二次元怪獣 ガバドン(*ガヴァドン)A光跡★

デザイン・成田亨  造形・佐々木明  Sアクター・荒垣輝雄*
*現在はガヴァドンと記載される事が多いですが、光跡では当時の形を
優先する方向なのでガバドンと記載します。
*Aは違う人入っているとも言われますが…使用尺は別にして
他の怪獣にも、それは在る事なのでクレジットのまま記載します。 
画1 

ガバドンの体

画2 画3 画4

ガバドンの体の…厚さ?を、時々聴かれます。
設定的には変化してる*生物?と言う事なのかもですが(^^:?
*鼻もクチも無いので生物かも謎です?けども(笑)

画34の姿が出て来るのが、よく解らなくなる理由ですが

画2ビートルが上空から攻撃する俯瞰ではの場所が膨らんでますが
このカットはS・アクターが入ってないアンコ(詰め物)の入った状態だと思います。
後方の尻尾の付け根は、直線的に凹んでるカットが在りますが、造形的には綺麗なアールです。

画23顔?…先端部分も、細い時と太い時が在りますが
これもアンコを入れてるか、入れてないかの違いで、どちらもガバドンです(^^:

またボディの後方下には、軟球の縫い目のようなモールド画1が在りますが…

厳密にはアールによる負荷と、S・アクターが出入りする圧で産まれたモノと思われますので…

モールドでは無いかもしれません。(^^:

ガバドンのモールドと穴

画5 画6

ガバドンAは結果的(作品的)には、ウルトラマンとは戦いません。
本来ウルトラマンと対峙する時の基本は、怪獣は下手(左に居て右を向く)から上手向きで
ウルトラマンが上手に立つので、体の左側にS・アクターの呼吸穴が画5空けられています。
ですが、実際には単独の出演だけで、上手から下手向きが殆どの撮影だった上に
弾着を仕掛ける場所にも使われてしまうので、その場所や近くで爆破した場所が焦げてしまいます。画5
あまりにシンプルなボディなので仕方ないのですが(^^: 逆に右側は穴が無く綺麗です♪画6

ガバドンの前足・後足

画7画8

前足はヒレのようにボディ下に左右に外に向かって付いていて
S・アクターの手で動かします。けど…あまり手を入れていません(^^:

後足は基本的には見えないように、絶えず手前に建物や鉄道などで隠して居ますが
別パーツの足が2本在ります。画7・8

画7のブーツ?はサイドの外側に斜めにチャックが付いています。
良く見ると、それなりに画8くらいの中腰?で歩いてたりもします(^^:

デザイン画ではヒレのようなモノは無く?…、足?のようなモノが前後に在ります。画10
ただ、スーツ的には…デザイン画と同じガバドン3次元では不可能かもしれません(^^:

ガバドンの目

 画9 画10
ガバドンの目の廻りに白いフチが書かれ~目が尖ったように塗装されています。
デザイン画画10では、単に楕円の中に黒い楕円(穴?)が在るように書かれているのですが
造形的には楕円だけになっているだけなので、塗装でデザイン画の目に近ずけているようです。

S・アクターの覗き穴も、目の中の後方画9に一応在りますけども
多分…やくにたってません(^^:

ガバドンの尻尾

ガバドンの尻尾は、意外に?長く大きく、良く見てると動きもとても良い尻尾です♪
ただボディ接合部は、ボディの後部よりも高くなっていて、
接合部の下を見ると…
S・アクターの姿勢の問題なのか?

画1
その尻尾上のコブ?の部分までが、ボディの中に入る予定だったようですが・・・
結果的にはボディの外に出ていてるので、尻尾の角度は上部の繋ぎ目で合わせています。
その合わせ部分は白に塗られています。

画11(公園に置かれた1:1尻尾)
またスーツの尻尾は上部にスリッド(溝)が在り画1、白い模様は接合部しか無いのですが
ロケで拡大した1:1の尻尾部分画11には白の模様が連なり
スリッドが下まで伸びているので、全体を描くのに混同されるる部分です。

また白模様は右のみスーツにも少し見られますが1.1ほどでは無く

下までのスリットは両面在りません。

ガバドンの大きさ

ガバドンB60mでウルトラマンと絡みますので…略、比率は、それくらいですが
ガバドンAの設定は「30m」と半分なのですが
ジェットビートルの全長18.5mからすると、意外に尻尾が長くて
ガバドンAは・・・80mを超えてる対比が画面には在ります(^^:

ガバドンのネーミング

 ひょっこりひょうたん島ドン.ガバチョを、前後逆にした
ガバ(チョ)・ドンが元だと、脚本の佐々木守さんが証言しています。

またガバドンAは、当時の世代は覚えてる人も居ると思いますが・・・長く

ガバドン」と言われ(書かれ)てもいました。

平成のウルトラファンには、な名前?に聞こえるかもですが…

それも、昭和の光跡です(^^:


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