裏・磐梯

光跡★ロケ地

ウルトラマン

8話・怪獣無法地帯

制作6話の多々良島の一部としてアラシ、イデ、フジ
3人が行くルートで使用された所です。
ココも、多くの証言があるものの鬼押出し園と同じく
広範囲で、40年以上の天候と木々の成長から
フレーム的に同じと言うのは、難しい場所でしたので
証言などから、可能性の高い部分をフレーム的に紹介します。


 

このシーンで印象深い、フジ隊員が休憩を申し出てを飲もうとする
沼がありますが、探すと意外にも、淵まで行ってシャガミ込むような
箇所は(現在では?)ほとんど無く、さらにそれを対岸から
撮影出来るような沼も少ないので、この裏磐梯側から
ルートを入った、すぐの右にある沼では無いかと思います。
作中画面右に岩があって、淵まで行けるのは、現状で
Qちゃんが探した限りでは、ココだけでした。
水かさは時期で違うかと思いますが、写真の右の岩をから
(今は撮影場所が木々で取れない)映すと似ています。

そのから映した場合に、フジ隊員がしゃがんで居たと
想定する低い場所です。
作中のフジ隊員の姿が水面に映りこむのも、この場所は
日が出ていれば可能でした。*写真左の木が水面に映る。

作中では解り難いですが、木々の奥に沼が見えるカットが
あります。五色(5色ではなく多色の意味)の色は季節で
変化するので、撮影時期の春~夏の色を調べて、現地で
抜けの状況を見ると、推定ですが青沼のようです。
今でも写真より肉眼の方が鮮やかなので、当時も肉眼だと
もっと青緑だったのかもしれません。…そうでなければ
あまり意味の無いカットです(^^;

フレームの切り方しだいでは、本当に恐竜
出てきそうな所が、沢山在ります。

上の写真も恐竜を合成したくなるような雰囲気です。

 

 

 

裏磐梯側から、其れ程入ってないと言う事なので
車は裏磐梯側の無料Pに停めて、行く事に~
学生時代に見学に来た以来なので、沼以外
覚えてなかったので、多々良島にあるシダ系
植物は持込かと思っていましたけども、裏磐梯側には特に
多々良島のように今も生えていました。

3隊員が行くルートの木に巻きついてる、大きなツタ
美術なのかと思っていましたが、裏磐梯側の少し入り込んだ
所には、想像以上の状態で巻きついている木々が
沢山あり、フレームの切り方しだいでは凄く不気味です。

意外にも全体には山ですが、見た目的にはフラットな
所なので、アラシが2人を残して行き、フジ、イデ隊員
残される道を探してみると、作中のような高低差が
ある道は、青沼の脇道くらいしか(現在)ありませんでした。
観光ルート(図茶道)は整備されているので
当時のルートだったのかもしれませんが、雰囲気はあります(^^;

裏磐梯サイドは、1歩入ると本当に多々良島のように
複雑には植えた木々が出迎えて、雰囲気は万点です。
立ち入り禁止とは書いてないですが、あまり入り込むと
足場が悪く戻れなくなるかもしれません。

紅葉は始まったくらいの時でしたが、沼は綺麗な色の
所が多く、不思議ゾーンなのでカラー作品のロケ地にと
考えたくなる場所だったのかもしれません。
弁天沼などは3色に見えました。

科特隊北へ
当時東北自動車道も無く、東北新幹線どころか鉄道は電化されて
ない時代、この場所に来る理由は、須賀川の円谷英二さんの
故郷が近いから、宿代でも少し浮いたのだろうか?
などと考えていましたが(^^;、このロケの*宿は別にあったので
この場所を選んだ理由が、よく解らないまま向かいました。
*緒事情の為09年春~に記載します。
行ってみて、円谷一監督がウルトラQウルトラマンは将来
凄い作品になると言っていたと言うのが、リップサービス的に
後から言われたのでは無いのが、よく解りました。
この場所まで来る意気込みは、大変な度合いで無いと無理
なのが、今の時代に他のロケ地と比べ、トータルで見ると
想像出来ます。「最初を豪華に」と言う英二さんの教え通り
1話と同時進行の怪獣無法地帯は、ウルトラQゴメスを倒せ!
1話に押した一さんが、豪華版を8話に持ってきたのは、7月から
新たに始まる番組で、子供達の*夏休みに仕掛けた大花火
その怪獣島(多々良島)の雰囲気に、マッチした場所だったのが
メインな選択理由だったのが、行ってみたら理解できました。
*オンエア前は急遽決まった前夜祭は予定に無かった為
8話は実際のオンエアは9月4日の放送になってしまう。

福島県・裏磐梯高原

大型の無料駐車場有り(ルート近くは混みます。)
全ルートは徒歩で片道70~80分くらいだと思いますが・・・
写真撮影や探索をしていたら、もっとかかります(^^;
*ルートにはトイレ・自販機はありません。

      

   

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