルトラ警備隊の頃には、等身のチームの1人のスラッガーとしてのヒーローで8マンのように
7番目のヒーローと言う設定は、ウルトラセブンになっても存在しましたが
1話の台本まで行きカットされている為に、2話のアンヌ隊員名付け親になってしまっています。本来は隊長が7番目の謎の隊員として命名するはずでした。
そのシーンが防衛軍のパラボラをバックに描かれたのもあって、予算や時間からもカットになっています。
*箱根で本物のパラボラを探してるファンも居るようですが高感度レーダーは
美センにあり合成(予定素材)ですから在りませんで隊長が撮影したのはブルーバック(^^;

敵を蹴散らす~ブーメラ~ン♪

もう1つ影響を受けている作品にがんばれ!マリンキッド(後の海底少年マリン)があり、撮影に入る段階でも海洋モノの要素は濃く水の撮影が難しい事からOPの背景に使うだけで断念してしまいますが、真っ赤なスーツでブーメランを武器に怪物と戦う海洋パトロール隊員の1人で、ダン少年ポインターの運転手から正隊員へと成長する話を予定していましたが、主役の森次さんが免許を持って居ない事から急遽1話ラストで強引に正隊員になる。必殺の0.1秒に正隊員を焦る話が書かれるのみ。
海洋パトロールのマシンはP1-0号で、ポインターは御存知PO-1で後方の羽根が似るのは偶然か?デザイナーへの依頼かもしれませんが、ポインターは空や水陸両用の設定があったのですが地上走行とホバーに留まります。
この海洋路線はMJに引き継がれたり、ファイヤーマンシーマリン号などを経由して平成ウルトラマンでも、コスモスメビウスなど海洋専門の防衛チームが別隊として設定される程に色濃く残っています。

イマイ・P1-0号(画・再販版)

がんばれ!マリンキッド(1966) フジテレビ
元々はドルフィン王子(1965)が原型で輸出用に制作したのがマリンキッドで、さらに13本追加した
タイトルが海底少年マリン(1969) 海洋基地のパトロール隊員の少年マリンが真っ赤なスーツにブーメランで怪物などと戦う海洋冒険アニメ。

43.4.6土曜日 夜8:00   巨大戦艦浮上・・・せず!

   
MJは音楽もジャングル大帝冨田勲で、雑誌は
セブンと違う小学館がサンデーが特集や
連載漫画でのテレビライズに対応する。
しかしメカのデザインが複雑な事とスパイ要素
とメカモノのどちらがメインなのかを迷って
いる感があり新連載開始の号の表紙も扉にも
MJ号は無い…

メカデザインの魅力は在るものの複雑な形は
週刊漫画の速度とマッチせず日本初のカラー
写真まんがと言う展開を試み出て
メカの写真特集頁も展開します。そして…

…なんとフリーではあるが講談社セブン独占時期に
大伴昌司が海を渡りMJの為に小学館で図解の
腕を振るう。コレはキングジョーユートム
図解が放映から遅れたがマルザンはもうセブン
の怪獣のプラモもソフビも出さないで居た時に
2体のソフビのみは追加した事などから小学館
水面下で大伴さんに打診、2体がロボットだった
事で、革めて特にメカモノの設定などに抜き出た
のを制作会社も認めたのか?小学館の動きを
スルーする。そして見事なMJ号の図解や基地
など多くのメカの解説に力を入れ素晴らしい仕事
を、してはいますが対象(年齢)になる視聴者層と

制作側のズレは土台からで、なんとも成ら無い
状態に…4話の1桁数字後に大幅な修正が決まる。

 

スカーレットのメカ群もMJのモチーフになり
多くのメカを登場させるがキャラ別けが失敗。
スペクトラム基地は、後のUマンガイアの基地のモチーフに。

QちゃんにはMJは番組よりイマイがいてあっただけで
80年頃に昔の玩具を探した時も
MJスカーレット
プラモ以外も多種いろんなお店の在庫に存在しました

(^^;

サンダーバードイマイとまで言われる程好調
のイマイにも1月からのキャプテンスカーレット
の低迷に多くの在庫を抱えてしまい、その打破
の為にもMJの販権を取得し
サンダーバードの金型も流用した基地などの
製品など多くのラインナップを揃えたが…伸びず。
メカのデザインは良くてもメカのカラー(役割)
や活躍の描写が重なる曖昧なモノが多くTB
ように子供に解りやすいメカキャラでは無かったのと
番組自体の対象年齢と一致しなかった事が大きい。
当時は玩具もプラモも(特にTVキャラの物)は
今のように大人が買う事はまず無かった。

しかし多くの金型を作り4話で事実上沈没では
イマイでも憤激する。よってメカモノ中心に年齢
層を下げた枠に移動する案に落ち着くが…
結局MJも多くの在庫を抱えてしまい難攻不落の
今井城もWパンチで傾き、経営危機から69年
会社更生法を申請するまで大打撃を被る。

他にもMJはバンダイ、トイマークなどが玩具を
出しマルザンも何故か?番組の数字が出た後に
ソフビのメカを出して倉庫の棚を埋めた。

セブンの常連客層は?

5月に入るとセブンはマガジンでもMJの影響とは
言いたく無いが、表紙や他の扱いも妖怪
スポ根に押され目に見えて激減して、今日のセブン
人気からしたら現役の放送中の独占出販社の
連載誌とは思えない状態になってしまいます。
同社のマガジンより低いぼくらテレビコミックス
の方が売れていてセブンは番組制作の対象年齢=
と思ったが視聴者の最も多い年齢層を読み間違えて
いてウルトラマンからの低い層の方が多いのが
解りはじめた頃には…もう…

ウルトラセブン企画時の海洋部分やスパイ要素を盛込みサンダーバードに負けないメカ群が登場する、大人も満足出きる1時間モノの大作としてマイティジャックを制作、予算も凄いが関係各所の期待も凄くセブン準備期間の水の失敗から
円谷英二自らがバンクと1話の特撮を担当するべくモニター600なる新型カメラをも導入するが、結局新型カメラで使えた部分は少なく英二さんもT宝の映画へ
引き戻されてしまい(怪獣総進撃)監督としてはクレジットされていない。
怪獣が出ない作品で金城さんのやりたかった企画はプラモデルサンダーバードイマイが担当(マルザンにはもう力が残っていなかった)意気揚揚と30%台後半をも望めると大ヒットを予感しつつ春の夜空に出航するが…フタを開ければ11.3%と、この時期のセブンの半分以下の数字は、まったくの読み間違いとしか言えない2話も11.2%、3話11.8%4月27日の4話で7%と言う一桁の数字で制作変更を決定
不沈戦艦MJ号はセブンの不審をカバーしサンダーバードの牙城も打ち破る勢いであったにも関らず完全に撃沈!わずか1月(4話)も持たなかった。
以後2桁に戻らず13話、平均8.3%(最高11.8・最低5.5%)で終了。

この作品を円谷プロの最高傑作ってもとしての
最高傑作は数字通りウルトラマン1つでいいし、何も番組として失敗でも0点では
無いのは
MJを、今見るファンは充分知っている。ただ忘れてはいけないのは

この年月の時間枠の番組として作られたモノと言う事で、その原因を把握する事の方がコレからの世代に美化したバトンを渡すより大事です。

フジ滑走前に…デザイナーの退社・皐さんフジテレビを退社


MJ放送を前にしてセブン3クール終了(放送ではなく制作)デザインを担当
してきた成田亨退社!その前から怪獣(星人)以外は、ほぼ池谷仙克さんに
任せていたのもあり、突然の退社で以後セブンは池谷さんが怪獣デザインも
担当するが想像以上にハードで、予算で折り合い(顔だけなど)が急に着いても
対応しきれず人間のままの(星人)撮影になったものもあったそうです。
セブンの1月決戦後、降下する数字と赤字の問題からも前後して円谷英二さんは
この頃糖尿病からの心臓疾患がかなり悪化しだし体調が万全では無くなった事で
(後の3代目社長)さんもフジテレビが1本1千万の超大作マイティジャック放送を前に退社、赤字解消の為にも事業拡大で円谷エンタープライズを設立しています。

TBSの看板番組 メカブームか?ヒューマンドラマか?

