ウルトラマンA
9話・超獣10万匹!奇襲計画
超獣ガマスを写した女性カメラマン鮫島純子の マンションとして、世田谷区のマンションが 使用されました。 出入口近辺では、下手(左)にTACパンサーが 映るカットでパンサー(道)とマンションの 間にある電柱が今は無くなっているのが解ります。 建物はほぼ変らず存在します。
鮫島純子演じる江夏夕子さんのバストショットの 後ろに玄関アプローチの階段が映ります。 今でも、とても綺麗に残るモダンなデザインです。
タクシーに乗るバックやTACのメンバーとの やり取りのバックは、まんまマンションの出入口前で 今も壁や植木は変っていません。
ヘアピン・サーカス 1972年4月5日公開 製作・東京映画 配給東宝 監督、西村潔 出演・見崎清志 江夏夕子 レースから引退した自動車教習所の教官役に、見崎清志 高速で競い撃墜する事に、車体に菊のマークを貼る 暴走チームのリーダーを、江夏夕子が演じ、教習所の教え子 だった為に、スピードの怖さを教える為に2人が対決する話。 カンのいい人は、すぐ解ると思いますが 大ヒット漫画サーキットの狼(75)のモチーフに なってるのはもちろん、主役の風吹裕矢が撃墜マーク★を 車体に貼る所も同じで、コノ江夏夕子が演じた小森美樹が モデルなのは、漫画のヒロイン早瀬ミキが、名前だけでなく 女暴走族のリーダーをしている事でも明かです。 見崎清志 は、現役のトヨタのレーサー浮谷東次郎らと同じ 栄光のチームトヨタの11人の1人で、初マンにも登場する トヨタスポーツ800や、怪奇大作戦に登場するトヨタ2000GTを 開発・活躍させ、トヨタ7(3or5リッター・ターボ)を産み出し たメンバーだが、2枚目だったから?見崎清志が映画の 主役に選ばれている。 *チームトヨタ・1966年第3回日本GPに合わせ正式に 結成されたトヨタ自工チーム。 それまでのクラブチームではないワークスファクトリーチーム 翌年67年にはトヨタ2000GTを送り出し、NAトヨタ7は最高3位 だったが、70年ターボを搭載したトヨタ7は800psのモンスター マシンとして話題になるが、第一次オイルショックでGPが中止 幻の名車と言われる車と共にチームも1970年に解散。 *浮谷東次郎はGP直前の65年8月鈴鹿の事故で他界 今でも著書と共に人気の伝説的レーサー。
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*住宅ですので場所の詳細は控えます。
The in-depth address isn't mentioned about housing.
マンションの全体の画は、画面では近隣の 高いビルから街の抜けを右に作った画ですが 地上からだと、似せた画はコレが限界でした(^^;
上からだと映るマンション最上部の斜め屋根の部分。
女性カメラマンはレースクイーン・江夏夕子 当時人気の女優でもあり、古いモータースポーツファンには 今で言うレースクイーンの*元祖として記憶してる方も 多いと思います。 グラチャンガールなどとも言われた。 旦那さんが目黒祐樹(松方弘樹さんの兄弟)で 祖父に市川松蔦伯父が市川門之助と言う歌舞伎の 家系なので、元は松竹からのでた女優さんです。 *今のように各チームに数名も居るのではなく、キャンペーンや スタート前のサインボードの提示、表彰台に同席する程度。 浜かおる、八代万智子、西尾三枝子のプレイガールトリオが 71年にゲストとで何度かのレースに呼ばれて居るが 江夏夕子さんは72年に年間を通して契約した初の人。 ウルトラマンA放映直前に、東京映画製作(配給東宝)の ヘアピン・サーカス(4月5日公開)に、主演のヒロインで 出演、ウルトラマンAでも、じゃじゃ馬カメラマンですが この映画でも女暴走族のリーダー役を演じています。 A放映と公開はほぼ同時で、9話と早い回ですが製作が 東京映画で東宝の映画であれば、関係者が試写で 観てキャストした可能性は高いと思います。 *ヘアピンカーブ・マッハGOGOGOの歌詞にもありますが 当時はかなりテクニックの居る難しいカーブと言うイメージが ある特殊な響きの言葉でした(^^; セブンから、モータースポーツ色はウルトラ作品に顔を出し 帰マンでは郷が流星号のレーサーと言う設定になり Aでも筑波サーキットなどがロケに使われるなど 70年代のモータースポーツの盛り上がりも、Aの製作サイドや 作品世界にも浸出してきます。
今は若い人にグラチャンとかグラチャンマシンと言っても何だか 解らないと思いますが、当時のレースファンには憧れの 日本のトップレースで、そのマシンにヒーローの頭を乗せた アンバランスなコラボ玩具も、沢山売られていました。 今はドライバーの頭部分だけ、マックスやメビウスなんて 玩具は売れないでしょうね…(^^;
SPECIAL THANKS ロケ地情報協力 Wさん
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