入田浜

光跡★ロケ地

ウルトラセブン

42話・ノンマルトの使者

  A
この入田浜のシーン頭で真市くんが走って来るカットです。
部分の岩場は長さの違い、フォークのような形なので

限られた場所からしか、このようには見えません。
ほとんどの場所からはの画像のように見えます。
画面でも解る砂浜の間に流れるが在るので
撮影ポイントはです。


アンヌが砂を落としながらダンと話すカットは
川が画面に無いのでの位置です。
上の画像に近くで、の岩場が奥に見えます。
パラソルも後半部分の弓ヶ浜につながりますが…それは弓ヶ浜の頁にて~☆
さらに遠くの岬部分も薄く見えますが、後に帰マン

最終回で、その部分の長望遠カットが在ります。

   B
ノンマルトの使者真市少年が立っていた岩場です。
にズームする画の引きで

ズームで寄ると、カメラ方向を見ている真市くん
立って居た所が平らの部分です。
当時の画面にも在る棒(?)は、今でも同じ
モノかは解りませんが立っています。

 
の岩場は、ガラモンの表面のようなトゲトゲの岩場を
行った先に在ります。多少は歩きやすいように工夫
されていはいますが、ビーサンより
スニーカー(濡れてもいい)の方がいいです。
*波が凄く高い場合は…行かない方がいいと思います(^^;

 
この真市くん墓標が在った場所です。
  よく解説文には、真市くんのお墓(納骨)と書かれていますが
アノ下に納骨されてるとは思えません(^^;
*墓標・故人の一生を象徴化した意味を込める
物や場所の目印的存在。 
台本でも墓標と記載。

 

ダンとアンヌが、手前(カメラ側)に来るV字に抜けた岩場です。図
このV字を降りた所が、墓碑の在る場所です。
V字前後は、今はモルタルなどが配置され多少は
歩きやすくなっています。


真市くんオカリナを吹いて座っていた岩場です。
細長い先端で、凹凸などもやや削れていますが
特定するには充分な形が残っています。
海の状態にもよりますが、行くだけ先端まで行こうと
思いましたが…辞めました~! けっこう勇気が居る所なので
ノーギャラでは無理でなので、ズームで寄って撮っています(^^;


真市くんが行った後にアンヌが振向き
ダンが魚を獲って嬉しそうに来るカットのバックです。

の砂浜寄りの場所で、より北の岩場寄りです。
その前のダンが海から「お~い♪」と、言いながら来る位置は
の南側なので、2カットを繋げて見ると
ロケ地的には
ダンはすごくカーブを描いて
走ってきたような感じになっています(^^;


シーホース号爆発後に、ダン車(青部分)に在る
ビデオシーバーで連絡するカット奥も部分の岩場沖の
小島と須崎半島を入れ込んでいます。
凝った画ですが車の位置を長玉で狙うにしても
道にあったのでは無理なので…板でも引いて砂浜に車を
入れたとしか思えません。
*長玉・望遠レンズ

22話・人間牧場


アンヌ隊員の友人ルリ子が発見された
擬似夜景のカットも、入田浜南のの砂浜です。
*擬似夜景・昼の撮影だが夜に見せた撮り方
照明が無いor広い画などで照明効果がない時に使用します。


上の画像同角度の引きの画は
手前に植物の葉が在る事からも道からの撮影しています。

ポインターが上手から走行してきて停まる場所は、入田浜に在った
タイアップの「旧・浜のホテル」前です。

現在はリフォームされ「濤亭」と言う高級ホテルになっていますが
南方向の角や軒、窓などに、当時の画面の建物の構造跡が見られます。

スタッフやウルトラ警備隊の俳優さんが宿泊していました。

ポインターが走行して来る奥(北)の部分です。
ヒロインが魚の泳ぐ水槽越しに入浴を除かれた有名な裏話の浴槽は
北側の角に在りましたが、現在は在りません(^^:


浜辺の宿 濤亭(TOUTEI)
下田市吉佐美348-7

セブンファンは、奮発して泊まってみてください☆

ルリ子のパーティ会場の外(門)も、浜のホテルの側
入田浜に入って来る道沿に在ったそうですが
画面でも夜間なので手前の塀くらいしか
確認できませんけども、現在は残念ながら塀も在りません。