TBSセブンの方向性を見る為と取れる、再放送としては少し早いが木曜6時の
再放送枠にキャプテンウルトラを投入、この数字のデータ的にもを呼び戻す事になるのですが…この木曜6時枠も、またウルトラ継承に必要な大事な枠になる。
1964年からのTBSの人気番組チャコちゃんシリーズの4弾チャコねえちゃん
に出演した子役、宮脇康之くんが好評な事から4日チャコとケンちゃんをスタート
以後1982年まで続くケンちゃんシリーズの橋渡しになる作品で、この
チャコとケンちゃんも大ヒットし劇場公開もされます。特撮や怪獣では無いが
当時のウルトラ世代は、必ず見てると言えるくらいの人気番組で視聴者の対象を
時間帯など考慮した安心して親も見せれる作品でした。
その後の8時枠の肝っ玉かあさんは、ケンちゃんほど子供が対象では無いですが
日本の母と言われた京塚昌子の番組で、後の第3部71年5月6日~の放送時には
帰ってきたウルトラマンが京塚昌子と2人で握手する宣伝スチールまで撮影される
くらい子供も大人も知ってるドラマで30%越の人気番組になりますが、4月4日に
TBSの顔になる2番組が同日1回目を迎えているのは不思議です。
残念なのは67年秋の編成ではTBSの看板を背負ったセブンの背中には…
もうTBSの看板は無かった。

 

円谷(英二)特撮30周年の集大成とまで、宣伝文句に謳ってしまったMJ
なんとか再浮上させるべく、0070011 ナポレオンソロのように大人に受ける
要素より、数多くのミニチュアプロップ35mmで撮影された迫力のバンクF
活かす事で、子供の時間帯に移行すれば30分番組としては豪華な再スタートが
切れ、行けるという計算(誤算)で、7時枠に移動する事を決定。
しかし、この誤算は裏に巨人の星と言う巨人が居た事と、現在のMJファン
からもMJの良さを捨ててしまったと言われる、大作としてのスケール感や貫禄
雰囲気を厳しい言い方だとチープにしてしまった所もあり、一見良く出来ていて
子供受けしそうなのだが、マンやセブンより後発なのに忍者部隊的で銃も光線で
なく火薬の普通で、通信機もビデオシーバーの一方なのに当時でも古い受話器?
まで使ったり、スーパーマンのタイプライラー的な機器などセブンとの時代設定の問題とは別に、古くツギハギした感がどうしても出てしまっていた。MJ
フィルムのスケールと新撮のスケール感も一致してない…マンセブンが子供を
リードしたのに対して、子供に媚びてしまい人気もMJより下になってしまう。
当然裏番組の人気と本物のジャイアンツの人気が、空前絶後のV9の中では
MJ号は、まともな航行すら出来ず数字も浮上する事は無く半年で終わる。

結果的に言えば、大人の対象年齢なら8~9時枠でスパイ要素9割特撮1割でも
時期的には人気が出た可能性は高いし、初めから30分の子供番組にするなら
敵のQ(戦え!MJ変更時でもやるべきだった)画としてビジュアルで見せて
あげるべきでしたが気ずいていない為…本柱のセブンも
ウルトラマン怪獣の解りやすい図式を、セブンで侵略と言うさらに解りやすく
したつもりが…敵に侵略以外の複雑な理由をどんどん追加して行った事で
(ペガッサ市や、ペダン星人の理由、R1号、鼻の中、地球人侵略者説)
ドラマも複雑で暗くなって行ったのと数字の下降を止める事が出来なかった。
数字は減るのと反してMJの成功を確信した分円谷プロの社員は100名を越えて
Q、マン赤字と共にウルトラセブンの肩に重く圧し掛かってきます。

0011ナポレオン・ソロ(1964)米(1966)日本、日本テレビ
国際機関アンクル(U.N.C.L.E.)メンバーが、国際犯罪組織スラッシュ(THRUS)と戦う。
MJ(11)のモチーフでもあり、組織のモチーフも見られる。

6月2日号  

一方、ウルトラセブンウルトラ兄弟も関係する(事になる)コメットさん
特撮番組と言い切れる程の特撮は無いものの、特撮を使った30分子供番組として
67.7~からの放送を白黒からカラーに変更人気のUPに繋げ、さらに主役の
九重佑三子が67年の末のNHK紅白歌合戦の司会に大抜擢!国民的な人気者に
なったコレ以上無い追い風で、数字を伸ばし20%半ばをコンスタントに記録し
制作費が安いコメットさんが、この春の時期にウルトラセブンを抜いてしまう事は
外の制作会社の作品として編成や営業からも、比べる対象として上げられ攻撃を
受けてしまう。 しかも子供への九重さんの人気を認めたスポンサー(次期
帰マンの1つ)ロッテなどがお菓子のCMに起用、販売促進に大きな影響を与え
喜ばせた事は、それより多く出しているタケダの営業にとっては局や制作会社に
プレッシャーをかけざる得ないが…その時金城哲夫がどんな面持だったか…

43.7.16・映画広告  ウルトラセブン・まんがパレード

その頃、後の帰マン主役郷を演じる事になる
団さんはモデルとして資生堂のMG5に抜擢
MG5は今でも発売される大ヒット商品になり
街中で郷…団さんのポスターを見かけるようになる。
当時は男性が化粧品を買うと言うのは
習慣として無く
の商品イメージは宣伝効果
バッグンで大学生やサラリーマンなどの居る家庭の
洗面所に白黒のボトルが2.3本置いてある光景は
よく見られた。空容器もカッコイイのでQちゃんは
ビー玉を入れていた(^^; 
ダイナのMG5の元でもある


一方のヒロイン、アキちゃん役の榊原るみさんも
子供の頃からモデルをしていた事もあって雑誌や
広告に登場していますが、当時としては大手の
サクラカラーのイメージガールとして活躍。
上の写真では無かったですが近所のカメラ屋さん
のレジ横にファンだったのか?長くアキちゃんの
ポスターが飾ってありましたが、それがセブン
頃からのモノかは解りません(^^;

もちろん帰マンのこの2人はもう五社協定など
関係なく当時としては、ティガにジャニー〇を起用
したように、すでに知名度ある2人の起用でした。

*写真屋と言うと昔は小スタジオなどがある所を言ったのでカメラやフィルムしか売ってない所はカメラ屋さんとか別の言い方をした。

1000個のビデオシーバー*は大文字も在り

 

