ウルトラセブン
3話・湖のひみつ
女性(ピット星人)を、追いかけて出た河原に着陸していた 円盤のセットがあった所です。 青梅から車で20分程 奥多摩方向に行った所です。*詳しくは↓遊歩道の解説で。 40年以上経ったロケ地に円盤とダンを合成してみました♪ 図2●の左の岩越し、画2●の岩から上流方向。
画1 場所の発見は「奥多摩の方」と言うヒントを貰い トサカ山を見つけて、多摩川のS字部分を探しましたが 初期に見つけた場所より上流に存在しました。 *円盤セットは一部分で、他は合成。 勿論内部は美センです。
遊歩道
図1図2 本来は私有地なんだそうですが、一部を遊歩道(図1赤線)として 開放してくれていますので、誰でも行けるロケ地です。 青梅から青梅街道で、奥多摩方向の20分 軍畑(いくさばた)と沢井の間です。 図1の上が上流の沢井方向で、下が下流の軍畑方向です。 車だと、吉野街道の寒山寺の所から橋で多摩川を渡っても行けます。 青梅街道だと、沢井駅の手前の左に澤乃井園があり 園庭から橋の脇の遊歩道に行けます。 電車だと、軍畑から青梅街道を歩いて行き遊歩道の 入口が解り難いかもしれませんが、木材加工場の先から入れます。 沢井駅からは10~15分もあれば行けると思います。
上流(図1の上)から、赤い道での行き方です。 上の写真1・2のように、橋があったりと赤い道だけでしたら スニーカーにTシャッでも、充分な遊歩道に整備されています。 しばらく、下ると大岩の間を少し登って通り~降りると 左に3の看板が立っています。 そこから、フラットな道が4のように少し続いていて 左に大木を見て少し登り、木の小さい橋を渡ると5のような 直線的なS字が現れます。 そこから、少し行った(図2の右側参照)所に6の●の岩が 見えます。その岩自体がピット星人の気ずいた岩図2●の岩で その手前の坂を、川に降りて行くと図2のような 撮影場所が広がっています。 *6から川に下りるには、出来たらグローブ・長靴で トゲのある草や、背の高い笹があるので 夏でも長袖を着用した方がいいと思います。 夏場は、虫よけスプレーや、帽子、飲料水など ある程度、装備して行くといいと思います。 川の水量が多い時など、無理せず楽しんでください。 岩の色は、天気が続いた後や、雨天の次の日で変わる岩もあります。
上の川に見える岩は、足場(撮影ポイント)が 捕れなかったので、角度が少し違いますが作品の円盤内から 外を撮影したカットで、ダンの左に見える岩(図2●)です。
ダンが女性(ピット星人)を、追うカットで杉の木が斜めに 左側に映り、右に川が映るカットは、図1の遊歩道下側の 下流寄りで撮影されたと思います。 ただ、当時でも映るのは育った木で、遊歩道も整備され 歩道と川の間の木々が成長していたり 40年の歳月で、岩が下流方向に転がっているなど 厳密な特定は不可能でしたので、似た感じに撮ってみました。
おそらく森次さんが、木々の山中を走った記憶はコノ場所で 富士五湖は、エレキングの幼虫の時だけではないかと思います。 タイトルの「湖」が大きい存在で、ボートで下ってないダンには 川としての印象が薄かったのではないかと思いますが 両方撮影して、片方or両方を使ったのかもしれません。
フルハシ隊員とダンが、急な木々の中を降りるのと 同じ斜面を逆に登るのも、この近辺のようですが 画面と同じ木の種類で、同じような斜面が無いので 木の成長はあるものの同種の林を、もう少し探索したいと思います。
U警備隊のボートを、俯瞰から撮影したカットも この区間だそうですが、カットの手前側に映っている岩は 水の色などからも、この写真の場所かと思いますが・・・ 手前の木々が当時とは、かなり変わっているので コレも、似た感じにしか撮れませんでした。
下流のひみつ
下流方向のカットです。 写真左側の砂利が、水量の関係だけでなく年数的に 減っているようで、岩の位置も図2より変わってしまって いる場所ですが、図2●の岩は存在しました。
画3 U警備隊がボートを降りた時が、一番解りやすいカットです。 上の写真と、●と●の関係、●の位置も木々が上に 伸びている以外は同じです。 ダンが女性を追う時も、ほぼ同じ位置の下流方向を映しています。
東京都青梅市沢井2丁目
SPECIAL THANKS 情報協力 Fさん どぐうちゃん様
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下の●や画1・2の●の山は、地元の方に聞いても 名前は無いそうなので、ココでの便宜上 トサカ山と書きます。
下の画2の作品カットと同じアングルの風景です。 写真下の水色の線の部分は、草が育って見えませんが ほぼ変わらない位置に、作品に見える岩が存在します。 左の●の木々も育っていて、トサカ山の尾根は見えません。
画2 黄色い円盤が、小さく合成されたカットが トサカ山●の左の尾根の長さまでハッキリ解るカットです。
円盤セットが在った部分の現在の様子です。 図2のように、上流向いて右は草が生え、左半分の 図2薄い水色部分の砂利は、水量にもよると思いますが 他の場所からしても、減ってしまっているようです。 写真右の岩は、ダンとフルハシが円盤に入る前に 武器を点検したバックに見える岩(図2●)です。
作品画面と、40年数年経った写真での位置関係を ●●●で示しています。●と●の間に見える 奥の山々も、当時の画面と変わりないアングルです。
画1 トサカ山●の尾根より、右側●まで解るカットです。 上の写真が、40年経ったロケ地です。 1番右●の右下に見える、とんがった岩も健在でした。 厳密には、Qちゃんの撮影ポイントよりも 左側の水の中に防水対策をして、水面ギリから 撮影していると思います。
画1の茶色い部分は、トサカ山の尾根を廻り込めば 当時、崖崩れがあったのか?土が露出して 映っていた部分が確認できます。
上の写真黄色い線部分のアップです。 その部分だけ、木の幹が見えていて その下に木々がなく、崖になっています。
岩の位置?
