光跡

クワガタの*ハサミ+カブト虫の角のような容姿で*アリ地獄のような
生態で砂漠に居る怪獣です。科特隊やウルトラマンを苦しめた強敵だからか
なぜか放映当時よりも、3期前後にダダやメフィラスなどと共に
人気が上昇した怪獣で着ぐるみと*ギニョールが存在する。
*ハサミ・正しくはアゴですが解りやすくハサミと記載します(^^;
*アリ地獄はあだ名で・ウスバカゲロウの幼虫
*ギニョール・小型の人形で画面でハサミが動くのはギニョール人形。

このアントラーも4話ですから、前夜祭にも出た放映前のバンク話
出演怪獣で、初のカラー放送の為のカメラテストやブラウン管の
テストなどからネロンガ、ジラースなどと同じ原色メイクが
されている怪獣で、現在残るスチールでも腹部の黄色や背後の青などに
違いがあります。
成田さんのデザイン画も初期・中期は黒と赤茶のカブト虫やクワガタの色ですが
ブラウン管などのテスト後なのか？*最終段階のデザイン画では
青と黄色の模様になり、カブトにある角が追加され尻尾がNGになったようで
赤ペンで着ぐるみのような尻尾なしの線が描かれています。
*最終のカラーのベースは黒ではなく紺や紫色です。

レッドキングなどの1ピースのスーツではなく頭部、ボディ、下半身
右腕、左腕、右足先、左足先の7パーツのスーツで、頭部のハサミを
除いても他に無い大きい頭部の怪獣で、かなり特異な怪獣スーツです。

デザイン画は前傾姿勢の怪獣なので、ファスナーが前にあり
下半身のパーツと別な為、直立姿勢と前傾では背中の盛り上がり方が
かなり違い、前傾の場合は横からみるとかなりの厚みのある体になりますが
直立だとボディパーツ前の下部分が、前に突き出した用になるのですが
フィギュアなどは何故か前傾姿勢なのに、直立の時の背中の状態で
再現されているので体の厚みが半減してしまっている怪獣でも在ります。

爪はFRPでかなり鋭く、手の平にある2つのトゲは制作工程の写真が
公開された後は、ガレキなどで再現されていますが、ウレタンなので
制作中ほど鋭くはなく、塗装から撮影までの間に、それなりにシオシオに
なっているので、制作中のような鋭いトゲは画面では見られません。

元画のイラストボードがスキャナーより大きい為カラーコピーを
スキャンしてるのと、このサイズの画素なの見難い部分はご了承ください。　