ビデオシーバーは通常300円で店頭(大きな玩具屋か
デパート)か、シスコのチョコで当てるしか無かった。
このアイテムやウルトラアイ、初マンのβカプセル
スーパーガンなども商品化されて無かったり子供が
欲しがっている物への対応がベルトのサイズなどを
含めて、今からだともったえないリサーチ不足だった。

*ウルトラアイ・商品化されて無い事も無いが
売れるアイテムとしては認識されていない。

ウルトラエース登場☆セブン暗殺復帰計画!
セブンはとうとう36話で16.8%まで落ち込んでしまうが、玩具もマルザン外の会社への販権や夏休みへの期待を最後に込めて、東映に劇場公開作品として18話
提供、4クールの契約を取った予算でウルトラエース飯島監督3本の作品を託す。
ファンとしては、もっとはやく飯島監督が来てくれたら…と言いたくもなる状況
だがTBSの社員であるので仕方無い…その内の2本を前後編で撮りあげたのが
セブン暗殺計画で、2~3クール作品とはまったく違う圧倒的な面白さで
フルハシ隊員が主役で3枚目の部分も出しながらも、メインの軸は超シリアスな
セブンが十字架に捕わる画をちゃんとビジュアルで見せてくれていて、実に
解りやすい大ピンチを演出している。…が、暗殺計画自体は18.2・19.2%20%に届かないのだが…子供は人間ドラマや台詞だけの話を話題にする力はなくても画にしてあれば翌日でも、その後もセブンの大ピンチとU警備隊の活躍を話題にするもので、十字架効果が効いて来るのは2本挟んでから、後半奇跡的20%台に回復!ダン対セブンの決闘だけ19.1%に落ちるが、前週円盤が来たの影響でしかなく4クール48話終了予定を1本追加の前後編で全49話にする事に。

映画界がTVを驚異に感じた時・・・

セブンの時代背景に欠かせないのは、映画界は衰退の道を下る一方TVの力を
まだ、完全には認めてない背景がありウルトラマンの主演黒部さん東宝の俳優
ですが、セブンはヒロイン菱美百合子は東宝だが、主演の森次浩司は東宝より
松竹・富士系だった事もあって、今からしたら詰らない意地のようにも見えますがセブンは東宝にかける事は五社協定などが活きていたのもあり難しかった。
五社協定
元は1954年の映画会社同士の俳優の引き抜きを封じる協定でしたが、61年テレビに劇場作品を
提供するのを制限、
五社の専属俳優
がテレビ出演するのも厳しい条件が置かれ事実上は禁止に
近い。TV界は仕方なく新劇の役者をTVに起用するとTVの台数が増えると共に人気も獲得
映画よりも影響力が強くなってくると亀裂が入り出す
大映、松竹、東宝、東映、
新東宝・日活
*1954~対日活の協定、1958~61は日活も入り6社で新東宝倒産で5社になる。

63年頃は、五社協定は職業選択の自由に反する憲法違反と言う声が高まり脱する役者も増え
逆に映画会社もTVへの俳優の出演幅を広げたり、自社作品の放映許可の条件も緩くなり
自然消滅なので時期はいくつかあるが69~71年くらいにほぼ無くなっています。

6等…マルサン倉庫も整理へ


そんな時代の中、当時まだ弱小の東映はTVのフイルム制作のタイトルを寄せ集め
まんがパレード(後のまんが祭)の形式で上映を始めた。
映画界からは、そんな二番煎じのフィルムに客は来ないとの声もあった企画
でしたが、この時期はまだカラーテレビじゃ無い家庭の子供も多く、ビデオも
無い時代のTVと連動したリバイバル上映的な内容でも、子供達は飛びついた。
68年7月21日~7月31日と言う、その後の東映まんがまつりからしたら短い期間
ですが、映画全盛期と言うのは逆に1~2週間でドンドン新作を上映していた為
完全な子供向け映画のこの企画を、この年に上映するには普通でした。
もちろん映画界の声に対策したプレゼント企画もあり全員にホルス時間割表
お家族大懸賞として望遠鏡や、お母さん用に化粧品、レコードなどと一緒に
我がセブンの懸賞は、ビデオシーバーでなんと1000名にプレゼントしている。
放映中の番組や東映作品じゃ無いセブンが6等なのは、ゲスト扱いでは無い証で
ビデオシーバーも、今ではプレミアですが当時は年齢の高い子供へとプラモ
広告に並べた為か(ベルトも子供サイズでは無かった)在庫を抱えてしまった

そうですから、ある意味今からしたら贅沢な倉庫整理であった。
*プレゼント報告は8月10日東映本社でと発送にてなされた。

サブ枠木曜6時の効果!

そんなマルザン倉庫にもう1つ、少し異変が起きていた…
TBSはセブンの数字降下の歯止めに、木曜6時のキャプテンウルトラ再
怪獣編(後半)の数字を考慮してを助っ人に呼んでいた。
7月5日に光の国からウルトラマンが到着、夕方の子供達をブラウン管前
に引き付け始めた!…コレが回を重ねる事に玩具屋に残っていた
ウルトラマンウルトラQ怪獣を買い求める人が、1人2人と少なか
からず増えていった事から、マルザンの倉庫にあった怪獣達も
ウルトラセブン最後のアイテムに姿を変える。 初マン再68.7.5~~69.3.27

そんなの蝉の声が聞こえて来る時期に、日曜7時のタケダ枠の次期企画の
怪奇大作戦ウルトラセブンの水面下で進行して行く…

43.9.8日曜日 夜7:00  ウルトラセブン最後のギリギリの戦い!

セブンの宿命!

ウルトラセブン全49話平均26.5%は、悪い数字でも
なんでも無く、本来堂々としていてもいい数字で
キャプテンウルトラ平均25.6%も普通以上の成績です
ただ、あまりにウルトラマンと言う巨人がバケモノ
平均で36.8%最低でも29.4%最高では42.8%と言う
とんでも無い数字で、子供番組が毎週出す数字では
絶対に無い!国家的な事やスポーツなどで単発の
放送(中継)が出すような数字で、番組を作ると言う
スタンスの域をまさに越えています。これと比べてはセブンが可愛そうなのですが、設定上の防衛隊などが拡大して見える事などで(ホシノくんや岩本博士を入れたら大差なく、基地の建物セットなどは科特隊の方が
予算的には上)錯覚し互角に比べようとするのが間違
いです。ただ同じ制作でM78星雲人である上に多々
ウルトラマンありきの依存して省略してる部分などが
ある以上、コレからも比べられるでしょうが美化した
メッキがハゲても、堂々と単独の作品として賞賛され
るべき作品です。

マグマライザー再び!最後の突進! 