21話・海底基地を追え


海底基地を追えのラストシーン朝日の引き画は入田浜で
奥は確かに須崎半島のシルエットです。
ただダンが、本当に立って居るのかは判明出来ません
その次のカットのダン朝日を見つめるカットは
ダンの右からの光で朝日に向いていず、入田浜だとしたら
の岩に向って立ってる事になるので(^^;
別の場所の空抜け撮影だと思います。
*21・22話の鈴木組のラストはどちらも少し変った感じでが
ひし美さんは
特撮班のロケだったと記憶されているそうです。
もちろんこの両話はクレジットは大木班が特撮なので
1班だった訳では無いのですが

ミミー星人の件
が在ったり、確かにいろんな余波を
感じる2本で、作戦室などの芝居や撮り方とロケが
あまりに違いが在りますので、ロケはホントに
大木さんがメガホンをとったのかもしれません…


砂浜の撮影とタイムリミット

満田組のノンマルトの使者水中からの挑戦との2本撮りですが
特にこのノンマルトの方は、太陽に恵まれず、晴れわたる砂浜と
言う感じには遠い曇りのトーンなのは、帰マン最終回の陽射しと
比べても明かで、元々スケジュール的にあまり時間が無かった為
水中からの挑戦湖も2コ1に割っていて
(*リテークなのか結果は3箇所)
放映順とは逆にノンマルトを後に撮影しています。


役者やボートなどの関係と、この時の宿が伊東だった事
ノンマルトはシーホース号爆破の合成(35mm)が砂浜で
在ったりしたので、2日目の朝は弓ヶ浜から撮影し
ダン・アンヌ以外の隊員は帰し、真市くんと母と合流して、入田浜で
撮影しています。
朝イチの場所が弓ヶ浜だったのと、浜の撮影に
ダン・アンヌ以外は
弓ヶ浜しか行っていない事で、逆に弓ヶ浜が
ノンマルトのロケ地として昔から出てきた情報になってしまいます。

撮影的にはむしろ逆で、2コ1のトリック(1つの場所に思わせる)
で、1つ(入田浜の方)に思えるように細工しているのですが…

砂浜のロケと聞くと撮影部は、あまり嬉しくはなく(^^;画的にも
白い砂浜の反射と、水の反射で露出が難しく
明るさが編集で繋がりが悪くなる事が在ったりします。
機材的にもブリンプなど、どんなに防御しても
細かいがカメラに入ったりして、最悪はフィルムに
砂で傷を作る事にもなりかねません。

撮影事態も今のように三脚が軽い物が無く、ユニバーサル
主の頃は、水をまいて砂を固め、板をひいたりし、テスト中にも
三脚事が砂に沈んで行くなど困難な場所なので
撮影時間が多く必要になります。*ブリンプ・カメラのカバー
それら時間との格闘の中、怪我の功名か?満田監督はこのロケで
ダンと真市くんの対じをシルエットで狙う構想が持っていましたが
已む無く断念しています。今となってはがなした事なのかも
しれませんが、後に最終回でダンとアンヌが対じする
有名な銀紙のシルエットがその為に産まれます☆

 

帰ってきたウルトラマン

51話・ウルトラ5つの誓い


朝日が昇る中、ルミ子の結婚式が
行なわれたカットです。 
左にの岩場、奥に須崎半島が見えます。


バット星人が立っていた岩場です。
郷秀樹が最後に変身してウルトラマン
なった後に次郎とルミ子が見上げる2ショットも
まったく同じアングルです。
郷が最後にルミ子に☆のペンダント
渡す岩場も同じです。


郷隊員の死後、ヘルメットを乗せた十字架
越しのカットは近辺です。


十字架を囲むMATチームと次郎、ルミ子の手前に
三日月形に川が波に戻され貯まる場所が映りますので
の間です。
今でも存在しますが、前の日(近過日)の雨量で
川の水量や形の大きさは異なります。


十字架を囲むMATチームを前から映したカットは
右半分はの岩場で、左は作品画面だとですけども
S50年~からは国際救助隊の基地のように、自然の中に
組み込まれた大きな会員制リゾートホテル
ホテルジャパン下田が建っています。


の死を信じきれない次郎とルミ子を残して
背中を見せて去るMATのメンバーが、行くカットで
左の岩も、ほぼそのままです。

 *
普通に入田浜に来たらA(ノンマルト一番上)より
さらに解らないカットで、写真Aの岬部分を長玉で捕えた
バックは死んだと思っていたが帰ってきた背景の
幻想的なイメージのいい演出になっています。
ココでやはり背広でMATのヘルメットが十字架に在ると
言う事は、人間郷秀樹は
MATアローと共に死んだとの
解釈な気がします…ホントに蘇ったなら制服でいい訳で
MATの仲間には会わずに、次郎やルリ子にだけ変身を
見せるとしたら…
ウルトラマン自身では無いでしょうか?
*用意した望遠でも潰れぎみだったので画像ソフトで輪郭方正してます