下の写真が、上のイラストのカットでピット星人が 見張っているダンに気ずくカットの横にある岩です。 ピット星人の顔の横や、胸の横にある岩のコブ状に なっている部分など、ハッキリ残っています。図2●の岩
当時のカットだと、フレーム内左に高い草がありますが 同種は、周辺に点在していますけども図2●の岩の前は 釣りなどで、人が歩く為に少ないです。
下の写真は、円盤に近ずくピット星人を発見する為に ダンが見張る岩です。 図2の●の位置にあり、ピット星人がそれに気ずく ●の岩との位置関係は、カット割りと変わりなく 存在しました。 *ただ、もう少し見つからない場所が あると思いますけども(^^;
岩の凹凸の特徴も、当時のまま残っています。 実際の撮影ポイントに、草が生え育ってしまい フレームと岩の関係のみ、合わせて撮影した写真です。
当時のカットと、抜けの空などを合わせて撮った写真です。 カメラ引きが違うので、岩が当時のカット(上のイラスト) より、広範囲に映っています。
セブン初の変身場所と命名の地
制作話としては、セブンに初めて変身する場所で もう1つは台本で1話の命名が、カットになった事で 2話のアンヌ隊員の「ウルトラセブンがんばって!」から 名着けたのは、アンヌと言われる事が、ありますけども これも*制作順ではアマギ隊員の 「あ!ウルトラセブンだ!」が、初の台詞に登場する 名前なので、変身と命名の制作的第1号のロケ地です。 もちろん、作品的にはボートが円盤の前を通過してたら おかしいので、別の場所を想定して撮影していると思いますが トサカ山を見れば解るように、ロケ地は同じ場所です(^^;
作品では、上流に向いて右側もエレキングが 覗き込んで、岩を落とす絶壁ですけども ロケ地は、右は絶壁ではありません。 この辺は、カットになってるのか?ホークからボートに 乗り換えて、絶壁の間(木曾谷?)を逃げるのを ピット星人が操り、攻撃してきている隠れた部分が無いと U警備隊の行動が、少しおかしな部分です。
木曾谷のあずま湖は、作戦室の地図だと木曾川の辺 なので、犬山ラインパークのイベントなどから 日本ライン下りを、入れ込みたかったのだと思いますが 実現するのは後半の45話で、そこでもアンヌ隊員が乗るのは 通信・交通手段としては、無理のある入れ込みでした(^^; あずま湖(東湖)は、富士五湖に西湖しか無いので 反対を着けたのでは?(^^;
*ウルトラセブンは準備稿との関連や、タイトル変更 撮影が複数同時なので、台本的な話数が無いものが存在します。 その為に便宜上、略制作順と思われる順に並べた番号を 整理番号として着けています。 「美しき侵略者」(放映・湖のひみつ)は両NOとも1で 「姿なき挑戦者」はシナリオNOは5で、整理番号は7番で 偶然ですが、整理番号7の1話から題がウルトラセブンになります。 「緑の恐怖」は整理番号は2ですがシナリオ番号はありません。
もう1人の命名者
ファンには有名かと思いますが、放映ではカットになった 1話ラストの隊長の台詞に「七人目の幻のヒーローだからな ウルトラセブンとでも呼ぶか・・・」と言うので、主人公の名前は 決まる予定でしたが、その作戦室のシーンや 次のダンが富士山に向かい決意するシーンは、一部分撮影 されたそうですが、シーンごと幻になってしまいました。
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