 

・が最初期の広告で発売前の予告。下側には別の発売中の
商品が入る。2番目のはこの下に文字でセブンのリストが入る
・セブンAの拡大。まだ試作品でマンの改造・製品版は
足(靴?)が大きく厚みを待たせ改良されている。

マルザンは番組の内容からして、今からしたら誤算
ですが低年齢向けのソフビ人形は、1月の2体で止め
Q、マンでは沢山出したプラモデルの怪獣もセブン
ではエレキングすら出さす1個も販売しないで、セブン
のみ販売するもAは、ウルトラマンの型の流用で
高価な事もあり、安いB,Cも出すが、思った程売れ
(売れてれば怪獣も少しは出たかも?)B,Cは
早々に終了、Aも、ほぼ7月の在庫終了でストップ。
唯一売れたのが画面でもコンスタントに活躍する
ホーク1号のAで、Aの上に*スーパーを追加!
*型はAと同じで分離3機に走行ギミックを追加。
コレだけはAが品切れだとスーパーが売れると言う
イマイ戦略がハマッタ。ラインナップの増加を緩めない
イマイに数で対抗出来ないとの判断から、プラモを
サンダーバードシリーズに習ってウルトラホーク
シリーズと6月前後の広告から命名しています。
OPで毎回TBはメカが登場しているのに対して影絵
OPで何話も出ないメカが多い放送はマーチャン側から
は不利な条件でした
*ポインターやセブンはホークでは無いのですが(^^;

後期A画再販?ミニ

その上TBは再放送の再燃で売れたのでCMを間で
流せた効果も絶大で、セブンは1社提供のタケダ枠
7:30からはパーマン、怪物くん共に不二屋だった事で
放送前の6時台後半に流せただけで弱かった…
しかし7月の6時枠ウルトラマン再放送に、CMを流すと
単純に注文が増加、矛盾していますがセブンがまだ
放映中なのに、セブンの広告にウルトラマン再の番組
宣伝をアピール、初マンを見るように薦めています(^^;
そのウルトラマンの怪獣ソフビも在庫が動きマルザン
に最後のエネルギーをもたらします。
*マン再は関東、近畿、中部の3大都市で流れた。
7月末から8月にマルザンセブンが9月まで放送と
広告に入れている事と、怪奇大作戦の準備を照らし合わすと、怪奇大作戦もイマイに販権が行きマルザン
プラモを出せない事で、TBの再放送後に売れたのを考えたのか?番組終了を承知でマグマライザーで最後の突進をかけます! ウルトラセブンの最終回後編9月8日その新発売の広告が載った現在確認出来る 1番近いのが少年キング10月6日号新発売としている。実際広告は試作品などで幾千早い事からも、子供が手に出来たのはさらに後の事でしょうし、最終回ゴース星人基地にある地底ミサイルはイマイのTBジェットモグラですからマグマライザーのプラモが出ていたら、大量のマグマライザーの改造ミサイルが並んでいたかもしれません(^^;

・バックが青になった広告で全体の図案では2番目
ホーク2号Aの写真は明らかに商品と違いBの試作だと
思われ、事実上の2号Aは3月~の発売の可能性が高い
*2号Aは上にミサイルがありスタイル的にも短い。
ビデオシーバーとポインターAが加わってくる
・マグマライザー
新発売の広告、この後にもう1つ
新発売の文字が無くホークシリーズが中段にある図案
があるが、それがおそらく最後で倒産。

セブンは全部時期的にマルザンなのにマルザンの
セブンは珍しいとか書いたり、言ってる店舗も
ありますが(^^; プラモも半分以上は68年の発売で
全部67年はおかしい、67年の時期としては2ヶ月弱
無いくらいで10月は、まだ広告はキャプテン
ウルトラです。ましてマグマライザー67年と言う
記載はTVに登場する前なので、この時代ありえない
し実際に店頭に出たのは放送終了後だと考えられる。
ま~地下で67年から販売されてたのなら別ですが…

ダン対セブンの決闘ではジャイアントロボの格納庫に対抗したシーンを再現するなどライバル会社への意地を見せますが…メインのロボットが重厚なスーツの
Gロボに対しボロボロのセブンスーツでは苦しく動きも、ロボットでは
無かった…(^^; ただ、すでに遅いが…サロメ星人(人間のまま)が作れない事からもカナン星人に操られたウインダム同様に再放送初マンの反応で
アギラ2度目の登場にて、頬杖をつくコミカルなウルトラマン的低年齢向けな
演出は、後のウルトラファイトに繋がる怪獣とメイン視聴者の子供達の
反応データになっている。
ウルトラセブンがいよいよ終わると言うNEWSが流れ…8月までと思ったのか?
   
8月最後の47話あなたはだあれ?23.4%と意外に高い数字を記録して・・・    史上最大の侵略・前編の予告が流れた…

史上最大の侵略(前編)は、セブン最後の力を振絞って制作されていますが
やはり特撮セットは最後の最後でものままで22.3%を記録。ダン=セブン
苦しみもがく中、次週へ続く終わり方はQちゃんの場合この時と再放送と重なった記憶やY兄ちゃんからの後で貰い受けた記憶ですが、QちゃんもY兄ちゃんも
かなりショック後編までの1週間は1年にも感じるほど長く、ビデオやDVDのようにすぐに後編が見れる訳も、帰マン以後ウルトラ兄弟となる事も、まだまだ誰も金城さんも知らない訳で、現実以上にリアルタイムでダンが苦しんでると思い込み、Y兄ちゃんや親に何度も何度も…何度もダンは?ダンは?と聞いていたそうで10年も生きてないのに体感的に1週間が100年にも感じてたかもしれません
(^^;

史上最大の侵略(後編)は、予算をカバーするアイディアなどもあったが
ココは最後まで通したドラマの重厚感も大きく働き、子供には難しすぎる台詞や
芝居のその必死差は子供にも伝わり、最後の最後 28.5%高視聴率を獲得する。
しかし改造パンドンキャプテンウルトラで使っただったりパンドンとの格闘も、やはり上西さんの1人芝居に最後まで頼る格闘になってしまったが、上西セブンのアイスラッガー返しなどは、お世辞じゃなく今見ても特撮と合ったバッグンのキレ味でドラマ性の高さと共に本作品を支えた大きな柱の1つでした。上西さんで無ければセブンはココまで持ちこたえれなかったでしょうし、その後の再燃も無かったとさえ思います。*上西弘二・セブンのスーツアクターで三船プロの殺陣師でもある。

消された登場怪獣クレジットの謎!

7月に助っ人で来たウルトラマンの再放送は初マン再68.7.5~~69.3.27
セブン最終回を跨いで毎週木曜夕方6時から放送されていました。
初マンのファンで時々問題になるサブタイトルで最も有名なのが、ドドンゴの回の7000年の眠りで、その原因となるのがこの再放送のラテ欄です。
もちろん前後のサブ題からも、現在の正式タイトルミイラの叫びの事で、なぜ?
こういう事が起きるかと言うと、多種原因はあるのですがQ、マン、セブンの頃は、特に準備稿が多くあるのと、台本段階でサブ題が変る事も多く新聞社では局からのデータにするしか無いので、どこと言う事ではTBSの編成が原因なのですが(^^;
このドドンゴの回に限定して言えば、元々がミイラの叫び7000年の眠りに変更
それを再度戻してる事で起きた事です。
それは活字時代(昔は1文字ずつ印鑑的な物を束ね木枠に入れ印刷した)の苦労が
大元の原因で、ウルトラQのサブ題には怪獣の名前を覚えて貰うのと業界的に言うキャッチーな題(セールス)を着けたのですが、マンモスフラワーはまだしも
ゴメス、ぺギラ、バルンガ、ガラモン、ラゴン、ゴーガ、カネゴンなどは
まだ世に出る前ですから活字を拾う人(文字を選ぶ)は、何が正しいのか解らず
ゴジラは知っていても間違いかも解らない事から、特に濁点が多い怪獣の名前は
濁点かマルか解らず ペギラ(PE)がベギラ(BE)になるトラブルが相継ぎ
ギリギリの修正作業に追われ、各方面からクレームが出た事からウルトラマン
ウルトラセブンでは、サブタイトル怪獣の名前を入れるのを禁止した。
変りに局は、怪獣と言う単語や科学や宇宙などの時代的なキャッチー差を求めた事で、現在のウルトラマンのサブ題になっています。
ウルトラマンウルトラセブンの名前も、浸透した後半にのみ使っている事も
その事を頭に入れて見ると解るはずです。
マンの初期には、リプロスが狙っているパゴス反撃指令などがまだ在りますが
その通達後、カタカナ部分の怪獣名や一般で解り難いものは排除されています。
逆に科学島脱出怪獣空輸作戦などは、時代的な方の文字を入れて思案して

