ウルトラセブン
46話・ダン対セブンの決闘
サロメ星人が、カムフラージュしたアジトとして 使用された観音崎灯台です。
ダンが、灯台に上がって来る階段です。 図1●の作中に映る近辺は、階段じゃなくて コンクリートの坂になりました。 *写真奥の部分は階段で、左に映る岩は横道の側壁岩です。
ウルトラ警備隊のメンバーか、変装して来て キリヤマが隊員を制し、外階段に流れる電流の チェックをするアングルが、写真の図1●の場所です。 図1Aの建物よりも低い位置にあります。 *ダンが解らないのにキリヤマに解るのも凄いですが・・・(^^;
ダンが手すりから、放電を受けるカットです。図1● 当時は、このカットの右に図1Bの職員の住まいと Cの倉庫がありましたが、現在は解体されて在りません。 *Qやセブンの頃は、2世帯の職員家族が住んで勤務していた為 図1AとBは住居でした。Bが先に無くなり、Cも続いて無くなり その後、別の建物が出来ますが、それも今は在りません。 Aは現在改装されて資料館になっています。
ダンが放電を受けた外階段の上です。 ドアも作品中で映りますが、今は窓の無い 金属のドアに替わっています。図1●から
図1
灯台守 ウルトラのロケ地よりも、映画ファンには 日本を代表する木下恵介監督の喜びも悲しみも幾歳月の ロケ地であり、監督のファンや松竹映画ファンには 想い入れのある灯台です。 おいら岬の~灯台守は~♪を、歌えてしまうのは… リメイクもありますけども、45才以上でしょうか?(^^;
木下恵介 カルメン故郷に帰る(1951)二十四の瞳(1954年)など 黒澤明のライバルとして劇場作品も有名ですが 1964年松竹を退社、テレビに進出し木下恵介アワーなどを制作 木下プロ(現・ドリマックス・テレビジョン)時代には 飯島敏宏監督が、代表を勤めた時期もあります。 金曜日の妻たちへや、毎度おさわがせしますなど、ヒット作も多く TBSや松竹系には、縁の深いロケ地が観音崎灯台です。 1979年に松竹復帰 1998年12月30日他界。
ダンの車を停ってた道
ダンの車が道が土砂崩れで進めず停めた所で U警備隊が後から来て、会話するシーンの道です。 そのまま、図2●灯台の下の道で撮影されたそうで 台詞にも、「この先の灯台」と出てきます。 伊良湖岬灯台の方には、こんな所はありませんでした。 土砂崩れも、そのまま在ったものを使用したもので 上の写真撮影時も、点検作業の方が居たので 聞いてみると、ずっとこの道の上下ともに 崖崩れが絶えないんだそうです。
ゴジラからレッドキングへ
灯台南西には、多々良島のネーミングモチーフである たたら浜があります。 もちろん、たたら浜はゴジラが上陸した浜として有名で 数年前にはゴジラのスベリ台がありました。(S33~48年) 小さな浜で、海に向って左側にゴジラの足跡や説明の プレートが在ります。*足跡は1:1よりは小さいです(^^; 図2の下の方(外)で、Pから車で3分程です。
|
ウルトラQ
クモ男爵
クモ男爵のファーストシーンで職員が襲われる 灯台です。夜間のシーンの為に、灯台の本来の 意味からも照明を当てる事が出来ないので 外観はミニチュアで、中だけが使われています。 *予算的にも、場所的にも、人より大きな灯台を当時の フィルム感度(ASA100以下)で、映す照明機材を運ぶのも 電源を確保するのも、ミニチュアより予算が必要でした。 よく見ると、灯台上部のデッキ下の支えが模型は在りません.
かなり狭いので角度を合わせても、レンズが違うと まったく同じに映すのは難しいのですが 若い職員が転倒後に、タランチュラが出てくる所です。 縦スクロール的に、建物上の部分を上に3枚↓にしてみました。 作中の階段上のハシゴ階段部分は、今は少し登りやすい物に なっていますが、下の方と違う金属で、やや急なままです。
手すりの一部分は、当時のハシゴ階段から 替わってないそうです。*普通だとありえない角度です(^^;
階段の下の方は、建物内部も少し余裕(太い)が あるので、普通の勾配の階段です。
2人の職員が、連絡を受け話し合う所は 灯台の海側にある1階ですが、今は使われてなくて 物置になっているそうで、木枠のガラスドアも 写真のように、もうありませんでした。
図2
図2P駐車場(平日無料)から、海沿いの道を行き図2●の右下から 急激な坂道(階段)を、上がって行くと>灯台です。 40過ぎの方は、それなりにプチ登山ですが 登りは少し覚悟して登りましょう♪(^^;
観音崎・灯台
1869年元旦点灯~現在は図2●の 東京湾海上交通センター(1977年~)に その任を引き継ぎいで参観灯台として存在。 1868年レオン・ヴェルニー(仏)技師により作られた 日本の洋式灯台第一号
1代目・資料館記念スタンプより
1923年に2代目に新造するも半年ほどで関東大震災で崩れ 1925年に現在ある撮影に使われた3代目の灯台になります。 神奈川県横須賀市鴨居4-1187 入場料一般150円 小人20円 *料金は変更などあるので参考まで。
|