ウルトラマン生誕30周年記念作品 ウルトラマンゼアスのファーストシーンの 撮影が、荒川区のあらかわ遊園内で 行なわれました。 アリスの広場から見た遊園の観覧車。 10年前の広場では・・・
早朝から事前に用意してきた看板や装飾を スタンバイしている最中です。 中でも多くの風船を、ふくらませて飾るのは 手馴れてるとはいえ大変な感じでした。
ウルトラマンの腕をデザインに取り入れた 大きなアーチも2つ運び込まれ・・・ なんと豪華な形でのウルトラマンの復活に 成ったと・・・ちょとウルウルでした(^^;
いよいよエキストラの人も入って会場らしく なり、照明チームもレフ板をカットごとに セットしていきます。
映画なので当然ですが、大掛かりな スタンバイとリハに時間をかけます。
3度目の帰ってきたウルトラマン
1995年の夏の終り頃・Tプロ企画室から1本の電話が Qちゃんの所にありました。 何度か聞いた声でしたが、いつもより明るい テンションの高い声は~ 「ウルトラマンゼアスが決まりました♪」と言った… 「えッ?…なんて?」嬉しい部分は早く飲み込み 先を聞きたいのですが…「ネオスじゃなくて?」 有名代理店が入りCMキャラでもあったのでゼアスは 当時の状態でもかなり伏せられ進行していた企画で ごく一部しか知らない名前だった事と、時期的に メディアの盛り上がりからネオスが決まっても おかしく無い時期だった事もあってゼアスと言う 名前を受け入れるのに、何度かキャッボールが 必要だったのを覚えています(^^; 30周年記念の豪華3本立ての映画の1本と 言う事が解ると、なんとも不思議な嬉しさで ウルトラマン80から、海外制作のウルトラマンは あっても約16年もの間、本家が作るウルトラマンは無く 長い長いトンネルを出て、また復活出来たウルトラマンの 湧き上がるような凄いパワーを実感しました。 同年9月から流れるCMで、森高千里とケムール人が サントリーのCMで共演すると言うのも 耳を疑いましたが、地方のウルトラマンショーや 関東ローカル局のM730の放送くらいしか無い時期に かつてのウルトラ世代への大人向けグッズが売れはじめ お酒のCMにまで起用された事や、大人の雑誌にも ウルトラマンが載るように変って来た所に Tプロ自体の企業CMまで流した事が良かったのか? CMキャラの1面を持った新しいウルトラマン ゼアスが誕生! 現行のメビウスの間の10年は 一番は、ウルトラマンなんて大人が口にするのも 恥ずかしいとか、大人が買うのにはコソコソしてたものが、 ウルトラマンもCGなどで変りましたが、ファンや社会の方が ウルトラマンに対する見方や、ポジションを変えた 方が大きく、CMと言う歴代ウルトラマンには無い 登場の仕方をリンクさせた作品で、一般意識を激変させた 光跡を持つ、他に居ないウルトラマンに成りました☆
ゼアスの電話を受けてから、約1年後…本道のTVに ウルトラマンティガが決まった連絡を貰います~☆
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現在(生誕40年)の遊園内アリスの広場。
10年前…国民的ヒーロー ウルトラマンの長い長いトンネルの出口が 作られていました~☆ 白い布がかけられた中には・・・
音楽は、後載せじゃなく生演奏で 明治大学付属高等学校のみなさんが ほんとに朝はやくから楽器を持って スタンバイしてくれました。
専門用語でベースと言いますが、ロケでの 撮影の起点となる場所で、撮影状況や 録音などの管理を総括します。 こんな所を撮ってるアホはQちゃんくらい?(^^;
ファーストシーンでもあるウルトラマン像の 除幕の様子を撮影する為、レールがひかれ 何度もテストをします。
ゼアスを映すカメラ。解り難いですが 大きなクレーンに乗っています。
生演奏と共にエキストラ(関係者や近県の ファンの方なども)によるウルトラマンの 大合唱も、カット事に何度も繰り返されます。
金色に輝くウルトラマン像の登場で 会場にもどよめきや拍手が♪
家族で参加してくれたエキストラの方達も ウルトラマングッズに身を包み、ロケ隊と 一緒にロケ弁を食べて、わずか数分のシーン の為に、午後の撮影にも備えます。
荒川区立遊園地・あらかわ遊園 東京都荒川区西尾久6
入園料・大人200円小中学生100円
*参考まで・料金は予告なく変更される場合が在ります。
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