いる光跡がNG台本や完成稿前などに見られます。

ウルトラマンではQのシリーズと言う事もあり、OPの後に登場怪獣の
クレジットを出す事で週1回の放送の為、台本から撮影までの時間は名前を考える
時間が確保出来た事も1つでした。(Qは週1放送でほぼ全話完成後の放送)
セブンになるとQのシリーズからの分離と予算削減の為の1工程減らしに
宇宙人も予算の関係で作れるか?人間のままか?作っても後の作品に廻す可能性
などがあった為に、簡単にクレジット出来ないと判断…怪獣(星人)も予算とは
別に出ないでもドラマとして成立するSF作品を目指したい意図もあった。
%的には多いとQちゃんは思う事は、キングジョーの名前すら無いままですから
セブンの時期に、それをセンスよくやれるが居なかった事がクレジット

画面が無くなった1番の原因だと思います。

このウルトラマン再の間に必死に流したマルザンCMはQちゃんも全部は記憶に
無く、2つくらいは覚えていますがポピー以後の特撮的なのではなく
単純に商品を紹介するもので、印刷広告にも使用する子供が出るのもあったが
「きみ、もってる? ぼく、もってるよ!!」も確か大人の声だったと記憶しています。
本などにはウルトラセブンの再放送にマルザンの広告が流れたと書かれ
たのもありますが、セブンはそこまで安くはなく、セブンの木曜6時の枠は69年4月からで、当然マルザン倒産しているのでCMは普通の伊東に行くならハトヤ~♪とか熱海後楽園♪などが関東には流れていて、その辺りはすでに鮮明も記憶
にあり、ハトヤのバスや館の渡り廊下か?パイプ状の丸い廊下に丸い窓が毎回
気になり(そんな事で(^^;)親につれてもらった事があるから、CM的にはまんまとセブンの子供が親に言う戦略にハマッテいた!
10月の編成でも打ち切りではなくウルトラマン再で、この時期の5時から
ウルトラQも、怪獣だと見てた気がしますが…Y兄ちゃんしだいでウルトラマン
ジャイアントロボが重なってるのをがってたのを覚えてます(^^;
手塚治虫の特撮?実写とアニメを合成させたバンパイヤがこの3日からスタート。

そして、セブン最終回の翌週怪奇大作戦がスタート!

が、この頃円谷プロの社員は150名に迫るほどに膨れあがっていた・・・

43.9.15日曜日 夜7:00  怪奇大作戦放映開始

出販大作戦

 

唯一放送中ほぼ掲載したキングの怪奇大作戦(影丸版)


漫画は少年ブックの桑田次郎版の方が、後々は有名
ですが、桑田版は月刊で6話(内3だけTVの話)
週刊少年キング影丸譲也版が、当時はメインで
1話を3.4回で4話で13回・5話からを中城けんたろう
描き、8話まで12回・計25回の連載でTVの原作を
描いています。キングをメインに小学館の学年誌にも
特集頁はありますが、子供的にはトータス号くらいで
学年誌などは、ウルトラマンの怪獣などと絡めた紙面
にしないともたないかった。キングの漫画以外はほぼ
年内の扱いで、視聴率は平均で22%なのでそれほど
セブンからガタ落ちでは無いが、層が入れ替わって
居るくらい、低学年レベルではフューチャーされてなく
マーチャン的にもトータス号のプラモくらいで…
制作会社が潤う程の収入的なモノは無かった。
しかし、戦え!マイティジャックが終わると全てが
怪奇大作戦1つで150名近い社員を支えなければ
ならなくなって行った。

子供やメディアにとってのSRIの活躍の画は
13話のこのサンビームくらいしか存在しなかった。

謎の企画書?
怪奇大作戦には企画書が無いとまで言う人が居ます
遡る5月末~6月MJがメカの代表として躓いた事で鬼太郎ひきいる妖怪が次期、ブームの座が濃厚になりセブンの次回作に怪奇大作戦(題未定>チャレンジャー)に大枠の方向だけで決まる。もちろん企画書はあるのですが中身が無いと言う意味で、金城さんがセブンMJで多忙過ぎて、打ち合わせが出来なくてギリギリで駆け込んだ放送開始だった為、スポンサーとのイメージの差が大きく、子供番組7時枠を忘れると言うのと、特撮は少なく大人でも見れるドラマ性のあるモノと言う解釈の違いは人喰い蛾の変更やマーチャンが進まない事などで広がる。台本的には、この種の内容でスポンサーの関係から薬品食品を怪奇の原因などにする事が出来ないのも、大変なSRIも日本が舞台の現代劇なので銃の所持も無く画作り
も厳しいモノがあったと言います。
なにより、上原正三さんはセブンの台本が嘘だと思うほど凄いホンを書いていて(Qちゃんはそれが怪奇大作戦の一番の見所だと思う(^^;)驚きますが、金城さんがたった3本(内1本は共作)しか書いてないのは意図的にライターとして外してる(干され)状態にあった。
コレは、それまでの主に脚本チェックで予算を抑えれなかった事に対するスタンスの違いが大きいものの怪奇大作戦マーチャンが大成功などと言えないが、制作的には全体として赤字では無く終わる事が出来てしまった。金城さん個人に対してだけ言えば、この結果はソレまで何してたんだ!?と、言わせるカッコウの材料になってしまった。

タイアップ大作戦!

怪奇大作戦怪奇路線であると言う事とセブンよりも
低い予算[1本300~400万]である事で、セブンの後枠に入っています。通常別の枠のドラマを調べると時間やキャストで違いはありますが、30分ドラマで200万程が普通の頃ですから、セブンより少ないが特撮のある番組では、まともな制作費なのですがコレも何本か台本が上がると、オーバーが予想されセブン後半で
鈴木組の44・46話で1社提供枠と言うのもあってあま使って来なかったタイアップで予算を埋めるテストを
しています。*東急(東宝)の関係のは少しある。
日曜7時の枠と言う魅力もウルトラマンの制作会社である事も有利で、怪奇大作戦はかなりのタイアップを入れています。しかし怪奇と言う事と台本の内容からスンナリOKと言う事は少なく京都編なども大変な予算的な苦労で制作されています。

怪獣玩具攻防戦!

