帰ってきたウルトラマン
16話・大怪鳥テロチルスの謎
三郎(石橋正次)が脱走後に走る商店街です。 当時の撮影方法としては、カメラをダイレクトに持った 手持ちなので揺れが凄いです。 写真撮影後、奥の踏み切りも高架になっています。
画面左に映る交番と、柳の木は健在でした。 交番は、撮影当時のモノより新しい建物です。
別角度の交番と柳の木の写真です。(右は高架工事中)
交番のある踏み切りから、三郎が画面に現れ右に曲る所です。 高架に伴う工事で、ほとんど画面と同じモノはありません。
画★ 三郎が奥に向かって走るカットは 下↓の2枚の写真、奥の建物と その少し手前の右側だけが、まだ残って居ました。 左に、まだ地上を走る電車の架線柱が見えます。
三郎が右に曲った奥は、まだ雰囲気は残っていました。
右側の建物の看板などは、画面で確認出来る モノが、わずかにですが残っていました。
千歳船橋の北側の駅前商店街ですので ココで、このような撮影をしていたのも 帰マンでも、2クールから東京映画撮影所を、Aやタロウの ように使用していた事が関連しています。
SPECIAL THANKS帰マン・情報協力 フクシンさん
北商店街・東京都世田谷区船橋1丁目
南商店街・東京都世田谷区船橋2丁目
写真2002年も工事中ですが、小田急線高架化で 現存してない部分もあります。
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帰ってきたウルトラマン
17話・怪鳥テロチルス東京大空爆
三郎が由紀子を、病院から連れ出した後 バイクで、商店街を抜けるシーンで使用されています。
1つ目のカーブ(角)を左に曲った路地で 乳母車まで見えますので、一見エキストラではなく ゲリラ撮影に見えるかもしれませんが 歩き方や配置(人のバラつき)など プロのエキストラの人達で、バイク(カメラ)の方は ほとんど見ない指示が、守られてるのが解ります。 *乳母車もおそらく緊迫感の演出で空か縫ぐるみでしょう(^^;
突き当たりを、左に曲った方向で あまりエキストラの数が居ません。 その後環八を走り検問をかわします。
突き当たり手前左の文具店と靴屋さんは 画面と同じ位置に存在しました。
SPECIAL THANKS帰マン・情報協力 フクシンさん
ウルトラマンA
23話・逆転!ゾフィ只今参上
ヤプール(人間体)が、演説する商店街も この南商店街が使用されていて、同じ文具店や洋菓子店 などが見られます。
SPECIAL THANKSA・情報協力
メトロンハートさん、傾けギラドラスさん
バイクの移動撮影
このシーンは、出販物などでは後部座席から撮影してるなど 自走の解釈が成された文もありますが スピード・タコ両メーターが、静止してる事からも バイクの自走ではなく、台車に寄る押し走行なのが解ります。 *カメラ位置も、ガソリンタンク右横でカメラマンが覗いてる 可能性が高く、アクセルの右手首もカメラマンのモノだと Qちゃんは推測します。 バイクの牽引や、押しは特にカーブ(小さいほど)が在ると 今でも難しい撮影ものですが、このシーンでは バイクが傾き、しかも自走と思わす分ラストの加速は 2人以上で、かなり思い切り押してる感じなので この撮影で組まれた台車が、どう言うものなのか興味深いです。 *通常はバイクを丸ごと載せるタイプで、傾きの装置があるタイプか 前後の車輪に8個(4×前後)の小さい車輪の枠の中で 本車輪2つを浮かせて安定を得る台車が在ります。
アイアンキングと石橋正次 この前後編のゲストで、三郎役の熱演は主役の団さんを 脅かす存在感ですが、あしたのジョーの実写役でも知られますが 当時世代の石橋さんのイメージは 佐々木守さん原作のアイアンキングの静弦太郎としての イメージが強い役者さんだと思います。 アイアンキングは、同時期の帰マンの同局でTプロの元スタッフが 制作したシルバー仮面の後番組ですから、この三郎役からの キャスティングだった可能性は高そうです。 静弦太郎は、変身はしませんけども、霧島五郎(浜田光夫)よりも 明らかに主役になってしまっていて、ある意味当時の子供は 変身する人以外が、主役なので戸惑ったと程の存在でした。 *アイアンキング(72年)*霧島五郎が帽子で変身するロボット。 三郎のイメージは、映画の「非行少年・若者の砦」70年4月公開 からのなのは、想像できますので、帰マンでも ダイナマイトを巻き、警官隊を下げさす、当時の世相が人気子供番組 にも反映しているのも、現代(当時の)設定の帰マンならではで ウルトラマンやウルトラセブンには見られなかったドラマです。
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