井の頭・恩賜公園 (井の頭公園) 

光跡★ロケ地

ウルトラマンA

51話・命を吸う音  


ラストの隊長山中隊員の間に北斗が来る
カットなどで、木々の間に見える白い大きな建物は
井の頭公園から見える、井の頭パークサイド1.2と
メゾン井の頭です。


上のカットの場所から撮った現在の建物です。


同建物の全景です。
1つに見えますが、厳密には3つの建物に別れています。


空を飛ぶバイオリンを追って、北斗達が来た公園です。
野外ステージの少し東南方向を、メインに撮影しています。
北斗が来るブランコの近辺で、現在のブランコと少し違いますが
近所の方の話では、略同じ場所に当時も在ったそうです。


フルートを吹いている人の背景にある
木は特徴的な形なので、直に見つかるかと思いましたが
同じように池に向かって生えている木が多く在ります。
プラス、40年近い成長で、確定的には解りませんでしたので
他のカットとの位置関係から一番似ている木を撮影しました。


大きくなったバイオリン(^^;を弾いて居た場所も
他の位置関係から、コレだと思います。
やはり木々の成長から、まったく同じには映せませんでした。
池にある棒や、縁石などは変わらず存在しています。


北斗とお母さんのカットで、公園の外灯が映りますが…
コレも新しい形に変更されていました。
新しいデザインの外灯も位置が同じだとすると
この外灯だと思います。


北斗達井の頭池と逆方向を背にした時に
公園の外の丘にある高い建物が木々の抜けに映る場所です。

 

 

井の頭恩賜公園

通称・井の頭公園
東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる都立公園。

吉祥寺通り(公園通り)を挟み
東京井の頭自然文化園があり西園が池側に位置しています。
玉川上水が側を流れ、神田川の起源の1つでもある。
最近では三鷹の森ジブリ美術館も有名。

1917年 恩賜公園一般公開 
1934年 小動物園開園 
1936年 水族館が開設
1942年 井の頭自然文化園が開園
1954年 上野動物園から、象の「はな子」来園



井の頭自然文化園

吉祥寺駅から徒歩10分 
休園日 月曜日(祝日のときは翌日)年末年始 
入場料 大人400円、65歳以上200円
中学生150円、小学生以下無料
*価格などは参考まで。

 

 

SPECIAL THANKS 情報協力・メトロンハート様

 

ウルトラQ

鳥を見た

作品の*アバン部分にメインで使用されたのは
井の頭自然文化園・本園側の中です。
*アバン
・アバンタイトル。タイトル前のオープニング部分の事。

画1
夜に飼育係が、動物の異変に気ずき倒れて居た場所B
図1.2黄色の柵前です。 飼育係・伊原徳

画2
画1が、作品画面で2人の守衛が朝になって
倒れたている飼育係を見るカットです。
そのカットの右上部分を拡大したのが画2です。
奥には
屋根がカーブした建物と、その手前に
三角窓を屋根に2つ持つ建物が見えます。
屋根がカーブした大きな建物は、
熱帯鳥温室図1.2
タイトルからも、
鳥の温室を入れ込む必要が在ったと思います。


上の写真が現在似た位置図2から撮影したものです。
厳密には、奥の建物の高さから割り出すとより
かなり離れた距離からの撮影で、
図1.2●くらいで無いと
倒れた飼育係の顔越しに、地面から入れ込む事は不可能です。

1 図2
図1・撮影当時                図2・2011年


現在も残る熱帯鳥温室図1.2です。手前の木も大きくなり
壁面に蔦が生えていて、遠くからの解り難くなっています。


その手前に映っていた三角窓のある建物は
この園で最も有名な*象のはな子の施設だったので
覚えている人も多く、その前で撮った写真も沢山あるので
間違いなく園の熱帯鳥温室●から入り口方向でした。
はな子の施設は、S50年代に現在の南向き方向に改築され
鳥を見たに映る建物は、姿を消しています。

*上野動物園で有名なはな子の2代目で、戦後初日本に来た象です。
飼育された象の最年長を記録し、2013年1月66歳で国内最高記録も
更新しましたが、2016年5月26日69歳で亡くなりました。
9月3日に園で、お別れ会が開催されました。


放映カット順としては前後しますが、朝になって
動物園
守衛の2人が歩き異変に気ずき始めるカットは
図1.2
の辺りで撮影されました。守衛A 馬渕功 B 水島健二


当時はアスファルトの舗装ではなく、守衛が歩いてる
部分にあるタイル約1.8m幅が周回していました。

*守衛の身長と、タイルの歩道と歩幅、当時の航空写真などから
図1.2の位置近辺の高いアングルから撮影しています。


また、守衛2人が柵の下遠方に飼育係を発見した場所は
当時ブリッジのようなモノと、見張り台のようなモノが
図1の右に在ったそうで、其処の上からの撮影のようです。
*その柵の左奥にも熱帯鳥温室が見えます。

発見時の飼育係が倒れてた場所A図1寄りの間)に
倒れていて、最初の2人が歩くカットからしてロケ地としては
可笑しな発見です。
*その為、守衛2人側からのカメラで倒れてる横の柵の形状と
飼育係が倒れているカットの柵の形状が違います。

また、当時も現在も居ない動物のアップは他の動物園などの
流用だそうです。

SPECIAL THANKS 情報協力・メトロンハート様・K様

      

       

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