怪獣ブームが去ったと言われ…当時の子供が怪獣を
忘れたかと言うと、そんな事は無く学生運動で反戦や
安保のNEWSの流れる一方>怪獣玩具を守る戦いを
親としていた!
Qちゃんは頑として手放さなかった上、毎日放映後
遊んで居たので守れたが…Y兄ちゃんは大きいのだか
ら捨てなさいと言われ…ラッキーな事に捨てるくらいな
らQちゃんにあげると、マン、セブン他2体のみ残して
他の怪獣を全部くれた♪(もちろん全部マルザン)

怪奇大作戦はY兄ちゃんに聞いても何話か見て詰らな
いから辞めたと言うし、カラーだったか?
(カラーだとQちゃんの家)と言う記憶は無く怪奇は
白黒でもカラーでもあまり印象は変らなかったそう
なので…Qちゃんは見てた(視界に入る)としても
少しで、当時の記憶は無いに等しく、雑誌のSRIが
トータス号と映る写真の方が記憶にあるが…
制作がどことかも知らなければ、自分で見たがる
内容では無かった(^^; 
*Y兄近所の親戚で白黒TV
大きくなって見てみると話は良く出来ていて、確かに
大人が見るには面白い箇所も多いが…当時子供が見るにはキツイ気がしました。

第1話は壁ぬけ男!飯島監督の作品でキングアラジンと言うキャラでマジックと怪奇の中間のようなトリックを暴く筋立てです。
1話に予定されていた人喰い蛾残酷だと2話になります…すでにコノ1話で企画書から受けるイメージと完成作品に対するズレが生じていたのでしょう…

番組と言うのは、時間と曜日とスポンサーと視聴者が大事で、時に季節も考慮する必要があり、編成的には同局の前後の番組や同時間枠の他局との縦横を考えなければ番組とは言えません。作品としてはDVDなど時間も自由に朝一番に見る人は少ないでしょうが?夜の時間でも見る人が選択できCMもありません。
ですから、同じフィルムでも番組としてと作品としては違いがあり怪奇大作戦は番組として制作・放映された作品として扱います。

この頃、ジャミラの回でカットになった新宿淀橋浄水場が平地になった記事が多くSRI本部(図矢印)が確認出来ます。後に帰マンがツインテール・グトンと格闘しレオの頃には超高層ビルと言われたビル群が建ち並びますが、今はさらに超高層を見下ろす高いビルが聳え、最も東京の40年で変化の大きいかった場所の1つです。

ブースカの1回目の再放送終了。5時のウルトラQ再ウルトラマン再(木曜)は
続いていて…小さい子供達は怪奇大作戦より、この再放送枠の方を見ていた子が
多く、駄菓子屋などにも放送終了後ですが…少しずつ*5円プロマイドと言われる
ウルトラマンセブンのプロマイドが出てきて売れ始め~ウルトラファイトくらいまでは、随分売れたと思います。*セブン放送途中から販売してるようですが
QちゃんはY兄ちゃんがダブったのを貰うだけでしたが、Y兄ちゃんの記憶では
セブン放送中に近所の駄菓子屋には無かったそうで、逆にY兄ちゃんの家のTVは
白黒だったので、再放送の時期にプロマイドを画面の横に貼って見てたそうです(^^;

プロマイドで怪獣などの色を知る子も居た時代、カラーでの再放送を続けた事と
カラーTVの台数増加はウルトラシリーズ継続の1つの要因で、子供の中の怪獣ブームの火種は、まだまだ消えていないかった…

怪奇大作戦最終回を待たず…3月1日晴海埠頭旅客ターミナル(東洋埠頭寄)に
接岸された1隻の船が、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンで活躍した
脚本家、金城哲夫の家族を乗せ出航した。詳細は項目で。

3.9が最終回?タケダと…

怪奇大作戦は2クール26話で、ある意味普通に契約通り終わってるように見える
セブンの延長は次作が同一制作会社で、怪奇の準備も足りない事と暗殺計画後の
数字が少し良くなっていた事で1本延長になったのに対して、怪奇大作戦の終わりは特に最終回らしくは無い。その事自体も他に例が無い訳ではなくいわゆる打ち切りの形がそれで、それまでのシリーズの流れのままスパッと終わっている。
ただ、この打ち切りの場合はまずほとんど数字と出演者の怪我や病気、事故などがの理由が主ですが、キャストの方は同じ役でも別の役者が変る事もあるので
ほとんど数字が原因と言えます。
でも怪奇大作戦は、セブンより1ランク下のクラスですが横ばいで安定していて
セブンのように下降線ではなく(セブンは初めの期待がそれだけ凄かった)最終回が腑に落ちない人も居たと思いますが、スポンサータケダがおりてしまっている。
と、言っても枠はあるのでTプロとの関係をと言う方が近い。
その後、妖術武芸帳に引き継がれた同枠は~74年3月までのタケダ枠解消まで
Tプロの作品の作品は無い。*1992年からタケダ武田薬品グループでバラエティの
提供として同曜日の7時に帰ってきているが複数会社の提供。

もとろん、その枠の表裏でその数年後銀の仮面鏡の戦士が激突する事になりますが それは…また帰ってきたウルトラマンの頃にて。

人食い蛾のダメージ
ウルトラQは後で、制作NO.1より放送順に拘り円谷一さんが宇宙からの贈りもよりゴメスを倒せ!を押したのは金城さんを通してからだと言われ、一さんが監督してる作品に変りなくウルトラ作戦第1号姿なき挑戦者金城・一コンビが担当していた事は開幕投手的な他から見るより大きな意味があった。
そのコンビの
人喰い蛾はある意味、残酷と言う理由にだけなっている事もありますが
むしろ蛾の毒粉で人が溶ける特撮と英二さんのジャッジの方が重かった。

監修・円谷英二の作品はもちろん全体の意味もあるが、英二さんは脚本やプロデュサーに対する働きかけよりやはり7:3で特撮の方を主に監修としていてMJ後の怪奇大作戦に託す想いは強かったが、放映までの時間も無かったので黄金コンビの
人喰い蛾でOKが出ると思う廻りに対し、溶ける特撮は完全にNGだったのは

確かなのでしょうが、そこでリテークを、出すと1話には間に合わない事もですが…その先に作品としても、
飯島・上原コンビ壁ぬけ男が7時枠他 トータルに見て上だと判断したようで、スポンサーや局にも、この枠に相応しくない無いとされたのは単に1本のNGじゃなく枠(番組)を読めて無いと言う事でした。作品としてよくても
番組としてダメだと言う解釈は、MJから…に見えるが
セブン1話から少しずつ金城さんの筆にズレが生じているのは、怪奇から遡って見て行くと解る…怪奇も2.5本だが事実上2本戦え!MJで単独は3本MJで1本のみでマンやセブンとは比べモノにならないのは脚本化以上の仕事を抱え込んでしまっていた、循環のわるさは制作会社にマン・ブースカはギリでも、セブン・MJを視聴率激化・マーチャン戦争の中渡っていくシステムが無かった…現に怪奇も金城さんは、戦え!MJがメインでも無いのに多忙で 佐々木さんに殆ど企画の打ち合わせを任せてしまっていた。

