ウルトラセブン
14・15話・ウルトラ警備隊西へ・前編・後編
六甲の防衛センターの寄りの画として(京都国際会館下の階部分として) 芦屋市役所の建物が、使用されています。 今も画面の雰囲気や、建物の窓などの配列は当時と同じく そのままですが、外壁は劣化と、震災によって変更箇所がは在ります。
図● ダンの後ろから来るポインターなめのカットに見える 車寄せ屋根部分です。出た部分は現在は在りません。 市役所の横に流れる芦屋川の方向から 坂を上がって来るエントランスになっています。
ウルトラ警備隊西へのロケ 今では神戸へは新幹線でも、日帰りも可能な所ですが 撮影当時は、大阪まで新幹線は在ったものの、道も舗装路が少なく 今よりずっと遠い存在だったそうです。 怪獣殿下での経験が在る上で、さらに遠く感じさせたのが ポインターの存在で、監督の満田さんは、辿り着けないと思っていたと 言うくらい、ポインターのベース車は、製造から10年経っていた クライスラーインペリアル(57)ですが、廃車から救った車体だったので トラブルが関東のロケでも出ていた為に、神戸港まで走る 国道43号(第2阪神国道)が、すぐ裏(図右下)を走る 車の出演も考慮した場所が、芦屋市役所でした。*撮影67年末・放映68年。
*東京>西宮・東名・名神高速開通は2年後の1969年 *国、都県、市町村、などの公的な建物は撮影の交渉などしなくても 金額が決まっていたりして、逆に個人の建物などより楽な面もある。 このシーンでは、市役所が開く前の午前のはやい時間のうえに 曇りだったようで、寄りの画は照明を炊いているのが ウルトラ警備隊のヘルメットのバイザーの反射で解ります。
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図● ポインターと秘密諜報員マービン・ウエップが 使用しているヴォクソールの白い車が 停まっていた出入り口前です。 ポインターは、中央画像の赤い花の部分 手前から、やや斜めに停車しています。 *ヴォクソール=イギリスでのオペル(右ハンドル)
図● 土田博士が、大きい植木鉢の間から出てくる所です。 鉢は四角いモノに変わっていて、実際は 劇中と違い出入り口ではありません(^^; この場所は、右の青い看板にあるように 外の喫煙スペースになっています。
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梁瀬自動車(現・YANASE ヤナセ) 1969年に梁瀬>ヤナセに変更 ポインターが神戸まで行けないと 考えていたらしく用意された車の*1つが ヴォクソールVAUXHALLの協力で、クレジットされて いますが、ポインターが行けた為画面では 2台が揃って走行するシーンが多くなります。 *もう1台ジープが用意された。 科特隊専用車のシボレーや、万条目の愛車 スカイラインスポーツのプリンスなどの販売もしていて 現在は、ベンツなどの外車の販売で有名です。
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