郷秀樹が最後に変身し両腕を上げ
十字の光が輝いた場所です。
の岩場の高い位置から砂浜方向を
撮影しています。

 *
ウルトラ5つの誓いを叫びながら必死に
走る次郎くんのカット!
おそらく何回かのカメラテストをしていて
(足跡からは最低2回)ルミ子との2ショットも
あったのかもしれませんが、メインは次郎くんの
1ショットで、突き上げた指の角度といい、走りながらの
芝居も素晴らしく、作品的には砂浜での
結婚式
郷の
十字架(墓)も、場所的にはなのですが…?
この走りのシーンで吹き飛びます!

*同行のNに足跡を2回分つけてもらって撮影↑♪(^^;
*カメラテスト・芝居のリハの後カメラの動きやピント
照明や火薬などのタイミングなどを合わせるテスト。


飛立って行くウルトラマンを見上げ、涙がこぼれ落ちる
次郎ルミ子が寄り添い泣かないように言うカットです。
の後ろの道が、山の間に通っている
左右の山が背景です。(ルミ子の奥が道)


ウルトラマンに向って最後まで、郷さんと
言いながら腕を振る次郎と、ルミ子さんが
立つロングカットのバックは方向の
の岩場と手前に浮かぶ小島を入れ
露出を空け飛ばしぎみの綺麗な画です。
このラストの郷と次郎の別れのシーンは、初マン
星野くん(津沢さん)演じる鳥をみたの三郎の
クロオを追い走るシーンがモチーフかな?と思うほど
難しい走りながらの撮影や芝居を撮影しています。
大好きなさんの死と、それを受け止めきれない様子に
帰ってきた喜びもつかの間に、
光の国に帰る事情を
聞かされ、笑顔で別れられない複雑な芝居がほとんど

川口英樹(次郎)くんにかかっていて、団さんや
岩崎さんルミ子)も、台本的にほとんど川口くんの
荷を負担出来る部分が無く、
の正体を知って
大きなリアクションならまだ楽ですが…受け止めつつ
半分知っていたような中の、最後の別れの芝居は
アフレコで、こんなに出来る子役は
今…居ないかもしれません。

ウルトラマンマックス

34話・ようこそ!地球へ・後編


ようこそ!地球へ・後編のラストで
DASHや勉くんらが、バルタン達とお別れする
砂浜にも使用されています。
夕日の長い影が印象的で、真夏竜さん演じる
警官が歩いて行くと綺麗な浜にゴミが沢山ある
皮肉なラストですが、影の向きが違います…(^^;

勉くんの町は小白浜や入田浜、大浜や逢ヶ浜など
多くのロケ地で構成されています。
*ゴミは演出で置いたもので入田浜は綺麗デス♪

入田浜☆TBS寮

旧・TBS寮
1966年1月29~30日 科特隊ベムラーから
ウルトラ・マン(登録までは仮名レッドマン)への
ベースが作られたり、TBS側のスタッフは
宿泊にも使用したそうです。*上↑CG再現画

帰マン(当初は初代マンが帰って来る話として書いた)の
最終回に、ゼットン2代目を倒してすぐではなく
三浦半島でも無い、此処入田浜から光の国へ帰るのも
ウルトラ・マンの誕生の地の1つだからだと
Qちゃんは思います。

現・TBS寮
旧・建物よりも海側に建っていて、ガレージが道に
面して複数在ります。

の入田浜のバス停の在った通りです。
金城さんらが、シナハンやロケハンに来た時の
帰りと思われるバス停の待合場所でのスチールが
残されています。

 
近県じゃない方の為にも書いておくと
入田浜ウルトラファンには有名ですが、関東にいても
知らない人の方が多く、白浜弓ヶ浜の方がメジャーです。
TBSの社員寮が在る(あった)のが、撮影で入田浜や
下田周辺が使用された大きな原因の1つです。
撮影時はスタッフの数も凄くなり、ゲスト俳優なども居ると
大所帯になる為、タイアップなど宿をとりますが
少人数のシナハンロケハンに時間をかけた
テレビ映画時代には利用されていたそうです。

*シナハン・シナリオハンティング台本を
書く前に場所からの発想や芝居を具体化する現地下調べ

*ロケハン・ロケーションハンティングカメラアングルや
時間により太陽の方向、火薬、車輌、許可など実際撮影に
使う段階を考慮した下見。

入田浜

静岡県下田市吉佐美 入田浜

 

        

 

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