44.3.1土曜日   金城哲夫沖縄


 撮るほど増える赤字


セブンが背追った十字架の1つがQ、マンの赤字で
ウルトラQは制作体制や初のTV特撮として時代的にも
難しい面はありましたが、初マンは週1本の放送で
1本(話)の制作費が約500~550万でした(数字が右肩上がりなので時期で違う)便宜上」500として、毎回800近くかけてしまい300オーバーして行きます。
他にも支度金が撮影前にレギュラーで使う物などの
制作費も大きいので1本に800+アルファで基本の500の2倍ほどかかっていた状態でした。
500円のラーメンに800円の材料を使ってる訳で、他の店舗からしたら適わない反面…美味くて当り前と言う声も当然上がってきます。
ウルトラセブンは、このオーバー部分300がある意味
当然ですが認められず、初マンでのマーチャンの分も考慮し低い費用で、改造怪獣無し(監督やデザイナーがマンの時の改造怪獣を嫌った)の条件でスタートしてしまい300の差も大きく、マーチャンも怪獣が出ない事と対象を上げた事で発売数が激減、初マンには及ばなかった…
改造怪獣も苦しくなりアイアンロックスで怪獣の改造では無いと言う屁理屈的な解釈で、T宝から初マンで使う予定で貰ったヤマトン(NG怪獣)大和の艦橋と戦車の改造怪獣で、有力なデザイナーを失ってしまう。
タラレバで解らないが、後半もデザインし怪奇大作戦や戦え!MJでも、デザインが活かされていたら赤字が少しは埋ったかもしれない…特にQちゃんはゾフィをデザインしているのでセブン上司(名前も)も、同スーツのままと言う事は無かったと思っています。

金城哲夫の責任?
ウルトラマンは確かに週1本と言う体制とカラー作品
が初だったと言う部分は考慮するべきで、特撮部分は
ラシュ(最初に現像した状態)でもカラーで焼く必要
があり、白黒より経費や時間も必要で、怪獣はQでも
出るが、ウルトラマンは初で、スーツの脱着時間や
メンテナンス、タイマーや目の機電、格闘も初で
あった為、セブンからしたら時間を消耗して制作
を圧迫していた。他にも多々草分けである初マンは
セブンで解消されてる問題点とも格闘する事で予算も
積み重なった部分も大きく、それらは直接は金城さん
の責任とも言えないですが、逆に現場にエキストラで
出たり事情を知る事が、脚本で逆に働いてしまって
いたりして…脚本上で予算を減らす工夫(チェック)
は出来たと思われても仕方無いのは、セブンを見ても
解る事ですが、建物や怪獣を減らす事は数字が上昇し
続ける状態で気ずくのは難しかった…
メインライターから降ろされた怪奇大作戦が1クール
終わって赤字には成らなかった(全話でも)事で
さらにシリーズ構成や脚本の予算的チェックは
浮き上がってしまい。企画室長として責任が0では
無く…大きいとも判断していたようで、69年1月
怪奇放送中に退社を決意3月1日沖縄へと還る船に
乗った…

倒産>解散。
上原正三赤井鬼介らも、ほぼ時を同じくして
怪奇大作戦の終わりを待たず辞めて行き…
倒産は逃れても特技プロ時代のメンバーは
残る者の数も少ない事からも解散したと言える。

両方からの視点
硫黄島の映画と同じく片側からの見解では、本当の形に近ずけなく変形して
見えてしまうもので、更なる誤解を産む事すらあり…この頃の状況を一方からの
見解で聞いた(書かれた)りしたファンの解釈は、食違いが多いのでココでは
Tプロ側からは多くある(方)なので、主に資本に入ってる英二さんの東宝側からの意見を6:4で多く書いてみます。

円谷特技プロから>円谷プロダションへ
戦え!MJが終了すると怪奇大作戦150名近い社員は、当然多すぎMJ大ヒット
の仮定の上で増えてしまった人員を減らさない事には、直にも倒産しても
おかしくない状況で、大分前から取立てに押しかける債権者も増え乱暴
取立て屋に随分怖い思いをされた方も多いそうで、普通のこの規模の制作会社
ならとっくに無くなっていますが、円谷英二さんの会社である事とウルトラマン
と言うフィルムの財産は、当時の再放送からしてウルトラQのように白黒では
なくマーチャンの成功もあった事で、まだ収益の意味が濃く考えられていた
ようで、東宝は68年12月に潰さない方向に増資を行う。
コレを救済と見るか?乗っ取りのように言う(書く)方もいて同じ事に対しても
解釈が難しい。
後者は、おそらくこの時に企画文芸部を廃止する(この文芸部はモノによっては
元々存在して無かったとか、正式なモノでは無いとも書かれる)正式かどうかは
別にしても、多々部署名で出てくる金城さんが居た所なので現実に存在しなかっ
た事は無いはずで、廃止後、金城さんにも他の会社の企画やCMの企画などを
考え会社の立て直しの仕事をさせる中、プロデュサーとしてもフリーの形にも
時にとるように指示している。この事も純Tプロ側から見れば酷いとか書かれ
るが、60%も資本がT宝で円谷特技プロから円谷プロダクションへ社名の変更も
行い(文字通り特撮だけの会社じゃない)完全に見た目だけでなく子会社状態で
の危機的状況で会社の指示は当然と言う見方も出来る。

「1/3計画」150人から50人へ  

T宝は大株主でもあり債権者の説得にも、T宝経理部の重役までが動いている。
当然150名も今で言うリストラ40名に削減。数字的に状況判断だけ見れば正しいのですが当時は首切りと言ったり、映画界は終身雇用でも無くなっていて
一般より薄いですが時代的には就職=終身の時代には、この削減を恨む人も居る
が…しなければ、倒産なのは明らかで両側の思いが反するのも解るり難しい。
この頃も諸々の決定事項を、純プロの意見とT宝からの意見と区別する人も居れば送り込まれた人でもTプロの意見だと言うのでも考えや思いが違い。現在でも
ファンの人で純プロの部分を区別はしない人も多く難しい…

  

1番星の出る頃、西の空を見てくれ、大きな光が宇宙へ帰って行く…それが私だ…

台本にある最終回の有名な台詞ですが、私が愛したウルトラセブンではセブンの
最終回途中で帰る金城さんが描かれ、最終回の台本を上原さんが遺書だと言うように、Qちゃんも明けの明星(1番星)と言うのは会社の今後の再建への光で
それが見えたら還ると言う辞表(遺書)だと思います。
ウルトラマンからの疲れ(嫌と言う意味でなく)と、ベトナム戦争で本土や沖縄から米軍が飛立ち爆撃するNEWSが、連日流れたのも富士山の前をホークが飛ぶのとは違って現実のミリタリーがそこにあった事は、侵略をテーマに宇宙人を悪に仕切れなくなってしまった苦悩としてセブンには多々見てとれます…


未来へのお土産(ミラーマン)
それでも68.12月金城さんは立直しを計るべく企画を何本か苦悩の中立てた。
その1本がトラブルマンと共に出さされた、祖師ヶ谷の旅館の鏡から産まれた
ミラーマンでした!もちろん直には、役立つ企画では無かったですが…
それは第2期と言われる再生した円谷プロが向える大ピンチを救うヒーローに
なりますが…それは帰ってきたウルトラマンの頃にて

44.3.23日曜日 夜7:00  時期タケダ枠妖術武芸帳スタート 

上のケロヨンの車に乗る写真を街中やTVや本で凄く
目撃したので御記憶の方も多いかも?68.8.3公開~

 

愉快痛快の怪物くんは時に怪奇大作戦より上の
最高27%を記録してる事からも怪奇とは別の(下の)
視聴者が居たのは確かですが、逆に怪奇大作戦の
安定した数字からしたら、セブンよりもさらに
まったく別の層にほぼ交代していた方が強い。
マーチャンもオバQ、パーマンより伸びず不二家
この7時枠全体が子供から離れて行く事になります…

子供番組は夕方と午前へ・・・

  

この頃、再びあのカエル…日本テレビ11:00カエルのぼうけんケロヨン人気が
68夏の映画から上昇!TBSはケンちゃん人気を遡り、チャコちゃんハーイ
フジもその裏にロボタンを持ってくるなど、夕方だけじゃなく幼年前のお子様を
狙った午前中の子供番組も、おはよう!こどもショー(後にレッドマンを放送)ピンポンパンを中心に盛んになるが、今からするとTVの放送が7時からなのが凄い。

さよなら怪物くん。不二家・藤子アニメ枠

妖術武芸帳は東映の特撮時代劇で、後にアニメソングの歌手として有名になる
佐々木功を主演に(現在でも役者としても活躍)1年は続ける覚悟だったよう
ですが…数字は怪奇大作戦よりさらにわるく・・・1クールで終了していまします。
怪奇大作戦の翌週と書かれますが間にはスポーツ中継などが入り2週後からが
正しい。同日藤子アニメ怪物くんが最終回*淀川長治が怪物の解説や
ナレーションをしている事を知らない世代が、カラー版で怪物くんが淀川さんの
真似をするのが理解不能だった(^^;  鬼太郎はこの頃には30分枠に昇格
*淀川長治・映画評論家でさいなら、さいなら、さいならを繰り返す事で有名。
後、番組にはピンキラ青空にとび出せ!(実写・提供は不二家)が始り
コレまた怪物くんがピンキラの真似をするのが理解出来ない事に…(^^;
*ピンキラ・ピンキーとキラーズ独特の黒い衣装で大人気だった歌手グループ。

スポ根ブーム  柔道一直線の大ヒット!


巨人の星、あしたのジョー、柔道一直線、サインはV
アタックNO.1、タイガーマスクなど、スポーツ精神
を売りにした、スパルタンな作品がブームになる。
今からしたら、この頃のスポーツは特訓と言う名の
シゴキで、精神論だけでスポーツ学的にも酷く蛙跳び
や、水を飲ませない描写もありますが…この時代では
夢のある憧れの作品でした。

ラテ欄は9月ですが1969.6.22 ~1971. 4.4の放送。
Qちゃんは時々は見ましたが、なんか歌の「あ~あ~あ~あ、あ、あ」
怖くて…ほとんどディズニーの方を見ていました(^^;

妖術武芸帳が1クールの大失敗に終わっても…次はTプロの作品であは無かった
後には少年キング連載の柔道一直線を実写化し、投げられ飛んで行く様子などを
特撮を使い表現し大ヒットになる!20%台をキープし30%に届く事もあった為
2年間のロングランになった。

ハワイ版はMACの隊長時期


セブン関連でセブンはハワイや米に売れたと言う
書き方も見られますが、ハワイ版はウルトラマンレオ
頃の事で、まだまだ先の日本人が海外旅行に行くよう
になる頃で、米本土のCS(日本で言う)はさらに
後です。ハワイ版の歌の子門真人が豪華と言うのも
まったく逆でレッドマンの頃から、その頃は円谷プロの
社員だっただけで、むしろお金が無いので上手い社員
の子門真人さんが歌ったにすぎません。
円谷一さんがTBS社員の時に東京一で作詞したのと
同じで本名は藤川正治で子門真人の歌手名で
仮面ライダー(2号)アイアンキングザボーガー
流星人間ゾーンなど関連した所で安く唄っていた。
*上写真のレコードも日本でプレスしハワイのショー
などで販売しただけで一般流通はしていないく
録音のエラーがる事もマニアには有名。

*米本土のケーブルTV版はオープニングが日本とは
画も音も違いアフレコもやり直しています。

ミラクルマン・金城哲夫?
ウルトラマンウルトラセブン今後も比較される作品でヒーローは同じM78星雲人
ですが、番組枠が同じなのにコレだけ違うのはかなり違う作品だからで
ウルトラマンは視聴率の平均と同じでどの話も平均的に良く、ウルトラセブンは
点数を着けたら差がある話が多い傾向があり、簡単に言えば制作的に
(怪獣が出ないでは出せなかった)駄作もある。比較的には怪獣対ウルトラマン話を見せたのがウルトラマンで(マン対怪獣ではない)ウルトラセブンとU警備隊の戦い(活躍)を描いたのがウルトラセブンと言う作品だと思います。
この頃だけで言えば、方針を変更しなかったシリーズ構成はベストでは無いかった。
しかし、それでも対象年齢に届かない子供も画面から伝わる何かを受け取るべく
必死で噛付いて見ていた事が、金城哲夫帰還後の再放送の度に…その分成長した
子供達は徐々に、そのストーリーの奥の意味や、台詞の1つ1つ、ダン=セブンの
苦悩を理解して行き、5円プロマイドなど子供の目線にある途切れない光を探して
繋いで行く灯火からサポートする出販物なども増え、理解を深めるセブンはむしろウルトラマンより深く広い(上に)ファンを増やす方向になります。 

セブンやU警備隊の活躍を描いた作品ですから、それはウルトラマンよりカッコよく見える部分が多いのも事実で、逆に怪獣メインでは無いので魅力的な怪獣は
商品化でも解るように少なく、ノンマルトの使者や最低視聴率の京都買います
この頃の子供が面白いと言う訳はなく、作品と番組のズレの差を後の評価が証明
してさえいます。
長いシリーズとしては方針を変えず一貫した事が、結果的にはセブンや金城さんの賞賛に繋がりますが…もちろん計算ではなく結果的になだけですが、それも含めミラクルマンなのかもしれません。

ウルトラセブンが画面に登場するのは、この後のウルトラファイトまで待たな
いとですが、ウルトラファイトは言うまでも無く作品としては高い点数な訳は
無く(^^; 番組として点数が高いのは、それまで待っていた怪獣の格闘
やっと気ずいた証で、それに飛びついた子供の反応がこの番組の人気であり
作品点数と番組は必ずしも、ウルトラマンのように=に近い訳ではありません。

大人達が期待したセブン怪獣ブーム延長のマーチャン効果的には無いに近く
怪獣ブームは社会的には終わる。ただ子供達の成長がセブンに近ずくと共に
燻り続けた小さなの粉は、社会的にブルマァクと言うメーカーから怪獣を再生
ウルトラファイトに熱狂するムーブメントが、年間百億オーバーの特大場外HRを打つ
怪獣特撮シリーズ帰ってたウルトラマンを、動かすエネルギーになるのですが、それは帰ってきたウルトラマンの頃にて☆

                 

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